XⅣ.放射線安全管理学

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法改正について

 放射線安全管理学では法規に関する問題が多く出題されます  法律というものは年々更新されるものであり、こうした法改正に関する問題も出題される可能性は大いにあります  このページではこうした法改正について簡易にまとめてありますので、ご一読されることをお勧めいたします 診療放射線技師法  平成26年に「診療放射線技師法」の一部改正があり、これらを基に今後、過去問では対応できないであろう出題が予想されます  既に2017年には改正を把握していなければ完答するのに難儀する問題が出題されております  そこで本ページにて、要点をまとめておきます ・「画像診断装置を用いた検査の業務」の追加  技師法第二十四条第二項の一の改正  放射線を照射する装置{以外}に、画像診断装置として「核医学診断装置」が追加され、 ・磁気共鳴画像診断装置 ・超音波診断装置 ・眼底写真撮影装置 ・核医学診断装置(NEW)  の四つとなった ・診療の補助としての業務範囲拡大  技師法第二十四条第二項の二の改正  以下の行為が医師の指示下において認められるようになった (1)造影剤に関して ...
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防護量 / 実用量 / 被ばく量 / 防護の原則

防護量の単位と定義  (71pm99、68pm98、64.100、62.99) 名称 単位 定義 線量当量 J・kg-1=Sv  =(ある点における吸収線量)×(線質係数) ★等価線量 J・kg-1=Sv ある組織・臓器にわたって平均し、線質について加重した吸収線量 =Σ((ある組織・臓器の一点における吸収線量)×(放射線加重係数)) ★実効線量  J・kg-1=Sv  =Σ((等価線量)×(組織加重係数)) 預託等価線量   RI摂取後にある期間に与えられる等価線量の時間積分値 期間が不明な場合、成人は50年、子供は摂取時から70年とする 預託実効線量   等価線量率の代わりに実効線量率をとったもの 摂取した放射能×実効線量係数 実用量の単位と定義 (71pm96) 名称  単位 定義 周辺線量当量 Sv  ある一点に全方向から来る放射線を整列・拡張した場にICRU球を置いたとき、整列場方向に半径上の深さdmmにおいて生ずる線量当量 ...
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ICRP勧告

1990年勧告 放射線防護の目標 ・便益をもたらす被ばくを伴う行為を、不当に制限することなく人の安全を確保する ・個人の確定的影響の発生を防止すること ・確率的影響の発生を容認できるレベルに抑えること 放射線防護体系 「行為」:被ばくを増加させる人間活動のこと 「介入」:被ばくを減少させる人間活動のこと 放射線防護の三原則とその順序(上から)  (67am94、66.93、65.93、64.93) ・行為の正当化   「行為」はそれによって生ずる放射線障害を相殺するに十分な便益が必要  → 十分な便益を伴う診療行為がこれにあたる ・防護の最適化 (71am9)  被ばく線量を潜在被ばくも含め、経済的・社会的要因を考慮した上で、合理的に達成できる限り低く抑える  *この原則はALARAの原則といわれる  → 被ばく低減の工夫がこれにあたる ・個人の線量限度  被ばくグループとその子孫が、最終的に被る害の全体の尺度をデトリメントという概念で表す  → 被ばくの管理がこれにあたる 被ばくの区分  (71am100、70am67、69am96.pm10...
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汚染検査 / RIの使用・処理・除染

汚染検査 サーベイメータ、測定機器  (66.99、64.99、61.99) ・β線の表面汚染 :広口GM計数管 ・γ線の表面汚染 :GM計数管、Si半導体検出器 ・手足の汚染 :ハンドフットクロスモニタ ・広範囲の測定 :フロアモニタ ・管理区域の空間線量率測定 :NaIシンチレーション式サーベイメータ ・漏洩線量測定 :電離箱式サーベイメータ 水中の放射性核種の濃度測定 (1)測定法(69pm98、61.99) ・排水を直接「液体・プラスチックシンチレータ(最適)」や「GM計測管」で測定する方法 ・サンプリングした試料を「ウェル型シンチレーション」や「液体シンチレーション」で測定する方法 ・イオン交換樹脂でRIを吸着して測定する方法 (2)希釈法による排水 (69am100)  放射能が排水中の濃度限度を下回るようにする  また複数の核種が存在する場合、各核種の濃度と濃度限度の比を足し合わせ、この総和が1を下回るようにする  (核種Aの濃度/核種Aの濃度限度)+(核種Bの濃度/核種Bの濃度限度) <1 表...
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診療放射線技師法

定義  (67pm99、66.95、65.97、64.95、63.94、62.95) ・放射線 (1)アルファ線及びベータ線及びガンマ線    (2) 100万電子ボルト以上のエネルギーを有する電子線 (3) エックス線 (4) その他政令で定める電磁波又は粒子線(陽子線及び重イオン線及び中性子線が追加された) ・放射線技師  「厚生労働大臣の免許を受けて、医師又は歯科医師の指示の元に、放射線を人体に対して照射することを業とする者」 ・照射  「撮影を含み、照射機器又は放射線同位元素を人体内に挿入して行うものを除く」 ・放射性同位元素 「その化合物及び放射性同位元素又はその化合物の含有物を含む」 免許 (64.95、62.95) ・欠格事由と意見の聴取 「心身の障害(視覚、聴覚、音声機能、言語機能、精神機能)により業務ができないと厚生労働省令で定めるもの」 「技師の業務に関して犯罪歴または不正の行為があったもの」 ・登録と技師籍の登録内容  (1) 登録番号及び登録年月日 (2) 本籍地都道府県名(日本国籍で無い者はその国籍)、氏名、生年月日、性...
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装置・施設の定義、基準、届出

医療法施行規則・放射線障害防止法 装置の定義  (70am98、61.95) 名称 定義 ★装置 ★エックス線装置 定格出力の管電圧が10kV以上でエネルギーが1MeV未満の診療用エックス線装置 「X線撮影装置」 「X線CT装置」 「血管撮影装置」 診療用高エネルギー 放射線発生装置  1MeV以上のエネルギーを有する診療用の電子線又はエックス線の発生装置 「リニアック」 「ベータトロン」 診療用粒子線照射装置  陽子線又は重イオン線を照射する診療用の装置 「サイクロトロン」 「シンクロトロン」 診療用放射線照射装置 下限数量の1000倍を超える密封された放射性同位元素を装備した診療用の照射機器 「テレコバルト」 「ラルス」 「ガンマナイフ」 診療用放射線照射器具 下限数量1000倍以下の密封された放射性同位元素を装備した診療用の照射機器 「125Iシード」 「198Auグレイン」 「ラジウム針」 放射性同位元素 装備診療機器 密封された放射性同位元素を装備した診...
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線量限度、線量測定 / 健康診断

医療法施行規則・放射線障害防止法 装備等及び場所の測定項目、測定対象及び回数のまとめ  (70pm97) 項目 測定場所 測定時期 放射線の量 「使用施設」「詰替施設」「(廃棄物)貯蔵施設」 「廃棄施設」「管理区域境界」 「事業所内の居住区域」 「事業所の境界」 (1)作業開始前 (2)作業開始後  ①1か月以内に1回  ②密封RIまたは発生装置を固定し、 遮へい物が一定の場合は6か月に1回  ③下限数量1000倍以下の密封RIのみ の場合は6か月に1回 汚染の状況 「作業室」「廃棄作業室」 「汚染検査室」「管理区域境界」 場所の線量限度、濃度限度、密度限度 (68am99.pm97、66.97、63.97、62.96、61.96)   外部線量 (実効線量)  空気・排気中濃度 排水中濃度 表面密度 使用施設内の居住区域 (人が常時立ち入る所) ≦1mSv/週 一週間平均濃度≦空気中濃度限度   ≦表面密度限度 管理区域の境界 ≒管理区域の定義 ...
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第69回 午後 91~100

午後 問91肩関節斜位?の画像をみて、解剖を答える問題68回~60回での類似問題として第61回 問83 (手)    問86 (足部)第62回 問82 (手)第63回 問83 (副鼻腔)第64回 問83 (足部)第65回 問79 (副鼻腔)第66回 問81 (手根骨)第67回 午前 問85 (肩関節の撮影方法)    午後 問91 (肘関節)第68回 午前 問89 (手根骨)    午後 問90 (腰椎)と近年は割とバラエティに富んできている肩関節は第67回で撮影方法が詳しく問われている解剖に関しては単純X線だけでなく、MRやCT画像でも問われるので全身を網羅したい → 骨格系 → 上肢/下肢 午後 問92DIC(点滴注入腎盂造影)の単純X線画像をみて、異常所見を答える問題異常所見といってもDICがどういった造影方法なのかを知っていれば余裕なんなら知らなくてもわかる68回~60回での類似問題としてDICが画像で出題されたのは初しかし、左右を見比べて、簡単な正常解剖がわかっていれば問題ない問題 → 造影検査午後 問93頭頸部単純CT画像をみて正常解剖を答える問題68回~60回での類...
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