MRA

*基本的に閉塞部狭窄部はより低信号(flow gap)、磁化率効果で低信号となる
(71pm10、70am17pm16、68am16、62.37、60.34)

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タイムオブフライト(TOF:time of flight)法 

 GRE法を用いて流入インフロー)効果を利用する
 TRごとにαパルスを与えると、新しくその部分に入る血液は、縦磁化はずっと回復した状態と同じとみなせ、これを短いTRにて画像にすると血管だけを強調できる
 得られた画像は,MIP処理され三次元的に観察される

・利点

:「静磁場への均一性への依存度が低い
 「傾斜磁場の直線性への依存度が低い
 「画像再構成時間が短い
 「PC法よりもS/N比が高い

・欠点

:「T1が短い組織を信号に描出」
 「断面(FOV)に平行な流れは描出困難」
 「過流乱流によって血管内の信号は低下する(特に冠状断ではインフロー効果が得にくい)」

・2D-TOF法

: 薄いスライス厚で撮像し,静脈などの比較的遅い血流の信号も描出できる
 スライス面に対し垂直に流入する血流ほど信号となり,平行に走る血管は信号となる
 動脈のみ描出する場合、静脈の流入側に飽和パルス(プリサチュレーションパルス)を与える
 3Dにくらべスライス枚数を増やせる

・3D-TOF法

3DFT-GREを利用している
 2D-TOF法に比べてスライス方向の分解能が向上しS/N比も向上する
 静脈など遅い血流は描出困難となる

*MTC法

:脳実質にある水素から出る信号を抑制するため、MTパルスを照射し、これを飽和させる手法

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フェーズコントラスト(PC:phase contrast)法 

 双極傾斜磁場を用いて、血流によって生じた流速に比例した位相のずれを描出する
 Velocity encodingの設定が必要

・利点

:「流速と方向の定量化が可能
 「特定の流速を強調できる」
 「断面(FOV)に平行な流れに鋭敏」

・欠点

:「静磁場の均一性への依存度が高い
 「傾斜磁場の直線性への依存度が高い」
 「患者の動きに影響されやすい」
 「TOF法より検査時間が長い
 「画像化するための煩雑性
 「過流と乱流によって血管内の信号は低下する」

・2D-PC法

時間で撮像でき,厚いスライス厚により血管の概観像が得られる

・3D-PC法

:S/N比が高く,広範囲にて複雑な血管走行を描出でき,方向からの観察も可能である
 スライス方向の制限がない

Gd-DTPA造影法

T1短縮効果によってインフロー効果が得られない所でも使用可能
 ダイナミックMRI検査は下垂体微小腺腫や肝腫瘍、膵腫瘍の診断に有用である
 脂肪の信号も高く描出されるため、撮像時には脂肪抑制を行う
 体幹部の三次元造影MRA検査では通常、呼吸同期法を利用せずに息止め撮影が行われ、胸部から骨盤部まで1回の造影剤投与で可能である

・利点

:「撮像時間が短い
 「高コントラスト

・欠点

:「流速方向の情報が得られない」
 「撮影タイミングを目的の血管に合わせる必要がある」
 「造影剤が必要」

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