解像特性(鮮鋭度)

解像特性(鮮鋭度)

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影響因子

焦点サイズ」:小さいほうが良い        
被写体フィルム距離」:短いほうが良い
X線入射角度」:小さいほうが良い       
焦点フィルム距離」:長いほうが良い
感度」:高感度増感紙では悪い
被写体コントラスト」:高いほうが良い

*空間分解能 増感紙フィルム系デジタル系

MTFによる評価

 MTF(Moudulation Transfer function)とは点または線像強度分布をフーリエ変換の関係を用いて空間周波数領域に変換した関数で、ボケの度合いを表すことが出来る
 「線形性」と「位置不変性」を満たしていることが条件となる
 デジタル系では「位置不変性」が成り立たない
 鮮鋭度の評価には2cycle/mmを良く用いる

・MTFへの影響因子
 「散乱X線
 「サンプリング間隔 → エリアシング

・エリアシングの影響を含まないMTF
プリサンプリングMTF
アパーチャMTF
X線検出器のMTF
ディスプレイMTF
画像処理フィルタのMTF

構成要素とそれぞれのMTF

 (71am94、70pm94、64.90、63.89)

・プリサンプルドMTF
 エリアシングの影響を含まない
 エッジ法、スリット法、矩形チャート法で測定する

・オーバーオールMTF
 オーバーオールMTF=デジタルMTF×画像処理フィルタMTF×ディスプレイMTF
 主にこれでシステム全体のMTFを評価する

・デジタルMTF
 計算にはピクセル値を用いる

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MTFの測定方法

・エッジ法

(69pm94、63.89)
 ステップ信号を入力信号として、出力信号からシステムのMTFを得る方法
 ESF微分LSFに変換し、そのフーリエ変換によってMTFを算出する
 入力信号を得るためのアライメントが厳密でなく、画像取得が容易である
 テストデバイスが比較的安価である
 ESFLSFに変換する際の微分処理でノイズは増幅するため、平滑化が必要
 微分処理によるノイズの影響により、LSFへの外挿の判断や基準の決定が難しい
 IECにてDQEを算出する際のMTFの測定方法として推奨される

・スリット法

 (67pm95、64.90)
 デルタ関数(インパルス信号)を入力信号として、出力信号からシステムのMTFを得る方法
 LSFのフーリエ変換によってMTFを算出する
 X線管スリット開口部のアライメント調整が重要で、十分な強度の信号を得るのが難しい
 よって大量のX線出力を必要とする(スリット幅:10μm以下)
 テストデバイスが高価アライメント調整器具も必要で、経済的負担がある
 取得したスリット画像からのMTF解析は比較的容易である

・矩形チャート法

 (67pm97、60.88)
 矩形波に含まれる基本波(正弦波)の応答からMTFを算出する方法
 MTFの算出が可能な空間周波数がチャート内に存在する矩形波周波数に依存
 入力信号を得るための画像取得が比較的容易である
 テストデバイスが比較的安価である
 外挿を必要としないため、解析者間のMTF測定結果のばらつきが少ない
 プロファイルから整数倍周期の範囲を正確に抽出して解析する
 コルトマン補正式矩形波レスポンス関数正弦波レスポンス関数に変換する

*トランケーションエラー
 MTF計測において、LSF低濃度部が特性曲線の最小濃度以下のときに有効露光量に変換できないために起こる
 有効露光量に変換できないために生じる誤差

解像度(分解能)の測定法

(69am93)

・並列細線法

 分離不能になった細線の幅をdとすると、解像力は1/2d[Cycle/mm]となる
 ラダーファントムを使用する

・スターファントム

 X線TV、I.Iの回常緑調整用などに使用される

 

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