〇生存率曲線

・標的説
kyokusen

 低LETの肩より右部分、高LET1標的1ヒットモデル

 低LETの肩より左部分:多標的1ヒットモデル

 D0(平均致死量):哺乳類は12Gy

 n(外挿地):理論的な標的数

 Dg(見かけの閾線量):回復能力を示す

            05Gy

 生存率Se^(-D/D0)

 

LQモデル(直線2次曲線モデル)

 生存率Sexp(-αD-βD2

 α:1本の放射線で2本鎖切断が起こる

 β:2本の放射線で2本鎖切断が起こる

白血病のモデルになる

 早期反応組織のα/β:大きい、肩は小さい

 晩期反応組織のα/β:小さい、肩は大きい

 

〇細胞の回復

SLD回復(亜致死損傷,Elkind回復)

 1回の照射で死に至らなかった細胞の回復

 低LET放射線で多く、線量率効果がある

 高LET放射線はほぼない、線量率効果はぼない

 12時間程度で回復

*線量率効果:低線量率の方が回復量は多いという効果

 

PLD回復

 1時間以内で回復するものと26時間で完了するものがある

 

・逆線量率効果

 一部の細胞では特定の線量率(5mGy/min)で

 Gブロックにより致死効果が上がる

 

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〇突然変異

・放射線の染色異常:構造異常(数の異常はおこらない)で線量率効果がある

・安全型:欠失逆位転座欠失が多い)

・不安定型:環状染色体2道原体染色体G1,G2の被ばく)


〇確率的影響

・がん

 原爆被爆者で、発がんの増加が確認されている

白血病はLQモデル、他の固形がんはLモデルに適合

 潜伏期:白血病では最小2年、ピークは67

     他の固形がんでは最小10

 

・リスク:白血病は絶対リスク予測モデル(線量に比例)年齢にかかわらず一定

     他の固形がんは相対リスク予測モデル-高齢で高リスク

絶対リスク:単位線量当たりの発生数

相対リスク:被ばく集団発生率÷コントロール集団発生率

 

がんのリスク係数

低線量率の名目リスク係数

 

がん

遺伝的影響

成人

4.1

0.1

全集団

5.5

0.2

 

・遺伝的影響

 原爆被爆者では有意な増加は認められていない

 Lモデルの高線量域でのズレを修正するため、

線量線量率効果係数(DDEF)2としている

 

・発生率の推定

 直接法

 間接法(倍加線量法):倍加線量は1Gy

           一定量の影響を起こすために必要な線量

 遺伝有意線量

 

〇がん治療

酸素効果

 再酸素分布

温度効果

 「S期後半」「pH」「血流不良」で効果が上昇

 3942℃:加熱中に耐性が生じる

 43℃以上:二度目に耐性が生じる

 「放射線治療」「抗がん剤」と併用すると増感効果がある

 表在部はマイクロ波、深部はラジオ波

・放射線増感剤:電子親和性を有する

        間接作用に効果がある

・放射線防護材(ラジカルスカベンジャー)

 シスタミンS-S結合をもつ

 システイン/システアミン/グルタチオンSH(チオール)をもつ

 

〇有効半減期Teff

 Teff(Tp×Tb)/(Tb×Tp)

 Tp生物学的半減期

 Tb物理学的半減期

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