食道がん

・発生部位 
 頸部食道:
5% 
 胸部食道:
90(上部:10%、中部:55%、下部:25) 
 腹部食道:
5

・成因
 生活習慣
(タバコ)や身体的要因(バレット食道、アジア人)

・組織型
 扁平上皮癌   

・予後
 非常に不良


○治療
 主に化学療法と放射線療法

・手術療法
 根治的治療法として第一選択である。食道抜去術+リンパ節三領域隔清

・放射線治療

(1)放射線治療単独(手術が困難な人対象)5年生存率は10%以下

(2)腔内照射併用:早期がんを対象として、RALSを使用する。高線量率(HDR)小線源治療

(3)化学療法併用:CDDP+5Fuの同時併用が、現在の食道がん治療の主流である。

 

 

胃がん

・発生要因:食事内容ヘリコバクターピロリ菌の感染、遺伝

・治療:外科的療法が第一選択

 

 

大腸がん

・発生部位
 結腸癌と直腸癌に分類
(直腸>S状結腸>上行結腸の順に多い)

・発生要因
 繊維成分が少なく脂肪の多い食生活
(80%以上)APC癌抑制遺伝子、p53癌抑制遺伝子

・治療
 結腸では外科療法、直腸では放射線・化学療法

・直腸病変→遺瘍性大腸炎の頻度が高い

 

 

肝臓がん

・疫学
 肝硬変と関係が深い

・肝細胞癌の85%BまたはC肝炎ウイルスに感染(特にCが多い)

 

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甲状腺がん

 甲状腺がんは死亡率が低く、病理解剖時に発見されることが多い。

 

 

膵臓がん

・発生要因:肉食の増加喫煙

 
                      肺がん

○疫学

 男の方が3倍ほど罹患率が高い。特徴として、死亡率が高い。石綿肺との合併が多い。

○成因
 タバコ
(リスクは約6倍、扁平上皮、小細胞癌は関係が濃厚)
 環境的要因、遺伝子変化
 職業的要因(放射線ニッケル重クロム酸アスベストヒ素) 大気汚染

 

○病理組織型(治療のための組織型では小細胞癌と非小細胞癌にわけて考える)

・腺癌
 50%ほどをしめが、女性では70%をしめる。

・扁平上皮癌
 30%ほどをしめる。

・大細胞癌    
・小細胞癌
(15)

○治療
・非小細胞癌
 限局性の腫瘍の場合、手術療法が第一選択。

 近年は定位放射線治療が適応されることも。

 進行例などの手術ができない場合は放射線化学療法を行う。局所制御できれば予後良好。

 放射線治療  扁平上皮には効き、腺がんには効かない。

切除不可な症例に行い、生存率への貢献は少ない
 化学療法   扁平上皮には効き、腺がんには効かない。

PS良好で、機能良好。シスプラチンを基本とする。


・小細胞癌
 化学療法がメインで、限局した主要な場合は放射線治療(多分割照射)を組み合わせる。

 多くは進行例で非手術適応。放射線・化学療法の感受性は高いが、再燃もあり予後不良である。

LD:病巣が一側胸郭に限局し、同側肺門、両側縦隔、鎖骨上窩リンパ節までの範囲を超えない

EDLDの範囲を超えるもの

       放射線治療  LDの場合は化学療法との併用で、一日多分割照射する。

化学療法   化学療法の奏効率が高い。遠隔転移が速いので第一選択される。

LDの場合は胸部放射線治療と組み合わせる。

セトポシドシスプラチンを組み合わせる

 

脳腫瘍

○脳腫瘍とは

悪性原発性脳腫瘍:神経膠腫の一部(膠芽腫退形成星細胞腫など)

良性脳腫瘍:下垂体腫瘍, 神経鞘腫(聴神経腫瘍), 髄膜腫,頭蓋咽頭腫,神経膠腫の一部(上衣腫など)

・転移性脳腫瘍の原発巣:肺がん(一番多い)乳がん

・手術療法:開頭手術は腫瘍体積を減らし、頭蓋内圧を低下させる。各種神経症状の改善。

定位的手術、径蝶形骨手術

・放射線治療:転移性脳腫瘍は、3cm以内であれば局所制御が期待できる。

術後照射  感受性が高い:胚芽腫髄芽腫  感受性が低い:膠芽腫

化学療法剤(ACNU)との併用

定位放射線照射(SRSSRT)

TNM分類はあまり使用されない

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