第69回 午後 61~70

午後 問61
腎臓に好発する腫瘍に関する問題
68回~60回での類似問題として
基礎医学大要の分野でウィルムス腫瘍に関して問われたのは初
第68回 午前 問61 
で小児に好発する腎腫瘍として登場しており、
正答にもなっているので知っているべき単語ではある
腎臓に好発する腫瘍として、ほかには
腎細胞がん、腎血管筋脂肪腫(良性)などがある
選択肢として、ほかは明らかに腎臓には発生しえない腫瘍なので知らなくても解ける

 → 腫瘍学 乳がん / 皮膚がん / 泌尿器系がん

午後 問62
脳出血の内、頭蓋骨骨折との合併率が高いものを問う問題
68回~60回での類似問題として
第66回 クモ膜下出血の原因
がある
今回の問題はこれを拡張した形の出題である
初出ではあるが、余裕があれば解けていたい問題

 → 骨格系

午後 問63
AEDに関する問題
68回~60回での類似問題として
第60回 一次救命について
第63回 AEDについて
第65回 二次救命について
で出題されている
AEDについては2回目の出題であり、問題は多少ひねってあるが
容易に正解できる問題

 → 感染症・臨床病理

午後 問64
日本人の死因の第一位を問う問題
出題は平成27年度のことを問うている
68回~60回での類似問題として
第60回 問25
第62回 問29
などで問われている
平成23年以降は悪性新生物が一位である
合わせて、各腫瘍の罹患率や死亡率の順位も覚えておきたい

 → 感染症・臨床病理



午後 問65
ここから放射線生物学の出題範囲
生存曲線の内、α/βに関する出題
α/βが1~3Gyとなる組織を選ばせる問題
68回~60回での類似問題として
第64回 問32
第65回 問33
があるが、具体的なα/βの値を問われたのは初
しかし1~3Gyという数字に惑わされずに選択肢の内から
あきらかな仲間外れを探せばよいだけなので簡単
筋肉だけ晩期反応組織であり、他は早期反応組織
晩期反応組織のα/βは約3Gy
早期反応組織のα/βは約10Gy

 → その2 

午後 問66
放射線障害のうち、確率的影響を選ばせる問題
68回~60回での類似問題として
第63回 問37 確率的影響について
第64回 問33 
で問われている
死ぬほど簡単なので、逆に類似問題が少ない

 → その2 

午後 問67
放射線感受性に影響する因子を問う問題
68回~60回での類似問題として
第62回 問39
第63回 問38
などが挙げられるかと
少し難問化と思うが、考えばわかる問題
細胞の分化度と分裂速度はベルゴニートリボンドーさんの法則で
照射間隔は細胞分裂周期に影響
線量率はそのまま線量率効果というものがある
よって正解は放射線のエネルギー

 → その1 
 → その2 

午後 問68
細胞周期に関する問題
68回~60回での類似問題として
第61回 問31
第63回 問39
第66回 問39
がある
こちらも死ぬほど簡単な問題
解説など不要

 → その1 

午後 問69
多分割照射によって回避できる放射線障害を問う問題
68回~60回での類似問題として
このような少しひねった問題は初めて
だが、要は多分割照射の目的の一つとして、晩発障害の回避があることを知っていれば
選択肢が絞れるのでヌルゲー

 → その3
 → 放射線治療技術学 対策ノート X線照射 / 電子線照射 / 粒子線照射 / 分割照射

午後 問70
ここから放射線物理学の出題範囲
原子核に関する問題
ごちゃごちゃといろいろ問われているが
選択肢1~3、5は容易に間違いだとわかる
よって知らなくとも4が正解であるとわかるはず

 → 原子の構造


コメント

  1. MM より:

    いつも拝見させていただいております。
    第69回の午後問題69の解説について、多分割照射の目的は急性期障害ではなく晩発障害の減少ではないでしょうか。

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