入出力特性(コントラスト)
 コントラスト = フィルムコントラスト × 被写体コントラスト

・フィルムコントラスト:ガンマであり、特性曲線に依存する

・被写体コントラスト:logE1logE2
          「管電圧」「被写体厚」「減弱係数」「照射野」に左右される。

・コントラスト分解能:デジタル系増感紙フィルム系

 
 

○特性曲線

・得られる情報

1、最低濃度(Dminかぶり濃度+ベース濃度)

2フィルムコントラスト(ガンマ)   

3寛容度(ラチチュード) ≒ ダイナミックレンジ

4、最高濃度(Dmax)平均       

5階調度(グラディエントG)

6相対感度  *相対感度は二つの特性曲線より求める

 *コントラスト、ガンマ、階調度、グラディエントGはほぼ意味が同じで、寛容度によって相反する

 

・フィルムコントラスト(ガンマ)

 特性曲線の直線部の傾きであり、高いほうがよりコントラストの高いフィルムとなる。
 X線フィルムでは正確にガンマを求めることが難しいため、曲線状の任意の点の傾斜度(グラディエントG)を使用する。
 グラディエント曲線とは特性曲線全体微分して、濃度についてプロットしたものである。

平均階調度Gは有効濃度(濃度値総合かぶり濃度)2.0と有効濃度0.25与える特性曲線状の2点を結ぶ直線の傾きで示される。

 

・寛容度(ラチチュード)フィルムが再現しうる露光量の幅で、コントラストと寛容度は相反する関係にある。

 

・相対感度:二つの特性曲線から濃度(ベース濃度+かぶり濃度+1.0)を与える二つの比露光量REAREBより、以下の式によって相対感度を求める。

 相対感度RS=RE÷RE×100 []


広告

○特性曲線の測定方法とその特徴

タイムスケール法

タイマーにて露光量(t)を変化させる

表示タイマー露光量のリアリティ(短時間領域)

線量モニタが必須   

アナログ系では相反則不軌の影響を受けるため使用不可

距離法

距離の逆二乗則を利用して露光量(I)を変化させる

広いダイナミックレンジを得るためには、10メートルの距離が必要

距離が可変できない、または制限のある装置への対応

放射口金属フィルタを付加する

ブートストラップ法

アルミステップを、露光量を変化させて撮影する(例:1倍と2)

露光量範囲が不十分    

入出力特性取得のための作図が複雑

散乱線Xの影響を受ける

 

 

○セシンメトリ:感光材料を露光し、現像処理した場合に受けた光量と画像濃度との関係を求める方法

 マイクロデンシトメータ:平行光濃度計測

 光セシンメトリ法:自動現像器の濃度管理、増感紙発光波長に似た光をフィルムに露光する

 

ディスプレイの特性曲線

・縦軸:輝度 (単位:Cd/mm2)   横軸:画素値

 

○オーバーオール特性曲線

・縦軸:最終出力値(ディスプレイでは輝度)    横軸:相対X線強度の常用対数

 

○検出器自体の特性曲線

・縦軸:X線量  横軸:発光量または電圧など

 




 

広告