Ⅺ.放射線計測学

Ⅺ.放射線計測学

放射線基本量の単位 / 検出効率

放射線基本量の単位  (71am79、70am78.pm79、69am78.pm79、68am78、67am78.pm44、66.60.65、65.58.59.64、64.58.59、63.59.60.65、61.41、62.58.60、61.58.59、60.58.59) 名称 単位 定義 ★フルエンス m-2 単位断面積当たりの球内に入射する粒子数 ★フルエンス率 m-2・s-1 単位時間当たりのフルエンスの増加分 ★エネルギーフルエンス率 J・m-2・s-1 単位時間当たりのある断面積の球内に入射した放射エネルギー ★断面積 m2 入射した荷電粒子あるいは非荷電粒子によって生じた特定の相互作用に対するターゲット物質そのものの断面積 =(1個のターゲット物質との相互作用を起こす確率)÷(フルエンス) 線減弱係数 m-1 ★質量減弱係数...
Ⅺ.放射線計測学

気体の電離を利用する検出器

印加電圧と収集電荷の関係  (66.66、60.62) ①再結合領域    ②電離領域   エネルギー測定可能 ③比例領域   エネルギー測定可能 ④境界領域     ⑤GM領域   エネルギー測定不可 ⑥連続放電領域 エネルギー測定不可 電離箱 ・自由空気電離箱  光子の照射線量の絶対線量の測定 ・空洞電離箱  (69pm80、62.64)  光子またはβ線(グリッド付きでα線も)の吸収(照射)線量の測定  印加電圧:電離領域   → 高線量かつエネルギーの測定ができる     感度は低い ・校正,補正  (68pm82、65.62、64.61.63、61.61)  1,校正定数  2,大気補正係数kTP     kTP=(273+T)/(273+T0)×P0/P    気圧が大、気温が低で電離が多くなる  3,極性効果    円筒型 < 平行平板型   4,イオン再結合    初期再結合はLETに依存する   一般再結合は線量率、印加電圧、電極間隔、電極サイズ、スペクトルに影響される  (2次)電子平衡の利用とそ...
Ⅺ.放射線計測学

シンチレータ / 半導体検出器

発光を利用した検出器  (68am79) ○無機シンチレータ ・検出原理 1,価電子帯の電子にエネルギーが付与される 2,電子は伝導帯へ移動し、電子正孔対を作る 3,正孔が活性化物質を電離する 4,伝導帯の電子が電離された活性化物質に行く 5,活性化物質は励起状態に上がる 6,基底状態に遷移する際に可視光を放出する *純粋な結晶では禁止帯が大きいため、少量の不純物を添加する 種類 密度 (g/cm3) 最大波長 (nm) 減衰定数 (ns)  相対効率 (%) 用途および特徴 ★NaI(Tl) 3.6 410 230 100  γ線、潮解性、高エネルギー分解能 CsI(Tl) 4.5 540 680 45 α線、γ線 CsI(Na) 4.5 420 640 80 α線、γ線、吸湿性 LiI(Eu) 4.1 470 1400 35  γ線、中性子 BGO 7.1 480 300 10  α線、中性子、高検出効率、低分解能 ...
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中性子 / α線 の検出器 / 個人線量計

中性子の検出器 ・熱中性子の検出 (1)核反応を利用したもの       (2)核分裂を利用したもの   (3)放射化を利用したもの         ・高速中性子の検出 (1) 反跳陽子を利用したもの 1H(n,n`)        (2) 放射化を利用したもの     (3) 半導体を利用したもの   (4) 核分裂を利用したもの   ・減速型線量当量計(レムカウンタ)    (68pm80、67am79)  熱中性子検出器をポリエチレン製減速材で覆ったもので、線量当量値が直読みできる       ・ホニャックボタン α線の検出器  (65.65)    放射能測定 エネルギー測定 ★シリコン表面障壁型半導体検出器(SSBD) 可能 可能 ★4πガスフロー比例計数管 可能    ZnS(Ag) CsI(Tl) 無機シンチレータ 可能 可能 液体シンチレータ 可能  可能 ★グリッド付電離箱  ?  可能 ...
Ⅺ.放射線計測学

その他検出器 / γ線スペクトル / 計数値の統計

その他検出器 化学線量計  (69am79) ・鉄線量計(フリッケ線量計)  (69pm80、67pm80、63.64)  酸化反応 を利用する。  空気か酸素を飽和させて使用する。  G値:15.5 ・セリウム線量計  還元反応 を利用する  G値:2.4 *G値 :溶液が100eVのエネルギーを吸収したときの原子の変化数  イオン濃度と線量率には影響されず、LETには依存する 熱量計(カロリーメータ)   (69pm82、68am80、62.59)  放射線による温度上昇によって放射能を測定する ・水の比熱:4.2 (J/g・K)  1℃=1K-273.15   飛程検出器 ・霧箱 (68am80、63.61)  過飽和状態のアルコール気体中に荷電粒子が走行し、その飛程に沿って電離が起こり、このイオンを核として、霧が生じ、その飛程を光で照らして観察を行う ・原子核乾板 (63.61、61.64)  ガラスに厚さ500μm程度にハロゲン化銀を湿布したもので、現像すると荷電粒子の飛程に沿って黒化像として記録される ・固体飛程検出器(C...
Ⅺ.放射線計測学

第69回 午後 81~90

午後 問81GM計数管の計数率の計算問題68回~60回での類似問題として第63回 問67で出題されている式一つで解ける簡単な問題GM計数管については幾何学的効率の問題もたびたび出題されているのでこちらについても把握しておきたい → 気体を利用する検出器午後 問82放射能の測定法でないものはどれか、という問題68回~60回での類似問題としてこういったふわっとした問題は初幾何学的な方法論と、カロリメータ法、β-γ同時計数法が選択肢としてあり、β線の最大エネルギー測定に用いられるフェザー法が放射能の測定としては不適少し難問かと → 中性子 / α線 / その他の検出器午後 問83Co-60のエネルギースペクトルに関する問題68回~60回での類似問題として第61回 問67でスペクトルが画像として出題されているさして難しくはない他にもNa-24やY-88などが過去に出題されており、メジャな核種のスペクトル等はふわっと覚えておきたい下記のページにCs-137、Co-60、Na-24のスペクトルを乗せてあります → 発光 / 半導体検出器を利用する検出器午後 問84ここからはX線撮影技術学の出題範囲...
Ⅺ.放射線計測学

第69回 午前 081~90

午前 問81熱ルミネセンス線量計の素子を問う問題68回~60回での類似問題として第62回 問61 において光刺激ルミネセンス線量計の素子に関して同様に問われているMg2SiO4:Tb素子は国家試験に初出なのでこの問題は難問かと思われるTLD素子としては他に、CaSO4:Tm、LiF:Mg(過去問題に登場)などがある → 発光 / 半導体検出器を利用する検出器 → 中性子 / α線 / その他の検出器午前 問82γ線のエネルギーと測定器のマルチチャンネルの関係に関する問題68回~60回での類似問題として似たような問題はないように思われるしかし、単純な計算で解けるので簡単な問題であるグラフの原点が0でないことに注意すれば問題ないだろう午前 問83ここから撮影技術学の出題範囲IVRに関する診療放射線技師の対応に関する問題68回~60回での類似問題として正答であるヨード造影剤の加温に関しては初出毎回この手の問題は割と消去法で解ける上に、今回も例にもれず他の選択肢が明らかに間違いであるちなみに加温の理由として「体温と同程度までの加温による刺激の低下」と「加温による造影剤の粘調度の低下」があげられ...
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