Ⅰ.放射化学

Ⅰ.放射化学

放射性壊変 / 核分裂

放射性壊変 ○放射性壊変と放射能  (66.44、65.43、64.44、63.2) ・放射能A  A = -dN/dt = λ×N ・壊変定数λ  λ = 0.693/T ・原子数N = w/W×6.02×1023  w:放射性物質の質量   W:対象物質の原子量 ・分岐比  λ=λ1+λ2+λ3+……  λ1,λ2,λ3:部分半減期    分岐比 → λ1:λ2=T2:T1 ・平均寿命τ  τ=1/λ=1.44×T ○放射平衡  (64.2) ・放射平衡 娘核種の放射能A2、原子数N2 $$A_{ 2 }=\frac { λ_{ 2 } }{ λ_{ 2 }-λ_{ 1 } } ×A_{ 1 }^{ 0 }×({ e }^{ -λ_{ 1 }t }-{ e }^{ -λ_{ 2 }t })+A_{ 2 }^{ 0 }×{ e }^{ -λ_{ 2 }t }$$ $$N_{ 2 }=\frac { λ_{ 1 } }{ λ_{ 2 }-λ_{ 1 } } ×N_{ 1 }^{ 0 }×({ e }^{ -λ_{ 1 }t }-{ e }^{ -λ_{...
Ⅰ.放射化学

RIの分離とその保存

○共沈法  (68.am3、67am3、66.4、65.6、64.5、63.4) ・同位体担体:必要なRIの安定同位体の担体 ・非同位体担体:不必要なRIの安定同位体の担体 ・スカベンジャー:不必要なRIを沈殿させるための担体 ・保持担体:必要なRIを溶液に留めるための担体 ・捕集剤:必要なRIを沈殿させるための担体 ・溶解度積  共沈法では溶解度積の小さい反応が選ばれる  溶解度積=「溶解した塩の濃度」×「溶解しなかった塩の濃度」 ・共沈法の実例 溶液中のRI 捕集剤 保持担体 沈殿物 140Laと140Ba Fe3+ Ba2+ 140La 90Yと90Sr Fe3+ Sr2+ 90Y 32Sと32P Fe3+ SO42- 32P *沈殿物は分離後、溶媒抽出することで無担体にできる ○溶媒抽出法 (65.7、64.4、61.4)  分離が(イオン交換等より)早く、トレーサ量からマクロ量まで対応が可能 ・分配比  水相を基準として有機相に何倍多く抽出されるかを表す  分...
Ⅰ.放射化学

放射化分析 / 合成法,標識法

放射化分析  (69pm4、68pm4、66.8、61.7) ○放射化分析の利点  「検出感度が良い」  「試薬などの汚染がない」  「核反応なので元素の化学的性質に影響されない」  「多元素同時分析ができる」  「非破壊分析ができる」 ○放射化分析の欠点  「精度が低い」  「副反応による妨害がある」  「自己遮蔽の影響がある」  「原子炉など中性子発生源が必要」 ○生成放射能の計算  (64.8、60.7) ・試料を時間t照射して、直後に得られる放射能A  A = f×σ×N×(1-e-λt)    = f×σ×N×(1-(1/2)t/T)  f:照射粒子束密度(n/cm2・s)  σ:放射化断面積  N:試料の原子数   ・原子数N=θm/M ×6.02×1023  θ:存在比 m:試料質量 M:試料原子量  また、t<<Tの場合  A = f×σ×N×(0.693×t/T) ・照射終了後、時間d経過後の放射能Ad  Ad = A×e-λd =A×(1/2)d/T ・放射線計測  「Ge(Li)」または「Ge」半導体検出器...
Ⅰ.放射化学

RIの化学分析への利用

○オートラジオグラフィ  (70pm4、61.8)  イメージングプレート等を用いてRIの分布を可視化する  基本的な性能としてIP法>写真法  ミクロオートラジオグラフィでは低エネルギーγ線が適する ○放射化学分析    試料のRIの放射能、またはその娘核種の放射能によって存在量を知る方法  γ線スペクトルの測定を行う ○放射分析  (71pm4)  非放射性の試料に結合するRI試薬を加え、試料の存在量を知る方法  特長として「簡易的」「高精度」「微量成分の分析」がある  放射滴定は放射分析の一種 ○同位体希釈分析法  特長「混合物の場合、その成分だけを完全に分離定量しなければならない」    「完全な分離でなく、その一部でも純粋に分離できれば定量可能」    「ラベル付き化合物を作る必要がある」    「RIは目的の化合物以外に移らない必要がある」 ・ラジオイムノアッセイ  抗体抗原反応を利用する ○直接希釈法  (62.7)     重量 比放射能 全放射能 添加前 目的の試料 X  0 0 ...
Ⅰ.放射化学

主なRIとその特徴

○主なRIとその特徴 (69pm1、67pm1、66.1、66.2、65.3、60.1) 核種 ★壊変方式 エネルギー(MeV) α・β線  γ線 半減期 その他 3H★ β- 0.02 12y β線のみ放出/天然RI/ 7Be EC   0.5 53d 中性子線源 11C★ β+   0.511 20m 14N(p,α)11C 14C★ β- 0.15   5.7×103 β線のみ放出/天然RI 13N★ β+   0.511 10m 16O(p,α)13N 15O★ β+   0.511 2m 14N(d,n)15O 18F★ ...
Ⅰ.放射化学

壊変系列と元素表

○ウラン系列 (63.43、62.44) ○アクチニウム系列 ○トリウム系列 ○元素表 (71am1、64.1、63.1)  1族:アルカリ金属  2族:アルカリ土塁金属  17族:ハロゲン  18族:希ガス
Ⅰ.放射化学

第69回 午後 1~10

午後 問1まずは例年通り、放射化学の分野からの問題RIの壊変様式を問う問題組み合わせで問われているので少々面倒かと68回~60回での類似問題として第61回 問2 第67回 午後 問1 ポジトロン核種で問われている過去に出題されている核種は「壊変様式」「半減期」「製造法」をセットで覚えたい → 放射性同位元素まとめ午後 問2過渡平衡に関する核種を問う問題68回~60回での類似問題として第61回 問2 ポジトロン核種第63回 問3 第66回 問3この他にもTcジェネレータに関しては詳しく覚えたい → 放射性同位元素まとめ午後 問3ラジオコロイドに関する問題68回~60回での類似問題としてラジオコロイドのみに絞ってここまで出題されたのは初めてしかし毎年のように化学分離の選択肢の一つとして出題されているので、過去問をやっていれば余裕 → RIの分離と保存午後 問4放射化分析に関する問題68回~60回での類似問題として第60回 問7でほぼ同じ問題が出題されているまた、放射化分析に関しては「長所短所」と「計算問題」を含めた3つの問題が頻出 → 放射化学分析 / 標識合成 午後 問5ここから診療画像...
Ⅰ.放射化学

第69回 午前 001~010

午前 問1核医学で使用されているRIの製造方法を問う問題68回~60回での類似問題として第62回 問2 第65回 問4 原子炉生成核種第66回 問3 ミルキング第68回 午後 問2 原子炉生成核種があるサイクロトロン製造の核種に関する問いは放射化学の領域では初めて → 内用療法 / 核医学で使用されるRI午前 問2RIの化学分離に関する問題第68回~60回での類似問題として第60回 問5 第61回 問4 第62回 問4第63回 問5第64回 問5第65回 問7第66回 問4第67回 午前 問4第68回 午前 問3と毎年出題されているため、必須問題である → RIの分離と保存午前 問3クロマトグラフィに関する問題第68回~60回での類似問題として第66回 問5のみでクロマトグラフィのみに焦点を絞った問題が出題されている → RIの分離と保存午前 問4トリチウムの標識方法に関する問題第68回~60回での類似問題として第61回 問5 ヨウ素標識第63回 問6 トリチウム標識第64回 問6 第67回 午後 問3がある → 放射化学分析 / 標識合成 午前 問5X線発生管の焦点に関する問題ブルー...
スポンサーリンク
error: Content is protected !!