品質管理

○外部放射線治療装置の品質管理:技師、物理士、管理士等が行うことが推奨される

・点検期間

始業前点検

「線量モニタシステム:Xおよび電子線それぞれ1種類のエネルギー

X線照射野10×10cmの数値と光表示との一致

X線アイソセンタ指示器のチェック

距離計の定格治療距離の指示チェック

1/1

線量モニタシステムの校正」 
タイマシステムの線量率

「深部線量・分布特性:線量プロフィールの対象性と平坦度(簡単な点検)

1ヶ月/1

リファレンス線量計のチェック」 
「深部線量・分布特性:電子線の深部線量」

光照射野表示、X線照射野、X線と数値および光表示との一致

電子線照射野の光表示と数値の一致
X線ビーム軸の指示:入射点及び射出点

「患者設置の附属機器:アイソセンタからの各指示点の変位・距離線源からの距離

「治療台:天板の垂直な上下アイソセントリック回転軸

6ヶ月

(1)/1

「線量モニタシステム:再現性直線性一日安定性

「タイマシステム:タイマの端効果」 
アイソセンタからのビーム軸変位

「深部線量・分布特性:X線の深部線量線量プロフィールの平坦度(精密な検査)

1

「線量モニタシステム:架台角度依存性運動照射中の安定性運動照射の終了位置

「タイマシステム:タイマの校正架台角度依存性運動照射の終了位置

「深部線量・分布特性:架台角による深部線量安定性深部線量曲線照射野係数

X線照射野の表示:照射野限定システム平行性および直角性

各回転軸とその目盛」 
「治療台:治療台天板の剛性

12

リファレンス線量計の校正」 「温度計と気圧計

 


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・線量モニタシステムの校正

X線:±3%/(1種類のエネルギ)        

±2%/ (全エネルギ)             

電子線:±4%/(1種類のエネルギ)
    ±3%/(全エネルギ)
 

・線質の品質管理

X線の許容範囲

電子線の許容範囲

深部線量又は校正深との線量比

±2%or2mm

±3%or2mm

平坦度(精密な点検)

30×30 cm2まで1.06  30×30 cm2以上 1.10

15mm以内

対称度許容範囲(簡単な点検)

1.03以内

1.05以内

平坦度許容範囲(簡単な点検)

30×30cm2まで1.06  30×30cm2以上1.10

1.10以内

 

・照射野数値表示と光表示

フィルム法などで測定する。許容範囲 ……… ±2mm

・アイソセンタからのビーム軸の変位

 Winston-Lutz テストやスプリットフィールド法で行う。

 

○治療計画装置に用いる各種ビームデータの測定

・測定は使用者が行う

WFOPF(10cm×10cm)なども測定する。

 

○外部放射線治療装置の品質保証

・引渡試験(受け入れ試験)業者が実施する

・コミッショニング:ユーザーが行う品質の担保

・精度管理:ガイドラインを参考に施設ごとに決める

 

 

○線量計の校正

・国家標準の線量計と同じ値にするための補正係数を求める. (トレーサビリティ)

コバルト校正定数 Nc60Co γ線を用いているため、病院の加速器エネルギーが異なる

水吸収線量校正定数 NDw

電位計補正係数kelec=1.0:一般に使用する電離箱と電位計のセットで校正する

1/行う       

ファントム使用      

・照射野10cm×10cm

・測定点   
 標準測定法
01 幾何学的中心 (ファーマ型電離箱、平行平板型電離箱)

 標準測定法12 空洞前壁中心 (平行平板型電離箱)

 

 

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○定位的放射線照射のQA.QC2mm以内の精度を必要とする治療である。(すべてを合わせて2)

 

 

○密封小線源治療装置の品質管理

a)線源の管理

・線源の半減期やエネルギーを含め,化学的・物理的性質を明確にし,適切な状態で保管する。

・出力校正を行う。

・治療時は各容器の破損状況を確認し,正確な線量投与に努める。

・一時刺入線源の治療終了時は,適切な処置を行う。

b)RALSの保守管理

・線源の出力校正      
線源駆動精度の確認      
タイマ精度の確認

線量計算アルゴリズム

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