乳がん

○疫学

・発生部位:右図

・疫学:男性にも乳がんはあり、予後不良である。

・成因:高齢遺伝高齢初産ピル内服

・区分:22% A内側上方 

7% B=内側下方

49% C外側上方

12% D外側下方

5% E=乳頭

    全体に及ぶもの 5

 

○放射線治療

接線対向二門照射
 根治的乳房切除術後/乳房温存手術後
 術後照射は局所再発予防する(1/3)が、生存率の改善に寄与しない。
 左乳房の場合、心臓照射野からはずす
 切除断片陽性では追加照射(全乳房照射)が必要
 腋下リンパ節傍胸骨リンパ節は無理に照射範囲に含める必要はない

 

○内分泌療法:ER又はPgR陽性でTamoxifenが有効

 

○化学療法:CMFAF

 

○予後

 急性有害事象:放射線皮膚炎放射性肺炎

 晩期性有害事象:軟部組織(乳房)線維化、委縮
        肺線維症肋骨骨折心血管障害

 

 

皮膚がん

代表:基底細胞癌、有棘細胞癌、悪性黒色腫、乳房外パジェット病

主な発生要因:過度の紫外線により、細胞の遺伝子が傷つくこと

 

 

中皮腫

胸膜・腹膜などの中皮から発生するまれな腫瘍。肺がんと合併が多く、発生率は1%ほど。

発生因子:アスベスト

 

 

 

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前立腺癌

○前立腺癌とは

・成因:内分泌環境因子男性ホルモン血中濃度)、動物性脂質摂取

 

○診断

・病期分類:95%が腺癌

・分化度(Gleason score)

 

○治療

・手術療法:早期がん症例では放射線治療と治療成績は同じ

 

・放射線治療
 手術療法と並んで根治療法の一つ。
 「外部照射」「3D-Conformal RT (3次元原体照射)」「IMRT (強度変調放射線治療)
粒子線治療」「密封小線源治療:125-I による永久刺入法」「HDR組織内照射」
 ※骨転移の際には除痛効果が得られる

 

・内分泌療法とホルモン療法
 遠隔転移で第一選択。手術や放射線治療の補助療法としても使用される。

「女性ホルモン(DES)」「estramustine phosphate(DES + nitrogen mustard)

「非ステロイド性の抗アンドロゲン」「LH-RH analogue」「インジウム標識抗PSA抗体による診療

 

 

精巣腫瘍(セミノーマなど)

○検査 
 超音波検査:陰嚢内容腫大を来す他疾患との鑑別に有用

 

○治療

・手術療法

高位精巣摘除術:転移の有無に関わらず組織診断確定のためにまずは原発巣を摘出する。

         さらに鼠径リンパ節の転移の有無を確認する。

後腹膜リンパ節郭清術:転移性精巣腫瘍の化学療法後、残存腫瘍摘除目的にて行われることが多い。

 

・化学療法:CDDP(シスプラチン)を中心とした化学療法。治癒率は著しく改善した。

転移性でも80%は治癒の可能性

 

・放射線治療:転移のない症例で精巣摘出術後の後腹膜に対し行われる(ホッキィ・スティック型の照射野)

転移巣 化学療法の進歩に伴い根治治療としては行われず。

脳転移 化学療法が効きにくいため行われることあり。

 

 

卵巣腫瘍

・発生の要因:初経が早い、閉経が遅い、妊娠回数が少ない、出産経験がない、家族に乳癌や卵巣癌がいる

 

子宮頸がん

○子宮頸がんとは

・成因:ヒトパピロマウイルス(HPV-H)との関連が注目されている。

○診断

・病理組織診断  扁平上皮癌:90%   腺癌:10% 

○治療

・手術療法………適応:日本ではⅠ期とⅡ期、欧米ではⅢ期とⅣ期

・放射線治療 
 外部照射………照射範囲:骨盤リンパ節を十分に含める

        照射方法:前後対向2前後左右4、週5回の単純分割

        照射線量:週間病巣線量は10Gy、病巣総線量は40Gy以上必要
 膣内照射………線源:タンデム(子宮内線源)オボイド(膣内線源) 
        開始時期:外部照射途中、進行期は外部照射終了後
        線源配置;マンチェスター

20歳以上は子宮頸がん検診の対象となる(他の腫瘍は40歳以上が多い)

 

子宮筋腫

・発生・増大にはエストロゲンが密接に関係

 

子宮体がん

・組織学的には、腺癌が約90%

・発生要因
 未婚、不妊、閉経後、高い初婚・初妊年齢、少ない妊娠回数、卵胞ホルモン服用歴、高血圧・糖尿病など

・治療の1つにホルモン療法がある      

 

膀胱がん

・組織学
 移行上皮癌が全体の
90~95%

・発生要因
 喫煙者(非喫煙者の
2~3倍の発症率)、
 化学薬品や染料を扱う職業の人、
 膀胱結石

85~90%の患者で血尿が認められる

 

腎細胞がん

・発生要因
 喫煙脂肪摂取長期透析遺伝

・腎臓に発生する腫瘍
 「腎細胞癌」「ウイルムス腫瘍
(小児に発生)
 「肉腫
(まれ)腎血管筋脂肪腫(良性腫瘍)

 

褐色細胞腫(90%以上が副腎髄質を原発とする)

症状:高血圧

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