X線撮影技術学 計算ドリル

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撮影条件

(72pm88,70pm85,66.70)

X線撮影の基礎
写真効果、撮影条件計算・X線強度(蛍光量)E (72pm88、66.70、65.69、63.69)$$E=\frac{「管電圧」^{2}×「管電流」×「照射時間」}{「撮影距離」^{2}}$$・半影と拡大率 (75am90、74am93、73pm85、71am85、67pm86、61.69) 半影の大きさH H = (M-1)×f   M:拡大率 f:焦点の大きさ 拡大率M  M = (a+b)/a   = 1+b/a a:焦点被写体間距離 b:被写体受像面間距離 a+b:撮影距離・重積効果 (72am83) 2つ以上の構造が重なって存在する場合、それらの減弱係数の相違によって、画像として描出が不可能な場合がある・接線効果 被写体の隣り合う構造にその境界面を挟んであるレベル以上の減弱係数の差がある場合、その境界面に接点を持つようにエックス線速が入射されるとその構造の輪郭が明瞭に描出される効果被曝と散乱線 ・散乱線の多くなる因子 (68am84)「被写体の減弱係数:高い」「被写体の厚さ:厚い」「照射面積:広い」「管電圧:高い」「被写体-検出器間距離:短い」・被曝の低減方法(74am83、...

問1

 管電圧70kV、管電流100mA、撮影時間0.5s、SID100cmの撮影条件を管電圧及び画像処理条件を変化させずに、管電流150mA、SID150cmにした場合、同一濃度を得る撮影時間[s]はいくつか

 

X線強度(蛍光量)E 

より、撮影時間の係数xは
100/1002=x×150/1502
x=3/2
撮影時間は0.5×3/2=0.75s
 
 X線強度に関する問題
 この問題では同一濃度を求める形にしてあり、これが蛍光量であったり、または偏差指標DIであったりする場合もあるが、基本的に解き方に変わりはないので冷静に対処したい
 似た問題で、被ばく量や鮮鋭度、コントラストなどが出題対象となる場合もあり、こちらに関しては     各指標に影響する因子をそれぞれ覚えておく必要があるので混同しないように注意しておきたい

焦点

(74am93, 67pm86)

X線撮影の基礎
写真効果、撮影条件計算・X線強度(蛍光量)E (72pm88、66.70、65.69、63.69)$$E=\frac{「管電圧」^{2}×「管電流」×「照射時間」}{「撮影距離」^{2}}$$・半影と拡大率 (75am90、74am93、73pm85、71am85、67pm86、61.69) 半影の大きさH H = (M-1)×f   M:拡大率 f:焦点の大きさ 拡大率M  M = (a+b)/a   = 1+b/a a:焦点被写体間距離 b:被写体受像面間距離 a+b:撮影距離・重積効果 (72am83) 2つ以上の構造が重なって存在する場合、それらの減弱係数の相違によって、画像として描出が不可能な場合がある・接線効果 被写体の隣り合う構造にその境界面を挟んであるレベル以上の減弱係数の差がある場合、その境界面に接点を持つようにエックス線速が入射されるとその構造の輪郭が明瞭に描出される効果被曝と散乱線 ・散乱線の多くなる因子 (68am84)「被写体の減弱係数:高い」「被写体の厚さ:厚い」「照射面積:広い」「管電圧:高い」「被写体-検出器間距離:短い」・被曝の低減方法(74am83、...

問1

 2倍の拡大撮影時の半影が0.1mmであったとき、その他条件を変化させず、3倍で拡大撮影を行った場合の半影[mm]はいくつか

 

半影の大きさH = (M-1)×f
M:拡大率  
f:焦点の大きさ
 より、f=0.1mmとなるので、拡大率3倍での半影は
 H=(3-1)×0.1mm
  =0.2mm
 
 半影と拡大率の問題
 今回の場合は上記の式のみで完結するが、焦点被写体間距離や被写体受像面間距離が変わる場合は下記の式で拡大率を求めることも要求されると思うので覚えておく必要がある

a:焦点被写体間距離
b:被写体受像面間距離
a+b:撮影距離

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・出題年数の見方
 例:(71pm72、67pm13.pm75、66.26)とある場合
 71pm72 → 第71回の午後72問
 67pm13pm75 → 第67回の午後13問と午後75問
 66.26 → 第66回のその教科がある方の26問
(放射化学から医用画像情報学までは午前、基礎医学大要から安全管理学までは午後)
*第66回までは午前午後で出題される科目が分かれていたため

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