Ⅶ.基礎医学大要

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基礎医学大要 呼吸器系

呼吸器系 正常解剖〇頭頚部の構成 (頭側から)  ・上咽(鼻の奥でのどの上の方) ・軟口蓋 ・中咽頭(口をあけたときに見える場所)  上壁:軟口蓋 側壁:口蓋扁桃(扁桃腺) 前壁:舌根 後壁:のどちんこのところ ・喉頭蓋 ・下咽頭(食道の入り口) 左右:梨状陥凹 喉頭のすぐ背中側:「輪状後部」 〇呼吸器の構成 ・気管:食道は気管よりも背側に位置する。 ↓ 「気管支」:右気管支が太く短く急傾斜(20度)。異物が入りやすい。 ↓    左気管支が長く細く緩い傾斜(50度)。 「細気管支」 ↓ 「終末気管支」 ↓ 「呼吸細気管支」 ↓ 「肺胞道」 ↓ 肺胞:総表面積 50~60m2 肺胞上皮細胞にはⅠ型とⅡ型がある 〇肺  大きさ:右肺(1200ml)> 左肺(1000ml)  右肺:10区域(右上葉3区域、右中葉2区域、右下葉5区域)      奇静脈、上・下大静脈が接する  左肺:8区域(左上葉4区域、左下葉4区域) 食道、大動脈弓が接する 水平裂(小葉間裂):胸部正面像、側面像のいずれでも描出される  斜裂(大葉間裂):側面像のみで描出される ・線毛上皮:粉塵を気...
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基礎医学大要 泌尿器 / 生殖器系

○腎臓・腎臓の構成 皮質 + 髄質(腎錐体)+ 小腎杯 + 大腎杯 + 腎盤(腎盂)+(尿管へ)  皮質:腎小体(ボーマン嚢+糸球体)+ 近位尿細管髄質:ヘレンループ + 遠位尿細管 + 集合管・ネフロン:腎小体と尿細管で構成。腎臓の構造上・機能上の単位・機能:「血圧・体液量・塩酸基平衡の調整」「老廃物排出」・位置:右が下、左が上・重さ:130g×2・尿の経路:糸球体→尿細管→腎杯→腎盂→尿管→膀胱→尿道・尿の生成 腎動脈:腎静脈の後方に位置する   ↓  腎血流量:1200ml/min 腎小体(糸球体からボーマン嚢へ):血液をろ過し、原尿(血液から血球や高分子蛋白を除いたもの)にする  ↓               原尿:100~150ml/min、150L/day 近位尿細管(毛細血管へ):ブドウ糖(100%)と水分・無機塩類の大部分の再吸収(能動輸送)  ↓             ヘレンループ(毛細血管へ):水分(10~20%)の再吸収(能動輸送)   ↓               遠位尿細管(毛細血管から):尿素、尿酸、アンモニア、クレアチニンの分泌  ↓   (毛細血管...
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基礎医学大要 神経系 臨床病理

神経系 臨床病理○脳梗塞・ある脳血管に狭窄・閉塞が起こり、その血管の支配領域における虚血の結果として現れる疾患・脳梗塞の原因となった閉塞血管を、責任血管という・脳梗塞は、個々の責任血管の支配領域に一致して発生する○脳内出血・脳内に出血し血腫が形成された状態、CTでは出血巣脳実質よりも高い吸収域となる・原因:「高血圧」・高血圧性脳出血の好発部位:被殻(40%)、視床(30%)、皮質下(10%)、小脳(10%)、脳幹(10%)○くも膜下出血・くも膜下腔に出血をみる・原因:「脳動脈瘤の破裂(全体の60%)」○若年性認知症:65才までに発症した認知症「脳血管性認知症」「アルツハイマー病」 → 頭部 診療画像○脳死の判定「昏睡眠」「両側瞳孔経4mm以上、瞳孔固定」「脳幹反射の消失」「平坦脳波」「自発的呼吸の消失」○中耳炎:悪化すると脳膿瘍を生じる可能性がある○血液脳関門:ドーパミンは通過できない○頭蓋内圧亢進症状:「頭痛」「嘔気」「血圧上昇」「うっ血乳頭」 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({});
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基礎医学大要 循環器系 正常解剖

循環器系 正常解剖○頭部 ○頸部○心臓・重さ:250~350g・筋肉組織:横紋筋・循環の順番 上大静脈+下大静脈 → 右心房 → 右心室 → 肺動脈 →  → 肺静脈 → 左心室 → 左心室 → 大動脈弓・心臓の前後関係  前←―――――――――――――――→後  「右心室」「右心房」「左心室」「左心房」・心臓の動き心室が収縮→動脈弁が開く→房室弁が閉まる(血液が駆出される) (心房への逆流防止)・心臓の弁右心房:三尖弁左心房:僧帽弁(二尖弁) 大動脈弁(左心室):3枚の半月状の弁 肺動脈弁(右心室):3枚の半月状の弁 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); ○腹部① 左胃動脈:胃・食道に分布(右胃動脈は総肝動脈からの分岐枝!)② 総肝動脈:固有肝動脈、(肝臓を栄養、胆嚢動脈を分岐)胃十二指腸動脈、(右胃大網動脈と上膵十二指腸動脈に分岐)右胃動脈に分かれる③ 脾動脈:主に脾臓に分布一部は胃・膵臓にも分布④上腸間膜動脈:膵小腸。大腸上部に分布⑤下腸間膜動脈:大腸下部に分布。○機能血管と栄養血管が別の臓器・肝臓 機能:...
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頭蓋骨 3D正常解剖 *PC視聴推奨

○頭蓋骨 正面と左側面(画面を左にスクロール)に解剖名のコメントを入れてあります
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基礎医学大要 骨格系 正常解剖

骨格系 正常解剖 ○頭蓋骨 → 頭蓋骨3D *PC視聴推奨 (別ページに移動します) ○副鼻腔・構成:前頭洞、し骨洞、上顎洞、蝶形骨洞 ○脊椎・第1、2頸椎 横突孔には椎骨動脈と椎骨静脈が通る。 第1頸椎(環椎):椎体と棘突起を欠き,輪状形態をなす。上関節窩は後頭骨の後頭窩と関節をなし, うなずき運動に働く。 第2頸椎(軸椎):歯突起を特徴とする。火葬の際にノドボトケとしてあつかわれる。歯突起を軸として頭蓋を回旋する。・第3~7頸椎:椎体が小さい。        横突孔には椎骨動脈と椎骨静脈が通る。  第5頚椎は喉頭隆起がある 第7頸椎は頸を前方へ屈曲したとき,棘突起が皮膚の上から触れ、隆椎という。  ・胸椎 上肋骨、下肋骨窩、横突肋骨窩で肋骨と連結 大きさは頸椎より大きく,腰椎より小さい。 尾側に行くほど大きい。 第3胸椎:「胸骨角」 第10胸椎:「剣状突起」・腰椎 他の椎体に比べて、著しく厚く大きい。 肋骨突起は、肋骨が退化して癒合したもの。 元来の横突起は、乳頭突起および副突起に変形し、筋の付着部になっている。 第4腰椎:「ヤコビー線」 (adsbygoogle = w...
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第69回 午後 51~60

午後 問51横紋筋組織の存在する臓器を問う問題68回~60回での類似問題として筋肉の種類が問われたのは初めて高校で生物をやっていれば知っている知識だが、知らないと難問か → 骨格系午後 問52関節の可動域を問う問題68回~60回での類似問題としてこちらの問題も初めて問われる類だと思われる問いとして関節の具体例ではなく鞍関節、球関節、車軸関節、楕円関節、蝶番関節といった抽象名で選択肢にある それぞれの具体例では鞍関節ー胸鎖関節球関節ー肩関節車軸関節ー肘関節楕円関節ー顎関節蝶番関節ー肘関節などが挙げられるまぁ具体例を知らなくとも、球が回りそうなのはわかるかと知らなくても勘で解けるゲー → 骨格系午後 問53下腿の筋肉と問う問題68回~60回での類似問題として第66回 問8 肩関節に関係する筋肉について第67回 午前 問52 腹式呼吸に関係する筋肉について    午前 問57 眼球運動に関係する筋肉について第68回 午前 問53 咀嚼に関係する筋肉についてで問われており、近年多くなった印象出題者が筋肉フェチかこの辺は知らなきゃ解けないので、余裕があれば覚えるくらいで → 骨格系午後 問54大...
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第69回 午前 051~060

午前 問51細胞の構造に関する問題68回~60回での類似問題として第60回 問2 第63回 問1第64回 問1第65回 問2第66回 午前 問50 で多く出題されており、そのほとんどはエネルギー生産にかかわるミトコンドリアを正答とするものが多い印象今回は多少ひねってあるが難しくはない問題 → 生理学・生化学・その他 午前 問52喫煙と疾患の関連に関する問題68回~60回での類似問題として呼吸器系ではアスベストや肺塞栓症、無気肺などに関して要因を問う問題は出題されているが、喫煙に関して詳しく問う問題はない一般的に肺腺癌は喫煙との関連は少ないとされているが多少難問かと → 呼吸器系  午前 問53頭蓋骨の構成に関する問題68回~60回での類似問題として第61回 問5 肋骨弓の構成第66回 問7 リスフラン関節の構成などが骨格系の構成骨で出題されているが、頭蓋骨は過去問に比べれば比較的簡単だと考えられる筋肉までは微妙だが、骨、関節は全身で把握しておいた方がよいと思う臨床に出てからも必須の知識なので、覚え損はない → 骨格系午前 問54肺の栄養血管を問う問題68回~60回での類似問題として第6...
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基礎医学大要 骨格系 臨床病理

骨格系 臨床病理○骨粗鬆症 ・骨を構成している有機物(骨基質)と無機物(骨塩)の構成割合は健常人と同じであるが、両者の絶対量が減少する疾患 ・男:女=3:7 ・分類 1.原発性―a.「老人性」:加齢によるもの ―b.「閉経後」:閉経後の女性ホルモンの減少 ―c.「若年性」 2.続発性―a.遺伝因子      ・「家族歴」      ・「体格」:痩せ型や小型におおい     ―b.ライフスタイル      ・「偏食」「カルシウム不足」      ・「運動不足」「日照不足」「寝たきり」      ・「過度の喫煙」「飲酒」「ストレス」     ―c.疾患に起因      ・「卵巣摘出」「胃腸切除」      ・「内分泌障害」      (「性機能低下症」「副・甲状腺機能亢進症」「クッシング症候群」「糖尿病」)      ・「腎不全」      ・「副腎皮質ステロイド剤の長期投与」      ・「先天性疾患」 ○骨軟化症 骨量は健常人と同じであるが、有機物(骨基質)が増えた状態 ○眼窩吹き抜け骨折:頻度「上顎洞」>>「篩骨洞」 (adsbygoogle = window....
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基礎医学大要 腹部臓器系

腹部臓器系 正常解剖 ○消化液とその作用 消化液  (pH) 分泌腺 作用場所 酵素名 作用  唾液  (6~7) 唾液腺 口腔 プチアリン (アミラーゼ) デンプン→麦芽糖  胃液  (1~2) 胃腺 胃 内因子 塩酸 ガストリン レンニン ペプシン リパーゼ ペプシノーゲン 蛋白質 → ポリペプチド 脂肪 →  食物の殺菌、胃粘膜の保護  膵液  (6.7~8) 膵臓 小腸 トリプシン マルターゼ キモトリプシン ペプチターゼ ステアプシン(リパーゼ) アミロプシン(アミラーゼ) ポリペプチド→ペプチド ペプチド→アミノ酸 脂肪→脂肪酸、グリセリン デンプン、デキストリン→麦芽糖 麦芽糖→ブドウ糖  腸液  (5~8) 腸腺 十二 指腸腺 小腸 ペプチター...
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