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線量測定の幾何学的用語 / モニタ線量計

線量測定に関わる幾何学的用語・最大深 dp:測定により得られた水中で線量が最大となる深さ・基準深 dr: 基準となる深さで、水中で線量が最大となる深さ 最大深が測定できていれば最大深=基準深で、不明な場合X線では約MV/4 cm (≦10MV)・校正深 dc:モニタ線量校正などの測定に用いる深さ・PDI:深さによる電離量百分率の変化・PDD: percentage depth dose 深部量百分率(77am27.pm27.pm71、76am82、74pm43.79、73am40、72pm43、68am40、65.80、62.77、61.80) SSD (Source-Surface Distance) 一定とし、表面での照射野をA0とする ビーム中心軸上の水中の深さdを変えながら測定した線量をD(d、A0) としたとき、D(d、A0)の最大値(もしくは基準深drでの線量) をDmax(dp,A0) としたとき以下の式で表されるPDD(d,A0)=100×D(d,A0)÷Dmax(dp,A0)・特性 距離依存性(Mayneordの法則) → SSDが大きくなると、PDDも大きくなる・X...
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標的体積 / 線量指標

標的体積の種類(77pm28、76am35、75am37、73pm41、69am38、67am42、62.88) 放射線治療に関わるボリュームの定義で、 ICRU report50 およびreport62にて定義された・GTV(肉眼的腫瘍体積):「原発巣」  「治療の対象なら転移性リンパ節腫脹や遠隔転移」 画像や触診,視診で確認できる腫瘍体積 原発巣,リンパ節転移,あるいは遠隔転移巣が含まれる 術後照射や予防的照射の場合は,GTVがないということもありえる・CTV(臨床標的体積):「所属リンパ節」 GTVおよびその周辺の顕微鏡的な進展範囲,あるいは所属リンパ節領域を含んだ照射すべき標的体積・ITV(内部標的体積) CTVに呼吸,嚥下,心拍動,蠕動などの体内臓器の動きによる影響をインターナルマージン(IM ; internal margin)として含めた標的体積 ITVは咽喉頭および胸部・腹部臓器などほぼ全ての部位で注意が必要・PTV(計画標的体積) ITVにさらに毎回の照射における設定誤差(SM ; set-up margin)を含めた標的体積・TV(治療体積) 治療の目的を達するのに...
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固体ファントム / 照射野とセットアップ方法

固体ファントム (72am42) 固体ファントムで得られた水吸収線量 Dw(dw) Dw(dw)=Mpl(dpl)×hQpl×ND,W×kQ・Mpl(dpl):固体ファントム内の水等価深での電離箱線量計指示値・深さスケーリング係数 Cpl Cpl =水の測定深÷固体ファントムでの水等価深 固体ファントムの密度と元素祖型が基準媒質である水と異なることによって、ファントム内での放射線の吸収・散乱に違いが生じるため、これを補正する係数。以下算出方法 (1)密度比による方法:元素組成が違うので不適 (2)電子濃度比による方法:コンプトン効果のみを考慮しているため、不適 (3)実効線減弱係数比による方法:すべての相互作用を考慮している・フルエンススケーリング係数(別名:電離量変換係数)hpl 固体ファントムで測定した電離量を水ファントムで測定した電離量に変化するための係数 hpl =水の基準深での電離箱線量計指示値÷固体ファントム内の水等価深での電離箱線量計指示値照射野の定義・X線照射野サイズの定義 プロファイルのグラフ上、50%線量となる位置の幅が照射野サイズとなる・電子線照射野サイズの定義 ...
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X線・電子線による外部照射 / 固定照射 / 運動照射

X線による外部照射X線の特徴(72pm42、68pm39、64.80、62.78)・ビルドアップ効果のため皮膚障害の軽減が図れる エネルギーが高いほどビルドアップは深くなる  → 皮膚表面線量が小さくなる・組織間の吸収の差が小さくなり、線量分布が均等になる・深部でのPDDが大きく、深部の腫瘍に対して十分な線量を照射できる・側方散乱が少ない・骨や肺などの影響が少ない・10MV以上のエネルギーでは光核反応による中性子の防護に考慮が必要電子線照射電子線の特徴 (75pm40、71am37、67am39.am40、62.75)・ある深さで急激に線量が低下するため、表面付近の腫瘍または術中照射に適す・局所障害が少なく回復が早い・側方散乱は多いが遮へいが容易であり、周囲の健常組織が簡単に防護できる・照射筒を使用するため照射野は照射筒の大きさになり、表面位置での照射野となる・スキャッタリングフォイル(散乱箔)によりビームを拡散し照射野内の線量分布の平坦化を行う・治療可能深さ   (70pm37、65.80、62.75)      入射平均エネルギーE0実用飛程Rp治療に有効な深さ表面線量 表面近傍の...
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分割照射 / IMRT / 定位照射

分割照射(77am59、76pm68、75am44、74pm65、73am43、72am69、70pm40、69pm69、68am69.pm68、67pm70、64.84、61.81)・標準的分割法(通常分割法):1回2Gyを週に5回・一回大線量小分割法:1回4Gy、週に2~3回・1日多分割照射法(過分割照射法) 1日2回(6時間以上あける) 週に10回、1.2Gy:過分割照射法 週に10回、1.5Gy:急速過分割照射法*正常組織と腫瘍組織とのわずかな感受性の差と回復力の差を利用し、その差を拡大させる 正常組織の急性障害はやや強く出るが、晩発障害の減少と腫瘍抑制の向上が期待できる  → 治療可能比を高めることが出来る*全照射期間を長くすると腫瘍細胞で加速増殖が起こる・寡分割照射法 (74am35) 通常分割と比較して1回線量を増やし照射回数を少なくした照射・対象:「前立腺癌」「乳癌」    「骨転移」「頭頚部腫瘍(一部)」・分割照射における生物学的等価量(76pm69、70pm66)  LQモデル:S/S0=exp(-αD-βD2) 早期反応(腫瘍)のα/β=10Gy    晩期反応の...
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その他放射線治療の手法

全身照射法(TBI) (77am23、72am36、70am39、69am41、66.80、63.86、61.35、60.81)・総線量:4~12Gy/1~6回/1~4日          ・線量率:10cGy/分以下・目的:「腫瘍組織の根絶」 「免疫抑制」・適応:「白血病」 「重症再生不良性貧血」 「重症免疫不全症」 「悪性リンパ腫」・急性期合併症:間質性肺炎、移植片対宿主病、肝静脈閉塞症・晩期有害事象:白内障、不妊*分割照射により、総線量の増加と合併症の減少が可能*両眼の水晶体を防護する*生殖器官の防護をする場合がある・照射方法:X線を用いて、アクリル板等で表面線量を確保し、体圧の補正も行う(1)Long SAD法  :リニアックを横向きにして、部屋の端に患者を寝かせるため、部屋の大きさが問題となる  厚みの違いをボーラスによって埋め、肺野や眼球部分を保護するよう遮蔽物を置く(2)ビーム移動法、寝台移動法 :機械的運動精度が問題となる全皮膚照射 (70am40)・適応:「菌状息肉腫 (T細胞リンパ腫の一種)」 ・電子線を使用する粒子線治療 (72am38、70pm39、62.79)...
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小線源治療

小線源治療の利点・欠点 (63.83)・比較的短時間に沢山の線量を照射できる・腫瘍の中心に高線量を照射できること・距離が離れることによって隣接した正常組織の障害を軽減できること・術者による効果の差が大きい小線源に用いられる核種(77am25、74pm40、72pm41、71am39、70pm36、69pm37、68am38、66.75、65.74、63.74、62.71.81、61.40)核種★半減期★線量率★装置期間★使用法★平均エネルギー(MeV)形192Ir 74.0日高・低一時組織内、表面、腔内0.38シード137Cs 30.1年低 一時組織内、表面、腔内0.66針・管60Co5.27年高一時腔内 1.25針・管198Au 2.69日低 永久組織内0.41グレイン125I59.4日低 永久組織内0.027シード252Cf 中性子線源90Sr(-90Y) 線源 :90Yからのβ線(2.28MeV)を用いた翼状片(良性疾患)の治療に用いられる線量率の分類分類 海外での線量率範囲日本での線量率範囲 線源高線量率(HDR: high dose rate)約1-3 Gy/min12 Gy...
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品質管理

外部放射線治療装置の品質保証QA、品質管理QC(77am30.pm81、75am38、74pm42,72am41,65.77)・引渡試験(受け入れ試験:アクセプタンス):業者が主体で行う装置の性能と安全性の確認をする試験 試験結果は、今後の装置の基準データとなる・コミッショニング:ユーザーが定期的に行う品質の担保 受入れ試験に引き続いて、臨床利用に必要なデータ取得、計画装置への入力、登録データ確認などを行う一連の作業行程・QAプログラム:ガイドラインを参考に施設ごとに決める 技師,物理士,管理士等が行うことが推奨される・リニアックの主な点検項目期間(74am41、68am39、64.73、61.74)(1)毎日のQA 「X線、電子線出力不変性」:3% 「レーザー位置」 「アイソセンタ位置での距離計表示」 「コリメータサイズ表示」 「ドア、インターロック、照射灯など」(2)毎月のQA 「不変性:★X線・電子線の出力・プロファイル、★バックアップモニタ線量計、電子線エネルギー、代表的な線量率における出力」 「幾何学的管理:★光/放射線照射野の一致、レーザー指示制度確認機器の指示位置とフロン...
核医学診療技術学

放射性医薬品まとめ

診療用放射線医薬品の特徴(76am26、74am31、73pm30、72pm26、71am28、70am4、67am26、61.50、60.50)① 放射性医薬品の有効性は、半減期(短いのもが良い)とともに減少するため、 一般の医薬品と比較して短い② 特定の臓器や病巣に集積の有無、排泄や停滞など、医薬品として特異性を有する③ 放射性医薬品は、物質量としてはきわめて微量であるため薬理作用はほとんど無い④ 副作用はまれにしか発生せず、その発生率は0.003%未満である (血管迷走神経反射が多い)⑤ 非密封の放射性物質を含むため、被検者や術者が被曝するインビトロ検査に用いられる主な核種核種半減期崩壊方式γ線エネルギー主な製造法3H12yβ―-原子炉:6Li(n、α)3H14C5730yβ―-原子炉:14N(n、p)14C125I60dEC28keV原子炉:124Xe(n、γ)125Xe→125Iインビボ診断用放射線医薬品に用いられる主な核種・ポジトロン放出核種(PET用)(77pm62、74am25、73pm1、71pm33、65pm44、64.58、60pm43)核種半減期崩壊様式最大β+...
核医学診療技術学

中枢神経系のシンチグラフィ

脳循環動態(rCBF)と脳血流 (77am16pm14、76am30、65.51、63.61、62.6) 123I-IMP99mTc-HMPAO99mTc-ECD131Xe*1トレーサーの型蓄積型蓄積型蓄積型拡散性解析方法(絶対的定量法) Microsphere法*2ARG法*2 Patlak plot法Patlak plot法内頚動脈注入法吸入法前処置安眠甲状腺ブロック安眠安眠安眠血液脳分配係数極めて高い 低い中間低い脳内での代謝代謝(脂溶性のまま) 早く水溶性に代謝早く水溶性に代謝無*1:脳循環動態(rCBF)のみ測定可能*2:採血が必要(68pm30:脳血流SPECT)・薬剤の集積機序 (68pm30、64.61、61.52) BBBを自由に通過する拡散型と、通過後に脳組織に留まる蓄積型に分けられる 高集積部位として灰白質や基底核、視床、小脳がある・Patlak plot法 (69am31、68am28、66.61) Tc製剤を用いた採血を必要としない脳血流定量法 胸部大動脈弓と大脳半球にROIを置き、ダイナミック収集を行い、時間放射能曲線を作成する・臨床学的意義 (75pm30...
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