Ⅱ.Ⅲ.診療画像機器/検査学 CT

Ⅱ.Ⅲ.診療画像機器/検査学 CT

X線CT装置の構成

X線CT装置の構成 ・高電圧発生装置  インバータ方式で、使用される管電圧は80~140kV程度  以下のような性能が必要とされる ① 管電圧はリプルが十分に小さく、   安定性、再現性が良好である ② 管電圧波形の立上り、立下り時間が十分に短いこと ③ 管電流の安定性、再現性が良好であること ④ 管電流の立上り、立下り時間が十分に短いこと ⑤ 大出力X線の発生に対応可能であること ・X線管(陽極:回転陽極) (1)陽極熱容量  :大熱容量のX線管が必要で、近年では6.5~7.5MHUのものも開発されている (2)冷却率  :X線管を冷却用のオイルに浸し、そのオイルを循環または二次冷却している (3)安定性    (4)耐遠心力性    (5)小型軽量化 ・補償フィルタ(ボウタイフィルタ)  ≒ ウェッジフィルタ  コリメータとX線管の前についており、中央部が薄く、周囲が厚い  低エネルギーX線の吸収とビーム強度の報償を目的とする ・検出器  (60.16)  シンチレータ+フォトダイオードが一般的   (1)X線検出効率 ...
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CT画像 / 3D処理

CT画像  ・CT値  (71pm74、70am11、69am10.pm8、67am86、66.78、65.50.pm77.pm83、64am19、64.pm50) $$CT値=\frac { μ_{ t }-μ_{ w } }{ μ_{ w } } ×1000$$  μt:組織の減弱係数     μw:水の減弱係数 臓器・組織 CT値 臓器・組織 CT値 骨(皮質) >250 灰白質 40 骨(髄質)  130 白質 25 甲状腺 70  脂肪 -90 肝 60 血液(凝固) 80 筋肉・脾・リンパ節 45  血液(静脈) 55 膵 40 血漿 27 腎   30  浸出液 >18 ・FOV  (66.22)  CT画像の持つ有効視野で、検出器に依存する  円形の場合は直径、正方形の場合は一辺の長さで表される ・ピクセルサイズ  CT画像ではマトリックスサイズがほぼ一定なため、FOV/512で計算される ・ウィンドウ機...
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CT検査

CTの副作用  心臓ペースメーカの誤作動 (64pm69、62.69、60.68)  造影検査 (70am88、65pm77、63.34、62pm81、60pm80) ・造影剤注入方法 (1) 固定法 (2) テストインジェクション法 (3) ボーラストラッキング法  :ROIのCT値が閾値を超えた時点より撮影を開始する方法   時間濃度曲線を作成して行う ・穿刺部位 :第一選択は肘静脈 ・前処置 :検査当日の朝から絶食 ・投与量 :体重当たりの造影剤の量を固定し、注入速度を変更するのが望ましい ・造影剤投与後に静脈内への造影剤の残中を防ぐため、生理食塩水をボーラス注入する場合がある ○腹部ダイナミックCT  (66pm76.86、65pm87)  ボーラス投与(急速静注)で、複数回呼吸停止を行う  多相撮影を行う ・肝臓ダイナミックCT  (69pm90、65pm87、63.87、60pm84) ・IVR-CT (CTAP、CTHA)             CTAP:経動脈性門脈造影CT        ...
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アーチファクト / CTの性能評価

アーチファクト  (70pm10、69pm10) 被写体に起因するもの  (67am10) ・ビームハードニングアーチファクト  カッピングアーチファクトやダークバンドアーチファクトとなる  対策::スライス厚を薄くする  MSCTではシングルスライスに比べ減少 ・メタルアーチファクト :造影剤も高濃度の場合アーチファクトとなる場合がある  低管電圧で顕著となる ・モーションアーチファクト ・エッジグラディエント効果 CT装置・撮影条件に起因するもの  (69am5) ・パーシャルボリューム(部分体積)効果  (70am88、69am87、67pm88)  スライス厚の中に複数のCT値が存在した場合、その割合によってCT値が変化すること  微細物質の描出や、組織境界においてCT値が不正確になる  対策はスライス厚を薄くする   MSCTではシングルスライスに比べ減少する ・低線量時のストリークアーチファクト ・ヘリカルアーチファクト :ピッチファクタが2を超えると目出つ ・ステアステップアーチファクト (71am6、63pm8...
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