第78回診療放射線技師国家試験 午後 2/2

 問題および画像はすべて厚生労働省HPより引用しております
 正答ボタンを押すと答えの選択肢が表示されます
 各問の参考となる対策ノートのリンクを問題下部に設置してあります
 当然解けるべき問題に関しては特にコメントしませんので、対策ノートを覚えてください

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基礎医学大要

51 咳嗽の反射中枢がある部位はどれか。
1.視床下部
2.中 脳
3.橋
4.延 髄
5.頸 髄

正答

神経系 正常解剖
中枢神経系(78am41.92.pm8、77am8、76pm23、75am56、71am63)・脳(前脳[大脳+間脳]+脳幹+小脳)+脊髄*脳:大人の脳の重量は約1300g(62.4)大脳半球の区分(74am53、73pm20pm89、69pm55、67pm21.22、66.41、62.3.48)・前頭葉 運動に関する中枢 人格にかかわる領域・頭頂葉 体性感覚中枢 視覚性言語中枢 知覚中枢・側頭葉 聴覚中枢 感覚性言語中枢 嗅覚中枢 味覚中枢・後頭葉 視覚中枢・島 外側溝の深部 島を覆う各葉を弁蓋という・辺縁葉・中心溝(ローランド裂)(61.15) 前頭葉と頭頂葉の境界・外側溝(シルビウス溝) 前頭葉と側頭葉の境界大脳基底核 (77am44、72pm52、64.11、60.12.pm82)・構成:「線条体(尾状核・被殻) 」 「レンズ核(淡蒼球・被殻) 」・役割:随意運動のコントロール 骨格筋の緊張度の調節 円滑な運動の遂行・障害時の疾患:ハンチントン舞踏病 パーキンソン病脳幹:中脳・橋・延髄をまとめた名称 (78pm51、77am46、76am56)・中脳:対光反射(瞳孔反射)などの...

 

52 経カテーテル動脈塞栓術の対象となるのはどれか。 2 つ選べ。
1.胸 水
2.脳梗塞
3.脳動脈瘤
4.転移性脳腫瘍
5.骨盤骨折による出血

正答

造影検査とIVR
注腸造影(78pm88、74am64、70pm89、68am87、67pm87、62.31):逆行的に造影剤を投与し、二重造影法が主流で、充満法、粘膜法、圧迫法も行われる Brown法が主流で、Fischer法、Welin法なども行われる Brown法では前日に低脂肪、低繊維食をとる 多量の水分を摂取する・前投薬:抗コリン薬*Apple core sign :大腸進行がんの代表的な悪性所見(67pm93:Apple core sign)消化管領域のIVR・拡張術(66.77) 胆管拡張術:ステントなどを用いる、胆がんなどが適応 ・ステント留置・イレウスチューブの挿入・内視鏡的結石除去術 (63.79) バスケットカテーテルを使用 :結石等を挟み込んで体外に排出する道具胆道・膵臓造影検査(73am84、72am85pm90)・PTC(Percutaneous transhepatic cholangiography):経皮経肝胆道造影 PTCD(D:drainage)  :経皮経肝胆道ドレナージ・ERCP(Endoscopic retrograde cholangiopancreatog...

 

53 脳脊髄液が存在するのはどれか。
1.板間層
2.硬膜外腔
3.硬膜下腔
4.軟膜下腔
5.くも膜下腔

正答

神経系 正常解剖
中枢神経系(78am41.92.pm8、77am8、76pm23、75am56、71am63)・脳(前脳[大脳+間脳]+脳幹+小脳)+脊髄*脳:大人の脳の重量は約1300g(62.4)大脳半球の区分(74am53、73pm20pm89、69pm55、67pm21.22、66.41、62.3.48)・前頭葉 運動に関する中枢 人格にかかわる領域・頭頂葉 体性感覚中枢 視覚性言語中枢 知覚中枢・側頭葉 聴覚中枢 感覚性言語中枢 嗅覚中枢 味覚中枢・後頭葉 視覚中枢・島 外側溝の深部 島を覆う各葉を弁蓋という・辺縁葉・中心溝(ローランド裂)(61.15) 前頭葉と頭頂葉の境界・外側溝(シルビウス溝) 前頭葉と側頭葉の境界大脳基底核 (77am44、72pm52、64.11、60.12.pm82)・構成:「線条体(尾状核・被殻) 」 「レンズ核(淡蒼球・被殻) 」・役割:随意運動のコントロール 骨格筋の緊張度の調節 円滑な運動の遂行・障害時の疾患:ハンチントン舞踏病 パーキンソン病脳幹:中脳・橋・延髄をまとめた名称 (78pm51、77am46、76am56)・中脳:対光反射(瞳孔反射)などの...

 

54 集団を一定期間追跡調査する前向き観察研究はどれか。
1.横断研究
2.コホート研究
3.症例対照研究
4.生態学的研究
5.ランダム化比較試験

正答

 71pm62で類似問題が既出
 難問指定しても良いかと思ったが、名前を見たら別に迷わないかな、と思い難問指定ならず
 対策ノート対応済み

細胞 / 組織 / 臨床医学概論、公衆衛生学
細胞の構成要素と特徴(78am40、77pm42、76pm54、75pm54、74am52、71am50、69am51、68pm51、67am50、65.2、64.1、60.2)・核 細胞の機能を制御する    ・構成:核膜、核基質、クロマチン、核小体・遺伝情報を蓄える器官であり、核膜により細胞質との境界を有している・細胞質・細胞膜  外界と細胞内を仕切る膜    半透明で、選択的透過性がある   主成分はリン脂質 タンパク質が埋め込まれたリン脂質二重層によって構成される★ミトコンドリア  酸素を使い(好気呼吸)、糖や脂肪を分解し、ブドウ糖と酸素からATPを合成する(酸化的リン酸化)★小胞体  物質の運搬の通路 粗面小胞体 :表面のリボソームでタンパク質を合成する  滑面小胞体 :脂肪、リン脂質、コレステロールの合成など脂質の代謝・リボソーム タンパク質合成の場★リソソーム 物質を加水分解して、異物を排除する★ゴルジ体 細胞内で合成された物質を濃縮して一時的に蓄え、細胞外へ分泌または排出する・中心小体 1対の管状構造 細胞分裂の時の染色体移動に関与する減数分裂:生殖細胞のみで起こり、1...

放射線生物学

55 放射線の生体作用を強める効果がある物質はどれか。
1.システイン
2.アミホスチン
3.グルタチオン
4.システアミン
5.ミソニダゾール

正答

 初出題なので、難問指定
 ラジカルスカベンジャーは頻出だが、放射線増感剤はめずらしい
 ちなみに最近放射線取扱主任者の方でも出題されたので、なにかトレンドがあるのかもしれない

人体レベルの影響
放射線の影響の分類 (76am66、69pm66、64.35)影響閾値線量依存性防護目標例発生率重篤度確定的影響有有有防止下記以外確率的影響無有無防護発がんと遺伝的影響(遺伝子突然変異・染色体異常)確定的影響(63.37、62pm94) 発生率は線量に依存する 重症度は線量に依存する 閾値は存在する確率的影響(77am58、76pm67、73pm67、71am69、64.36、63.93) 発生率は線量に依存する 重症度は線量に依存しない 閾値は存在しない・がん(78am58、75pm65、67pm68、64.34、61.38、60.36) 原爆被爆者で、発がんの増加が確認されている 白血病はLQモデル 他の固形がんはLモデルに適合・潜伏期:白血病では最小2年、ピークは6~7年 他の固形がんでは最小10年・リスク(74am68、72pm67、71pm65) 白血病は絶対リスク予測モデル(線量に比例) 他の固形がんは相対リスク予測モデル 絶対リスク:単位線量当たりの発生数 →相加予測モデル  年齢にかかわらず影響は一定  相対リスク:被ばく集団発生率÷コントロール集団発生率→相乗予測モデ...

 

56 α/β が低い組織の特徴で正しいのはどれか。
1.晩期障害を起こしやすい。
2.分裂の盛んな組織に多い。
3.線量率に対する感受性が低い。
4.放射線に対して早期反応を示す。
5.分割照射に対する反応性が小さい。

正答

細胞の回復と死 / 生存率曲線
細胞の回復・亜致死損傷回復(SLD回復、Elkind回復)(76am68、73am68、70am69、69am68、65.38) 1回の照射で死に至らなかった細胞の回復は 低LET放射線で多く、線量率効果がある 高LET放射線はほぼない、線量率効果はほぼない 12時間程度で回復*線量率効果:低線量率の方が回復量は多いという効果・潜在的致死損傷回復(PLD回復) (63.40) 照射後の環境条件によって生存率の上昇が見られる回復 低栄養、低酸素、低pH、接触増殖阻害、定常増殖などの細胞を増殖抑制の起こる環境で発生 反対に通常修復されるPLDが修復されずに致死損傷として固定される場は高・低調液、カフェイン、βアラビノフラノシルアデニン、ヒドロキシウレア、ある種の抗がん剤などがある 1時間以内で回復するものと2~6時間で完了するものがある・逆線量率効果 一部の細胞では特定の線量率(5mGy/min)でGブロックにより致死効果が上がる細胞死・分裂死:増殖死ともいわれ、数回分裂して死に至る 無限の増殖能を失った状態 巨細胞を生じる「芽細胞」「がん細胞」などが行う・間期死:「神経細胞」「末梢リンパ...

 

57 内部被ばくが生じる検査はどれか。
1.PET/CT
2.造影 MRI
3.乳房 X 線撮影
4.造影超音波検査
5.上部消化管造影検査

正答

 これは対策ノートでは対応していないが、国家試験受験生なら即答しておいてほしい

 

58 マウスの悪性腫瘍で放射線の遺伝的影響が疑われるのはどれか。
1.母親が妊娠初期に腹部 CT を受けた。
2.自然放射線レベルの高い施設で飼育されていた。
3.母親が妊娠後期に頭部に高線量の被ばくをした。
4.母親の妊娠前に父親が全身に高線量の被ばくをした。
5.密封小線源を埋め込まれたマウスと同じケージで飼育されていた。

正答

人体レベルの影響
放射線の影響の分類 (76am66、69pm66、64.35)影響閾値線量依存性防護目標例発生率重篤度確定的影響有有有防止下記以外確率的影響無有無防護発がんと遺伝的影響(遺伝子突然変異・染色体異常)確定的影響(63.37、62pm94) 発生率は線量に依存する 重症度は線量に依存する 閾値は存在する確率的影響(77am58、76pm67、73pm67、71am69、64.36、63.93) 発生率は線量に依存する 重症度は線量に依存しない 閾値は存在しない・がん(78am58、75pm65、67pm68、64.34、61.38、60.36) 原爆被爆者で、発がんの増加が確認されている 白血病はLQモデル 他の固形がんはLモデルに適合・潜伏期:白血病では最小2年、ピークは6~7年 他の固形がんでは最小10年・リスク(74am68、72pm67、71pm65) 白血病は絶対リスク予測モデル(線量に比例) 他の固形がんは相対リスク予測モデル 絶対リスク:単位線量当たりの発生数 →相加予測モデル  年齢にかかわらず影響は一定  相対リスク:被ばく集団発生率÷コントロール集団発生率→相乗予測モデ...

 

59 がんに対する温熱療法で正しいのはどれか。
1.30~35 ℃の加温で熱凝固が起こる。
2.ヒートショック蛋白は温熱耐性を抑制する。
3.S 期よりも M 期にある細胞の感受性が高い。
4.低酸素細胞よりも酸素に富む細胞に効果的である。
5.放射線照射による亜致死損傷からの回復を抑制する。

正答

人体レベルの影響
放射線の影響の分類 (76am66、69pm66、64.35)影響閾値線量依存性防護目標例発生率重篤度確定的影響有有有防止下記以外確率的影響無有無防護発がんと遺伝的影響(遺伝子突然変異・染色体異常)確定的影響(63.37、62pm94) 発生率は線量に依存する 重症度は線量に依存する 閾値は存在する確率的影響(77am58、76pm67、73pm67、71am69、64.36、63.93) 発生率は線量に依存する 重症度は線量に依存しない 閾値は存在しない・がん(78am58、75pm65、67pm68、64.34、61.38、60.36) 原爆被爆者で、発がんの増加が確認されている 白血病はLQモデル 他の固形がんはLモデルに適合・潜伏期:白血病では最小2年、ピークは6~7年 他の固形がんでは最小10年・リスク(74am68、72pm67、71pm65) 白血病は絶対リスク予測モデル(線量に比例) 他の固形がんは相対リスク予測モデル 絶対リスク:単位線量当たりの発生数 →相加予測モデル  年齢にかかわらず影響は一定  相対リスク:被ばく集団発生率÷コントロール集団発生率→相乗予測モデ...

放射線物理学

60 235U の核分裂生成物で収率が最も高いのはどれか。
1.14C
2.40K
3.137Cs
4.177Lu
5.226Ra

正答

放射性壊変 / 核分裂
放射性壊変放射性壊変と放射能(73pm71、72am71、66.44、65.43、64.44、63.2)・放射能A   A = -dN/dt = λ×N・壊変定数λ λ = loge2/T = 0.693/T T:半減期・原子数N  N = w/W×6.02×1023 w:放射性物質の質量 W:対象物質の原子量・分岐比λ  λ=λ1+λ2+λ3+…… λ1,λ2,λ3:部分半減期 分岐比 → λ1:λ2=T2:T1・平均寿命τ τ=1/λ=1.44×T・放射線壊変図(72am3)放射平衡(78pm61,75pm2,64.2)・放射平衡 娘核種の放射能A2、原子数N2$$A_{ 2 }=\frac { λ_{ 2 } }{ λ_{ 2 }-λ_{ 1 } } ×A_{ 1 }^{ 0 }×({ e }^{ -λ_{ 1 }t }-{ e }^{ -λ_{ 2 }t })+A_{ 2 }^{ 0 }×{ e }^{ -λ_{ 2 }t }$$$$N_{ 2 }=\frac { λ_{ 1 } }{ λ_{ 2 }-λ_{ 1 } } ×N_{ 1 }^{ 0 }×({ e }^{ -λ_{...

 

61 放射平衡の説明で正しいのはどれか。
1.親核種の半減期が娘核種より短いときに成立する。
2.親核種と娘核種の原子番号が等しくなることである。
3.親核種と娘核種の壊変率の比が一定となる状態である。
4.親核種の壊変は停止し、娘核種のみが放射線を放出する。
5.親核種と娘核種のエネルギー状態が等しくなることである。

正答

放射性壊変 / 核分裂
放射性壊変放射性壊変と放射能(73pm71、72am71、66.44、65.43、64.44、63.2)・放射能A   A = -dN/dt = λ×N・壊変定数λ λ = loge2/T = 0.693/T T:半減期・原子数N  N = w/W×6.02×1023 w:放射性物質の質量 W:対象物質の原子量・分岐比λ  λ=λ1+λ2+λ3+…… λ1,λ2,λ3:部分半減期 分岐比 → λ1:λ2=T2:T1・平均寿命τ τ=1/λ=1.44×T・放射線壊変図(72am3)放射平衡(78pm61,75pm2,64.2)・放射平衡 娘核種の放射能A2、原子数N2$$A_{ 2 }=\frac { λ_{ 2 } }{ λ_{ 2 }-λ_{ 1 } } ×A_{ 1 }^{ 0 }×({ e }^{ -λ_{ 1 }t }-{ e }^{ -λ_{ 2 }t })+A_{ 2 }^{ 0 }×{ e }^{ -λ_{ 2 }t }$$$$N_{ 2 }=\frac { λ_{ 1 } }{ λ_{ 2 }-λ_{ 1 } } ×N_{ 1 }^{ 0 }×({ e }^{ -λ_{...

 

62 光子の水に対する質量減弱係数(A)と質量エネルギー転移係数(B)のエネルギー依存性を図に示す。水中で 1 MeV 光子がコンプトン反跳電子に付与する平均エネルギー[MeV]に最も近いのはどれか。

1.0.24
2.0.31
3.0.43
4.0.52
5.0.67

正答

 難問認定
 まずは1MeVの光子はほとんどプトン散乱であり、光電効果や電子対生成(閾値1.022 MeV)の寄与は無視するところから始めなければならない
 コンプトン反跳電子に付与される平均エネルギー Etrは下記のようになる
 Etr= E×(μtr/ρ÷μ/ρ)
 グラフから読み取った値を代入して
 1×0.03/0.07≒0.43

光子と物質の相互作用
光子と物質の相互作用(76pm71、74pm72、68pm39、68am70、67pm73、64.46、61.47、60.46) 相互作用反応相手光子のエネルギー二次電子トムソン散乱自由電子不変なしレイリー散乱軌道電子不変なし光電効果軌道電子消滅 光電子コンプトン散乱自由電子、最外殻電子散乱反跳電子電子対生成原子核消滅 電子、陽電子三電子生成軌道電子消滅 電子、陽電子光核反応原子核 消滅 なし弾性散乱 (69pm71)・光子の波動性を示す反応 ・トムソン散乱 自由電子との相互作用 光子のエネルギーは変化せず、進行方向が変化する・レイリー散乱(干渉性散乱) 軌道電子との相互作用   光子のエネルギーは変化せず、進行方向が変化する光電効果(77pm61、75pm72、68am72) 原子核のまわりを回る束縛電子や, 金属の中で自由に動きまわる電子が, 入射した光子のエネルギーの大部分を吸収し, その系から飛び出せるだけのエネルギーを持ったときに生じる現象・光子のエネルギーEe Ee=Er‐Eb    Er:光子のエネルギー  Eb:軌道電子のエネルギー・光電子エネルギー  K殻光電子<L殻...

 

63 中性子で正しいのはどれか。
1.光電効果に伴い発生する。
2.静止質量は電子よりも小さい。
3.中性子源として 241Am の自発核分裂を利用する。
4.熱中性子と物質の相互作用は捕獲反応が支配的である。
5.核分裂で発生する即発中性子の平均エネルギーは約 10 keV である。

正答

X線の発生 /中性子の相互作用
X線の発生特性X線の発生(75am71、72am72、70.72、66.45、63.46、61.46)・詳細は前述 ↓ 放射性同位体の壊変形式・モーズリーの法則 (78am62、68pm71、64.45、63.44、62.46、61.45) 特性X線の振動数ν=CR(Z-σ)2 C:光速    R:リュードベリ定数 Z:ターゲットの原子番号  σ:遮蔽定数 → 特性X線のエネルギーE=hνであり、Eはターゲットの原子番号にのみ依存する制動X線の発生(78pm73、74pm71、73am71、72pm71、70pm37、68pm71、67am71、66.45、65.45、63.45、62.45、60.45)・単位時間の発生強度I I=K×I×Z×V2・制動放射線の発生効率η η=K×Z×V[%]*診断領域ではηは1%未満である。 K:定数(1.1×10-9)  I:管電流  Z:ターゲットの原子番号 V:管電圧管電圧と制動放射線の最大エネルギーの関係・デュエンハントの法則(76pm73、70am72、68pm71、67am71、66.45、65.45、63.45、60.44) 加速電子の...

 

64 核磁気共鳴で正しいのはどれか。
1.T1 緩和時間は T2 緩和時間よりも短い。
2.核スピンの励起にはマイクロ波を使用する。
3.Larmor〈ラーモア〉周波数は外部磁場の強さに比例する。
4.陽子と中性子の両方が偶数個の原子核が観測対象である。
5.外部磁場中におかれた水素原子の核スピンは 4 つのエネルギー準位に分かれる。

正答

信号の発生原理 / MRIの基本的なパラメータ
信号の発生原理磁気モーメント(72pm74) 磁気双極子において、磁極の量と距離の積からなるベクトル 1Hは、全ての核種の中で最も核磁気モーメントが強い 磁気モーメントは陽子数と中性子数の少なくとも一方が奇数であると発生する歳差運動と磁化および共鳴励起(78pm64、75am74、74am74、73am74、69am11、63.19.30、62.23、61.24、60.31)・歳差運動:自転軸が時間の経過に従いその中心軸が傾き、先端が円を描くようになるような運動  歳差運動の共鳴周波数f=(γ・B0)/2π            ω=γ・B0 γ:磁気回転比 B0:静磁場の強さ   磁束密度   コイルに流れる電流に比例して大きくなる・MRIで主に用いられる核種と共鳴周波数核種1H 13C 19F23Na31P共鳴周波数42.5810.7140.1011.2617.24緩和時間:T1、T2(77am64、71pm12、70pm11、69pm74、68pm74) 絶対的にT1値>T2値> T2*値となる(純水のみ同じ)・T1緩和 縦緩和、90°パルスによる励起後の縦磁化は0となり、時間t...

医用工学

65 図 A の単パルス vi を図 B の回路に入力したとき、図 C の出力波形 vo が得られた。抵抗 R[kΩ]に最も近いのはどれか。

1. 1
2. 3
3. 5
4.10
5.30

正答

 難問認定
 抵抗RとコンデンサCによるRC積分回路(ローパスフィルタ)
 vo(t)=Vi(1-e^{-t/RC})
 図Cのグラフより、明確なグリッド線の交点としてt = 5 msのときvo = 8V
 既知の数値(Vi = 10、C = 1μF)より、
 8=10(1-e^{-{5ms}/{R×1μ}})
 0.8=1-e^{-5000/R}
 e^{-5000/R}=0.2
 -5000/R=ln(0.2)≒-1.609
 R=5000/1.609≒3107

交流電力 / 変圧器 / 時定数 / 鉄心 / 真空管
交流電力(78am66、77am65、76pm78、74am75、73pm75、68pm76、67pm77、66.53、65.53、61.55) 一周期にわたる瞬時電力pの平均値を交流電力という・交流電力P  P=VIcosθ[W] VI:皮相電力 cosθ:力率・無効電力P  P=VIsinθ[W]・実効値=最大値(瞬時値)/√2・平均値=2/π×最大値(瞬時値)・消費電力P(電力の瞬時値の時間平均) P=V×I×cosθ V:実効値 I:実効値  cosθ:位相差変圧器の原理 (72am5、70am77、69am77) a= V2/V1  = N2/N1   = I1/I2 一次等価抵抗R1=r1+r2/a2 二次等価抵抗R2=r2+a2×r2 定格容量P=V2×I2=V1×I1変圧器の損失(76pm75、73pm76、72pm76)・損失W W=鉄損+銅損  鉄損=銅損:変圧器の最大効率1, 無負荷損(鉄損):鉄心に生じる損失        周波数が高くなると損失が減少する 1-1, ヒステリシス損 1-2,うず電流損2,負荷損(銅損):負荷電流による巻線の抵抗損        ...

 

66 半導体で正しいのはどれか。 2 つ選べ。
1.Si に As を添加すると p 型になる。
2.真性半導体のキャリアは正孔が主である。
3.n 型半導体に添加する不純物はドナーである。
4.真性半導体は温度が高くなると抵抗率が低下する。
5.不純物半導体は真性半導体と比較して導電率が低い。

正答

半導体 / 様々なダイオード
固体素子(半導体)固体の帯理論・真性半導体 (77am66、69pm78) 伝導電子の密度n と正孔の密度p が等しい半導体 フェルミ準位はバンドギャップの中央に位置する 絶対零度では、電子は伝導帯に励起されず、導電性を示さない・n 形半導体 (78pm66、69pm78、66.56、60.56) 真性半導体に不純物を入れ、自由電子を生じさせ、伝導電子密度n>正孔密度pとする キャリア:電子 不純物(ドナー):Siの場合Sb、P、As (いずれも15 族元素)・p 形半導体 (71pm77、60.56) 真性半導体に不純物を入れ、正孔を生じさせ、正孔密度p>伝導電子密度nとする キャリア:正孔 不純物(アクセプタ):Siの場合B、Al、Ga、In (いずれも13 族元素)・フェルミ準位 (66.56、60.56) 電子の存在確率が1/2のエネルギーのところ 真性半導体:バンドギャップ(価電子帯のすぐ上の禁止帯)の中央 n 形半導体:中央から伝導帯に近づいた位置 p 形半導体: 中央から価電子帯に近づいた位置・抵抗率 (69pm78) 絶縁体の抵抗率は1014[Ωm] シリコンの抵抗率は...

 

67 医用電気機器の漏れ電流の許容値(JIS T 0601 – 1)で、複数の患者接続部があるCF 形装着部の単一故障状態における合計患者漏れ電流の許容値[μA]はどれか。
1. 5
2. 10
3. 50
4.100
5.500

正答

 これは無理問題
 CF形装着部とは、医療機器において患者の心臓に直接接触・挿入する用途(ペースメーカーや心臓カテーテルなど)を想定し、最も厳しい電気的安全基準(漏れ電流の制限など)が適用される部品や端子のことらしく、MEさんの国家試験で出題してほしい
 対策ノートは対応しません

 

放射線計測学

68 1 cm 線量当量率が値付けられている 137Cs の標準点線源(線源から 1 m 離れた基準点 P における線量率:60 μSv・h-1、不確かさ:2.4 μSv・h-1)を用いてサーベイメータを校正する。基準点 P におけるサーベイメータの指示値の平均値が64 μSv・h-1、その不確かさは 5.1 μSv・h-1 であった。このサーベイメータの校正定数の合成された相対標準不確かさに最も近いのはどれか。ただし、散乱線およびバックグランドの影響は無視できるものとする。
1.0.01
2.0.05
3.0.09
4.0.13
5.0.17

正答

 難問
 統計の出題では、今までは誤差やせいぜい標準偏差という言葉が使われてきたが、「不確かさ」の概念が登場したのは初(たぶん)
 誤差は割と古典的な統計の概念で、最近はもっぱら不確かさで評価するのが当たり前だと思うが、国家試験の内容も標準に近づいたということだろうか
 ただし、内容は既出の誤差や標準偏差の考え方でも解けるので、難問認定どまり
 対策ノートは対応済み

その他検出器 / γ線スペクトル / 計数値の統計
その他検出器化学線量計 (69am79)・鉄線量計(フリッケ線量計) (69pm80、67pm80、63.64) 酸化反応 を利用する 空気か酸素を飽和させて使用する G値:15.5・セリウム線量計 還元反応 を利用する G値:2.4*G値:溶液が100eVのエネルギーを吸収したときの原子の変化数 イオン濃度と線量率には影響されず、LETには依存する熱量計(カロリーメータ)  (69pm82、68am80、62.59) 放射線による温度上昇によって放射能を測定する・水の比熱:4.2 (J/g・K) 1℃=1K-273.15  飛程検出器・霧箱 (68am80、63.61) 過飽和状態のアルコール気体中に荷電粒子が走行し、その飛程に沿って電離が起こり、このイオンを核として、霧が生じ、その飛程を光で照らして観察を行う・原子核乾板 (63.61、61.64) ガラスに厚さ500μm程度にハロゲン化銀を塗布したもので、現像すると荷電粒子の飛程に沿って黒化像として記録される・固体飛程検出器(CR-39) (77am69) 絶縁性固体で飛程に沿って生じたエッチピットを測定する・イメージングプレート...

 

69 血管造影検査終了時に面積線量計の積算値が 160 Gy・cm2 を示した。X 線ビームの患者皮膚入射面積の平均値が 400 cm2 の一定の面積として考えるとき、この検査における患者の入射皮膚吸収線量[Gy]に最も近いのはどれか。ただし、後方散乱係数を 1.4、組織線量変換係数(空気に対する皮膚の質量エネルギー吸収係数の比)を 1.06 とし、検査テーブルの吸収補正と付加フィルタの吸収補正は考慮しない。
1.0.1
2.0.3
3.0.6
4.1.0
5.1.2

正答

 難問や無理問が続く
 対策ノートに具体的な計算方法は対応していないが、後方散乱係数の使いどころさえ間違えなければ大丈夫だろう
 組織線量変換係数に関しては問題文の中で説明してくれている
 空気吸収線量の算出: 160÷400 = 0.4Gy
 後方散乱補正: 0.4 × 1.4 = 0.56Gy
 入射皮膚吸収線量の算出: 0.56×1.06 = 0.59Gy

光子と物質の相互作用
光子と物質の相互作用(76pm71、74pm72、68pm39、68am70、67pm73、64.46、61.47、60.46) 相互作用反応相手光子のエネルギー二次電子トムソン散乱自由電子不変なしレイリー散乱軌道電子不変なし光電効果軌道電子消滅 光電子コンプトン散乱自由電子、最外殻電子散乱反跳電子電子対生成原子核消滅 電子、陽電子三電子生成軌道電子消滅 電子、陽電子光核反応原子核 消滅 なし弾性散乱 (69pm71)・光子の波動性を示す反応 ・トムソン散乱 自由電子との相互作用 光子のエネルギーは変化せず、進行方向が変化する・レイリー散乱(干渉性散乱) 軌道電子との相互作用   光子のエネルギーは変化せず、進行方向が変化する光電効果(77pm61、75pm72、68am72) 原子核のまわりを回る束縛電子や, 金属の中で自由に動きまわる電子が, 入射した光子のエネルギーの大部分を吸収し, その系から飛び出せるだけのエネルギーを持ったときに生じる現象・光子のエネルギーEe Ee=Er‐Eb    Er:光子のエネルギー  Eb:軌道電子のエネルギー・光電子エネルギー  K殻光電子<L殻...

 

70 シンチレーション検出器で正しいのはどれか。 2 つ選べ。
1.気体シンチレータには希ガスが利用される。
2.液体シンチレータは γ 線の測定に適している。
3.アントラセンは γ 線のエネルギースペクトル測定に適している。
4.無機シンチレータの蛍光減衰時間は有機シンチレータより短い。
5.NaI(Tl)シンチレータのエネルギー分解能は高純度 Ge 半導体検出器より低い。

正答

シンチレータ / 半導体検出器
発光を利用した検出器 (78pm70、76pm81、68am79)無機シンチレータ・検出原理1,価電子帯の電子にエネルギーが付与される2,電子は伝導帯へ移動し、電子正孔対を作る3,正孔が活性化物質を電離する4,伝導帯の電子が電離された活性化物質に行く5,活性化物質は励起状態に上がる6,基底状態に遷移する際に可視光を放出する*純粋な結晶では禁止帯が大きいため、少量の不純物を添加する種類密度(g/cm3)最大波長(nm)減衰定数(ns)相対効率(%)用途および特徴★NaI(Tl)3.6410230100γ線、潮解性、高エネルギー分解能CsI(Tl)4.554068045α線、γ線CsI(Na)4.542064080α線、γ線、吸湿性6LiI(Eu)4.1470140035γ線、中性子BGO7.148030010γ線、高検出効率、加工が容易CdWO47.9470110017~20γ線ZnS(Ag)4.1450200130α線、中性子有機シンチレータ種類密度(g/cm3)最大波長(nm)減衰定数(ns) 相対効率(%)用途および特徴アントラセン1.2 450 30 100 α線、β線、昇華性ス...

 

71 蛍光ガラス線量計で正しいのはどれか。
1.線量率の測定に適している。
2.ホウケイ酸ガラスを用いる。
3.光刺激ルミネセンスを利用する。
4.線量率依存性は電離箱より小さい。
5.フェーディングは TLD より大きい。

正答

中性子 / α線の検出器 / 個人線量計
中性子の検出器・熱中性子の検出(1)核反応を利用したもの   (2)核分裂を利用したもの (3)放射化を利用したもの     ・高速中性子の検出(1) 反跳陽子を利用したもの 1H(n,n`)    (2) 放射化を利用したもの  (3) 半導体を利用したもの (4) 核分裂を利用したもの ・減速型線量当量計(レムカウンタ)   (68pm80、67am79) 熱中性子検出器をポリエチレン製減速材で覆ったもので、線量当量値が直読みできる    ・ホニャックボタンα線の検出器 (65.65)  放射能測定エネルギー測定★シリコン表面障壁型半導体検出器(SSBD)可能可能★4πガスフロー比例計数管可能 ZnS(Ag) CsI(Tl) 無機シンチレータ可能可能液体シンチレータ可能可能★グリッド付電離箱  ?  可能? 可能固体飛跡検出器可能? ★イメージングプレート×? フィルムバッジ×? 個人線量計(78pm71、77am72、76pm82pm98、74am79、73pm82、72am96pm79pm98、71am82、70am79、69am81.pm80、68am68pm80、66.64...

 

72 各種放射線における水中での深部量百分率の模式図を示す。正しい組合せはどれか。

1.ア 電子線
2.イ 陽子線
3.ウ X 線
4.エ 中性子線
5.オ 炭素線

正答

 今年は炭素線かつPDD推しですね(78am26)
 こっちを正解した人は多いでしょうが、78am26はできない人多かったかな?

線量測定の幾何学的用語 / モニタ線量計
線量測定に関わる幾何学的用語・最大深 dp:測定により得られた水中で線量が最大となる深さ・基準深 dr: 基準となる深さで、水中で線量が最大となる深さ 最大深が測定できていれば最大深=基準深で、不明な場合X線では約MV/4 cm (≦10MV)・校正深 dc:モニタ線量校正などの測定に用いる深さ・PDI:深さによる電離量百分率の変化・PDD: percentage depth dose 深部量百分率(78am28、77am27.pm27.pm71、76am82、74pm43.79、73am40、72pm43、68am40、65.80、62.77、61.80) SSD (Source-Surface Distance) 一定とし、表面での照射野をA0とする ビーム中心軸上の水中の深さdを変えながら測定した線量をD(d、A0) としたとき、D(d、A0)の最大値(もしくは基準深drでの線量) をDmax(dp,A0) としたとき以下の式で表されるPDD(d,A0)=100×D(d,A0)÷Dmax(dp,A0)・特性 距離依存性(Mayneordの法則) → SSDが大きくなると、PDDも...

 

エックス線撮影機器学

73 X 線管での制動 X 線の発生で正しいのはどれか。
1.最短波長は管電圧に比例する。
2.発生効率は管電流に比例する。
3.X 線強度は管電流の 2 乗に比例する。
4.X 線管装置の発生効率は約10%である。
5.発生強度はターゲットの原子番号に比例する。

正答

X線の発生 /中性子の相互作用
X線の発生特性X線の発生(75am71、72am72、70.72、66.45、63.46、61.46)・詳細は前述 ↓ 放射性同位体の壊変形式・モーズリーの法則 (78am62、68pm71、64.45、63.44、62.46、61.45) 特性X線の振動数ν=CR(Z-σ)2 C:光速    R:リュードベリ定数 Z:ターゲットの原子番号  σ:遮蔽定数 → 特性X線のエネルギーE=hνであり、Eはターゲットの原子番号にのみ依存する制動X線の発生(78pm73、74pm71、73am71、72pm71、70pm37、68pm71、67am71、66.45、65.45、63.45、62.45、60.45)・単位時間の発生強度I I=K×I×Z×V2・制動放射線の発生効率η η=K×Z×V[%]*診断領域ではηは1%未満である。 K:定数(1.1×10-9)  I:管電流  Z:ターゲットの原子番号 V:管電圧管電圧と制動放射線の最大エネルギーの関係・デュエンハントの法則(76pm73、70am72、68pm71、67am71、66.45、65.45、63.45、60.44) 加速電子の...

 

74 インバータ式 X 線装置で誤っているのはどれか。
1.テトロード管で制御する。
2.管電圧は自己整流方式より高い精度で制御できる。
3.照射時間は自己整流方式より高い精度で制御できる。
4.管電圧の立ち上がり時間は三相 12 ピーク形 X 線装置より短い。
5.三相 12 ピーク形 X 線装置より X 線高電圧装置を小型化できる。

正答

X線高電圧装置 - インバータ式 / 制御装置
X線発生装置 ├― X線源装置|  └―― X線管装置 + 照射野限定器|├― X線用高電圧ケーブル|└― X線高電圧装置   └―― 高電圧発生装置 + X線制御装置X線高電圧装置インバータ式高電圧装置インバータ式高電圧装置の分類 (61.9)・変圧器形 据置形(出力30~100kW) :電源設備からX線照射エネルギーを供給する・エネルギー蓄積形 コンデンサエネルギー蓄積形 :胃部・胸部集団検診に用いる間接撮影用装置  電池エネルギー蓄積形(移動形) :出力15kW程度インバータ式高電圧装置の特徴(78pm74、77pm75、72am8、71am10、70pm7、69am6、69pm6、68am5、67am6、64.13、64.14、63.9、62.13、60.14)1,X線照射中に交流電力を直流電力に変換してから高周波交流電力に変換して、高電圧を得る→ 出力の調節2,単相電源でも3相(12ピーク形)装置と同等のX線出力が得られる インバータ式装置では単相、3相、コンデンサ式、直流電源などに関わらず、低いリプル百分率が得られる → 軟線成分が少なく、大出力のX線が得られる3,電源位相...

 

75 CR 装置で正しいのはどれか。
1.輝尽性蛍光体を X 線検出器として用いる。
2.フェーディング現象によって画質が向上する。
3.リアルタイムに画像を観察することができる。
4.記録消去用加熱で繰り返し使用することができる。
5.輝尽発光と輝尽励起光の波長は近い方が読み取り精度が高い。

正答

X線画像装置
CR装置(78pm75、75pm12、74am8、72am7、71am12、67am8、66.14、64.16、61.92)・CR装置の動作 IPをレーザービームで走査することで画像情報を蛍光として取り出し、蛍光を光電子増倍管で電気信号に変換しAD変換して画像処理を行う リアルタイムでの観察はできない 撮影後のIPは白色光を当てて画像を消去できる 撮影時は遮光と保護のため専用カセッテに収納して使用 両面集光方式では発光の検出効率が向上する・CR装置の読取り装置構成部品(73pm10、65.14、62.19)・イメージングプレート(73am8)・輝尽性蛍光体(BaFX:Eu2+、X:Cl、Br、I):バリウムフルオロハライド化合物 X線の照射によりエネルギーを蓄積した物質が,その後の可視光・赤色光(He –Neレーザ:633nm)の照射(輝尽励起光)により,波長が短く(400nm)放射線量に比例した光量で発光する蛍光体・二次励起光を照射すると青紫色に発光する・消去光(白色光)によってくり返し使用可能・有効発光時間:2~3µsFPD装置 (78am76、77am77.pm74、76pm9、...

 

76 散乱線除去グリッドで誤っているのはどれか。
1.静止グリッドは X 線ビームに対して動かさずに使用する。
2.集束グリッドは吸収はくの面の延長上のある距離で集まる。
3.平行グリッドは吸収はくの面が互いに平行で入射面に垂直である。
4.テーパグリッドは吸収はくの高さが実中心線に近づくにつれて減少する。
5.クロスグリッドは二つの直線グリッドの吸収はくの方向がある角度をもって一体に形成されている。

正答

散乱X線除去用グリッド
散乱X線除去用グリッド・定義 (77am83、69am84) X線受像面に入射する散乱X線の量を減少させることにより、X線像のコントラストを改善する 受像面の前に置く・散乱X線の性質 散乱X線含有率は照射野の大きさと被写体の厚さに依存する 高管電圧ほど高グリッドが必要・構造 (65.16)  薄い鉛箔とX線吸収の少ない中間物質(アルミ)の薄い板を交互に配置 散乱線除去用グリッドの中間物質はX線吸収の少ないものを使う → アルミニウム、紙、木、合成樹脂 ・種類(78pm76)1、直線グリッド:箔を長手方向に平行になるように構成 2、平行グリッド:箔の延長が互いに平行で入射面に垂直 →  集束距離は無限大   集束型よりもカットオフが多い3、集束グリッド:箔の面の延長が1つの直線に集束3-1,テーパ付きグリッド:吸収はくの高さが、グリッドの中心線に対して直角方向の縁部に向かい、かつ中心線に対して対称的に、漸次減少するグリッド4、クロスグリッド:2枚の直線グリッドをそれらの箔の方向がある角度を持つように一体形成したもの5、運動グリッド:ブッキーブレンデともいう※病室撮影ではグリッドに対してX...

 

77 液晶ディスプレイを構成するのはどれか。
1.乳剤層
2.蛍光体層
3.誘電体層
4.光電変換層
5.偏光フィルタ

正答

 今年2問目の無理問題
 コンピューターの構成要素は頻出だが、液晶ディスプレイの構成は初
 また、液晶モニタとCRTモニタとの比較などはあった
 明らかなひっかけも乳剤層くらいで正解させるのはちょっと難しいかな?
 もう一度出題されたら対応します

デジタル装置の機能 / CAD / 医用モニタ
コンピュータの基本構成 (74am47、70am46、69am46、65.92、64.91、63.91)・入力:マウス    キーボード・出力:LCD(液晶モニター)    プリンタ    ディスプレイ・記憶 :ROM    補助記憶装置(HDD、DVD、SSD)    RAM    USBメモリ・演算:CPU・制御:CPU*ASCIIコード:コンピュータは二進数しか扱えないため、 文字データを二進数として処理するために割り当ててあるコード液晶モニタ、CRTモニタ (78pm77,63.98) 残像視野角消費電力動画特性液晶モニタ多い狭い小さい劣るCRTモニタ少ない 広い大きい優れる医用モニタの品質管理 受入試験と不変性試験(JIS T 62563 1)(78am35、77am73、75pm49、74am46、73am49,72pm49、71am8、69pm49、68am49、67pm48、66.97、64.98)・JESRA:医用画像表示モニタの品質管理に関するガイドライン方法分類テストパターン/測定器仕様解像度[受のみ] ★目視で測定全体評価TG18-QC基準臨床画像グレースケール...

 

78 X 線透視撮影装置で正しいのはどれか。 2 つ選べ。
1.I. I. の方が FPD より画像歪が小さい。
2.パルス照射によって被ばくを低減できる。
3.イメージングプレートを用いた方式がある。
4.X 線管装置と X 線受像器が連動して移動する。
5.FPD 方式では X 線を検出する変換層を用いない。

正答

X線映像装置
X線TV装置{イメージインテンシファイアを用いたもの}X線TV装置の構成 (78pm78、67am7)①イメージインテンシフアイア(I.I.):人体透過X線を明るい可視像に変換②タンデムレンズ:I.I.の出力像を忠実にTVカメラに入力する光学レンズ③撮像管・固体撮像素子(CCD):I.I.の可視光(像)を電気信号に変換④映像回路:電気信号から電子ビームを走査するための映像信号を作成⑤TVモニタ:映像信号により電子ビームを走査して動画像を表示I.I.の構造 (78am75、72am14、66.13、64.15、61.91)  電圧を切り替えることによって入力視野を小さくすることにより、出力像を拡大表示できる 集束電極=フォーカス電極、陽極≒加速電極など、問題ごとに言い方が変化する・内部:高真空・入力窓:硼珪酸ガラス,アルミニウム,チタニウム・入力蛍光面:CsIの微細柱状構造(厚み400μm) 横方向への光散乱防止 蛍光体にはCsI:Naを用いる・出力蛍光面:硫化亜鉛系(Zn、Cd)S:Ag・入力蛍光面・出力蛍光面が厚いと → 高感度になりX線- 光変換効率が向上する  → 光の拡散による...

 

79 歯科用 X 線装置で正しいのはどれか。
1.口内法撮影用 X 線装置は可動絞り装置がついている。
2.口内法撮影用 X 線装置の X 線管は回転陽極管である。
3.歯科用コーンビーム CT 装置は視野サイズの変更ができない。
4.パノラマ X 線撮影装置は歯列弓に合わせた画像を取得できる。
5.歯科用コーンビーム CT 装置は全身用 CT 装置に比べ被ばく量が多い。

正答

 どちらかというと消去法で解きにかかった方が良い問題

X線特殊撮影装置:乳房撮影用 / 集団検診用 / 歯科用 / 可搬形 / 断層撮影
乳房撮影用X線管 (78am79、77am80、76pm7.73、75am83pm91、74pm10、71am14、70am6.am72、67am9、67pm8、66.18、65.10、64.18、62.15.pm70、61.14、60.15)1、軟部組織の撮影のために必要な軟X線を発生させる低管電圧用X線管(30kV)を用いる2、X線放射口(窓):発生X線を減衰させないためにベリリウムを使用3、ターゲット(焦点部分):主にMoを用いる 特性X線を利用のためMoフィルタと組み合わせる4、付加フィルタ:乳房の大きさや乳腺の状態に合わせて以下のような組み合わせを用いるターゲットMoRhWKα17.420.259Kβ19.6 22.767K吸収端20.023.2  *W:最近利用され始めた・付加フィルタの組み合わせ「Rh陽極+Rhフィルタ」「W陽極+Rhフィルタ」「Mo陽極+Moフィルタ」「Mo陽極+Rhフィルタ」 *乳腺含有率の高い場合、乳房圧の厚い場合:Rhフィルタを使用する5、電極間距離:管電圧が低いため以下のことが起こる エミッション特性が悪く、小焦点を実現するため、電極間距離は一般...

 

80 マルチスライス CT で正しいのはどれか。
1.画像再構成法に 90 度線形補間法がある。
2.多列化した検出器からのデータ処理をする。
3.コーン角が大きくなるほど散乱線が減少する。
4.体軸方向の Z 軸補間は実効スライス厚に影響しない。
5.リングアーチファクトは Feldkamp〈フェルドカンプ〉法で補正できる。

正答

 このご時世にマルチスライスCTに絞られた話されると逆にビックリする

CT画像 / 3D処理
CT画像 ・CT値 (77pm90、76pm91、72pm9、71pm74、70am11、69am10.pm8、67am86、66.78、65.50.pm77.pm83、64am19、64.pm50)$$CT値=\frac { μ_{ t }-μ_{ w } }{ μ_{ w } } ×1000$$ μt:組織の減弱係数    μw:水の減弱係数臓器・組織CT値臓器・組織CT値骨(皮質)>250灰白質40骨(髄質) 130白質25甲状腺70 脂肪-90肝60血液(凝固)80筋肉・脾・リンパ節45 血液(静脈)55膵40血漿27腎30 浸出液>18・FOV (66.22) CT画像の持つ有効視野で、検出器に依存する 円形の場合は直径、正方形の場合は一辺の長さで表される・ピクセルサイズ CT画像ではマトリックスサイズがほぼ一定なため、FOV/512で計算される・ウィンドウ機能 一般的な階調数は256階調(8bit)(1)ウィンドウ幅(WW):表示するCT値の幅 広い → 小さなCT値差の観察が困難 狭い → 濃淡表示できるCT値の幅が狭い(2)ウィンドウレベル(WL):ウィンドウの中央値 ...

 

81 現在用いられている dual energy CT の収集方式で誤っているのはどれか。
1.ビーム分割方式
2.二層検出器方式
3.高速管電圧変調方式
4.translate rotate 方式
5.dual source MDCT 収集方式

正答

 対策ノートでは下記の方法で記載していたが、国家試験では違う呼び方で出題されてしまった
 2回転方式、分離フィルター方式、2管球方式、スイッチング方式
 何かJISで呼び方が決まっていたりするのだろうか

X線CT装置の構成
X線CT装置の構成・高電圧発生装置 インバータ方式で、使用される管電圧は80~140kV程度 以下のような性能が必要とされる① 管電圧はリプルが十分に小さく、  安定性、再現性が良好である② 管電圧波形の立上り、立下り時間が十分に短いこと③ 管電流の安定性、再現性が良好であること④ 管電流の立上り、立下り時間が十分に短いこと⑤ 大出力X線の発生に対応可能であること・X線管(陽極:回転陽極)(1)陽極熱容量:大熱容量のX線管が必要で、近年では6.5~7.5MHUのものも開発されている(2)冷却率:X線管を冷却用のオイルに浸し、そのオイルを循環または二次冷却している(3)安定性   (4)耐遠心力性   (5)小型軽量化・補償フィルタ(ボウタイフィルタ) ≒ ウェッジフィルタ コリメータとX線管の前についており、中央部が薄く、周囲が厚い 低エネルギーX線の吸収とビーム強度の補償を目的とする・検出器 (60.16) シンチレータ+フォトダイオードが一般的  (1)X線検出効率 (2)エネルギー特性 (3)安定性 (4)ダイナミックレンジ(20ビット以上) (5)直線性 (6)パルス応答特性 ...

 

82 CT 像の三次元画像処理で正しいのはどれか。
1.最大値投影法は最大ボクセル値を投影面に表示する。
2.仮想内視鏡は臓器外部に視点を置いた画像を表示する。
3.曲面任意多断面再構成法は任意の直線断面を抽出して表示する。
4.ボリュームレンダリング法は物体の表面だけを立体的に表示する。
5.表面表示法は閾値による表面情報だけでなく内部情報を含む画像を表示する。

正答

CT画像 / 3D処理
CT画像 ・CT値 (77pm90、76pm91、72pm9、71pm74、70am11、69am10.pm8、67am86、66.78、65.50.pm77.pm83、64am19、64.pm50)$$CT値=\frac { μ_{ t }-μ_{ w } }{ μ_{ w } } ×1000$$ μt:組織の減弱係数    μw:水の減弱係数臓器・組織CT値臓器・組織CT値骨(皮質)>250灰白質40骨(髄質) 130白質25甲状腺70 脂肪-90肝60血液(凝固)80筋肉・脾・リンパ節45 血液(静脈)55膵40血漿27腎30 浸出液>18・FOV (66.22) CT画像の持つ有効視野で、検出器に依存する 円形の場合は直径、正方形の場合は一辺の長さで表される・ピクセルサイズ CT画像ではマトリックスサイズがほぼ一定なため、FOV/512で計算される・ウィンドウ機能 一般的な階調数は256階調(8bit)(1)ウィンドウ幅(WW):表示するCT値の幅 広い → 小さなCT値差の観察が困難 狭い → 濃淡表示できるCT値の幅が狭い(2)ウィンドウレベル(WL):ウィンドウの中央値 ...

 

83 X 線撮影で異なる構造物が X 線の進行方向に重なってしまい 1 つの像として写る現象はどれか。
1.接線効果
2.重積効果
3.ヒール効果
4.部分容積効果
5.Groedel〈グレーデル〉効果

正答

X線撮影の基礎
写真効果、撮影条件計算・X線強度(蛍光量)E (77pm94、72pm88、66.70、65.69、63.69)$$E=\frac { 「管電圧」^{ 2 }×「管電流」×「照射時間」 }{ 「撮影距離」^{ 2 } } $$・半影と拡大率 (77pm84、76am90、75am90、74am93、73pm85、71am85、67pm86、61.69) 半影の大きさH H = (M-1)×f   M:拡大率 f:焦点の大きさ 拡大率M  M = (a+b)/a   = 1+b/a  a:焦点被写体間距離 b:被写体受像面間距離 a+b:撮影距離・重積効果 (78pm83、72am83) 2つ以上の構造が重なって存在する場合、それらの減弱係数の相違によって、画像として描出が不可能な場合がある・接線効果 被写体の隣り合う構造にその境界面を挟んであるレベル以上の減弱係数の差がある場合、その境界面に接点を持つようにエックス線速が入射されるとその構造の輪郭が明瞭に描出される効果被曝と散乱線 ・散乱線の多くなる因子 (68am84)「被写体の減弱係数:高い」「被写体の厚さ:厚い」「照射面積:広い」...

 

84 X 線撮影において患者の被ばく低減に効果があるのはどれか。ただし、他の条件は一定とする。
1.mAs 値を上げる。
2.管電圧を低くする。
3.グリッドを使用する。
4.付加フィルタを使用する。
5.X 線管焦点から被検者までの距離を短くする。

正答

X線撮影の基礎
写真効果、撮影条件計算・X線強度(蛍光量)E (77pm94、72pm88、66.70、65.69、63.69)$$E=\frac { 「管電圧」^{ 2 }×「管電流」×「照射時間」 }{ 「撮影距離」^{ 2 } } $$・半影と拡大率 (77pm84、76am90、75am90、74am93、73pm85、71am85、67pm86、61.69) 半影の大きさH H = (M-1)×f   M:拡大率 f:焦点の大きさ 拡大率M  M = (a+b)/a   = 1+b/a  a:焦点被写体間距離 b:被写体受像面間距離 a+b:撮影距離・重積効果 (78pm83、72am83) 2つ以上の構造が重なって存在する場合、それらの減弱係数の相違によって、画像として描出が不可能な場合がある・接線効果 被写体の隣り合う構造にその境界面を挟んであるレベル以上の減弱係数の差がある場合、その境界面に接点を持つようにエックス線速が入射されるとその構造の輪郭が明瞭に描出される効果被曝と散乱線 ・散乱線の多くなる因子 (68am84)「被写体の減弱係数:高い」「被写体の厚さ:厚い」「照射面積:広い」...

 

エックス線撮影技術学

85 乳房 CC 方向撮影で正しいのはどれか。
1.圧迫圧は 50 N 程度とする。
2.管電圧は圧迫乳房厚に反比例する。
3.自動露出制御〈AEC〉は使用しない。
4.外側上部がブラインドエリアになりやすい。
5.乳房支持台の角度を被検者の大胸筋と平行に合わせる。

正答

マンモグラフィ / 骨塩定量検査 / Ai
マンモグラフィ・MLO撮影 (78pm94、77am86、76am84、72am92、70pm87、68am86、63.75、61.75、60.71) 乳がん好発部位である外側・上部が写しこみやすく、一枚で乳腺全体を描出しやすい 乳頭が完全な側面像で描出される・体位:立位あるいは座位、カセッテホルダは外側に向ける・撮影方法:水平に対して60~70°程度(大胸筋の走行にあわせて)撮影台の角度を決定する カセッテ面に対して直角に照射 大胸筋は乳頭の高さまで描出する、胸筋が入りすぎると圧迫不足になりやすい・撮影距離:65cmと短い・圧迫:通常100~120N程度の圧迫を正中側から行う  以下に主な理由を挙げる① 乳房厚が均一になり、乳腺全域が適切な画像濃度となる② 散乱線が減少してコントラスト及び分解能が向上する③ 乳腺構造組織が分離され、組織間コントラストが向上する④ 低いX線エネルギーの使用によりコントラストが向上する⑤ 乳房が固定され、動きによるボケの防止⑥ 被曝が減少する⑦ 被写体―受像器間距離が短くなり、幾何学的ボケが小さくなる・AEC:カセッテ後面の位置とする・ブラインドエリア:...

 

86 立位胸部 X 線写真と比較して、仰臥位ポータブル胸部 X 線写真の特徴で正しいのはどれか。
1.胃泡が明瞭になる。
2.心陰影が縮小する。
3.肺尖部が広く描出される。
4.肺野への肩甲骨の重なりが減少する。
5.心陰影に重なる肺血管の描出が不良になる。

正答

胸腹部の単純撮影法
胸部立位正面撮影(78pm86、77pm87、76pm92、75am86、65.85、61.71)(1) 撮影ポイント・撮影方向:PA(後前)方向(64.73) 目的:「心臓、鎖骨の拡大率を小さくする」 「肺野の観察領域を広げる」 「前胸部と受像面の密着が良い」 「腕のポジショニングにより肩甲骨を肺野からはずしやすい」・体位 (64.74、61.72) 肩の力を抜き、両手背部を下げ腰外部にあて、肘を前に出し、肩甲骨を肺野からはずす 基本的に吸気撮影 → 正確な心胸郭比を描出できる  (気管支異物の場合は呼気撮影が有効)    肺野の観察域を広げる   肺野のコントラストを上げる・X線中心 (64.74) 第6~7胸椎の高さで、検出器に垂直に入射する 位置合わせは隆椎の位置を確認し、照射野内に入るようにする(2)撮影条件 (71pm88、64.74、63.76、62.75)・管電圧:120~140kVの高管電圧撮影が主流(70am86) 目的:「各組織の濃度差を少なくして、気管支分岐部、心陰影、縦隔部陰影の観察を容易にする」 「被曝線量の低減のため」・撮影距離:190cm前後の遠距離 目...

 

87 頸椎斜位撮影で正しいのはどれか。
1.顎を引かせる。
2.撮影距離を 50 cm にする。
3.非検側の肩を検出器面に密着させる。
4.検出器面に対して前額面を 20 °にする。
5.中心 X 線は水平面から尾頭方向 30 °で入射する。

正答

椎体、顔面、頭部の単純撮影法
頸椎撮影(72pm92)・頸椎 正面撮影(74pm88、66.82、65.71) 3~7頸椎と椎間の形状、ルシュカ関節の観察・体位:下顎骨と後頭結節が重なり合うように顎を上げる・中心線:X線は水平から尾頭方向へ10~15°射入させる(74pm88)・頸椎 開口撮影 (65.71) 環椎-軸椎の観察・体位:上顎の前歯と後頭結節を結ぶ線をフィルムに垂直にする・頚椎 側面撮影(中間位、前・後屈位) (65.71) 1~7頸椎と椎間の形状観察、機能撮影 後縦靭帯骨化症や圧迫骨折、アライメント(椎体配置)の観察・頚椎 斜位撮影(78pm87、65.71、63.74、61.82) 椎間孔、ルシュカ関節などの観察・体位:非検側をフィルムに対して前額面を50°斜位、軽度上方を向かせる。・中心線:尾頭方向に10°で斜入胸椎撮影・上位胸椎側面撮影(スイマー法):椎体骨と椎間の形状観察腰椎・仙椎・尾骨撮影 (61.74、60.72) 基本的に呼気撮影 中心は腸骨稜上縁(第三腰椎) カセッテに対して垂直に入射*生殖器の防護:男は可能、女は仙骨が見えなくなるため不可・腰椎 正面撮影 第12胸椎から腰仙椎移行部が...

 

88 注腸造影検査で硫酸バリウム注入後に空気を注入する目的はどれか。
1.直腸の運動を促すため。
2.粘膜面を描出するため。
3.腸管内の pH を調整するため。
4.検査後の排便を促進するため。
5.硫酸バリウムを希釈するため。

正答

造影検査とIVR
注腸造影(78pm88、74am64、70pm89、68am87、67pm87、62.31):逆行的に造影剤を投与し、二重造影法が主流で、充満法、粘膜法、圧迫法も行われる Brown法が主流で、Fischer法、Welin法なども行われる Brown法では前日に低脂肪、低繊維食をとる 多量の水分を摂取する・前投薬:抗コリン薬*Apple core sign :大腸進行がんの代表的な悪性所見(67pm93:Apple core sign)消化管領域のIVR・拡張術(66.77) 胆管拡張術:ステントなどを用いる、胆がんなどが適応 ・ステント留置・イレウスチューブの挿入・内視鏡的結石除去術 (63.79) バスケットカテーテルを使用 :結石等を挟み込んで体外に排出する道具胆道・膵臓造影検査(73am84、72am85pm90)・PTC(Percutaneous transhepatic cholangiography):経皮経肝胆道造影 PTCD(D:drainage)  :経皮経肝胆道ドレナージ・ERCP(Endoscopic retrograde cholangiopancreatog...

 

89 骨塩定量検査で大腿骨頸部を測定部位とするのはどれか。
1.定量的 CT〈QCT〉法
2.定量的超音波〈QUS〉法
3.X 線写真濃度測定〈RA〉法
4.単一エネルギー X 線吸収測定〈SXA〉法
5.二重エネルギー X 線吸収測定〈DXA〉法

正答

マンモグラフィ / 骨塩定量検査 / Ai
マンモグラフィ・MLO撮影 (78pm94、77am86、76am84、72am92、70pm87、68am86、63.75、61.75、60.71) 乳がん好発部位である外側・上部が写しこみやすく、一枚で乳腺全体を描出しやすい 乳頭が完全な側面像で描出される・体位:立位あるいは座位、カセッテホルダは外側に向ける・撮影方法:水平に対して60~70°程度(大胸筋の走行にあわせて)撮影台の角度を決定する カセッテ面に対して直角に照射 大胸筋は乳頭の高さまで描出する、胸筋が入りすぎると圧迫不足になりやすい・撮影距離:65cmと短い・圧迫:通常100~120N程度の圧迫を正中側から行う  以下に主な理由を挙げる① 乳房厚が均一になり、乳腺全域が適切な画像濃度となる② 散乱線が減少してコントラスト及び分解能が向上する③ 乳腺構造組織が分離され、組織間コントラストが向上する④ 低いX線エネルギーの使用によりコントラストが向上する⑤ 乳房が固定され、動きによるボケの防止⑥ 被曝が減少する⑦ 被写体―受像器間距離が短くなり、幾何学的ボケが小さくなる・AEC:カセッテ後面の位置とする・ブラインドエリア:...

 

90 骨盤部の X 線写真を示す。正しい組合せはどれか。

1.ア 仙腸関節
2.イ 閉鎖孔
3.ウ 坐 骨
4.エ 大転子
5.オ Jacoby〈ヤコビー〉線

正答

骨格系正常解剖
頭蓋骨 (77am43、73am87、71am56、69am53、60.3)眼窩 (70am52)・構成「前頭骨」「頬骨」「篩骨」「蝶形骨」「涙骨」「上顎骨」「口蓋骨」副鼻腔(75pm51、71pm91、65pm79、60.5、61.81)・構成「前頭洞」「篩骨洞」「上顎洞」「蝶形骨洞」 脊椎(78pm9、77am90、70pm22、68pm90、67am90、66.42、63.4、60.4)頸椎(第一、二頸椎)・横突孔には椎骨動脈と椎骨静脈が通る・第1頸椎(環椎):椎体と棘突起を欠き,輪状形態をなす 上関節窩は後頭骨の後頭窩と関節をなし, うなずき運動に働く・第2頸椎(軸椎):歯突起を特徴とする 火葬の際にノドボトケとしてあつかわれる 歯突起を軸として頭蓋を回旋する頸椎(第三~七頸椎)(74pm88)・椎体が小さい・横突孔には椎骨動脈と椎骨静脈が通る・ルシュカ関節:椎体上部外側の縁が上方に突出して上部頸椎と形成する関節・第5頚椎:喉頭隆起がある・第7頸椎:頸を前方へ屈曲したとき,棘突起が皮膚の上から触る 隆椎という胸椎・第3胸椎:「胸骨角」・第10胸椎:「剣状突起」・上肋骨、下肋骨窩...

 

91 頸部造影 CT(動脈相)像を示す。矢印で示すのはどれか。

1.外頸動脈
2.総頸動脈
3.椎骨動脈
4.内頸動脈
5.鎖骨下動脈

正答

 この問題(78pm91)と次の問題(78pm92)と78am7では首から胸部にかけてのかなり似た解剖出題されている
 もう少し出題範囲をばらしては如何か

循環器系 正常解剖
脳血管(77am91pm8、75pm16、72am18、70am23、69am23、69pm20、67am89、66.40、65.39、64.44、62.83、61.32、60.81)(67am89,65pm80,62pm83:頭部血管)Willis動脈輪(大脳動脈輪) 脳底部の動脈の吻合による輪状構造 視神経交叉・下垂体・乳頭体を取り囲み、外観はほぼ五角形である・構成:「内頚動脈」「前大脳動脈」 「前交通動脈」 「後大脳動脈」「後交通動脈」 「(中大脳動脈)」「(脳底動脈)」・この動脈輪を形成する動脈の分岐部は、壁が弱いため動脈瘤をつくりやすく、クモ膜下出血をきたしやすい頭部静脈(73am23)総頸動脈(70am61、69pm54、65.80)=内頸動脈(眼動脈+前大脳動脈+中大脳動脈+後交通動脈) + 外頸動脈 椎骨動脈(75am17、68am54)= 硬膜動脈 + 前後脊髄動脈 + 後下小脳動脈 + 脳底動脈(左右の前下小脳動脈+上小脳動脈+後大脳動脈)・脳幹の栄養血管:脳底動脈 (60.21)頸部動脈(78am7.pm91.92、77pm54,76pm55,75am57pm86...

 

92 胸部造影 CT 像を示す。正しい組合せはどれか。

1.ア 上行大動脈
2.イ 食 道
3.ウ 肺動脈
4.エ 上大静脈
5.オ 奇静脈

正答

循環器系 正常解剖
脳血管(77am91pm8、75pm16、72am18、70am23、69am23、69pm20、67am89、66.40、65.39、64.44、62.83、61.32、60.81)(67am89,65pm80,62pm83:頭部血管)Willis動脈輪(大脳動脈輪) 脳底部の動脈の吻合による輪状構造 視神経交叉・下垂体・乳頭体を取り囲み、外観はほぼ五角形である・構成:「内頚動脈」「前大脳動脈」 「前交通動脈」 「後大脳動脈」「後交通動脈」 「(中大脳動脈)」「(脳底動脈)」・この動脈輪を形成する動脈の分岐部は、壁が弱いため動脈瘤をつくりやすく、クモ膜下出血をきたしやすい頭部静脈(73am23)総頸動脈(70am61、69pm54、65.80)=内頸動脈(眼動脈+前大脳動脈+中大脳動脈+後交通動脈) + 外頸動脈 椎骨動脈(75am17、68am54)= 硬膜動脈 + 前後脊髄動脈 + 後下小脳動脈 + 脳底動脈(左右の前下小脳動脈+上小脳動脈+後大脳動脈)・脳幹の栄養血管:脳底動脈 (60.21)頸部動脈(78am7.pm91.92、77pm54,76pm55,75am57pm86...

 

画像工学

93 X 線による画像形成〈イメージングチェーン〉でデジタルシステムに特有の影響因子はどれか。
1.電気雑音
2.AEC 制御
3.幾何学的不鋭
4.グリッド露出係数
5.ビームハードニング

正答

 イメージングチェーンという概念を始めて目にした
 とくに難しい話ではないか

ノイズ特性(粒状性)
ノイズ特性(粒状性)粒状性(78am94.pm93、77am93、65.89、60.89) 低コントラスト分解能(低周波領域)に影響を及ぼす 粒状性悪:低コントラスト分解能悪・DR系のノイズ(76pm94、72am46、61.89)「X線量子モトル(量子ノイズ)」:最も大きな影響で入射X線量に依存する「光量子ノイズ(CR)」:入射X線量に依存する「システムノイズ」:構造モトルや電気系ノイズ   → 固定ノイズ「量子化ノイズ」・DR系のノイズへの影響因子「サンプリングアパーチャのMTF」「サンプリング間隔」「画像処理のMTF」「画像表示のMTF」ウィナースペクトル(WS):NPS(75am95、74am95、73am94、72am94、71am95、64.91、63.90、62.89、61.91) 面積の次元を持ち、ノイズ量を空間周波数ごとに示す 自己相関関数(濃度変動)をフーリエ変換する方法と、波形を直接フーリエ変換する方法がある $$ウィナースペクトルWS(u,v)=\frac { ⊿x×⊿y }{ N×M } ×{ |F(u,v)| }^{ 2 }$$ F(u,v):濃度変動のフー...

 

94 乳房撮影の圧迫の効果のうち散乱 X 線の減少が画質に与える影響で正しいのはどれか。 2 つ選べ。
1.動きのボケ防止
2.雑音特性の向上
3.空間分解能の向上
4.幾何学的ボケの減少
5.コントラストの向上

正答

マンモグラフィ / 骨塩定量検査 / Ai
マンモグラフィ・MLO撮影 (78pm94、77am86、76am84、72am92、70pm87、68am86、63.75、61.75、60.71) 乳がん好発部位である外側・上部が写しこみやすく、一枚で乳腺全体を描出しやすい 乳頭が完全な側面像で描出される・体位:立位あるいは座位、カセッテホルダは外側に向ける・撮影方法:水平に対して60~70°程度(大胸筋の走行にあわせて)撮影台の角度を決定する カセッテ面に対して直角に照射 大胸筋は乳頭の高さまで描出する、胸筋が入りすぎると圧迫不足になりやすい・撮影距離:65cmと短い・圧迫:通常100~120N程度の圧迫を正中側から行う  以下に主な理由を挙げる① 乳房厚が均一になり、乳腺全域が適切な画像濃度となる② 散乱線が減少してコントラスト及び分解能が向上する③ 乳腺構造組織が分離され、組織間コントラストが向上する④ 低いX線エネルギーの使用によりコントラストが向上する⑤ 乳房が固定され、動きによるボケの防止⑥ 被曝が減少する⑦ 被写体―受像器間距離が短くなり、幾何学的ボケが小さくなる・AEC:カセッテ後面の位置とする・ブラインドエリア:...

 

95 スリット法で CR システムのプリサンプルド MTF を測定したところ、高空間周波数領域で MTF が上昇した。原因で考えられるのはどれか。
1.階調補正を行った。
2.有効露光量変換を行わなかった。
3.雑音による量子モトルが強く出た。
4.イメージングプレートが劣化していた。
5.金属スリット長軸を画素列と平行にした。

正答

 難問
 MTFの測定方法自体は頻出だが、今回は測定のエラーの解決法を問われている
 直接の回答を記載するのは難しいが、それでも選択肢的にかなり絞れる内容ではあるので、難問ということで

解像特性(鮮鋭度)
解像特性(鮮鋭度)影響因子「焦点サイズ」:小さいほうが良い        「被写体フィルム距離」:短いほうが良い「X線入射角度」:小さいほうが良い       「焦点フィルム距離」:長いほうが良い「感度」:高感度増感紙では悪い「被写体コントラスト」:高いほうが良い*空間分解能 増感紙フィルム系>デジタル系MTFによる評価 (75pm94、74am48) MTF(Modulation Transfer function)とは点または線像強度分布をフーリエ変換の関係を用いて空間周波数領域に変換した関数で、ボケの度合いを表すことが出来る 「線形性」と「位置不変性」を満たしていることが条件となる デジタル系では「位置不変性」が成り立たない 鮮鋭度の評価には2cycle/mmを良く用いる・MTFへの影響因子 「散乱X線」 「サンプリング間隔 → エリアシング」・エリアシングの影響を含まないMTF 「プリサンプリングMTF」 「アパーチャMTF」 「X線検出器のMTF」 「ディスプレイMTF」 「画像処理フィルタのMTF」構成要素とそれぞれのMTF(76am93、73pm95、71am94、70p...

 

放射線安全管理学

96 4 月 1 日を始期とする 1 年間のうち、 7 月、 8 月、 9 月の 1 cm 線量当量および 70 μm 線量当量がそれぞれ 1.4 mSv、1.1 mSv、0.1 mSv、その他の月はすべて検出限界以下であった。個人線量当量の解釈で正しいのはどれか。
1.個人線量当量の記録は保存する必要がない。
2.妊娠可能な女子の 3 月間の実効線量限度を超える。
3.放射線業務従事者の年間の実効線量限度を超える。
4.検出限界以下の月は被ばくをしていないことを意味する。
5. 6 月に妊娠と診断された場合は腹部表面の等価線量限度を超える。

正答

 線量限度をこのように計算させる問題は結構珍しいかな?
 別に難しくはないが、少しだけ考える必要はある

線量限度、線量測定 / 健康診断
医療法施行規則・RI規制法装備等及び場所の測定項目、測定対象及び回数のまとめ(74am100、70pm97)項目測定場所測定時期放射線の量「使用施設」「詰替施設」「(廃棄物)貯蔵施設」「廃棄施設」「管理区域境界」「事業所内の居住区域」「事業所の境界」(1)作業開始前(2)作業開始後 ①1か月以内に1回 ②密封RIまたは発生装置を固定し、  遮へい物が一定の場合は6か月に1回 ③下限数量1000倍以下の密封RI  のみの場合は6か月に1回汚染の状況「作業室」「廃棄作業室」「汚染検査室」「管理区域境界」場所の線量限度、濃度限度、密度限度(78am100、75am96、68am99pm97、66.97、63.97、62.96、61.96) 外部線量(実効線量) 空気・排気中濃度排水中濃度表面密度使用施設内の居住区域(人が常時立ち入る所)≦1mSv/週一週間平均濃度≦空気中濃度限度 ≦表面密度限度管理区域の境界≒管理区域の定義≦1.3mSv/3か月3ヵ月平均濃度≦1/10空気中濃度限度 ≦1/10表面密度限度病室 ≦1.3mSv/3か月   病院・診療所の居住区域≦250μSv/3か月   病...

 

97 内部被ばくの防護対策である 3 D 2 C の原則で誤っているのはどれか。
1.希 釈
2.時 間
3.分 散
4.集中化
5.閉じ込め

正答

 70pm100で出題された3D2Cが再び出題されました
 対策ノートはちゃんと対応していたので、みなさん解けたかな?

防護量 / 実用量 / 被ばく量 / 防護の原則
防護量の単位と定義(77pm96、75am98、72pm97、71pm99、68pm98、64.100、62.99)名称単位定義線量当量J・kg-1=Sv =(ある点における吸収線量)×(線質係数)★等価線量J・kg-1=Svある組織・臓器にわたって平均し、線質について加重した吸収線量=Σ((ある組織・臓器の一点における吸収線量)×(放射線加重係数))★実効線量J・kg-1=Sv =Σ((等価線量)×(組織加重係数))預託等価線量 RI摂取後にある期間に与えられる等価線量の時間積分値期間が不明な場合、成人は50年、子供は摂取時から70歳とする預託実効線量 等価線量率の代わりに実効線量率をとったもの摂取した放射能×実効線量係数実用量の単位と定義(73am99、71pm96)名称単位定義周辺線量当量Sv ある一点に全方向から来る放射線を整列・拡張した場にICRU球を置いたとき整列場方向に半径上の深さdmmにおいて生ずる線量当量方向性線量当量Sv 線量計の角度依存性を表すのに用いられる線量当量個人線量当量Sv スラブファントムを用いて測定する人体上のある点における軟組織の深さdにおける線量当...

 

98 医療法上の装置等の種類とそれに該当するものの組合せで誤っているのはどれか。
1.エックス線装置 X 線 CT 装置
2.診療用放射性同位元素 SPECT 用放射性医薬品
3.診療用放射線照射器具 125I シード
4.診療用粒子線照射装置 陽子線照射装置
5.診療用高エネルギー放射線発生装置 RALS

正答

装置・施設の定義、基準、届出
医療法施行規則・RI規制法装置の定義 (78pm98、70am98、61.95)名称定義★装置★エックス線装置定格出力の管電圧が10kV以上でエネルギーが1MeV未満の診療用エックス線装置「X線撮影装置」「X線CT装置」「血管撮影装置」診療用高エネルギー放射線発生装置 1MeV以上のエネルギーを有する診療用の電子線又はエックス線の発生装置「リニアック」「ベータトロン」診療用粒子線照射装置 陽子線又は重イオン線を照射する診療用の装置「サイクロトロン」「シンクロトロン」診療用放射線照射装置下限数量の1000倍を超える密封された放射性同位元素を装備した診療用の照射機器「テレコバルト」「ラルス」「ガンマナイフ」診療用放射線照射器具下限数量1000倍以下の密封された放射性同位元素を装備した診療用の照射機器「125Iシード」「198Auグレイン」「ラジウム針」放射性同位元素装備診療機器密封された放射性同位元素を装備した診療用の機器のうち、厚生労働大臣が定めるもの「骨塩定量分析」「GC用ECD」「輸血用血液照射装置」診療用放射性同位元素/陽電子断層撮影診療用放射性同位元素医薬品又は治験薬である放射性...

 

99 我が国の診断参考レベルで正しいのはどれか。
1.線量限度の値である。
2.目的は最適化の推進である。
3.小児に対しては定められていない。
4.放射線治療の総線量が設定されている。
5.線量調査結果の 50 パーセンタイルで設定されている。

正答

ICRP勧告 / DRL(診断参考レベル) 
1990年勧告放射線防護の目標・便益をもたらす被ばくを伴う行為を、不当に制限することなく人の安全を確保する・個人の確定的影響の発生を防止すること・確率的影響の発生を容認できるレベルに抑えること放射線防護体系「行為」:被ばくを増加させる人間活動のこと「介入」:被ばくを減少させる人間活動のこと放射線防護の三原則とその順序(上から)(76pm96、73pm99、71am9、67am94、66.93、65.93、64.93)・行為の正当化  「行為」はそれによって生ずる放射線障害を相殺するに十分な便益が必要 → 十分な便益を伴う診療行為がこれにあたる・防護の最適化  被ばく線量を潜在被ばくも含め、経済的・社会的要因を考慮した上で、合理的に達成できる限り低く抑える *この原則はALARAの原則といわれる → 被ばく低減の工夫がこれにあたる・個人の線量限度 被ばくグループとその子孫が、最終的に被る害の全体の尺度をデトリメントという概念で表す → 被ばくの管理がこれにあたる被ばくの区分 (71am100、70am67、69am96.pm100、61.93)・医療被ばく (67am89) 直接の医療行...

 

100 0.45 Bq・cm-3137Cs と 1.2 Bq・cm-389Sr を含む放射性廃液を直ちに排水するための最小の希釈倍数はどれか。ただし、排水中の濃度限度を 137Cs は 0.09 Bq・cm-3、89Sr は 0.3 Bq・cm-3 とする。
1. 2
2. 3
3. 5
4. 6
5. 9

正答

汚染検査 / RIの使用・処理・除染
汚染検査サーベイメータ、測定機器(78am97、76pm98、74pm98、66.99、64.99、61.99)・β線の表面汚染:広口GM計数管・γ線の表面汚染:GM計数管、Si半導体検出器・手足の汚染:ハンドフットクロスモニタ・広範囲の測定:フロアモニタ・管理区域の空間線量率測定:NaIシンチレーション式サーベイメータ・漏洩線量測定:電離箱式サーベイメータ水中の放射性核種の濃度測定(1)測定法(72pm99、69pm98、61.99)・排水を直接「液体・プラスチックシンチレータ(最適)」や「GM計数管」で測定する方法・サンプリングした試料を「ウェル型シンチレーション」や「液体シンチレーション」で測定する方法・イオン交換樹脂でRIを吸着して測定する方法(2)希釈法による排水 (78pm100、72pm100、69am100) 放射能が排水中の濃度限度を下回るようにする また複数の核種が存在する場合、各核種の濃度と濃度限度の比を足し合わせ、この総和が1を下回るようにする (核種Aの濃度/核種Aの濃度限度)+(核種Bの濃度/核種Bの濃度限度) <1表面汚染の濃度測定 (72am98、69p...

 

 

以上、第78回診療放射線技師国家試験 午後 2/2

 

  難問 無理問題 不適切問題
午前1/2 11問 0問 1問
午前2/2 6問 0問 1問
午後1/2 6問 0問 0問
午後2/2 7問 2問 0問
30問 2問 2問

*当サイト調べ

第78回診療放射線技師国家試験の目標点数は
166点前後

それ以上は取れなくて良い!

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第78回診療放射線技師国家試験 午前1/2

第78回診療放射線技師国家試験 午前 1/2
問題および画像はすべて厚生労働省HPより引用しております 正答ボタンを押すと答えの選択肢が表示されます 各問の参考となる対策ノートのリンクを問題下部に設置してあります 当然解けるべき問題に関しては特にコメントしませんので、対策ノートを覚えてください診療画像検査学1 MRI 装置の生データと画像信号で正しいのはどれか。1.k-空間には生データの虚数成分だけが収められる。2.空気の信号は 0 、水の信号は 1000 近傍に分布する。3.生データをフーリエ変換した後の画像信号は k-空間に保管される。4.画像信号はフーリエ変換後の虚数成分と実数成分の両方を用いて表される。5.水は生体内で最も存在比が大きいため、画像の中で最も高い信号値となる。正答 いきなり難問 生データとk空間に関してここまで詳しく問われたのはこの10年では初かな? ただし、フーリエ変換と絡めて似たような問題は実は画像情報学の方で出題されていたりするので、無理問題ではない そもそも選択肢2と5に関してはあんまり生データは関係しないので 対策ノートは対応済み(磁気共鳴専門技術者対策ノートから一部持ってきた) 2 1.5 T M...

第78回診療放射線技師国家試験 午前2/2

第78回診療放射線技師国家試験 午前 2/2
問題および画像はすべて厚生労働省HPより引用しております 正答ボタンを押すと答えの選択肢が表示されます 各問の参考となる対策ノートのリンクを問題下部に設置してあります 当然解けるべき問題に関しては特にコメントしませんので、対策ノートを覚えてください基礎医学大要51 播種性血管内凝固〈DIC:disseminated intravascular coagulation〉で認められるのはどれか。1.血小板数増加2.D-ダイマー増加3.フィブリノゲン増加4.プラスミノゲン増加5.活性化部分トロンボプラスチン時間短縮正答  難問認定 この10年でDダイマーに関して問われたのは初 ただし、Dダイマーに関しては基礎医学特有の知らんがな系知識問題ではなく、臨床でもそれなりに放射線技師がであう知識であるので、これはちゃんと覚えておいた方が良い 対策ノート対応済み52 慢性放射線皮膚炎が先行病変となるのはどれか。1.悪性黒色腫2.カポジ肉腫3.有棘細胞癌4.メルケル細胞癌5.成人 T 細胞白血病正答 難問が続く 皮膚がんとしてはメラノーマが頻出だが、これはそこを外してきている問題なので正答率は低めなので...

第78回診療放射線技師国家試験 午後1/2

第78回診療放射線技師国家試験 午後 1/2
問題および画像はすべて厚生労働省HPより引用しております 正答ボタンを押すと答えの選択肢が表示されます 各問の参考となる対策ノートのリンクを問題下部に設置してあります 当然解けるべき問題に関しては特にコメントしませんので、対策ノートを覚えてください診療画像検査学1 スピンエコー法のパルスシーケンスを図に示す。矢印①の印加パルスに最も関係する構成機器はどれか。1.受信コイル2.送信コイル3.スライス選択傾斜磁場コイル4.位相エンコード傾斜磁場コイル5.周波数エンコード傾斜磁場コイル正答 これは正直難問指定しても良いかと思ったが、対策ノート的にはちゃんとパルスシーケンスは図付きで載せていたので、難問とはしません 前回パルスシーケンスを問われたのはいつなのか正直データなくなってしまったのですが、ノートに記載してるということはどこかで出たのでしょう だれか分かる人いれば教えてください2 MRI 装置で用いられる RF コイルで正しいのはどれか。1.ソレノイド型コイルは水平磁場方式で実用される。2.QD 型コイルはリニアコイルに比べて信号が 2 倍になる。3.バードケージ型コイルはサドル型コイル...

第78回診療放射線技師国家試験 午後2/2

https://radiological.site/archives/%e7%ac%ac78%e5%9b%9e%e8%a8%ba%e7%99%82%e6%94%be%e5%b0%84%e7%b7%9a%e6%8a%80%e5%b8%ab%e5%9b%bd%e5%ae%b6%e8%a9%a6%e9%a8%93-%e5%8d%88%e5%be%8c-2-2.html

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・出題年数の見方
 例:(71pm72、67pm13.pm75、66.26)とある場合
 71pm72 → 第71回の午後72問
 67pm13pm75 → 第67回の午後13問と午後75問
 66.26 → 第66回のその教科がある方の26問
(放射化学から医用画像情報学までは午前、基礎医学大要から安全管理学までは午後)
*第66回までは午前午後で出題される科目が分かれていたため

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