注腸造影
(74am64、70pm89、68am87、67pm87、62.31)
:逆行的に造影剤を投与し、二重造影法が主流で、充満法、粘膜法、圧迫法も行われる
Brown法が主流で、Fischer法、Welin法なども行われる
Brown法では前日に低脂肪、低繊維食をとる
多量の水分を摂取する
・前投薬
:抗コリン薬
*Apple core sign
:大腸進行がんの代表的な悪性所見
(67pm93:Apple core sign)
消化管領域のIVR
・拡張術
(66.77)
胆管拡張術:ステントなどを用いる、胆がんなどが適応
・ステント留置
・イレウスチューブの挿入
・内視鏡的結石除去術
(63.79)
バスケットカテーテルを使用
:結石等を挟み込んで体外に排出する道具
胆道・膵臓造影検査
(73am84、72am85pm90)
・PTC(Percutaneous transhepatic cholangiography)
:経皮経肝胆道造影
PTCD(D:drainage)
:経皮経肝胆道ドレナージ
・ERCP(Endoscopic retrograde cholangiopanceatography)
:内視鏡的胆管膵管造影
(76pm84、75pm84)
:(75pm84)
・DIC(Drip infusion cholangiography)
:点滴静注的肝胆道造影
・PTGBD(Percutaneous transhepatic gallbladder drainage)
:経皮経肝胆のうドレナージ
・PTAD(Percutaneous transhepatic abscess drainage)
:経皮経肝膿腫ドレナージ
泌尿器生殖器造影検査
・DIP(Drip infusion pyelography)
:点滴静注的腎盂造影
→ 形態的観察
(69pm92:DIP)
・IVP(Intravenous pyelography)
(61.76)
:経静脈性腎盂造影
→ ダイナミック的検査
・RP(Retrograde pyelography)
(74am91、61.76)
:逆行性腎盂造影
→ 治療的側面もある
・UCG(Uretherocystography)
:尿道膀胱造影(男性)
・Chain CG
:尿道造影(女性)
・VCUG(Voiding cystourethrography)
:排泄時膀胱尿道造影
・PAP(Percutaneous antegrade pyelography)
:経皮的腎盂造影
・IVU(Intravenous urography)
:経静脈性尿路造影法
・VUR(Vesicoureteral reflux)
:膀胱尿管逆流現象
・HSG(Hysterosalpingography)
(76pm89、75am92、74am64、72am91、71pm92、68am87、67am86、64.81)
:子宮卵管造影
24時間後に追加撮影
逆行的に油性ヨード剤を投与する
(管や子宮の形態観察を目的とする)
(72am91:HSG)
循環器系IVR
*Seldinger法
:ガイドワイヤ―を使用して、経皮的に大動脈に逆行性にカテーテルを挿入する方法
・各症状に対する手技
(1)大動脈瘤に対する治療
・部位別人工血管置換術
・ステントグラフト治療
(2)脳動脈瘤に対する治療
(74pm86、72pm84、68pm92、68am63)
・クリッピング
・コイルによる塞栓術
(68pm92:コイルによる塞栓術)
(3)下肢静脈血栓に対する治療
・下肢静脈造影
:肺血栓塞栓症の診断、造影剤は用手注入、透視を使用する
・下大静脈フィルタ留置術
(71pm86)
:肺血栓塞栓症の治療
(71pm86)
(4)心臓カテーテル検査とその治療
(69pm88、66.76)
・左心系造影
:左心室の拡張末期圧測定や左心室造影による駆出率測定
・右心系造影
:スワンガンツカテーテルによる心機能評価検査(血圧測定や拍出量測定)が行える
留置可能なものもある
・冠動脈狭窄症の治療
(66.77、63.79)
:PCI(経皮的冠動脈インターベンション)
ステント留置またはバルーン拡張、ロータブレダーによる狭窄部位の掘削など
・不整脈の治療
:カテーテルアブレーション
*ヨード系造影剤を使用する
油性造影剤は血管の塞栓を起こすので使用不可
*大腿動脈 → 外腸骨動脈 → 総腸骨動脈 → 腹大動脈 → 胸部大動脈 → 大動脈弓 → 心臓
(5)肝臓癌に対する治療
・肝細胞癌 (73pm90,68pm63,67pm92)
:TAE(経カテーテル動脈塞栓術)
TACE(経カテーテル動脈化学塞栓術)
ゼラチンスポンジによる栄養血管塞栓術(一過性の塞栓)
・門脈造影(70am90)
・総肝動脈造影(68am90)
・各手技の分類
(1)血管形性術 (65.29)
ステント留置術、バルーン拡張術などがある
・対象
:狭窄症、動脈硬化症、腎血管性高血圧症
・PTA(Percutaneous transluminal angioplasty)
:経皮経カテーテル血管形成術
(2)PTR(血栓溶解術)
:外科的なものと経皮的なものがある
(3)血管塞栓術
(66.77)
・骨盤骨折
:出血源の止血
・肝細胞癌
:TAE(経カテーテル動脈塞栓術)
*永久塞栓にはエタノールを使用
(72am51、63.25)
:PEIT(経皮的エタノール注入療法)
(4)TAI
:抗がん剤の動脈注入療法
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