第78回診療放射線技師国家試験 午前 2/2

 問題および画像はすべて厚生労働省HPより引用しております
 正答ボタンを押すと答えの選択肢が表示されます
 各問の参考となる対策ノートのリンクを問題下部に設置してあります
 当然解けるべき問題に関しては特にコメントしませんので、対策ノートを覚えてください

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基礎医学大要

51 播種性血管内凝固〈DIC:disseminated intravascular coagulation〉で認められるのはどれか。
1.血小板数増加
2.D-ダイマー増加
3.フィブリノゲン増加
4.プラスミノゲン増加
5.活性化部分トロンボプラスチン時間短縮

正答

  難問認定
 この10年でDダイマーに関して問われたのは初
 ただし、Dダイマーに関しては基礎医学特有の知らんがな系知識問題ではなく、臨床でもそれなりに放射線技師がであう知識であるので、これはちゃんと覚えておいた方が良い
 対策ノート対応済み

呼吸器系 臨床病理
肺塞栓症 (78am51、70am59、68pm59、66.27、64.17) 長期臥床や長距離旅行によって生じた下肢深部静脈血栓による塞栓 ・D-ダイマー:血栓が作られ、それが溶けたことを示す血液検査のサイン「深部静脈血栓症」「肺塞栓症」「播種性血管内凝固症候群」などで上昇する・治療法:「血栓溶解術」 「下大静脈フィルター」慢性閉塞性肺疾患 (67am59) 肺気腫、気管支喘息、慢性気管支炎などのこと・肺気腫(63.45、66.28) 慢性閉塞性肺疾患の1つ 胸部X線写真において透過性の亢進 気管支や肺胞の組織が破壊され、肺胞どうしがくっつき合い、肺胞嚢が異常に大きくなった状態 肺の弾力性がなくなり、吸気はできるが呼気が十分にできないため肺の中に空気が残り、肺が持続的に膨らんでいる状態・原因:「喫煙」 「大気汚染」・診断:「吸気と呼気相における胸部単純X線画像を用いる」 → 所見:「横隔膜が下がる」無気肺:肺の含気量の減少により肺容量が減少した状態 (66.19)・原因:「気道の閉塞(肺癌など)」 「肺の周囲からの圧迫(肺癌、胸水、気胸など)」肺水腫:肺胞内に水がたまってしまった状態...

 

52 慢性放射線皮膚炎が先行病変となるのはどれか。
1.悪性黒色腫
2.カポジ肉腫
3.有棘細胞癌
4.メルケル細胞癌
5.成人 T 細胞白血病

正答

 難問が続く
 皮膚がんとしてはメラノーマが頻出だが、これはそこを外してきている問題なので正答率は低めなのでは?
 対策ノート対応済み

小児腫瘍 / リンパ腫・白血病 / 乳がん / 皮膚がん
小児腫瘍・集学的治療(手術、化学療法、放射線治療)を行う・小児好発がん (70am58、69am61、68am61、66.25) 「白血病」 「脳腫瘍(神経膠腫、髄芽腫、頭蓋咽頭腫、胚細胞腫瘍、上衣腫)」 「神経芽腫」 「リンパ腫」 「腎腫瘍(腎芽腫、ウィルムス腫瘍)」 「骨肉腫」小児白血病:予防的頭蓋照射、骨髄移植のための全身照射を行うWilms腫瘍 (69pm61)・集学的治療 手術療法 :早期の外科手術  原発巣とリンパ節の廓清  進行病期の決定  放射線療法 :術後照射  ただし、晩期に側弯症が起こる可能性がある  化学療法 :ACT-D、VCR、ADMなどがある横紋筋肉腫・集学的治療 手術療法 :早期の外科手術  原発巣とリンパ節の廓清  病期の決定  放射線治療:術後照射 化学療法:VAC療法など神経芽細胞腫・集学的治療 完全摘出(+JAMES法(軽い化学療法)のみ) 不完全摘出(+術後照射+強い化学療法+骨髄移植)*集学的治療があまり効かないが1歳未満での発症は予後良好網膜芽細胞腫悪性リンパ腫・化学療法が主である・TNM分類はあまり使用されず、WHO分類を用いるホジキンリ...

 

53 内分泌器官はどれか。
1.汗 腺
2.乳 腺
3.涙 腺
4.顎下腺
5.副甲状腺

正答

内分泌系 正常解剖
胸管 (78pm46、77am50、76am64、71am57、68pm54、66.10) 下半身と左上半身のリンパを集めるリンパ管(残りは右リンパ本管へ) 第二腰椎付近から始まり、左鎖骨下静脈と内頚静脈の合流点(左静脈角)で静脈に入る↓リンパに関してはこちら胸腺・重さ:思春期まで発育(30~40g)し、その後小さくなり、成人では大部分が脂肪組織に置き換わる・位置:胸腔内で、心臓の上前方、胸骨の後面に位置する・構造:左葉と右葉からなる(互いに癒着し単一器官のようにみえる)・働き:T細胞の分化・成熟の場であり、細胞性免疫に関与 T細胞の分化・成熟はサイモシンの内分泌による骨髄・構造:骨の内側にあるスポンジ状の組織・働き:造血幹細胞が存在し、免疫に関わるほぼ全ての細胞が作られる*胎児の造血幹細胞は肝臓にある内分泌腺とホルモンの主な作用 (78am53、77pm46、76am62、75pm61、74am55pm62、73am53、72am52、71am61pm59、70am60.pm56、69am55.56、68am50.am62.pm61、65.11、64.13、63.20、60.11.1...

 

54 診療放射線技師が実施できる行為はどれか。
1.胸部正面 X 線写真にて腫瘤影を認めたので、側面像を追加した。
2.国家試験合格を確認したので、すぐに診療放射線技師業務を開始した。
3.人員が不足していたため、看護師に照射スイッチを押すように依頼した。
4.放射線治療中に患者が体調不良を訴えたため、一時的に治療を中断した。
5.未告知の癌患者に放射線治療の適応について問いただされたため、告知した。

正答

放射線技師としての・・・問題
(78am54.pm36,、77am100pm39,76pm86、76pm86、75am63、74am86、72am53.89pm85、71am83.92、71am25、70am25.pm84、69am25.83.pm84、68am83、67am83、66.68.am49、65pm68、64pm68.am49.69、63am49、62.68、61.68)検査の流れ・患者確認:検査前に,自ら名乗ってもらう 名乗れない場合は患者タグやネームバンドで確認をする・検査説明:介護者にも説明 CTでは該当部位の金属,X線撮影時には+プラスチックなどを外す MRでは禁忌チェックを行う・検査実施:医師の指示に基づいて撮影を行う ポジショニングは体表ポイントを参考にする 病室でのポータブルは対象以外の人は可能な限り移動させる 外傷部位を触らずにポジショニング,頸椎損傷ネックカラーは外さずに検査 検査中に急変があった場合は医師の指示を受ける 移動の介助等も行う→感染対策(医療安全)に関してはこちら→救急医療(医療安全)に関してはこちら→診療放射線技師法の改正に関してはこちら 過去問とは業務範囲など、現在と...

放射線生物学

55 水の放射線分解で正しいのはどれか。
1.活性酸素は生じない。
2.電離した水分子は不対電子を持つ。
3.放射線照射後 1 ~ 2 秒程度の時間を要する。
4.水分子は電子を取り込みマイナスに荷電する。
5.ヒドロキシラジカルと水素ラジカルが結合する。

正答

 第78回唯一の複数解がある問題
 しかも正答がもう一つあるだけかと思いきや、3つもあるので楽勝ですね
 分野的には放射線取扱主任者で頻出の内容
 もちろん対策ノート対応済み

物理的・化学的レベルの影響
反応過程の時間的スケールまとめ(77pm55、68pm65、66.31、65.31、62.33)・物理的過程 10-19~10-13秒照射~電離・励起~・化学的過程 10-12~10-4秒 ~ラジカル生成・反応~・生化学的過程 10-3~10-1秒  ~DNAの損傷~・生物学的過程 100~秒  ~DNAの修復~DNA損傷の種類・直接作用:DNAの構成原子が放射線に電離・励起され、直接DNA損傷を引き起こす作用・間接作用 (78am55):水分子が放射線に電離・励起され、フリーラジカルが形成され、これによりDNA損傷が引き起こされる作用・OH(ヒドロキシラジカル)が間接作用で主な作用を示す(他には・Hなど)LET(Linear Energy Transfer)線エネルギー付与(76am74、75am69pm68.69、74am69、73pm68、71pm68、70am65.am69、69am68、68pm69、67am64、65.40、62.32.40、61.39、60.31):放射縁が媒体中を通過する際に媒質に与える単位長さあたりのエネルギー 放射線の線質の違いを表す指標として用いら...

 

56 ある細胞をシャーレに 1,200 個ずつ分注し、様々な線量の α 線を照射してからしばらく培養したところ、次の表の数のコロニーができた。このデータを使って作成した生存率のグラフで正しいのはどれか。縦軸は生存率、横軸は線量[Gy]を示す。


正答

 方対数グラフ読めるかな?という問題

細胞の感受性 / DNAの反応
ベルゴニー・トリボンドーの法則(78am59、75am67、72am68、71am66、70pm65、69pm67、68am68、67am65、62.35)・放射性感受性が高い細胞の特徴 分裂活発な(細胞周期の短い)細胞 将来長期にわたり細胞分裂を継続する細胞 未分化な細胞*高感受性の細胞はアポトーシスを起こしやすい幹細胞 (62.37) 分裂して自分と同じ細胞を作る能力と、別の種類の細胞に分化する能力を持ち、際限なく増殖できる細胞 → 高感受性細胞周期による感受性の変化(78pm45、77pm56、75pm67、73pm69、71pm66、69pm68、68am52.am65、66.39、64.3、63.39、62.39、61.31)・M期:分裂期・G期:間期・S期:合成期*最高感度はM期の最初*1細胞当たりのDNA量はG2期にかけて増え、M期で半分になる・分裂遅延:分裂を行っている細胞群に対して放射線が当たると最も早期に起こる 照射線量に比例して、G2期が長くなり、10Gyまでは1Gy当たり1時間遅れる・G0期:非常に長いG1期初期とも考えられ、正常細胞にも腫瘍細胞にもある・細胞周...

 

57 体重 60 kg の男性が γ 線の全身急性被ばくをしたときの半致死線量(LD50/60)に相当する吸収エネルギー[J]はどれか。
1. 60
2.120
3.180
4.240
5.480

正答

 新制度国家試験っぽい複合的な内容の問題
 ただし、問われているのは頻出の内容を組み合わせてあるので、あせらずに計算すれば、そんなに計算量も多くはない

耐用線量・閾値 / 血球・胎児・腫瘍の被ばく / 被ばくの統計
耐用線量・閾線量(77am57pm58、75am68、74pm66、73am41、72am67pm39、71am42、70am43、69am66、67pm41、66.82、64.37、63.84.33、62.84、62.85.62、61.34)耐用線量と閾線量・閾線量:これを超えるとその障害が起こりうる ・耐用線量:TD5/5やTD50/5などが用いられる*TD5/5:5年間で5%に副作用を生ずる線量部位TD5/5 体積判定基準1/32/33/3★骨大腿骨--52Gy壊死下顎骨65Gy60Gy開口障害肋骨50Gy--病的骨折皮膚100cm350Gy毛細血管拡張 70Gy60Gy55Gy壊死、潰瘍頭部脳60Gy50Gy45Gy壊死、潰瘍脳幹60Gy53Gy50Gy壊死、潰瘍★視神経50Gy失明★視交叉50Gy失明★脊髄-10cm:50Gy20cm:47Gy 脊髄炎、壊死馬尾神経60Gy  神経損傷腕神経叢62Gy61Gy60Gy神経損傷★水晶体10Gy白内障網膜45Gy失明頭頚部内耳30Gy急性漿液性耳炎外耳55Gy慢性漿液性耳炎★耳下腺-32Gy口内乾燥症喉頭79Gy70Gy軟骨壊死-...
放射線基本量の単位 / 検出効率
放射線基本量の単位(78am68、77pm68、76am74pm79、75am81、74am81、73am78.80、72am81、71am79、70am78.pm79、69am78.pm79、68am78、67am78.pm44、66.60.65、65.58.59.64、64.58.59、63.59.60.65、61.41、62.58.60、61.58.59、60.58.59)名称単位定義★フルエンスm-2単位断面積当たりの球内に入射する粒子数★フルエンス率m-2・s-1単位時間当たりのフルエンスの増加分★エネルギーフルエンス率J・m-2・s-1単位時間当たりのある断面積の球内に入射した放射エネルギー★断面積m2入射した荷電粒子あるいは非荷電粒子によって生じた特定の相互作用に対するターゲット物質そのものの断面積=(1個のターゲット物質との相互作用を起こす確率)÷(フルエンス)線減弱係数m-1 ★質量減弱係数m2・kg-1非荷電粒子がある密度の物質中のある距離を通過する間、作用を起こす割合★質量エネルギー転移係数m2・kg-1非荷電粒子が、ある密度の物質中のある距離を通過する間、相互作...

 

58 放射線発がんで正しいのはどれか。
1.リスクは男性が女性の 2 倍とされる。
2.固形癌の発生は被ばく後 7 ~ 8 年でピークとなる。
3.リスク評価には日本の原爆被爆者データが用いられている。
4.放射線の影響の判断には相対リスクより絶対リスクが適している。
5.皮膚以外に発生するものは線量効果関係においてしきい値を有する。

正答

人体レベルの影響
放射線の影響の分類 (76am66、69pm66、64.35)影響閾値線量依存性防護目標例発生率重篤度確定的影響有有有防止下記以外確率的影響無有無防護発がんと遺伝的影響(遺伝子突然変異・染色体異常)確定的影響(63.37、62pm94) 発生率は線量に依存する 重症度は線量に依存する 閾値は存在する確率的影響(77am58、76pm67、73pm67、71am69、64.36、63.93) 発生率は線量に依存する 重症度は線量に依存しない 閾値は存在しない・がん(78am58、75pm65、67pm68、64.34、61.38、60.36) 原爆被爆者で、発がんの増加が確認されている 白血病はLQモデル 他の固形がんはLモデルに適合・潜伏期:白血病では最小2年、ピークは6~7年 他の固形がんでは最小10年・リスク(74am68、72pm67、71pm65) 白血病は絶対リスク予測モデル(線量に比例) 他の固形がんは相対リスク予測モデル 絶対リスク:単位線量当たりの発生数 →相加予測モデル  年齢にかかわらず影響は一定  相対リスク:被ばく集団発生率÷コントロール集団発生率→相乗予測モデ...

 

59 放射線に対する細胞の感受性で正しいのはどれか。
1.細胞が大きいほど高い。
2.分化度が高いほど高い。
3.分裂能が低いほど高い。
4.神経細胞は高感受性である。
5.造血細胞は高感受性である。

正答

細胞の感受性 / DNAの反応
ベルゴニー・トリボンドーの法則(78am59、75am67、72am68、71am66、70pm65、69pm67、68am68、67am65、62.35)・放射性感受性が高い細胞の特徴 分裂活発な(細胞周期の短い)細胞 将来長期にわたり細胞分裂を継続する細胞 未分化な細胞*高感受性の細胞はアポトーシスを起こしやすい幹細胞 (62.37) 分裂して自分と同じ細胞を作る能力と、別の種類の細胞に分化する能力を持ち、際限なく増殖できる細胞 → 高感受性細胞周期による感受性の変化(78pm45、77pm56、75pm67、73pm69、71pm66、69pm68、68am52.am65、66.39、64.3、63.39、62.39、61.31)・M期:分裂期・G期:間期・S期:合成期*最高感度はM期の最初*1細胞当たりのDNA量はG2期にかけて増え、M期で半分になる・分裂遅延:分裂を行っている細胞群に対して放射線が当たると最も早期に起こる 照射線量に比例して、G2期が長くなり、10Gyまでは1Gy当たり1時間遅れる・G0期:非常に長いG1期初期とも考えられ、正常細胞にも腫瘍細胞にもある・細胞周...

放射線物理学

60 エネルギーが 0.025 eV の中性子の速度[m/s]に最も近いのはどれか。ただし、中性子の質量を 1.7 × 10-27 kg、 1 eV = 1.6 × 10-19 J とする。
1.1.5 × 103
2.2.2 × 103
3.4.7 × 106
4.5.4 × 1012
5.1.4 × 1022

正答

放射線物理学 基礎
粒子としての挙動・運動量P P = M×V ・運動エネルギーT(74am73,62.41) T = 1/2×M×V2  (J=N・m=kg・m2・s-2)・粒子の加速 E(78am60、72am70.73、71am76、69am70) E = e×電位差V  =  1/2×M×V2   -光速度に近いとき-相対論的力学・運動量P$$P=\frac { M×V }{ \sqrt { 1-V^{ 2 }/C^{ 2 } } } $$・全エネルギー(70am74) 全エネルギー = T+MC2         = √(P2 C2+M2 C4 ) T:運動エネルギー  (一般的に放射線のエネルギーEとされるものと等しい)  MC2:静止エネルギー$$E={ M′C }^{ 2 }-{ MC }^{ 2 }={ MC }^{ 2 }×(\frac { 1 }{ \sqrt { 1-v^{ 2 }/C^{ 2 } } } -1)$$・相対論的質量m′$$P=\frac { M}{ \sqrt { 1-V^{ 2 }/C^{ 2 } } } $$ M:静止質量・相対論的速度v′$$v′=c×\sqr...

 

61 同中性子体の関係にある組合せで正しいのはどれか。
1.12C   16O
2.13C   14C
3.14N   14C
4.15N   16O
5.16O   16N

正答

原子と原子核
原子と原子核の大きさ(78am61、76am70、74pm70、69pm70、67am70、66.43)・原子の直径:10-10m・原子核の半径R:10-15~10-14m R=r0×(質量数)1/3   r0:1.2~1.4×10-15・原子核の体積 = (4π/3)R3 = 質量数×(4π/3) r03・原子番号が大きくなるにつれて、中性子が過剰の状態で原子核は安定する・同位体:同一原子番号で,中性子数が異なる核種の関係・安定同位体:放射性壊変を起こさない同位体・放射性同位体:放射性壊変を起こす同位体・同重体:質量数が互いに等しい関係・核異性体:原子核が一時的に励起した状態を保っている状態・同素体:同一元素の単体で,原子の配列(結晶構造)や結合様式の関係が異なるもの原子核モデル(69pm70)・液滴模型量子数(76pm70、65.42、64.42、63.42、62.42、60.41)主量子数(n)方位量子数磁気量子数スピン配置可能電子数1(K殻)00(s)×222(L殻)00(s)×280、11(p)=-1、0、1 3(M殻)00(s)×2180、11(p)=-1、0、1 0、1、...

 

62 特性 X 線で正しいのはどれか。 2 つ選べ。
1.オージェ電子と競合して放出される。
2.原子番号が高いほど波長が短くなる。
3.エネルギー分布は連続スペクトルである。
4.中性子と物質との相互作用によって発生する。
5.電子が原子核のクーロン力によって減速する過程で発生する。

正答

放射線の分類 / 壊変形式
放射線の分類(77am55.60、75pm74、73am65、72am70、71am65.70.74、70am70.pm83、68am65、65.41、64.41、61.42.43、60.42)・非電離放射線:電波、赤外線、可視光、(紫外線)など・電離放射線 ― 直接電離放射線:荷電粒子  ― 間接電離放射線:光子、中性子、(紫外線)・電磁放射線:光子線(γ線*1、特性X線*1、制動X線*2、消滅X線*1)・粒子放射線:α線*1 β線*2 電子線*2(オージェ電子*1、内部転換電子*1) 陽電子線*2 陽子線*2 重粒子線*2 中性子線*2*1:単一スペクトル放射線 *2:連続スペクトル放射線 放射性同位体の壊変形式(74am71、71pm71、70am1、68am1、67am1、61.1)α壊変 (67pm72) (A,Z) → (A-4,Z-2) + α・親核種からα粒子が飛び出す・壊変条件:Q>0 Q値={M親-(m娘+α)}×C2 M親:親核種の質量  m娘:娘核種の質量 C:光速・α粒子のエネルギーEα Eα=m娘 / (m娘+mα)×Q→α線は線スペクトルのエネルギーをもつ...

 

63 電子と物質との相互作用はどれか。 2 つ選べ。
1.制動放射
2.光核反応
3.電子対生成
4.コンプトン散乱
5.Cherenkov〈チェレンコフ〉放射

正答

荷電粒子と物質の相互作用
相互作用の種類 (78am63、72pm72、71am78)相互作用 相互作用の相手電子のエネルギー発生するもの弾性散乱原子(核)不変なし衝突損失(電離,励起)軌道電子減少 特性X線,オージェ電子放射損失原子核減少制動X線チェレンコフ効果原子減少 青色光・弾性散乱 衝突によって相手粒子の内部エネルギーを変化させない散乱*ラザフォード散乱:ごくまれな確率で原子核と衝突しておこす大角度の散乱・非弾性散乱 衝突によって相手粒子を励起状態にする場合の散乱・制動放射 (63.45) 荷電粒子が原子核の電場により制動を受け、そのエネルギーを光子として放出する現象・電子対消滅 (67am72) 陽電子と電子が対消滅し、その全静止エネルギー(1.022MeV)を180度対向に放出される2つの光子のエネルギー(0.511MeV)として放出する現象・チェレンコフ放射 (68pm73、63.47、60.48) 荷電粒子が透明な誘電物質中(屈折率n)を通過するとき、物質中での光の速度(c/n)を超えた速度(v)で移動した場合に、分極によって位相が重なり、可視光(青色)が放出される現象 屈折率nの大きい物質で発...

 

64 超音波の性質で正しいのはどれか。
1.空気中を伝播しやすい。
2.組織中を進むにつれて増幅される。
3.伝播速度は脂肪組織よりも水中の方が遅い。
4.音響インピーダンスの差が大きい境界面では反射が強くなる。
5.ドプラ効果とは超音波が骨に当たって乱反射する現象である。

正答

超音波検査の概要 / 物理的性質
超音波検査の概要 (75am18、61.42)・特徴「被曝がなく非侵襲的なので繰り返し行える」「リアルタイムに観測が可能」「比較的小型・安価であり、移動も可能」「ドプラ法で血流の評価が可能」「断層面を自由に選択できる」「術者の技量による影響が大きい」・超音波とMRIの比較 (63.31) 超音波で検査可能な部位は侵襲度や簡便性から超音波検査が薦められる・使用されている周波数 (77pm3、71pm13、67am19、63.26) 3.5~5MHzが多く、用途に応じて1~20MHz程度を用いる 乳房:5~10MHz   体表:7.5~10MHz 腹部:5~10MHz・超音波の発生原理 (63.24) 圧電効果(ピエゾ効果)を利用し、極性を切り替えて送受信を行う  → 圧電物質に外力が加わることで、その表面に歪みが生じて表面に正負の電気が生じること 振動子の近傍では平面波で、遠くでは球面波となる物理的性質(78am64、77pm64、76am13、75pm73、74pm74、73pm12pm74、72am21.74、71pm72、70pm74、69am19、67pm13.pm75、66.2...

医用工学

65 定電流源を用いた電源回路を図に示す。P 点の対地電位[V]はどれか。

1. 0
2. 1
3. 2
4. 3
5. 5

正答

 難問
 以下計算方法その1
 P点にキルヒホッフの電流則(第1法則)を適用し、P点から流れ出る電流の総和を 0 とする
 定電流源の枝をP点から下向きに流れ出る電流:5 A
 1 Ω の抵抗の枝をP点から下向きに流れ出る電流:Vp/1
 2 Ω の抵抗の枝について、直流電圧源は上側が正極(長線)、下側が負極(短太線)であるため、抵抗の下側ノードの電位は 16 V となる。
 したがってP点から右向きに流れ出る電流は:(Vp – 16)/2
 5 +Vp/1 + (Vp – 16)/2 = 0
 両辺を2倍して分母を払い、式を整理する。
 10 + 2Vp + Vp – 16 = 0
 Vp= 2

抵抗・コンデンサ・コイル / 直流回路 / 並列回路
抵抗・コンデンサ・コイル抵抗R (72am75、65.56、64.52、63.53、62.55) 単位:Ω(オーム)=1/S(ジーメンス) 電流の流れにくさを表す 電流の流れやすさはコンダクタンスという 抵抗R=ρ×長さl[m]÷断面積S[m2]    ρ:抵抗率(比抵抗)[Ω・m]*倍率器(73pm77)コンデンサ・静電誘導  導体外部からの電界により電荷が導体表面に移動する現象・静電容量(76am75、74pm77、71am75、70pm75、69pm75、68pm76、67am74、61.51) 単位:F(ファラド) 二つの導体(コンデンサ)に電圧Vを印加すると+q、-qの電界が誘起される 静電容量C = q / V[F=A・s/V=C/V] 蓄積されるエネルギーW = CV2×1/2・平行平板コンデンサの静電容量C[F] (76pm77、72am77) C[F]=ε×S[m2]÷d[m] ε:誘電率・交流回路では電圧Vの位相は、電流Iに対して90°遅れる Vc = 1/ωC × I0 × sin(ωt-π/2)コイルL・電磁誘導 コイル内の磁束の変化によって起電力が誘導される現...

 

66 正弦波交流回路の電圧波形 e(t)と電流波形 i(t)を図に示す。消費電力[W]に最も近いのはどれか。

1. 0
2. 5
3.10
4.20
5.40

正答

交流電力 / 変圧器 / 時定数 / 鉄心 / 真空管
交流電力(78am66、77am65、76pm78、74am75、73pm75、68pm76、67pm77、66.53、65.53、61.55) 一周期にわたる瞬時電力pの平均値を交流電力という・交流電力P  P=VIcosθ[W] VI:皮相電力 cosθ:力率・無効電力P  P=VIsinθ[W]・実効値=最大値(瞬時値)/√2・平均値=2/π×最大値(瞬時値)・消費電力P(電力の瞬時値の時間平均) P=V×I×cosθ V:実効値 I:実効値  cosθ:位相差変圧器の原理 (72am5、70am77、69am77) a= V2/V1  = N2/N1   = I1/I2 一次等価抵抗R1=r1+r2/a2 二次等価抵抗R2=r2+a2×r2 定格容量P=V2×I2=V1×I1変圧器の損失(76pm75、73pm76、72pm76)・損失W W=鉄損+銅損  鉄損=銅損:変圧器の最大効率1, 無負荷損(鉄損):鉄心に生じる損失        周波数が高くなると損失が減少する 1-1, ヒステリシス損 1-2,うず電流損2,負荷損(銅損):負荷電流による巻線の抵抗損        ...

 

67 図の回路で、時刻 t = 0でvi に 20 mV の直流電圧を加えたとき、t = 3 s における出力電圧 vo[V]に最も近いのはどれか。ただし、演算増幅器は理想的な特性を有する。

1.- 5
2.- 3
3.  0
4.  3
5.  5

正答

 反転微分が出たのは第61回が最後でした

増幅器
増幅器  電圧増幅度AV=V2 / V1 電流増幅度AI=I2 / I1 電力増幅度Ap=V2I2 / V1I1        =P2 / P1増幅度(利得、ゲイン)(74pm75、62.54、61.54) 電力増幅度Gp=10log10P2 / P1[dB] 電圧or電流増幅度Gp=20log10V2 / V1[dB]           =20log10A2 / A1[dB]・オフセット電圧:入力端子を短絡して0Vとした場合に、出力される電圧・デシベルの計算 A dB + B dB = ( A+B ) dB帰還回路(負帰還回路) Av = V2 / Vi V2 = Av × Vi     = Av ( V1 + βV2) 帰還後の電圧利得Avf  Avf= V2 / V1   = Av / (1+βAv)・安定性 Avが変化しても、回路の利得はβによってほぼ決定されるので、極めて安定している演算増幅器(オペレーションアンプ)・反転増幅器 (70pm77、64.57) 点Pの電圧Vp=0 点Pの電流Ip=(V1-Vp)/ R1 V0=-R2 / R1 ×V1・非反転増幅器 (75pm...

放射線計測学

68 光子フルエンス当たりの相互作用係数を表しているのはどれか。
1.カーマ
2.照射線量
3.線阻止能
4.線減弱係数
5.線エネルギー付与

正答

放射線基本量の単位 / 検出効率
放射線基本量の単位(78am68、77pm68、76am74pm79、75am81、74am81、73am78.80、72am81、71am79、70am78.pm79、69am78.pm79、68am78、67am78.pm44、66.60.65、65.58.59.64、64.58.59、63.59.60.65、61.41、62.58.60、61.58.59、60.58.59)名称単位定義★フルエンスm-2単位断面積当たりの球内に入射する粒子数★フルエンス率m-2・s-1単位時間当たりのフルエンスの増加分★エネルギーフルエンス率J・m-2・s-1単位時間当たりのある断面積の球内に入射した放射エネルギー★断面積m2入射した荷電粒子あるいは非荷電粒子によって生じた特定の相互作用に対するターゲット物質そのものの断面積=(1個のターゲット物質との相互作用を起こす確率)÷(フルエンス)線減弱係数m-1 ★質量減弱係数m2・kg-1非荷電粒子がある密度の物質中のある距離を通過する間、作用を起こす割合★質量エネルギー転移係数m2・kg-1非荷電粒子が、ある密度の物質中のある距離を通過する間、相互作...

 

69 Bragg-Gray〈ブラッグ・グレイ〉の空洞理論で誤っているのはどれか。
1.荷電粒子に適用できる。
2.電子平衡状態で成立する。
3.空洞内の電子フルエンスは一様である。
4.空洞の大きさは二次電子の最大飛程より小さい。
5.空気と物質の吸収線量の比は質量エネルギー吸収係数の比に等しい。

正答

気体の電離を利用する検出器
印加電圧と収集電荷の関係 (75pm80、72am78、66.66、60.62)①再結合領域   ②電離領域   エネルギー測定可能③比例領域   エネルギー測定可能④境界領域    ⑤GM領域   エネルギー測定不可⑥連続放電領域 エネルギー測定不可電離箱・自由空気電離箱 光子の照射線量の絶対線量の測定・空洞電離箱 (69pm80、62.64) 光子またはβ線(グリッド付きでα線も)の吸収(照射)線量の測定 印加電圧:電離領域  → 高線量かつエネルギーの測定ができる    感度は低い・校正,補正 (78am70、73pm79、68pm82、65.62、64.61.63、61.61) 1,校正定数 2,大気補正係数kTP    kTP=(273+T)/(273+T0)×P0/P   気圧が大、気温が低で電離が多くなる 3,極性効果   円筒型 < 平行平板型  4,イオン再結合   初期再結合はLETに依存する  一般再結合は線量率、印加電圧、電極間隔、電極サイズ、スペクトルに影響される↓より詳細はこちらのページで「対策ノート:標準計測法12」 (2次)電子平衡の利用とその条件(ブラ...

 

70 空洞電離箱線量計を用いて大気条件 25.0 ℃、100.0 kPa のもとで照射線量を測定した。温度気圧補正係数に最も近いのはどれか。ただし、空洞電離箱線量計は基準大気条件 22.0 ℃、101.3 kPa のもとで校正されたものとする。
1.0.95
2.0.98
3.1.00
4.1.02
5.1.05

正答

気体の電離を利用する検出器
印加電圧と収集電荷の関係 (75pm80、72am78、66.66、60.62)①再結合領域   ②電離領域   エネルギー測定可能③比例領域   エネルギー測定可能④境界領域    ⑤GM領域   エネルギー測定不可⑥連続放電領域 エネルギー測定不可電離箱・自由空気電離箱 光子の照射線量の絶対線量の測定・空洞電離箱 (69pm80、62.64) 光子またはβ線(グリッド付きでα線も)の吸収(照射)線量の測定 印加電圧:電離領域  → 高線量かつエネルギーの測定ができる    感度は低い・校正,補正 (78am70、73pm79、68pm82、65.62、64.61.63、61.61) 1,校正定数 2,大気補正係数kTP    kTP=(273+T)/(273+T0)×P0/P   気圧が大、気温が低で電離が多くなる 3,極性効果   円筒型 < 平行平板型  4,イオン再結合   初期再結合はLETに依存する  一般再結合は線量率、印加電圧、電極間隔、電極サイズ、スペクトルに影響される↓より詳細はこちらのページで「対策ノート:標準計測法12」 (2次)電子平衡の利用とその条件(ブラ...

 

71 照射線量が 2.0 × 10-4 C/kg のとき、空気カーマ[Gy]に最も近いのはどれか。ただし、空気の W 値を 34 eV、電気素量を 1.6 × 10-19 C、 1 eV=1.6 × 10-19 J とする。
1.1.7 × 10-40
2.5.9 × 10-6
3.1.1 × 10-3
4.6.8 × 10-3
5.4.3 × 1016

正答

気体の電離を利用する検出器
印加電圧と収集電荷の関係 (75pm80、72am78、66.66、60.62)①再結合領域   ②電離領域   エネルギー測定可能③比例領域   エネルギー測定可能④境界領域    ⑤GM領域   エネルギー測定不可⑥連続放電領域 エネルギー測定不可電離箱・自由空気電離箱 光子の照射線量の絶対線量の測定・空洞電離箱 (69pm80、62.64) 光子またはβ線(グリッド付きでα線も)の吸収(照射)線量の測定 印加電圧:電離領域  → 高線量かつエネルギーの測定ができる    感度は低い・校正,補正 (78am70、73pm79、68pm82、65.62、64.61.63、61.61) 1,校正定数 2,大気補正係数kTP    kTP=(273+T)/(273+T0)×P0/P   気圧が大、気温が低で電離が多くなる 3,極性効果   円筒型 < 平行平板型  4,イオン再結合   初期再結合はLETに依存する  一般再結合は線量率、印加電圧、電極間隔、電極サイズ、スペクトルに影響される↓より詳細はこちらのページで「対策ノート:標準計測法12」 (2次)電子平衡の利用とその条件(ブラ...

 

72 GM 計数管の出力電圧と時間の関係を図に示す。図の説明で正しいのはどれか。

1.B は分解時間である。
2.A が短いほど数え落としが多くなる。
3.図から β 線のエネルギーを取得できる。
4.出力電圧の高さは放射能の強さに比例する。
5.波高弁別レベルを超えたパルスの数を計数する。

正答

気体の電離を利用する検出器
印加電圧と収集電荷の関係 (75pm80、72am78、66.66、60.62)①再結合領域   ②電離領域   エネルギー測定可能③比例領域   エネルギー測定可能④境界領域    ⑤GM領域   エネルギー測定不可⑥連続放電領域 エネルギー測定不可電離箱・自由空気電離箱 光子の照射線量の絶対線量の測定・空洞電離箱 (69pm80、62.64) 光子またはβ線(グリッド付きでα線も)の吸収(照射)線量の測定 印加電圧:電離領域  → 高線量かつエネルギーの測定ができる    感度は低い・校正,補正 (78am70、73pm79、68pm82、65.62、64.61.63、61.61) 1,校正定数 2,大気補正係数kTP    kTP=(273+T)/(273+T0)×P0/P   気圧が大、気温が低で電離が多くなる 3,極性効果   円筒型 < 平行平板型  4,イオン再結合   初期再結合はLETに依存する  一般再結合は線量率、印加電圧、電極間隔、電極サイズ、スペクトルに影響される↓より詳細はこちらのページで「対策ノート:標準計測法12」 (2次)電子平衡の利用とその条件(ブラ...

エックス線撮影機器学

73 X 線管装置で誤っているのはどれか。
1.放射口は X 線を通過させる開口部である。
2.焦点外 X 線は実焦点外から放射される X 線である。
3.ターゲット角は実焦点面と基準軸とがなす角である。
4.実焦点は加速粒子が当たるターゲットの表面部分である。
5.総ろ過は X 線が透過する部分の取り外しできない物質による線質等価ろ過である。

正答

X線源装置 ― X線管装置
X線発生装置 ├― X線源装置|  └―― X線管装置 + 照射野限定器|├― X線用高電圧ケーブル|└― X線高電圧装置   └―― 高電圧発生装置 + X線制御装置X線源装置X線管の構造・固定陽極X線管 陽極が固定された構造  →  熱容量が小さい 歯科用・携帯形などの小容量X線装置に使用され、焦点外X線の発生が少ない・回転陽極X線管(73pm6) 陽極が回転する構造 → 熱容量が大きい①ガラスバルブ:真空の維持、高電圧の絶縁と耐高温性材質 → 硼珪酸硬質ガラス②陰極(フィラメント、集束電極):加熱電流で高温にして熱電子を発生、熱電子を細いビームに絞る③ターゲット:傘形で焦点面の材質はタングステン →  高原子番号、高融点3450℃④陽極回転子(ロータ):誘導電動機の原理でターゲットを高速回転させる ・格子制御系X線管 グリッド電極により高電圧型でX線を開閉できる コンデンサ式X線装置と組み合わせて使用 管電流を制御する格子電極をもつ*暗電流(67pm5):格子電極をすり抜けた熱電子ビームのこと実焦点と実効焦点 (77am75、72pm7、66.10、61.11、60.10) (実...

 

74 管電圧 100 kV、管電流 800 mA、撮影時間 0.1 s、管電圧リプル百分率 12%のインバータ式 X 線装置の公称最大電力[kW]はどれか。
1. 59.2
2. 76.0
3. 80.0
4. 96.0
5.125.0

正答

X線源装置 ― X線管装置
X線発生装置 ├― X線源装置|  └―― X線管装置 + 照射野限定器|├― X線用高電圧ケーブル|└― X線高電圧装置   └―― 高電圧発生装置 + X線制御装置X線源装置X線管の構造・固定陽極X線管 陽極が固定された構造  →  熱容量が小さい 歯科用・携帯形などの小容量X線装置に使用され、焦点外X線の発生が少ない・回転陽極X線管(73pm6) 陽極が回転する構造 → 熱容量が大きい①ガラスバルブ:真空の維持、高電圧の絶縁と耐高温性材質 → 硼珪酸硬質ガラス②陰極(フィラメント、集束電極):加熱電流で高温にして熱電子を発生、熱電子を細いビームに絞る③ターゲット:傘形で焦点面の材質はタングステン →  高原子番号、高融点3450℃④陽極回転子(ロータ):誘導電動機の原理でターゲットを高速回転させる ・格子制御系X線管 グリッド電極により高電圧型でX線を開閉できる コンデンサ式X線装置と組み合わせて使用 管電流を制御する格子電極をもつ*暗電流(67pm5):格子電極をすり抜けた熱電子ビームのこと実焦点と実効焦点 (77am75、72pm7、66.10、61.11、60.10) (実...

 

75 イメージインテンシファイアで誤っているのはどれか。
1.管状の容器に収納されている。
2.入射した X 線は可視光に変換される。
3.入力窓にはアルミニウムが用いられている。
4.X 線変換部、電子パターン変換部、出力像変換部からなる。
5.出力像変換部では入力時の約 100 倍に増幅された可視光に変換される。

正答

X線映像装置
X線TV装置{イメージインテンシファイアを用いたもの}X線TV装置の構成 (78pm78、67am7)①イメージインテンシフアイア(I.I.):人体透過X線を明るい可視像に変換②タンデムレンズ:I.I.の出力像を忠実にTVカメラに入力する光学レンズ③撮像管・固体撮像素子(CCD):I.I.の可視光(像)を電気信号に変換④映像回路:電気信号から電子ビームを走査するための映像信号を作成⑤TVモニタ:映像信号により電子ビームを走査して動画像を表示I.I.の構造 (78am75、72am14、66.13、64.15、61.91)  電圧を切り替えることによって入力視野を小さくすることにより、出力像を拡大表示できる 集束電極=フォーカス電極、陽極≒加速電極など、問題ごとに言い方が変化する・内部:高真空・入力窓:硼珪酸ガラス,アルミニウム,チタニウム・入力蛍光面:CsIの微細柱状構造(厚み400μm) 横方向への光散乱防止 蛍光体にはCsI:Naを用いる・出力蛍光面:硫化亜鉛系(Zn、Cd)S:Ag・入力蛍光面・出力蛍光面が厚いと → 高感度になりX線- 光変換効率が向上する  → 光の拡散による...

 

76 FPD で正しいのはどれか。
1.量子検出効率は CR に比べ低い。
2.TFT スイッチングで信号を読み取る。
3.直接変換方式では輝尽性蛍光体が用いられる。
4.CR 方式に比べ撮影してから画像表示までの時間が長い。
5.間接変換方式は直接変換方式に比べ常時温度管理が必要である。

正答

X線画像装置
CR装置(78pm75、75pm12、74am8、72am7、71am12、67am8、66.14、64.16、61.92)・CR装置の動作 IPをレーザービームで走査することで画像情報を蛍光として取り出し、蛍光を光電子増倍管で電気信号に変換しAD変換して画像処理を行う リアルタイムでの観察はできない 撮影後のIPは白色光を当てて画像を消去できる 撮影時は遮光と保護のため専用カセッテに収納して使用 両面集光方式では発光の検出効率が向上する・CR装置の読取り装置構成部品(73pm10、65.14、62.19)・イメージングプレート(73am8)・輝尽性蛍光体(BaFX:Eu2+、X:Cl、Br、I):バリウムフルオロハライド化合物 X線の照射によりエネルギーを蓄積した物質が,その後の可視光・赤色光(He –Neレーザ:633nm)の照射(輝尽励起光)により,波長が短く(400nm)放射線量に比例した光量で発光する蛍光体・二次励起光を照射すると青紫色に発光する・消去光(白色光)によってくり返し使用可能・有効発光時間:2~3µsFPD装置 (78am76、77am77.pm74、76pm9、...

 

77 散乱線除去グリッドの特性と計算式の組合せで正しいのはどれか。ただし、h:吸収はくの高さ、D:吸収はくの間隔、d:吸収はくの厚さ、Tp:一次放射線透過率、Ts:散乱放射線透過率、Tt:全放射線透過率とする。
1.グリッド比   (D + d) / h
2.グリッド密度   1 / D
3.イメージ改善係数   Tp2 / Tt
4.グリッド露出係数   1 / Tp
5.コントラスト改善比  Ts / Tt

正答

散乱X線除去用グリッド
散乱X線除去用グリッド・定義 (77am83、69am84) X線受像面に入射する散乱X線の量を減少させることにより、X線像のコントラストを改善する 受像面の前に置く・散乱X線の性質 散乱X線含有率は照射野の大きさと被写体の厚さに依存する 高管電圧ほど高グリッドが必要・構造 (65.16)  薄い鉛箔とX線吸収の少ない中間物質(アルミ)の薄い板を交互に配置 散乱線除去用グリッドの中間物質はX線吸収の少ないものを使う → アルミニウム、紙、木、合成樹脂 ・種類(78pm76)1、直線グリッド:箔を長手方向に平行になるように構成 2、平行グリッド:箔の延長が互いに平行で入射面に垂直 →  集束距離は無限大   集束型よりもカットオフが多い3、集束グリッド:箔の面の延長が1つの直線に集束3-1,テーパ付きグリッド:吸収はくの高さが、グリッドの中心線に対して直角方向の縁部に向かい、かつ中心線に対して対称的に、漸次減少するグリッド4、クロスグリッド:2枚の直線グリッドをそれらの箔の方向がある角度を持つように一体形成したもの5、運動グリッド:ブッキーブレンデともいう※病室撮影ではグリッドに対してX...

 

78 トモシンセシスで正しいのはどれか。
1.振り角は 120 度以上である。
2.断層厚は振り角に依存しない。
3.循環器用 X 線撮影装置で用いられる。
4.回転中心と回転中心から離れた画像の空間分解能は同等である。
5.step and shoot 方式では一定の角度ごとに X 線管を止めて撮影する。

正答

 難問
 ここ数年でトモシンセシスの問題が急に増えだしてはいるが、ここまで詳しいのは初
 しかし問題の傾向をしっかり把握して発展的な内容まで勉強していれば解ける問題
 かつ、じつはstep and shootという意味が分かれば別に何にも知らなくても解けたりする

X線特殊撮影装置:乳房撮影用 / 集団検診用 / 歯科用 / 可搬形 / 断層撮影
乳房撮影用X線管 (78am79、77am80、76pm7.73、75am83pm91、74pm10、71am14、70am6.am72、67am9、67pm8、66.18、65.10、64.18、62.15.pm70、61.14、60.15)1、軟部組織の撮影のために必要な軟X線を発生させる低管電圧用X線管(30kV)を用いる2、X線放射口(窓):発生X線を減衰させないためにベリリウムを使用3、ターゲット(焦点部分):主にMoを用いる 特性X線を利用のためMoフィルタと組み合わせる4、付加フィルタ:乳房の大きさや乳腺の状態に合わせて以下のような組み合わせを用いるターゲットMoRhWKα17.420.259Kβ19.6 22.767K吸収端20.023.2  *W:最近利用され始めた・付加フィルタの組み合わせ「Rh陽極+Rhフィルタ」「W陽極+Rhフィルタ」「Mo陽極+Moフィルタ」「Mo陽極+Rhフィルタ」 *乳腺含有率の高い場合、乳房圧の厚い場合:Rhフィルタを使用する5、電極間距離:管電圧が低いため以下のことが起こる エミッション特性が悪く、小焦点を実現するため、電極間距離は一般...

 

79 乳房用 X 線装置で正しいのはどれか。
1.拡大撮影はできない。
2.自動露出機構を備える。
3.インバータ式低電圧装置である。
4.X 線管長軸は撮影台と平行である。
5.放射窓の材料はタングステンである。

正答

X線特殊撮影装置:乳房撮影用 / 集団検診用 / 歯科用 / 可搬形 / 断層撮影
乳房撮影用X線管 (78am79、77am80、76pm7.73、75am83pm91、74pm10、71am14、70am6.am72、67am9、67pm8、66.18、65.10、64.18、62.15.pm70、61.14、60.15)1、軟部組織の撮影のために必要な軟X線を発生させる低管電圧用X線管(30kV)を用いる2、X線放射口(窓):発生X線を減衰させないためにベリリウムを使用3、ターゲット(焦点部分):主にMoを用いる 特性X線を利用のためMoフィルタと組み合わせる4、付加フィルタ:乳房の大きさや乳腺の状態に合わせて以下のような組み合わせを用いるターゲットMoRhWKα17.420.259Kβ19.6 22.767K吸収端20.023.2  *W:最近利用され始めた・付加フィルタの組み合わせ「Rh陽極+Rhフィルタ」「W陽極+Rhフィルタ」「Mo陽極+Moフィルタ」「Mo陽極+Rhフィルタ」 *乳腺含有率の高い場合、乳房圧の厚い場合:Rhフィルタを使用する5、電極間距離:管電圧が低いため以下のことが起こる エミッション特性が悪く、小焦点を実現するため、電極間距離は一般...

 

80 X 線 CT のアーチファクトで誤っているのはどれか。
1.メタルアーチファクト
2.リングアーチファクト
3.ストリークアーチファクト
4.ケミカルシフトアーチファクト
5.ビームハードニングアーチファクト

正答

アーチファクト / CTの性能評価
アーチファクト (78am80、76pm90、70pm10、69pm10)被写体に起因するもの (75pm14、73am5、67am10)・(1) ビームハードニングアーチファクト カッピングアーチファクトやダークバンドアーチファクトとなる カッピング:中心のCT値が低下 キャッピング:中心のCT値が増加 ダークバンド:バンド状にCT値が低下:ダークバンドアーチファクト(76pm90)*対策:スライス厚を薄くする   MSCTではシングルスライスに比べ減少・メタルアーチファクト 造影剤も高濃度の場合アーチファクトとなる場合がある 低管電圧で顕著となる・モーションアーチファクト・エッジグラディエント効果CT装置・撮影条件に起因するもの (77am88、69am5)・パーシャルボリューム(部分体積)効果 (73pm13、70am88、69am87、67pm88) スライス厚の中に複数のCT値が存在した場合、その割合によってCT値が変化すること 微細物質の描出や、組織境界においてCT値が不正確になる 対策はスライス厚を薄くする  MSCTではシングルスライスに比べ減少する・低線量時のストリー...

 

81 X 線 CT 装置の不変性試験の項目で正しいのはどれか。
1.架台チルト
2.散乱線測定
3.z 軸方向の空間分解能
4.低コントラスト分解能
5.アキシャルスキャンの再構成スライス厚

正答

 これは本当は難問でも何でもないのだが、対策ノートの記載がいまいちだった(現在は修正済み)ので、一応難問認定にしておいた
 CTの性能評価に関しては2021とかに更新しており、細かいところが間違っていたので、対策ノートは修正しておきました

アーチファクト / CTの性能評価
アーチファクト (78am80、76pm90、70pm10、69pm10)被写体に起因するもの (75pm14、73am5、67am10)・(1) ビームハードニングアーチファクト カッピングアーチファクトやダークバンドアーチファクトとなる カッピング:中心のCT値が低下 キャッピング:中心のCT値が増加 ダークバンド:バンド状にCT値が低下:ダークバンドアーチファクト(76pm90)*対策:スライス厚を薄くする   MSCTではシングルスライスに比べ減少・メタルアーチファクト 造影剤も高濃度の場合アーチファクトとなる場合がある 低管電圧で顕著となる・モーションアーチファクト・エッジグラディエント効果CT装置・撮影条件に起因するもの (77am88、69am5)・パーシャルボリューム(部分体積)効果 (73pm13、70am88、69am87、67pm88) スライス厚の中に複数のCT値が存在した場合、その割合によってCT値が変化すること 微細物質の描出や、組織境界においてCT値が不正確になる 対策はスライス厚を薄くする  MSCTではシングルスライスに比べ減少する・低線量時のストリー...

 

82 不変性試験で正しいのはどれか。
1.契約仕様を満たしているかを確認する。
2.特定の時点における機器の性能を確認する。
3.機器の構成要素の性能変化の早期発見をする。
4.既存の機器に大幅な改造が行われた後に実施する。
5.製品が必要な品質を満たしているか否かを確認する。

正答

JIS規格、装置管理
JIS規格・JIS Z 4701 JIS Z 4751-2-54:2017JIS Z 4701 医用X線装置通則 JIS Z 4751-2-54:2017 X線管焦点皮膚間距離 (73am9、71am13.14、64.28、62.28、60.28)透視装置 手術中:20cm以上     その他:30cm以上移動型及び携帯型撮影用X線装置:20cm以上歯科用(口内法70kV以下):15cm以上歯科用(口内法70kV超):20cm以上乳房撮影用X線装置:45 cm乳房撮影用(拡大撮影に限る)X線装置:20cmCT装置:15cm以上循環器用撮影装置(拡大撮影に限る):30cm歯科用パノラマ断層撮影装置:15cm以上*その他X線装置(拡大撮影、骨塩定量を除く):45 cm以上拡大撮影で用いる患者支持器面での拡大率:2以下 焦点外X線の制限 (76am6) 焦点から1m離れた平面で外側に15cmを超えない (乳房用及び立体撮影用を除く) X線装置の総ろ過 歯科口内法用X線装置(70kV以下) :1.5mmAl当量以上  乳房用X線装置(50kV以下) :0.5mmAl当量以上  または0.03m...

エックス線撮影技術学

83 X 線撮影条件で正しいのはどれか。
1.撮影距離が長いほど画像の拡大率が大きくなる。
2.照射野を広くすると画像コントラストが低下する。
3.管電圧が高いほど被検者に対する透過性は低下する。
4.管電流が大きいほど入射 X 線のエネルギーは高くなる。
5.エアギャップ法では検出器に到達する散乱線が増加する。

正答

X線撮影の基礎
写真効果、撮影条件計算・X線強度(蛍光量)E (77pm94、72pm88、66.70、65.69、63.69)$$E=\frac { 「管電圧」^{ 2 }×「管電流」×「照射時間」 }{ 「撮影距離」^{ 2 } } $$・半影と拡大率 (77pm84、76am90、75am90、74am93、73pm85、71am85、67pm86、61.69) 半影の大きさH H = (M-1)×f   M:拡大率 f:焦点の大きさ 拡大率M  M = (a+b)/a   = 1+b/a  a:焦点被写体間距離 b:被写体受像面間距離 a+b:撮影距離・重積効果 (78pm83、72am83) 2つ以上の構造が重なって存在する場合、それらの減弱係数の相違によって、画像として描出が不可能な場合がある・接線効果 被写体の隣り合う構造にその境界面を挟んであるレベル以上の減弱係数の差がある場合、その境界面に接点を持つようにエックス線速が入射されるとその構造の輪郭が明瞭に描出される効果被曝と散乱線 ・散乱線の多くなる因子 (68am84)「被写体の減弱係数:高い」「被写体の厚さ:厚い」「照射面積:広い」...

 

84 剣状突起よりも尾側に位置するのはどれか。
1.胸骨上窩
2.喉頭隆起
3.乳様突起
4.肩甲骨下縁
5.肋骨弓下縁

正答

X線撮影の基礎
写真効果、撮影条件計算・X線強度(蛍光量)E (77pm94、72pm88、66.70、65.69、63.69)$$E=\frac { 「管電圧」^{ 2 }×「管電流」×「照射時間」 }{ 「撮影距離」^{ 2 } } $$・半影と拡大率 (77pm84、76am90、75am90、74am93、73pm85、71am85、67pm86、61.69) 半影の大きさH H = (M-1)×f   M:拡大率 f:焦点の大きさ 拡大率M  M = (a+b)/a   = 1+b/a  a:焦点被写体間距離 b:被写体受像面間距離 a+b:撮影距離・重積効果 (78pm83、72am83) 2つ以上の構造が重なって存在する場合、それらの減弱係数の相違によって、画像として描出が不可能な場合がある・接線効果 被写体の隣り合う構造にその境界面を挟んであるレベル以上の減弱係数の差がある場合、その境界面に接点を持つようにエックス線速が入射されるとその構造の輪郭が明瞭に描出される効果被曝と散乱線 ・散乱線の多くなる因子 (68am84)「被写体の減弱係数:高い」「被写体の厚さ:厚い」「照射面積:広い」...

 

85 頭部 X 線撮影法と観察目的の組合せで正しいのはどれか。
1.Caldwell〈コールドウェル〉法  大後頭孔
2.Rhese〈レーゼ〉法   三半規管
3.Schüller〈シュラー〉法   視神経管
4.Stenvers〈ステンバース〉法   トルコ鞍
5.Waters〈ウォータース〉法   頰骨

正答

 ウォータース法が出題されるのはこれで二年連続(77am85)

椎体、顔面、頭部の単純撮影法
頸椎撮影(72pm92)・頸椎 正面撮影(74pm88、66.82、65.71) 3~7頸椎と椎間の形状、ルシュカ関節の観察・体位:下顎骨と後頭結節が重なり合うように顎を上げる・中心線:X線は水平から尾頭方向へ10~15°射入させる(74pm88)・頸椎 開口撮影 (65.71) 環椎-軸椎の観察・体位:上顎の前歯と後頭結節を結ぶ線をフィルムに垂直にする・頚椎 側面撮影(中間位、前・後屈位) (65.71) 1~7頸椎と椎間の形状観察、機能撮影 後縦靭帯骨化症や圧迫骨折、アライメント(椎体配置)の観察・頚椎 斜位撮影(78pm87、65.71、63.74、61.82) 椎間孔、ルシュカ関節などの観察・体位:非検側をフィルムに対して前額面を50°斜位、軽度上方を向かせる。・中心線:尾頭方向に10°で斜入胸椎撮影・上位胸椎側面撮影(スイマー法):椎体骨と椎間の形状観察腰椎・仙椎・尾骨撮影 (61.74、60.72) 基本的に呼気撮影 中心は腸骨稜上縁(第三腰椎) カセッテに対して垂直に入射*生殖器の防護:男は可能、女は仙骨が見えなくなるため不可・腰椎 正面撮影 第12胸椎から腰仙椎移行部が...

 

86 DLP で正しいのはどれか。
1.撮影 1 回当たりの実効線量である。
2.CT 画像の空間分解能を示す指標である。
3.スライス厚当たりの平均吸収線量である。
4.全撮影範囲の CTDIvol を積算した値である。
5.CT 画像のコントラスト分解能を示す指標である。

正答

アーチファクト / CTの性能評価
アーチファクト (78am80、76pm90、70pm10、69pm10)被写体に起因するもの (75pm14、73am5、67am10)・(1) ビームハードニングアーチファクト カッピングアーチファクトやダークバンドアーチファクトとなる カッピング:中心のCT値が低下 キャッピング:中心のCT値が増加 ダークバンド:バンド状にCT値が低下:ダークバンドアーチファクト(76pm90)*対策:スライス厚を薄くする   MSCTではシングルスライスに比べ減少・メタルアーチファクト 造影剤も高濃度の場合アーチファクトとなる場合がある 低管電圧で顕著となる・モーションアーチファクト・エッジグラディエント効果CT装置・撮影条件に起因するもの (77am88、69am5)・パーシャルボリューム(部分体積)効果 (73pm13、70am88、69am87、67pm88) スライス厚の中に複数のCT値が存在した場合、その割合によってCT値が変化すること 微細物質の描出や、組織境界においてCT値が不正確になる 対策はスライス厚を薄くする  MSCTではシングルスライスに比べ減少する・低線量時のストリー...

 

87 上部消化管造影検査で正しいのはどれか。
1.窒素で胃を膨らませる。
2.二重造影では胃小区を描出する。
3.硫酸バリウムの使用量は 500 mL 程度である。
4.半立位第 2 斜位撮影では幽門部を描出できる。
5.Brown〈ブラウン〉法による前処置を実施する。

正答

上部消化管造影検査
胃の造影検査(上部消化管造影) (77pm88、64.80、62.79、60.76) ・蠕動運動と胃液分泌の抑制のため鎮痙剤(抗コリン薬:副交感神経遮断のため)を筋肉注射する 胃泡には消泡剤を使用する・体位変換の目的:「胃粘液の除去」 「造影剤付着の向上」 「造影剤を広く薄く広げる」・撮影後処置:「水分を多量に取らせる」・胃の解剖学的構造 *ポイント 上部が背側方向、下部が腹側方向に傾いている 胃角部で下端となる・二重造影法(78am87,73am83,71am89,70pm89) 発泡剤(陰性造影剤)により胃壁を進展させ、胃小区を描出する方法背臥位正面(76pm85、73am83):胃角部を中心として、幽門部~前庭部の後壁(造影剤は穹窿部)(76pm85)背臥位第1斜位:胃体中・下部,胃角部,前庭部, 十二指腸球部 (造影剤は穹窿部)背臥位第2斜位 (60.77):胃体部,小弯,大弯を観察(造影剤は穹窿部,前庭部に振り分け)  半立位第二斜位 (Schatzki位)(74pm93,69pm89):噴門部・穹窿部の観察(69pm89)腹臥位正面(65.81):前庭部・胃角部の前壁  (...

 

88 経静脈性尿路造影写真を示す。時系列が正しいのはどれか。

1.ア → イ → ウ → エ
2.イ → ウ → エ → ア
3.ウ → イ → ア → エ
4.エ → ア → ウ → イ
5.エ → ウ → イ → ア

正答

造影検査とIVR
注腸造影(78pm88、74am64、70pm89、68am87、67pm87、62.31):逆行的に造影剤を投与し、二重造影法が主流で、充満法、粘膜法、圧迫法も行われる Brown法が主流で、Fischer法、Welin法なども行われる Brown法では前日に低脂肪、低繊維食をとる 多量の水分を摂取する・前投薬:抗コリン薬*Apple core sign :大腸進行がんの代表的な悪性所見(67pm93:Apple core sign)消化管領域のIVR・拡張術(66.77) 胆管拡張術:ステントなどを用いる、胆がんなどが適応 ・ステント留置・イレウスチューブの挿入・内視鏡的結石除去術 (63.79) バスケットカテーテルを使用 :結石等を挟み込んで体外に排出する道具胆道・膵臓造影検査(73am84、72am85pm90)・PTC(Percutaneous transhepatic cholangiography):経皮経肝胆道造影 PTCD(D:drainage)  :経皮経肝胆道ドレナージ・ERCP(Endoscopic retrograde cholangiopancreatog...

 

89 腹部 CT で正しいのはどれか。
1.心電同期撮影を行う。
2.造影検査前は水分制限を行う。
3.位置決めの基準点は胸骨上窩とする。
4.体幹部に両手を下ろした状態で撮影する。
5.ダイナミック CT 検査では非イオン性水溶性ヨード造影剤を使用する。

正答

CT検査
CTの副作用 心臓ペースメーカの誤作動 (64pm69、62.69、60.68) 造影検査(70am88、65pm77、63.34、62pm81、60pm80)・造影剤注入方法(1) 固定法(2) テストインジェクション法(3) ボーラストラッキング法 :ROIのCT値が閾値を超えた時点より撮影を開始する方法  時間濃度曲線を作成して行う・穿刺部位:第一選択は肘静脈・前処置:検査当日の朝から絶食・投与量:体重当たりの造影剤の量を固定し、注入速度を変更するのが望ましい・造影剤投与後に静脈内への造影剤の残存を防ぐため、生理食塩水をボーラス注入する場合がある↓造影剤についてはこちら「対策ノート:造影剤」腹部ダイナミックCT(74am89、66pm76.86、65pm87) ボーラス投与(急速静注)で、複数回呼吸停止を行う 多相撮影を行う  単純相動脈相静脈相遅延相・肝臓ダイナミックCT (78pm7(乳癌)、69pm90、65pm87、63.87、60pm84)・IVR-CT (CTAP、CTHA)            CTAP:経動脈性門脈造影CT                   上...

 

90 胸部正面 X 線写真を示す。心胸郭比〈CTR〉で正しいのはどれか。

1.(A + B)/C
2.(B - A)/C
3.(C - B)/A
4.C/(A + B)
5.C/(B - A)

正答

 心胸郭比って結構大事な知識かと思ったら10年以上出題されてなかったんですね

胸腹部の単純撮影法
胸部立位正面撮影(78pm86、77pm87、76pm92、75am86、65.85、61.71)(1) 撮影ポイント・撮影方向:PA(後前)方向(64.73) 目的:「心臓、鎖骨の拡大率を小さくする」 「肺野の観察領域を広げる」 「前胸部と受像面の密着が良い」 「腕のポジショニングにより肩甲骨を肺野からはずしやすい」・体位 (64.74、61.72) 肩の力を抜き、両手背部を下げ腰外部にあて、肘を前に出し、肩甲骨を肺野からはずす 基本的に吸気撮影 → 正確な心胸郭比を描出できる  (気管支異物の場合は呼気撮影が有効)    肺野の観察域を広げる   肺野のコントラストを上げる・X線中心 (64.74) 第6~7胸椎の高さで、検出器に垂直に入射する 位置合わせは隆椎の位置を確認し、照射野内に入るようにする(2)撮影条件 (71pm88、64.74、63.76、62.75)・管電圧:120~140kVの高管電圧撮影が主流(70am86) 目的:「各組織の濃度差を少なくして、気管支分岐部、心陰影、縦隔部陰影の観察を容易にする」 「被曝線量の低減のため」・撮影距離:190cm前後の遠距離 目...

 

91 腹部の血管造影写真を示す。正しい組合せはどれか。

1.ア 左胃動脈
2.イ 総肝動脈
3.ウ 右肝動脈
4.エ 固有肝動脈
5.オ 腹腔動脈

正答

循環器系 正常解剖
脳血管(77am91pm8、75pm16、72am18、70am23、69am23、69pm20、67am89、66.40、65.39、64.44、62.83、61.32、60.81)(67am89,65pm80,62pm83:頭部血管)Willis動脈輪(大脳動脈輪) 脳底部の動脈の吻合による輪状構造 視神経交叉・下垂体・乳頭体を取り囲み、外観はほぼ五角形である・構成:「内頚動脈」「前大脳動脈」 「前交通動脈」 「後大脳動脈」「後交通動脈」 「(中大脳動脈)」「(脳底動脈)」・この動脈輪を形成する動脈の分岐部は、壁が弱いため動脈瘤をつくりやすく、クモ膜下出血をきたしやすい頭部静脈(73am23)総頸動脈(70am61、69pm54、65.80)=内頸動脈(眼動脈+前大脳動脈+中大脳動脈+後交通動脈) + 外頸動脈 椎骨動脈(75am17、68am54)= 硬膜動脈 + 前後脊髄動脈 + 後下小脳動脈 + 脳底動脈(左右の前下小脳動脈+上小脳動脈+後大脳動脈)・脳幹の栄養血管:脳底動脈 (60.21)頸部動脈(78am7.pm91.92、77pm54,76pm55,75am57pm86...

 

92 頭部 CT 像を示す。正しい組合せはどれか。

1.ア 小 脳
2.イ 延 髄
3.ウ 後頭葉
4.エ 第四脳室
5.オ 四丘体槽

正答

 頭部の解剖はこれで78am41に続いて2問目
 実はこのあと78pm8でも出題されるので、合計で3問も出題される
 もう少し解剖はばらして出題したらよいのに、、、
 各教科担当でその辺は連携取れないのかな?

神経系 正常解剖
中枢神経系(78am41.92.pm8、77am8、76pm23、75am56、71am63)・脳(前脳[大脳+間脳]+脳幹+小脳)+脊髄*脳:大人の脳の重量は約1300g(62.4)大脳半球の区分(74am53、73pm20pm89、69pm55、67pm21.22、66.41、62.3.48)・前頭葉 運動に関する中枢 人格にかかわる領域・頭頂葉 体性感覚中枢 視覚性言語中枢 知覚中枢・側頭葉 聴覚中枢 感覚性言語中枢 嗅覚中枢 味覚中枢・後頭葉 視覚中枢・島 外側溝の深部 島を覆う各葉を弁蓋という・辺縁葉・中心溝(ローランド裂)(61.15) 前頭葉と頭頂葉の境界・外側溝(シルビウス溝) 前頭葉と側頭葉の境界大脳基底核 (77am44、72pm52、64.11、60.12.pm82)・構成:「線条体(尾状核・被殻) 」 「レンズ核(淡蒼球・被殻) 」・役割:随意運動のコントロール 骨格筋の緊張度の調節 円滑な運動の遂行・障害時の疾患:ハンチントン舞踏病 パーキンソン病脳幹:中脳・橋・延髄をまとめた名称 (78pm51、77am46、76am56)・中脳:対光反射(瞳孔反射)などの...

画像工学

93 信号検出理論で偽陽性率を表す式はどれか。ただし、TP は真陽性、FP は偽陽性、FN は偽陰性、TN は真陰性を示す。
1.FN / (FN+TP)
2.FP / (FP+TN)
3.TN / (FP+TN)
4.TP / (FN+TP)
5.TP / (FP+TP)

正答

総合画像評価
ROC曲線解析(76pm95、75pm95、74pm95、73am95、68am95、67pm96、65.90、63.91.92、60.92) 主観的な総合画像評価法 ・ROC曲線を求める方法(1)評定手続き・評定確信度法:5段階のカテゴリーは良く用いられる・連続確信度法:カテゴリーを設けず、連続スケールで評価する(2)二段階評価手続き Yes or Noの二通りの評価を行う・読影者間の能力差を評価できる     ・異なるモダリティ間の解析にも使用可能・評定の難易度に影響されるROC曲線 (70am65)・縦軸:真陽性率(的中確率) ・横軸:偽陽性率(誤報確率)・ROC曲線下面積Az Az:0.5≦Az≦1.0    Azは大きいほど評価が良い 2択法では正答率と同等になる・刺激-反応行列 反応あり反応なし刺激ありTPFN刺激なしFPTN・評価の要素 (78am93、72pm94、71pm46.94、69pm95、68pm95、65.91、64.92、63am27、62.88、61am22.pm92) ※(1)+(4)=1  (2)+(3)=1 以下、判定点xにおけるそれぞれの確率(1...

 

94 FPD の雑音特性に最も影響するのはどれか。
1.構造雑音
2.焦点寸法
3.検出量子数
4.量子化雑音
5.dexel〈detector element〉寸法

正答

 これも複合的な問題を出そうという意思を感じる問題だが、正直前半の「PDFの」という言葉は全部無視しても答えは変わらない

ノイズ特性(粒状性)
ノイズ特性(粒状性)粒状性(78am94.pm93、77am93、65.89、60.89) 低コントラスト分解能(低周波領域)に影響を及ぼす 粒状性悪:低コントラスト分解能悪・DR系のノイズ(76pm94、72am46、61.89)「X線量子モトル(量子ノイズ)」:最も大きな影響で入射X線量に依存する「光量子ノイズ(CR)」:入射X線量に依存する「システムノイズ」:構造モトルや電気系ノイズ   → 固定ノイズ「量子化ノイズ」・DR系のノイズへの影響因子「サンプリングアパーチャのMTF」「サンプリング間隔」「画像処理のMTF」「画像表示のMTF」ウィナースペクトル(WS):NPS(75am95、74am95、73am94、72am94、71am95、64.91、63.90、62.89、61.91) 面積の次元を持ち、ノイズ量を空間周波数ごとに示す 自己相関関数(濃度変動)をフーリエ変換する方法と、波形を直接フーリエ変換する方法がある $$ウィナースペクトルWS(u,v)=\frac { ⊿x×⊿y }{ N×M } ×{ |F(u,v)| }^{ 2 }$$ F(u,v):濃度変動のフー...

 

95 C-D〈contrast-detail〉曲線を図に示す。曲線のうち低コントラストの識別能が最も高いのはどれか。

1.ア
2.イ
3.ウ
4.エ
5.オ

正答

ノイズ特性(粒状性)
ノイズ特性(粒状性)粒状性(78am94.pm93、77am93、65.89、60.89) 低コントラスト分解能(低周波領域)に影響を及ぼす 粒状性悪:低コントラスト分解能悪・DR系のノイズ(76pm94、72am46、61.89)「X線量子モトル(量子ノイズ)」:最も大きな影響で入射X線量に依存する「光量子ノイズ(CR)」:入射X線量に依存する「システムノイズ」:構造モトルや電気系ノイズ   → 固定ノイズ「量子化ノイズ」・DR系のノイズへの影響因子「サンプリングアパーチャのMTF」「サンプリング間隔」「画像処理のMTF」「画像表示のMTF」ウィナースペクトル(WS):NPS(75am95、74am95、73am94、72am94、71am95、64.91、63.90、62.89、61.91) 面積の次元を持ち、ノイズ量を空間周波数ごとに示す 自己相関関数(濃度変動)をフーリエ変換する方法と、波形を直接フーリエ変換する方法がある $$ウィナースペクトルWS(u,v)=\frac { ⊿x×⊿y }{ N×M } ×{ |F(u,v)| }^{ 2 }$$ F(u,v):濃度変動のフー...

 

放射線安全管理学

96 国際放射線防護委員会〈ICRP〉2007 年勧告における現存被ばく状況の公衆被ばくに定められた線量制限で正しいのはどれか。
1.線量限度
2.耐容線量
3.介入レベル
4.参考レベル
5.線量拘束値

正答

ICRP勧告 / DRL(診断参考レベル) 
1990年勧告放射線防護の目標・便益をもたらす被ばくを伴う行為を、不当に制限することなく人の安全を確保する・個人の確定的影響の発生を防止すること・確率的影響の発生を容認できるレベルに抑えること放射線防護体系「行為」:被ばくを増加させる人間活動のこと「介入」:被ばくを減少させる人間活動のこと放射線防護の三原則とその順序(上から)(76pm96、73pm99、71am9、67am94、66.93、65.93、64.93)・行為の正当化  「行為」はそれによって生ずる放射線障害を相殺するに十分な便益が必要 → 十分な便益を伴う診療行為がこれにあたる・防護の最適化  被ばく線量を潜在被ばくも含め、経済的・社会的要因を考慮した上で、合理的に達成できる限り低く抑える *この原則はALARAの原則といわれる → 被ばく低減の工夫がこれにあたる・個人の線量限度 被ばくグループとその子孫が、最終的に被る害の全体の尺度をデトリメントという概念で表す → 被ばくの管理がこれにあたる被ばくの区分 (71am100、70am67、69am96.pm100、61.93)・医療被ばく (67am89) 直接の医療行...

 

97 原子力災害時の避難退域時検査として避難者に対して実施する体表面汚染の測定に適したサーベイメータで正しいのはどれか。
1.電離箱式
2.半導体式
3.GM 計数管式
4.比例計数管式
5.ZnS(Ag)シンチレーション式

正答

 こちらも実学っぽい感じの問題
 原子力災害時にはどのような核種に気を付ける必要があるのかまでちゃんと把握しているならGood

汚染検査 / RIの使用・処理・除染
汚染検査サーベイメータ、測定機器(78am97、76pm98、74pm98、66.99、64.99、61.99)・β線の表面汚染:広口GM計数管・γ線の表面汚染:GM計数管、Si半導体検出器・手足の汚染:ハンドフットクロスモニタ・広範囲の測定:フロアモニタ・管理区域の空間線量率測定:NaIシンチレーション式サーベイメータ・漏洩線量測定:電離箱式サーベイメータ水中の放射性核種の濃度測定(1)測定法(72pm99、69pm98、61.99)・排水を直接「液体・プラスチックシンチレータ(最適)」や「GM計数管」で測定する方法・サンプリングした試料を「ウェル型シンチレーション」や「液体シンチレーション」で測定する方法・イオン交換樹脂でRIを吸着して測定する方法(2)希釈法による排水 (78pm100、72pm100、69am100) 放射能が排水中の濃度限度を下回るようにする また複数の核種が存在する場合、各核種の濃度と濃度限度の比を足し合わせ、この総和が1を下回るようにする (核種Aの濃度/核種Aの濃度限度)+(核種Bの濃度/核種Bの濃度限度) <1表面汚染の濃度測定 (72am98、69p...

 

98 診療放射線技師法で正しいのはどれか。
1.免許証は都道府県知事が交付する。
2.免許の登録事項の変更は 30 日以内に訂正を申請する。
3.免許を取り消された者は免許証を 30 日以内に返納する。
4.免許証の再交付後に発見した旧免許証は 30 日以内に返納する。
5.死亡したときは 10 日以内に診療放射線技師籍の登録削除を申請する。

正答

診療放射線技師法
定義(77am98、75am97、67pm99、66.95、65.97、64.95、63.94、62.95)・放射線(1)アルファ線及びベータ線及びガンマ線   (2) 100万電子ボルト以上のエネルギーを有する電子線(3) エックス線(4) その他政令で定める電磁波又は粒子線(陽子線及び重イオン線及び中性子線が追加された)・放射線 (原子力基本法での定義) (1)アルファ線,重陽子線,陽子線,その他重荷電粒子及びベータ線(2)中性子線(3)ガンマ線,特性エックス線(EC)(4)1MeV以上のエネルギーを有する電子線及びエックス線・放射線技師 「厚生労働大臣の免許を受けて、医師又は歯科医師の指示の元に、放射線を人体に対して照射することを業とする者」・照射 「撮影を含み、照射機器又は放射線同位元素を人体内に挿入して行うものを除く」・放射性同位元素「その化合物及び放射性同位元素又はその化合物の含有物を含む」免許(78am98、64.95、62.95)・欠格事由と意見の聴取「心身の障害(視覚、聴覚、音声機能、言語機能、精神機能)により業務ができないと厚生労働省令で定めるもの」「技師の業務に関...

 

99 令和 3 年から施行された電離放射線障害防止規則において放射線業務従事者の眼の水晶体に受ける等価線量の算定・記録・保存期間で追加されたのはどれか。
1. 1 月ごと
2. 6 月ごと
3. 3 年ごと
4. 5 年ごと
5.10 年ごと

正答

 こちらは難問指定
 令和3年実施のことが令和7年度の試験に出てくるのは大分早い出題な気がする
 国家試験は確かその年に作成するのではなくて、1年前には作ってあるはずだったと思うので、施行されてすぐに出題するくらいの勢いかな
 ただし、こうした法令や告示研修的な新しい変更は必ず出題される傾向があるので、受験生の方は自分の受験する年の数年以内に行われた改正等をしっかり調べておこう

線量限度、線量測定 / 健康診断
医療法施行規則・RI規制法装備等及び場所の測定項目、測定対象及び回数のまとめ(74am100、70pm97)項目測定場所測定時期放射線の量「使用施設」「詰替施設」「(廃棄物)貯蔵施設」「廃棄施設」「管理区域境界」「事業所内の居住区域」「事業所の境界」(1)作業開始前(2)作業開始後 ①1か月以内に1回 ②密封RIまたは発生装置を固定し、  遮へい物が一定の場合は6か月に1回 ③下限数量1000倍以下の密封RI  のみの場合は6か月に1回汚染の状況「作業室」「廃棄作業室」「汚染検査室」「管理区域境界」場所の線量限度、濃度限度、密度限度(78am100、75am96、68am99pm97、66.97、63.97、62.96、61.96) 外部線量(実効線量) 空気・排気中濃度排水中濃度表面密度使用施設内の居住区域(人が常時立ち入る所)≦1mSv/週一週間平均濃度≦空気中濃度限度 ≦表面密度限度管理区域の境界≒管理区域の定義≦1.3mSv/3か月3ヵ月平均濃度≦1/10空気中濃度限度 ≦1/10表面密度限度病室 ≦1.3mSv/3か月   病院・診療所の居住区域≦250μSv/3か月   病...

 

100 医療法施行規則では管理区域をどの実効線量を超えるおそれのある区域と定めているか。
1.250 μSv/ 3 月
2.1 mSv/週
3.1.3 mSv/ 3 月
4.20 mSv/年
5.50 mSv/年

正答

線量限度、線量測定 / 健康診断
医療法施行規則・RI規制法装備等及び場所の測定項目、測定対象及び回数のまとめ(74am100、70pm97)項目測定場所測定時期放射線の量「使用施設」「詰替施設」「(廃棄物)貯蔵施設」「廃棄施設」「管理区域境界」「事業所内の居住区域」「事業所の境界」(1)作業開始前(2)作業開始後 ①1か月以内に1回 ②密封RIまたは発生装置を固定し、  遮へい物が一定の場合は6か月に1回 ③下限数量1000倍以下の密封RI  のみの場合は6か月に1回汚染の状況「作業室」「廃棄作業室」「汚染検査室」「管理区域境界」場所の線量限度、濃度限度、密度限度(78am100、75am96、68am99pm97、66.97、63.97、62.96、61.96) 外部線量(実効線量) 空気・排気中濃度排水中濃度表面密度使用施設内の居住区域(人が常時立ち入る所)≦1mSv/週一週間平均濃度≦空気中濃度限度 ≦表面密度限度管理区域の境界≒管理区域の定義≦1.3mSv/3か月3ヵ月平均濃度≦1/10空気中濃度限度 ≦1/10表面密度限度病室 ≦1.3mSv/3か月   病院・診療所の居住区域≦250μSv/3か月   病...

 

以上、第78回診療放射線技師国家試験 午前 2/2

 

  難問 無理問題 不適切問題
午前1/2 11問 0問 1問
午前2/2 6問 0問 1問
午後1/2 6問 0問 0問
午後2/2 7問 2問 0問
30問 2問 2問

*当サイト調べ

第78回診療放射線技師国家試験の目標点数は
166点前後

それ以上は取れなくて良い!

続きはこちら↓

第78回診療放射線技師国家試験 午前1/2

第78回診療放射線技師国家試験 午前 1/2
問題および画像はすべて厚生労働省HPより引用しております 正答ボタンを押すと答えの選択肢が表示されます 各問の参考となる対策ノートのリンクを問題下部に設置してあります 当然解けるべき問題に関しては特にコメントしませんので、対策ノートを覚えてください診療画像検査学1 MRI 装置の生データと画像信号で正しいのはどれか。1.k-空間には生データの虚数成分だけが収められる。2.空気の信号は 0 、水の信号は 1000 近傍に分布する。3.生データをフーリエ変換した後の画像信号は k-空間に保管される。4.画像信号はフーリエ変換後の虚数成分と実数成分の両方を用いて表される。5.水は生体内で最も存在比が大きいため、画像の中で最も高い信号値となる。正答 いきなり難問 生データとk空間に関してここまで詳しく問われたのはこの10年では初かな? ただし、フーリエ変換と絡めて似たような問題は実は画像情報学の方で出題されていたりするので、無理問題ではない そもそも選択肢2と5に関してはあんまり生データは関係しないので 対策ノートは対応済み(磁気共鳴専門技術者対策ノートから一部持ってきた) 2 1.5 T M...

第78回診療放射線技師国家試験 午前2/2

https://radiological.site/archives/%e7%ac%ac78%e5%9b%9e%e8%a8%ba%e7%99%82%e6%94%be%e5%b0%84%e7%b7%9a%e6%8a%80%e5%b8%ab%e5%9b%bd%e5%ae%b6%e8%a9%a6%e9%a8%93-%e5%8d%88%e5%89%8d-2-2.html

第78回診療放射線技師国家試験 午後1/2

第78回診療放射線技師国家試験 午後 1/2
問題および画像はすべて厚生労働省HPより引用しております 正答ボタンを押すと答えの選択肢が表示されます 各問の参考となる対策ノートのリンクを問題下部に設置してあります 当然解けるべき問題に関しては特にコメントしませんので、対策ノートを覚えてください診療画像検査学1 スピンエコー法のパルスシーケンスを図に示す。矢印①の印加パルスに最も関係する構成機器はどれか。1.受信コイル2.送信コイル3.スライス選択傾斜磁場コイル4.位相エンコード傾斜磁場コイル5.周波数エンコード傾斜磁場コイル正答 これは正直難問指定しても良いかと思ったが、対策ノート的にはちゃんとパルスシーケンスは図付きで載せていたので、難問とはしません 前回パルスシーケンスを問われたのはいつなのか正直データなくなってしまったのですが、ノートに記載してるということはどこかで出たのでしょう だれか分かる人いれば教えてください2 MRI 装置で用いられる RF コイルで正しいのはどれか。1.ソレノイド型コイルは水平磁場方式で実用される。2.QD 型コイルはリニアコイルに比べて信号が 2 倍になる。3.バードケージ型コイルはサドル型コイル...

第78回診療放射線技師国家試験 午後2/2

第78回診療放射線技師国家試験 午後 2/2
問題および画像はすべて厚生労働省HPより引用しております 正答ボタンを押すと答えの選択肢が表示されます 各問の参考となる対策ノートのリンクを問題下部に設置してあります 当然解けるべき問題に関しては特にコメントしませんので、対策ノートを覚えてください基礎医学大要51 咳嗽の反射中枢がある部位はどれか。1.視床下部2.中 脳3.橋4.延 髄5.頸 髄正答52 経カテーテル動脈塞栓術の対象となるのはどれか。 2 つ選べ。1.胸 水2.脳梗塞3.脳動脈瘤4.転移性脳腫瘍5.骨盤骨折による出血正答53 脳脊髄液が存在するのはどれか。1.板間層2.硬膜外腔3.硬膜下腔4.軟膜下腔5.くも膜下腔正答54 集団を一定期間追跡調査する前向き観察研究はどれか。1.横断研究2.コホート研究3.症例対照研究4.生態学的研究5.ランダム化比較試験正答 71pm62で類似問題が既出 難問指定しても良いかと思ったが、名前を見たら別に迷わないかな、と思い難問指定ならず 対策ノート対応済み放射線生物学55 放射線の生体作用を強める効果がある物質はどれか。1.システイン2.アミホスチン3.グルタチオン4.システアミン5....

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・出題年数の見方
 例:(71pm72、67pm13.pm75、66.26)とある場合
 71pm72 → 第71回の午後72問
 67pm13pm75 → 第67回の午後13問と午後75問
 66.26 → 第66回のその教科がある方の26問
(放射化学から医用画像情報学までは午前、基礎医学大要から安全管理学までは午後)
*第66回までは午前午後で出題される科目が分かれていたため

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