○照射系機器
・ワブラー電磁石
 重粒子線束方向に広げるための二組の電磁石

・散乱体
 ビームを直接またはワブラー電磁石で広げたビームを均等により広く広げるフィルタ

・リッジフィルタ
 送られたビームのブラッグピークは半値幅で23mmであり、
 ブラッグピークを奥行き方向に腫瘍の大きさに広げる
SOBP拡大ブラッグピーク)ためのフィルタ。

エネルギー変調の一種。
 狭い
SOBPはスキャニング照射に使用される。

・レンジシフター
 リッジフィルタで拡大させたブラックピーク位置腫瘍の深さになるようにエネルギーを調整するプラスチックのプレート.

・マルチリーフコリメータ
 多葉コリメータで左右から腫瘍の形状ビーム幅を整形し、
 腫瘍だけに
照射されるようビームに 絞り込むコリメータ

・患者コリメータ
 腫瘍に限局して照射するために、腫瘍の形を削り貫いた金属ブロック真鍮ブロック
3 4cm厚)で
 コリメータを患者ごとに作成して使用する。


・腔内照射コーン
 電子線照射で用いる。

EPID
 照射野監視法の一つでリアルタイムに照射野を確認できる。

・照射筒
(ツーブス、コーン) 
 照射ヘッドに装着し、照射野を整形する。

・シャドウトレイ 

 重要臓器の保護に使用する遮蔽金属ブロックの保持、固定のために使用する

 


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○患者固定器具
Inter-fractional error照射ごとのズレ。毎回の照射時の位置合わせのズレ。
Intra-fractional error1回の照射の始まりと終わりの間に起こるズレ

・シェル (頭頚部,体幹部)

 整形前は板状で熱すると柔らかくなり,それを患者さんの身体にのせ引っ張るように整形する

特徴:「比較的簡便精度の良い固定が出来る

   「身体に位置合わせのための線を書かずにすむ」

ビルドアップによる皮膚保護効果がなくなる」

 

・吸引式クッション固定具 (Vac-lok)

患者の身体の形に合わせたあと,空気を抜き、固くする。
 中身は発泡のビーズなので
X線の吸収は無い
 
・定位照射用頭部フレーム, バイトブロック

 数㎜程度の照射野を使った定位放射線照射(STI)に用いる。

フレームは頭蓋骨にネジ止めするため侵襲的(主にSRSに使用)

バイトブロックはかみ合わせ型を取り,固定された型とシェルにより固定(主にSRTに使用)


・呼吸モニターシステム
 呼吸による体内臓器の移動を直接もしくは間接的にモニタリングもしくはコントロールするシステム
 方法:「胸腹部の動きを監視

   「直接腫瘍(近辺)に金マーカを埋込む

    「呼吸の動きを抑制する
 

・補助具 (, ヒール枕, 三角台)
 

○線量分布に関するもの

・ボーラス:皮膚表面に置く

体表面に配置する組織等価な物質腫瘍後部形状ブラックピークを合わせ込む吸収体

目的「体表面の凹凸の整形
   「
皮膚面への照射の際, ビルドアップ位置の調整

 

・補償フィルタ

 高エネルギーX線の皮膚保護効果を確保しながらボーラスと同様な効果をもたせた組織等価物質または高密度物質であり,散乱線を除くため15cm以上,皮膚面から離して通常照射ヘッドに装着する。

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