パラメータとコントラスト

○一般的な撮像パラメータ

パルスシーケンスSE,GRE各種プリパルスの有無

繰り返し時間TR

エコー時間TE

フリップ角度FA

反転時間TI

撮像マトリクス256×256128×256等)

スライス厚

撮像視野FOV

撮像加算回数NSA

位相エンコード方向

 
 画像コントラストを決定する因子


・装置に依存するもの

パルスシーケンス(SE,GRE,IR,各種プリパルスの有無)

繰り返し時間TR

エコー時間TE

フリップ角度FA

反転時間TI


・生体に依存するもの

縦緩和T1      

横緩和T2T2*)  

プロトン密度

流れ(血液,脳脊髄液)

拡散定数

 

・静磁場強度

静磁場強度が大きい場合
 →「
SAR増加
  「磁化率・化学アーチファクトが増加
  「
S/N比が増加
  「RF磁場不均一の影響の受けやすさが増加
  「
T1緩和時間が長くなる」

 

・繰り返し時間TR
 励起パルスから次の励起パルスまでの時間 => T1に関係. 


・エコー時間
TE
 励起パルスからエコー信号取得までの時間=> T2に関係.

 

・スライス位置
 RFの周波数によって決める

 

T1強調像
  => T1短いほど信号は大きいT1静磁場強度TRに依存する。

T2強調像
  => T2長いほど信号は大きい

 脂肪:T1短い→信号が大きい  
 自由水:
T1は最も長い→信号は小さい

     T2は最も長い→信号は大きい


・空間分解能の向上には
 →「FOV小さくする」
  「マトリクスサイズ大きくする」

 

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SN比   
 SN比=kB0ボクセルサイズ√計測回数÷√受信バンド幅
    k
:コイル効率 
   B0:静磁場強度

SN比が高くなる因子

「静磁場が強い
 「信号加算回数が多い
 「スライス厚が厚い
 「ピクセルサイズが大きい(位相・周波数エンコード方向のマトリクスを減らす)」
 「TR長い
 「TE短い
 「FOV大きい
 「バンド幅が狭い

 

ピクセルサイズ、FOV2倍になるとS/N比は2倍になる

 

FOV(cm)
 FOV = 受信バンド幅[Hz]÷ 傾斜地場強度[Hz/cm] 

○スライス厚(cm)
 スライス厚 = 送信バンド幅[Hz] ÷ 傾斜地場強度[Hz/cm]

 
 

○スピンエコーによる画像コントラスト


スピンエコー

繰り返し時間TR

エコー時間TE

T1強調像

短い(1001000ms)

短い(1030ms)

T2強調像

長い(20006000ms)

長い(60200ms)

プロトン密度強調像

長い(20006000ms)

短い(1030ms)

高速スピンエコー

  (10000ms)

  (800ms)


・脳での信号強度

T1強調像

T2強調像

(XCT)

信号強度:強

(脂肪)

脳脊髄液(CSF)

灰白質(GM)

白質(WM)

灰白質(GM)

白質(WM)

灰白質(GM)

白質(WM)

脳脊髄液(CSF)

信号強度:弱

脳脊髄液(CSF)

(脂肪)

プロトン密度強調像では靭帯は()信号

 

・脳梗塞の信号強度

 

超急性期

(直後~6時間後)

急性期

(7時間後~3)

T1強調像

信号

信号

T2強調像

信号

信号

拡散強調像

信号

信号

 

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・脳出血の信号強度

 

超急性期

(直後~6時間後)

急性期

(7時間後~3)

亜急性期(早期)

(47)

亜急性期(晩期)

(14)

慢性期

(16ヶ月)

陳旧期

(6ヶ月~)

T1強調像

信号

信号

信号

信号

信号

信号

T2強調像

信号

信号

信号

信号

信号

信号

血液変性

オキシヘモグロビン

デオキシヘモグロビン

血球内

メトヘモグロビン

血球外

メトヘモグロビン

メトヘモグロビン分解

ヘモデジリン

沈着

 

くも膜下出血(急性期)FLAIR画像で信号を示す

 

超急性期急性期CTでは高信号となる。

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