内分泌系 臨床病理

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巨人症、小人症

 成長ホルモンの分泌過剰が、成長期に起こると巨人症となり、異常な高身長が特徴
 成人で起こると末端肥大症

尿崩症

 下垂体の腫瘍や炎症などによってADHの分泌が不足した場合、遠位尿細管での水分の再吸収が妨げられる疾患

クッシング症候群

・原因
:「肥満」
 「皮下脂肪の異状沈着」

・症状
:「満月様顔貌」「顔面紅潮」
 「腹壁の動脈怒張」「高血圧」
 「高血糖」「筋力低下」
 「骨粗鬆症」「無月経」「多毛」

アルドステロン症(別称:コーン症候群)

・症状
:筋力低下、多飲多尿、頭痛、高血圧

アジソン病

 慢性疾患
 副腎皮質の萎縮によって生じ、皮膚の着色、筋力低下、血中のナトリウムの減少、低血圧、低血糖、心臓衰弱をもとに、1~2年の経過で死にいたる病気であった
 しかし近年では、ステロイド剤の治療によりコントロール可能になった。

糖尿病(DM:diabetes mellitus)

(63.19.29、61.27)
・全身の細胞においてブドウ糖を取り入れることができなくなり、血糖値が上昇し、尿の中にブドウ糖が大量に出てきてしまう疾患

・3大合併症
:「糖尿病性腎炎
 「糖尿病性網膜症
 「糖尿病性神経症

・3大合併症があるが実際は、「狭心症」「心筋梗塞」「脳血管疾患」「糖尿病性壊疸」などの動脈硬化性の疾患が多い

・分類

Ⅰ型糖尿病
 ・β細胞のインスリン分泌不足
 ・主に15歳未満に発症
 ・急速に強い症状が出現する
 ・インスリンの不足をインスリン注射により補わなければならない

Ⅱ型糖尿病

 ・インスリンの標的細胞での作用不全
 ・主に成人に発生する生活習慣病の1つ
 ・症状の進行が緩やかで、初期は症状に乏しい

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パーキンソン病

 (70am62)
・中脳にある黒質のドーパミン作動性ニューロンが破壊されることにより、特徴的な運動障害が起こる疾患
・血液脳関門を通過することのできるL-ドーパを経口または静注することにより症状の改善が認められる
・日本での患者数は人口10万人につき80~100人で、50~60歳代に多い

・症状
:「振戦」「筋固縮」「無動」「姿勢保持障害

ステロイド剤(糖質コルチコイド)の副作用

:「感染症」「糖尿病」「精神障害」 

副腎皮質ステロイドの副作用

:「糖尿病」「骨粗鬆症」「消化管潰瘍」「感染症」 (63.23)

非ステロイド性抗炎症薬(アスピリン、ロキソニン、ボルタレンなど)の作用

:「抗炎症作用」「鎮痛作用」「解熱作用

↓リンパ腫・白血病に関してはこちら

小児腫瘍 / リンパ腫・白血病 / 乳がん / 皮膚がん
小児腫瘍・集学的治療(手術、化学療法、放射線治療)を行う・小児好発がん (70am58、69am61、68am61、66.25) 「白血病」 「脳腫瘍(神経膠腫、髄芽腫、頭蓋咽頭腫、胚細胞腫瘍、上衣腫)」 「神経芽腫」 「リンパ腫」 「腎腫瘍(腎芽腫、ウィルムス腫瘍)」 「骨肉腫」小児白血病:予防的頭蓋照射、脊髄移植のための全身照射を行うウイルムス腫瘍 (69pm61)・集学的治療 手術療法 :早期の外科手術  原発巣とリンパ節の廓清  進行病期の決定  放射線療法 :術後照射  ただし、晩期に側弯症が起こる可能性がある  化学療法 :ACT-D、VCR、ADMなどがある横紋筋肉腫・集学的治療 手術療法 :早期の外科手術  原発巣とリンパ節の廓清  病期の決定  放射線治療:術後照射 化学療法:VAC療法など神経芽細胞腫・集学的治療 完全摘出(+JAMES法(軽い化学療法)のみ) 不完全摘出(+術後照射+強い化学療法+骨髄移植)*集学的治療があまり効かないが1歳未満での発症は予後良好網膜芽細胞腫悪性リンパ腫・化学療法が主である・TNM分類はあまり使用されず、WHO分類を用いるホジキンリ...

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 例:(71pm72、67pm13.pm75、66.26)とある場合
 71pm72 → 第71回の午後72問
 67pm13pm75 → 第67回の午後13問と午後75問
 66.26 → 第66回のその教科がある方の26問
(放射化学から医用画像情報学までは午前、基礎医学大要から安全管理学までは午後)
*第66回までは午前午後で出題される科目が分かれていたため

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