CT検査

スポンサーリンク

CTの副作用

 心臓ペースメーカの誤作動 
(64pm69、62.69、60.68) 

造影検査

(70am88、65pm77、63.34、62pm81、60pm80)
・造影剤注入方法
(1) 固定法
(2) テストインジェクション法
(3) ボーラストラッキング法
 :ROIのCT値が閾値を超えた時点より撮影を開始する方法
  時間濃度曲線を作成して行う

・穿刺部位
:第一選択は肘静脈

・前処置
:検査当日の朝から絶食

・投与量
:体重当たりの造影剤の量を固定し、注入速度を変更するのが望ましい

・造影剤投与後に静脈内への造影剤の残中を防ぐため、生理食塩水をボーラス注入する場合がある


↓造影剤についてはこちら

「対策ノート:造影剤」

造影剤
Ⅰ.ヨード系造影剤 ・構造(1)イオン性モノマー:副作用の頻度が多いため、使用が減少 胆道系、ろう孔の造影に使用(2)非イオン性モノマー(71am88):最も多く使用されている 脳室・脳槽・脊髄腔の造影にも適する (3)イオン性ダイマー  (4)非イオン性ダイマー・比較(74pm92、66.75) ヨード濃度:高いほどX線吸収率が高い 浸透圧:イオン性>非イオン性       モノマー>ダイマー 粘稠度:ダイマー>モノマー 造影効果:ダイマー>モノマー   ★副作用:イオン性>非イオン性・禁忌(71am91、70am87、69am88、66.30、62.69)・絶対禁忌:「ヨード過敏症」 「重篤な甲状腺機能亢進症」 「重症筋無力症」・原則禁忌:「気管支喘息」 「重篤な心・肝・腎疾患をもつ患者」 「急性膵炎」 「マクログロブリン血症」 「多発性骨髄腫」 「褐色細胞腫」 「テタニー病」*使用前に「eGFR」や「クレアチニン値」、「ヨード過敏症の有無」などを確認する・副作用(74pm64、71pm90、64.30、62.78) 発生率に重篤度はほぼ反比例する・発生率 悪心>熱感>蕁麻疹>痒み...

 

腹部ダイナミックCT

(74am89、66pm76.86、65pm87)
 ボーラス投与(急速静注)で、複数回呼吸停止を行う
 多相撮影を行う

 
単純相動脈相
静脈相遅延相

・肝臓ダイナミックCT 
(69pm90、65pm87、63.87、60pm84)

・IVR-CT (CTAP、CTHA)
           
CTAP:経動脈性門脈造影CT                   
上腸間膜動脈 → 腸の動脈 → 腸の静脈         
 → 門脈 → 門脈支配領域の造影             
 → 門脈血のない異常領域の検出 

CTHA:経肝動脈性造影下CT
肝動脈に直接造影剤を注入 → 動脈支配領域の造影
 → 早期相と後期相の撮像によって病変の質的診断

心臓CT

 心電図同期、ハーフスキャンで、拡張中期~後期を狙って撮影する
 β遮断薬で心拍数を下げる

スポンサーリンク

冠動脈造影CT

 (62.80、61.80)
 多列MSCTが望まれる
 血管拡張薬としてニトログリセリンを用いることがある
 cMPRVRMIPなどで表示する

MIP       VR

Perfusion CT(CT漕流画像)

 造影剤で脳血流測定する検査法で、急性期脳梗塞の虚血部位を評価する

緊急造影CT

(73am63) 
 肺血栓塞栓症では足先から胸部までを造影をして撮影する場合がある

コロノグラフィ

(75pm92、74pm89、73pm88、68am14、68pm88、67pm88、66pm85)
 下剤を服用して大腸の中をにして、肛門から大腸・直腸内へ二酸化炭素(陰性造影剤)を注入したうえでCT撮影を行い、画像処理を行って実際の内視鏡でのぞいているように画像を再構成する方法
 背臥位腹臥位で撮影する


コロノグラフィ+造影CT(66pm85)

CTでの頭部疾患の診断 

(74am92、70pm91、67am94、65pm77)
急性期の脳出血の診断に優れる
・陳旧性脳梗塞はMRI、CT同程度に明瞭な画像
・各病変のCT値変動

 脳出血(急性期)
(7時間後~3日)
 脳梗塞(超急性期)
(直後~6時間後) 
脳梗塞(急性期)
(7時間後~3日)
CT値高吸収域(白) 正常と同程度低吸収域(黒)

・頭部造影CT
 造影剤はBBBを通過しないため、
 造影される正常組織は主に「動静脈の血管」「下垂体」「脈絡業
 正常像では脳実質は造影されず、腫瘍等でBBBが破壊されると血管外漏出により病変部が造影される

↓MRIでの頭部疾患の検査
「対策ノート:MRI検査」

各部位のMRI検査
MRIの単純CTとの比較・空間分解能は劣る        ・骨のアーチファクトのない画像が得られる・任意の断層面を撮像できる     ・軟部組織のコントラスト分解能が優れる・血管の検出能が優れる       ・石灰化やガス体の検出能が低いMRIの診断能がCTより優れる観察部位 (65.29、64.30、61.35、60.36.42) 脳脊髄(アルツハイマー病、急性期脳梗塞)、靭帯、椎間板、半月板、骨盤内臓器(子宮頚癌、前立腺癌など)頭頚部のMRI検査 (71pm21、68am22)・診断:「脳腫瘍」「血管障害」「てんかん」 「アルツハイマー病」「多発性硬化症」 「低酸素脳症などの脱髄性疾患」・顔面(眼窩・顎関節など)は表面コイル、頸部は頭部専用コイルを使う・脳腫瘍はT2強調画像で高信号となる・超急性期脳梗塞は拡散強調で良く描出できる・下垂体後葉はT1で高信号になる・脳での信号強度の違い(71pm21、69am16、69pm18、65.42、64.43) T1強調像 T2強調像 (X線CT)信号強度:強(脂肪)脳脊髄液(CSF)灰白質(GM)↓白質(WM)灰白質(GM)白質(WM)↓灰白...

コメント

 

information

対策ノートの使い方

オレンジ色の場所を覚える
 オレンジの文字暗記用赤シート消えます


*赤シートはこちらの商品ような下敷きタイプの大きいものがお勧め

・★マーク:特に重要な箇所


・出題年数の見方
 例:(71pm72、67pm13.pm75、66.26)とある場合
 71pm72 → 第71回の午後72問
 67pm13pm75 → 第67回の午後13問と午後75問
 66.26 → 第66回のその教科がある方の26問
(放射化学から医用画像情報学までは午前、基礎医学大要から安全管理学までは午後)
*第66回までは午前午後で出題される科目が分かれていたため

カテゴリ別に調べたい場合

・PC
:左カラムの「カテゴリ
 または
 トップページに戻って各教科の「このカテゴリをもっと読む
 
・スマホ
:下タブ右側の「カテゴリ
 または
 下タブ左側のホームボタンから各教科の「このカテゴリをもっと読む


調べたい単語がある場合

・PC
:左カラムの「サイト内を検索」に単語を入力

・スマホ
:下タブ中央の「サイト内を検索」に単語を入力

 

error:Content is protected !!