平成26年に「診療放射線技師法」の一部改正があり、これらを基に今後、過去問では対応できないであろう出題が予想されます。既に2017年には改正を把握していなければ完答するのに難儀する問題が出題されております。そこで本ページにて、要点をまとめておきます。


対策ノート → 診療放射線技師法

 

○「画像診断装置を用いた検査の業務」の追加

 技師法第二十四条第二項の一の改正

 放射線を照射する装置{以外}に、画像診断装置として「核医学診断装置」が追加され、

磁気共鳴画像診断装置

超音波診断装置

眼底写真撮影装置

核医学診断装置NEW

 の四つとなった

 

 

○診療の補助としての業務範囲拡大

 技師法第二十四条第二項の二の改正

 以下の行為が医師の指示下において認められるようになった

1)造影剤に関して

・既に確保された静脈路に造影剤を接続、及び造影剤自動注入器を用いた造影剤投与を行うこと

・造影剤投与終了後の静脈路の抜針及び、止血をすること

 

2)下部消化管検査、画像誘導放射線治療(IGRT)に関して

・カテーテル挿入部(肛門)へのカテーテル挿入すること

・挿入したカテーテルより、造影剤及び、空気の注入をすること(下部消化管検査)

・挿入したカテーテルより、空気の吸引をすること(下部消化管検査)

 

 

○胸部検診業務についての改正

 技師法第二十六条第二項の改正

 検診において胸部エックス線検査を医師立会がなくても実施できるようになった

 ただし、以下の点の遵守が要求される

・検診の実施に関し、事前に放射線技師に対して指示をする医師及び、緊急時や非常時に対応する医師などを明示した計画書を作成し、市町村に提出し、この体制を整える


・業務や緊急時のマニュアルを整備する


・検査に関わる機器及び、設備を整備するとともに、機器の日常点検等の管理体制を整備する

・検診に従事する診療放射線技師が必要な教育及び、研修を受ける機会を確保する


 

 

 業務拡大に伴う統一講習会について

おそらく国家試験には関係しませんが、一応……

 改正に伴い、業務が拡大され、これに伴う医療安全の担保が求められております。

 そのため、業務拡大に必要な知識、技能の習得が{努力義務}として課せられております。

 技師会によって「業務拡大に伴う統一講習会」と称して講習会を実施しており、丸々2日間もかけて、六万円も取られて(会員でも一万五千円)、特にメリットの無い講習会を受けられます。

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