ガンマカメラ

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ガンマカメラの構成


①:コリメータ   ②:シンチレータ
③:ライトガイド  ④:光電子増倍管
⑤:安定高電圧電源 ⑥:プリアンプ
⑦:ADC      ⑧:波高分析器
⑨:位置演算回路  ⑩:画像処理装置

コリメータ

・目的
:「γ線の入射方向の限定
 「散乱線の除去

・コリメータのエネルギーによる分類 
(71am29、64.55、60.67)

コリメータの種類エネルギー範囲対象各種特徴
低エネルギー用(LE) ~160(140)keV以下99mTc、123I、133Xe、201Tl汎用、高分解能、高感度
低中エネルギー用(LME) ~250(190)keV以下 123I、67Ga  
中エネルギー用(ME) ~300kev以下67Ga、111In、(123I)、81mKr 高分解能
高エネルギー用(HE) ~450keV以下 131I 


・コリメータの視野による分類 

(70pm26、68pm26、66.54、63.53、61.53)

種類イメージ視野使用目的特徴
平行多孔型
(パラレルホール)
不変 不変プラナー像、SPECT 被検体との距離を小さくするほど高空間分解能
感度は穴径の2乗に比例
ピンホール拡大縮小極めて小さい臓器上下左右反転像(倒立画像)
ファンビーム横拡大縮小SPECT専用 感度と分解能向上
(パラレルより良い)
バイラテラール不変不変小さい臓器1度に2方向像を得る
心臓の同時2方向撮像
スラントホール不変不変  SPECT用 被験者と近距離収集が可能
斜め方向からの撮像、断層撮像
ダイバージング 縮小拡大対象が大きい場合 視野を広げられる
コンバージング拡大  縮小対象が小さい場合 視野を狭めて拡大像を得る

 ・ダイナミック撮影:高感度のものを使用

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シンチレータ(Nal(Tl)検出器)

 (71am30、64pm60、60.55)
・目的
:「γ線の検出
 「可視光への変換

 原子番号が大きいので、他の検出器に比べkeVあたりの発光量高く、感度が高い
 γ線のエネルギーが高いほど検出効率は低い
 潮解性がある

*近年、半導体検出器であるCdZnTe(CZT)CdTeを使用する場合がある

光電子増倍管(PMT)

 (60.55)
・目的
:「蛍光の電子への変化と増倍
 「安定性の高い電源が必要
 
 光電子増倍管の数が多ければ信号の位置がより正確になり、空間分解能に優れる
 本数が多いほど感度が上昇する
 PMTそれぞれの感度の差は画質の均一性直線性に影響する

位置演算回路

・目的
:「光電子増倍管から発光位置を求める(シンチレーション位置の検出)

抵抗マトリックス方式
遅延線マトリックス方式(ディレイライン)

波高分析器

 (65.53)
・目的
:「γ線のエネルギー弁別
 「散乱線の補正(除去)
 
 波高分析器では一定範囲内のパルスはのみを検出するため、バックグラウンドや散乱線が除去される

鉛シールド

・目的
:「不要なバックグラウンドの除去

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