交流電力
(76pm78、74am75、73pm75、68pm76、67pm77、66.53、65.53、61.55)
一周期にわたる瞬時電力pの平均値を交流電力という
・交流電力P
P=VIcosθ[W]
VI:皮相電力
cosθ:力率
・無効電力P
P=VIsinθ[W]
・実効値=最大値(瞬時値)/√2
・平均値=2/π×最大値(瞬時値)
・消費電力P(電力の瞬時値の時間平均)
P=V×I×cosθ
V:実効値
I:実効値
cosθ:位相差

変圧器の原理
(72am5、70am77、69am77)
a= V2/V1
= N2/N1
= I1/I2
一次等価抵抗R1=r1+r2/a2
二次等価抵抗R2=r2+a2×r2
定格容量P=V2×I2=V1×I1
変圧器の損失
(76pm75、73pm76、72pm76)
・損失W
W=鉄損+銅損 [W]
鉄損=銅損:変圧器の最大効率
1, 無負荷損(鉄損):鉄心に生じる損失
周波数が高くなると損失が減少する
1-1, ヒステリシス損
1-2,うず電流損
2,負荷損(銅損):負荷電流による巻線の抵抗損
周波数では損失は変化しない
銅損=R×I2, 負荷, 負荷率の二乗に比例
2-1,一次銅損
2-2,二次銅損
鉄心
(66.55、60.51)
・磁気を帯びていない強磁性体に、磁場を印加していく様子
縦軸:磁束密度B[T]
横軸:磁場H[A/m]
Bm:飽和磁気
O→P曲線:初期化曲線
Br:残留磁気
Hc:保持力
・ヒステリシス(現象)
:BがHの値だけで決まらず、直前のBの値に依存する現象
・ヒステリシスループ
:P→Q→R→S→T→U→Pのループ
ループ面積は熱エネルギーに比例する
ループ面積は小さいほうが良い
・鉄心に向いているのはBrが大きく、Hcが小さいものである
永久磁石はBrが大きく、Hcが大きい
RC回路
(75pm79、74pm78、66.54、62.57)
・時定数T=C×R(sec)
初期値V0/Rに対して約36.8[%]の値
スイッチとコンデンサ
(71pm76、68pm76、60.55)
・スイッチを閉じて流れる電流の総量I0
I0=コンデンサに充電された電圧V/抵抗Rの抵抗値Ω [A]
・スイッチを閉じて時間t後に流れる電流I1
I1=I0 exp(-t/CR)[A]
CR:時定数
・コンデンサの静電容量C
= 電荷q ÷ 電圧V [F=A・s/V=C/V]
電気素量e=1.6×10-19 [C]
リミッタ回路
直流チョッパ回路
(73am75)
二極真空管の特性曲線
(76am76、75pm76、74am77、70pm78、68pm78、67am75、63.56)
(1):逆電圧領域
熱陰極から放出される電子の運動エネルギーは0ではないため,十分な負電圧を陽極に印加しないと,電流は0にはならない
(2):空間電荷制限領域
管電流Ip(チャイルド・ラングミュアの式)∝V3/2/d2
(3):温度制限領域
管電流I∝1/d2
管電流値はフィラメント電流で決まる
→ 飽和電流で動作する
V:管電圧
d:電極間距離
↓対策ノート「X線源装置」:動作特性


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