第71回診療放射線技師国家試験 午前 2/2

 問題および画像はすべて厚生労働省HPより引用しております
 正答ボタンを押すと答えの選択肢が表示されます
 各問の参考となる対策ノートのリンクを問題下部に設置してあります
 当然解けるべき問題に関しては特にコメントしませんので、対策ノートを覚えてください

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基礎医学大要

50 細胞内でATP を産生するのはどれか。
1.核小体
2.ゴルジ体
3.リボソーム
4.リソソーム
5.ミトコンドリア

正答

細胞 / 組織 / 臨床医学概論、公衆衛生学
細胞の構成要素と特徴(75pm54、74am52、71am50、69am51、68pm51、67am50、65.2、64.1、60.2)・核 細胞の機能を制御する    ・構成:核膜、核基質、クロマチン、核小体・遺伝情報を蓄える器官であり、核膜により細胞質との境界を有している・細胞質・細胞膜 外界と細胞内を仕切る膜    半透明で、選択的透過性がある   主成分はリン脂質 タンパク質が埋め込まれたリン脂質二重層によって構成される★ミトコンドリア 酸素を使い(好気呼吸)、糖や脂肪を分解し、ブドウ糖と酸素からATPを合成する(酸化的リン酸化)★小胞体 物質の運搬の通路 粗面小胞体 :表面のリボゾームでタンパク質を合成する  滑面小胞体 :脂肪、リン脂質、コレステロールの合成など脂質の代謝・リボソーム タンパク質合成の場★リソソーム 物質を加水分解して、異物を排除する★ゴルジ体 細胞内で合成された物質を濃縮して一時的に蓄え、細胞外へ分泌または排出する・中心小体 1対の管状構造 細胞分裂の時の染色体移動に関与する減数分裂:生殖細胞のみで起こり、1つの母細胞のDNAが2倍になり、4つの娘細胞にな...

 

51 後腹膜腔に含まれるのはどれか。
1.肝下腔
2.腎周囲腔
3.傍結腸溝
4.横隔膜下腔
5.Douglas(ダグラス)窩

正答

 臓器ではなく腔自体を問われたのは初
 後腹膜臓器を覚えていればわかるが難問としても良いか

消化器系 正常解剖
消化液とその作用(74pm61、71am60、65.7、64.20、62.2、61.9)消化液(pH)分泌腺作用場所★酵素名加水分解作用唾液(6~7)1~1.5L/day唾液腺口腔 プチアリン(アミラーゼ)デンプン→麦芽糖★胃液(1~2)3L/day 胃腺胃内因子、塩酸、ガストリン、レンニン、ペプシンリパーゼ、ペプシノーゲン蛋白質と脂肪の分解食物の殺菌、胃粘膜の保護★膵液(6.7~8)1.5L/day膵臓小腸トリプシン、マルターゼキモトリプシンペプチターゼステアプシン(リパーゼ)アミロプシン(アミラーゼ) ポリペプチドとアミノ酸脂肪、デンプン、デキストリン麦芽糖などの分解腸液(5~8)2.4L/day 腸腺十二指腸小腸ペプチターゼ(エレプシン)マルターゼ、サッカラーゼ、ラクターゼポリペプチドと麦芽糖、ショ糖、乳糖などの分解胆汁(6.9~8.6)0.5L/day 肝臓小腸 酵素なし脂肪を乳化してステアプシンの働きを受けやすくする脂肪酸と結合して吸収されやすくする蛋白質を凝固させ分解されやすくする 腹部臓器・腹腔内臓器:腹膜に覆われており、間膜を有する(66.3、63.7、61.25) 「...

 

52 内腔の粘膜上皮が円柱上皮でないのはどれか。
1.胃
2.小腸
3.大腸
4.胆管
5.尿管

正答

 割と頻出問題だが、こういったことを技師の国家試験に入れ込むの本当にやめてほしい

細胞 / 組織 / 臨床医学概論、公衆衛生学
細胞の構成要素と特徴(75pm54、74am52、71am50、69am51、68pm51、67am50、65.2、64.1、60.2)・核 細胞の機能を制御する    ・構成:核膜、核基質、クロマチン、核小体・遺伝情報を蓄える器官であり、核膜により細胞質との境界を有している・細胞質・細胞膜 外界と細胞内を仕切る膜    半透明で、選択的透過性がある   主成分はリン脂質 タンパク質が埋め込まれたリン脂質二重層によって構成される★ミトコンドリア 酸素を使い(好気呼吸)、糖や脂肪を分解し、ブドウ糖と酸素からATPを合成する(酸化的リン酸化)★小胞体 物質の運搬の通路 粗面小胞体 :表面のリボゾームでタンパク質を合成する  滑面小胞体 :脂肪、リン脂質、コレステロールの合成など脂質の代謝・リボソーム タンパク質合成の場★リソソーム 物質を加水分解して、異物を排除する★ゴルジ体 細胞内で合成された物質を濃縮して一時的に蓄え、細胞外へ分泌または排出する・中心小体 1対の管状構造 細胞分裂の時の染色体移動に関与する減数分裂:生殖細胞のみで起こり、1つの母細胞のDNAが2倍になり、4つの娘細胞にな...

 

53 リンパ球となる前駆細胞が分化・成熟するのはどれか。
1.下垂体
2.肝臓
3.胸腺
4.腎臓
5.副腎

正答

内分泌系 正常解剖
胸管 (71am57、68pm54、66.10) 下半身と左上半身のリンパを集めるリンパ管(残りは右リンパ本管へ) 第二腰椎付近から始まり、左鎖骨下静脈と内頚静脈の合流点(左静脈角)で静脈に入る胸腺・重さ:思春期まで発育(30~40g)し、その後小さくなり、成人では大部分が脂肪組織に置き換わる・位置:胸腔内で、心臓の上前方、胸骨の後面に位置する・構造:左葉と右葉からなる(互いに癒着し単一器官のようにみえる)・働き:T細胞の分化・成熟の場であり、細胞性免疫に関与 T細胞の分化・成熟はサイモシンの内分泌による内分泌腺とホルモンの主な作用 (75pm61、74am55pm62、73am53、72am52、71am61pm59、70am60.pm56、69am55.56、68am50.am62.pm61、65.11、64.13、63.20、60.11.14)内分泌腺ホルモン主な作用脳下垂体前葉★成長ホルモン (STH、GH)★甲状腺刺激ホルモン(TSH)・成長促進(蛋白質合成促進、骨・筋肉・内臓の成長)・脂肪細胞分解・血糖値上昇・睡眠中に多く分泌 ・欠乏→「小人症」「シモンス病」・過剰→「末端...

 

54 扁平骨に分類されるのはどれか。
1.腸骨
2.上腕骨
3.舟状骨
4.大腿骨
5.膝蓋骨

正答

 基礎医学の答えられなくて別に良いシリーズその1

 

55 構成要素として軟骨を含むのはどれか。2つ選べ。
1.耳介
2.喉頭蓋
3.鼠径管
4.回旋腱板
5.前十字靱帯

正答

 基礎医学の答えられなくて別に良いシリーズその2

 

56 成人で左右に一対あるのはどれか。2つ選べ。
1.後頭骨
2.蝶形骨
3.側頭骨
4.頭頂骨
5.前頭骨

正答

骨格系正常解剖
頭蓋骨(73am87、71am56、69am53、60.3)眼窩 (70am52)・構成「前頭骨」「頬骨」「篩骨」「蝶形骨」「涙骨」「上顎骨」「口蓋骨」副鼻腔(75pm51、71pm91、65pm79、60.5、61.81)・構成「前頭洞」「し骨洞」「上顎洞」「蝶形骨洞」 脊椎(70pm22、68pm90、67am90、66.42、63.4、60.4)頸椎(第一、二頸椎)・横突孔には椎骨動脈と椎骨静脈が通る・第1頸椎(環椎):椎体と棘突起を欠き,輪状形態をなす 上関節窩は後頭骨の後頭窩と関節をなし,うなずき運動に働く・第2頸椎(軸椎):歯突起を特徴とする 火葬の際にノドボトケとしてあつかわれる 歯突起を軸として頭蓋を回旋する頸椎(第三~七頸椎)(74pm88)・椎体が小さい・横突孔には椎骨動脈と椎骨静脈が通る・ルシュカ関節:椎体上部外側の縁が上方に突出して上部頸椎と形成する関節・第5頚椎:喉頭隆起がある・第7頸椎:頸を前方へ屈曲したとき,棘突起が皮膚の上から触る 隆椎という胸椎・第3胸椎:「胸骨角」・第10胸椎:「剣状突起」・上肋骨、下肋骨窩、横突肋骨窩で肋骨と連結・大きさ:頸椎より大...

 

57 リンパ系の構造はどれか。
1.胸管
2.心耳
3.くも膜
4.Valsalva(バルサルバ)洞
5.Purkinje(プルキンエ)線維

正答

内分泌系 正常解剖
胸管 (71am57、68pm54、66.10) 下半身と左上半身のリンパを集めるリンパ管(残りは右リンパ本管へ) 第二腰椎付近から始まり、左鎖骨下静脈と内頚静脈の合流点(左静脈角)で静脈に入る胸腺・重さ:思春期まで発育(30~40g)し、その後小さくなり、成人では大部分が脂肪組織に置き換わる・位置:胸腔内で、心臓の上前方、胸骨の後面に位置する・構造:左葉と右葉からなる(互いに癒着し単一器官のようにみえる)・働き:T細胞の分化・成熟の場であり、細胞性免疫に関与 T細胞の分化・成熟はサイモシンの内分泌による内分泌腺とホルモンの主な作用 (75pm61、74am55pm62、73am53、72am52、71am61pm59、70am60.pm56、69am55.56、68am50.am62.pm61、65.11、64.13、63.20、60.11.14)内分泌腺ホルモン主な作用脳下垂体前葉★成長ホルモン (STH、GH)★甲状腺刺激ホルモン(TSH)・成長促進(蛋白質合成促進、骨・筋肉・内臓の成長)・脂肪細胞分解・血糖値上昇・睡眠中に多く分泌 ・欠乏→「小人症」「シモンス病」・過剰→「末端...

 

58 胃において十二指腸に連続する部位はどれか。
1.噴門
2.幽門
3.胃角部
4.胃体部
5.胃底部

正答

消化器系 正常解剖
消化液とその作用(74pm61、71am60、65.7、64.20、62.2、61.9)消化液(pH)分泌腺作用場所★酵素名加水分解作用唾液(6~7)1~1.5L/day唾液腺口腔 プチアリン(アミラーゼ)デンプン→麦芽糖★胃液(1~2)3L/day 胃腺胃内因子、塩酸、ガストリン、レンニン、ペプシンリパーゼ、ペプシノーゲン蛋白質と脂肪の分解食物の殺菌、胃粘膜の保護★膵液(6.7~8)1.5L/day膵臓小腸トリプシン、マルターゼキモトリプシンペプチターゼステアプシン(リパーゼ)アミロプシン(アミラーゼ) ポリペプチドとアミノ酸脂肪、デンプン、デキストリン麦芽糖などの分解腸液(5~8)2.4L/day 腸腺十二指腸小腸ペプチターゼ(エレプシン)マルターゼ、サッカラーゼ、ラクターゼポリペプチドと麦芽糖、ショ糖、乳糖などの分解胆汁(6.9~8.6)0.5L/day 肝臓小腸 酵素なし脂肪を乳化してステアプシンの働きを受けやすくする脂肪酸と結合して吸収されやすくする蛋白質を凝固させ分解されやすくする 腹部臓器・腹腔内臓器:腹膜に覆われており、間膜を有する(66.3、63.7、61.25) 「...

 

59 直腸・肛門の構造について正しいのはどれか。
1.腸間膜を有する。
2.女性では腟の前方に存在する。
3.肛門管の長さは約10 cmである。
4.直腸膨大部とは直腸の口側部分を指す。
5.肛門管の粘膜下には静脈叢が含まれている。

正答

 消去法でいけなくもないが、無理ゲー認定

消化器系 正常解剖
消化液とその作用(74pm61、71am60、65.7、64.20、62.2、61.9)消化液(pH)分泌腺作用場所★酵素名加水分解作用唾液(6~7)1~1.5L/day唾液腺口腔 プチアリン(アミラーゼ)デンプン→麦芽糖★胃液(1~2)3L/day 胃腺胃内因子、塩酸、ガストリン、レンニン、ペプシンリパーゼ、ペプシノーゲン蛋白質と脂肪の分解食物の殺菌、胃粘膜の保護★膵液(6.7~8)1.5L/day膵臓小腸トリプシン、マルターゼキモトリプシンペプチターゼステアプシン(リパーゼ)アミロプシン(アミラーゼ) ポリペプチドとアミノ酸脂肪、デンプン、デキストリン麦芽糖などの分解腸液(5~8)2.4L/day 腸腺十二指腸小腸ペプチターゼ(エレプシン)マルターゼ、サッカラーゼ、ラクターゼポリペプチドと麦芽糖、ショ糖、乳糖などの分解胆汁(6.9~8.6)0.5L/day 肝臓小腸 酵素なし脂肪を乳化してステアプシンの働きを受けやすくする脂肪酸と結合して吸収されやすくする蛋白質を凝固させ分解されやすくする 腹部臓器・腹腔内臓器:腹膜に覆われており、間膜を有する(66.3、63.7、61.25) 「...

 

60 胃液中に含まれるのはどれか。
1.ペプシン
2.リパーゼ
3.アミラーゼ
4.インスリン
5.トリプシン

正答

消化器系 正常解剖
消化液とその作用(74pm61、71am60、65.7、64.20、62.2、61.9)消化液(pH)分泌腺作用場所★酵素名加水分解作用唾液(6~7)1~1.5L/day唾液腺口腔 プチアリン(アミラーゼ)デンプン→麦芽糖★胃液(1~2)3L/day 胃腺胃内因子、塩酸、ガストリン、レンニン、ペプシンリパーゼ、ペプシノーゲン蛋白質と脂肪の分解食物の殺菌、胃粘膜の保護★膵液(6.7~8)1.5L/day膵臓小腸トリプシン、マルターゼキモトリプシンペプチターゼステアプシン(リパーゼ)アミロプシン(アミラーゼ) ポリペプチドとアミノ酸脂肪、デンプン、デキストリン麦芽糖などの分解腸液(5~8)2.4L/day 腸腺十二指腸小腸ペプチターゼ(エレプシン)マルターゼ、サッカラーゼ、ラクターゼポリペプチドと麦芽糖、ショ糖、乳糖などの分解胆汁(6.9~8.6)0.5L/day 肝臓小腸 酵素なし脂肪を乳化してステアプシンの働きを受けやすくする脂肪酸と結合して吸収されやすくする蛋白質を凝固させ分解されやすくする 腹部臓器・腹腔内臓器:腹膜に覆われており、間膜を有する(66.3、63.7、61.25) 「...

 

61 腎臓から分泌されるのはどれか。
1.レニン
2.アドレナリン
3.バソプレシン
4.ソマトスタチン
5.アルドステロン

正答

内分泌系 正常解剖
胸管 (71am57、68pm54、66.10) 下半身と左上半身のリンパを集めるリンパ管(残りは右リンパ本管へ) 第二腰椎付近から始まり、左鎖骨下静脈と内頚静脈の合流点(左静脈角)で静脈に入る胸腺・重さ:思春期まで発育(30~40g)し、その後小さくなり、成人では大部分が脂肪組織に置き換わる・位置:胸腔内で、心臓の上前方、胸骨の後面に位置する・構造:左葉と右葉からなる(互いに癒着し単一器官のようにみえる)・働き:T細胞の分化・成熟の場であり、細胞性免疫に関与 T細胞の分化・成熟はサイモシンの内分泌による内分泌腺とホルモンの主な作用 (75pm61、74am55pm62、73am53、72am52、71am61pm59、70am60.pm56、69am55.56、68am50.am62.pm61、65.11、64.13、63.20、60.11.14)内分泌腺ホルモン主な作用脳下垂体前葉★成長ホルモン (STH、GH)★甲状腺刺激ホルモン(TSH)・成長促進(蛋白質合成促進、骨・筋肉・内臓の成長)・脂肪細胞分解・血糖値上昇・睡眠中に多く分泌 ・欠乏→「小人症」「シモンス病」・過剰→「末端...

 

62 精子が通過するのはどれか。2つ選べ。
1.精管
2.精囊
3.尿管
4.精巣上体
5.陰茎海綿体

正答

泌尿器・生殖器系 正常解剖 / 臨床病理
泌尿器・生殖器系 正常解剖腎臓・腎臓の構成(73pm16、72pm50、66.2) 皮質+髄質(腎錐体)+小腎杯+大腎杯+腎盤(腎盂)+(尿管へ) ・皮質:腎小体(ボーマン嚢+糸球体)+近位尿細管・髄質:ヘレンループ+遠位尿細管+集合管・ネフロン:腎小体と尿細管で構成 腎臓の構造上・機能上の単位・機能(64.10):「血圧・体液量・塩酸基平衡の調整」 「老廃物排出」 ・位置:右が下、左が上・重さ:130g×2・尿の生成(67am55、68pm55、62.16、60.10) 腎動脈 :腎静脈の後方に位置する   ↓ 腎血流量:1200ml/min  ↓  腎小体(糸球体からボーマン嚢へ) :血液をろ過し原尿にする  ↓(血液から血球や高分子蛋白を除いたもの)  ↓ 原尿:100~150ml/min  ↓    150L/day  ↓                 近位尿細管(毛細血管へ) :ブドウ糖(100%)と水分・無機塩類の大部分の再吸収  ↓ (能動輸送)  ↓             ヘレンループ(毛細血管へ) :水分(10~20%)の再吸収  ↓ (能動輸送)   ↓    ...

 

63 中枢神経系に含まれるのはどれか。2つ選べ。
1.橋
2.脊髄
3.脳神経
4.交感神経
5.副交感神経

正答

神経系 正常解剖
中枢神経系(75am56、71am63)・脳(前脳[大脳+間脳]+脳幹)+脊髄*脳:大人の脳の重量は約1300g(62.4)大脳半球の区分(74am53、73pm20pm89、69pm55、67pm21.22、66.41、62.3.48)・前頭葉 運動に関する中枢 人格にかかわる領域・頭頂葉 体性感覚中枢 視覚性言語中枢 知覚中枢・側頭葉 聴覚中枢 感覚性言語中枢 嗅覚中枢 味覚中枢・後頭葉 視覚中枢・島 外側溝の深部 島を覆う各葉を弁蓋という・辺縁葉・中心溝(ローランド裂)(61.15) 前頭葉と頭頂葉の境界・外側溝(シルビウス溝) 前頭葉と側頭葉の境界大脳基底核 (72pm52、64.11、60.12.pm82)・構成:「線条体(尾状核・被殻)」 「レンズ核(淡蒼球・被殻)」・役割:随意運動のコントロール 骨格筋の緊張度の調節 円滑な運動の遂行・傷害時の疾患:ハンチントン舞踏病 パーキンソン病脳幹:中脳・橋・延髄をまとめた名称・中脳:対光反射(瞳孔反射)などの視覚反射、聴覚反射の中枢 (1)黒質  :随意運動における筋緊張の調整に働く   パーキンソン病に関係する (2)赤質  :...

 

64 内分泌器官はどれか。
1.汗腺
2.乳腺
3.涙腺
4.甲状腺
5.唾液腺

正答

内分泌系 正常解剖
胸管 (71am57、68pm54、66.10) 下半身と左上半身のリンパを集めるリンパ管(残りは右リンパ本管へ) 第二腰椎付近から始まり、左鎖骨下静脈と内頚静脈の合流点(左静脈角)で静脈に入る胸腺・重さ:思春期まで発育(30~40g)し、その後小さくなり、成人では大部分が脂肪組織に置き換わる・位置:胸腔内で、心臓の上前方、胸骨の後面に位置する・構造:左葉と右葉からなる(互いに癒着し単一器官のようにみえる)・働き:T細胞の分化・成熟の場であり、細胞性免疫に関与 T細胞の分化・成熟はサイモシンの内分泌による内分泌腺とホルモンの主な作用 (75pm61、74am55pm62、73am53、72am52、71am61pm59、70am60.pm56、69am55.56、68am50.am62.pm61、65.11、64.13、63.20、60.11.14)内分泌腺ホルモン主な作用脳下垂体前葉★成長ホルモン (STH、GH)★甲状腺刺激ホルモン(TSH)・成長促進(蛋白質合成促進、骨・筋肉・内臓の成長)・脂肪細胞分解・血糖値上昇・睡眠中に多く分泌 ・欠乏→「小人症」「シモンス病」・過剰→「末端...

 

放射線生物学

65 生体内において主に直接作用によってDNAを損傷させる放射線はどれか。2つ選べ。
1.α 線
2.β 線
3.γ 線
4.X 線
5.中性子線

正答

物理的・化学的レベルの影響
反応過程の時間的スケールまとめ(68pm65、66.31、65.31、62.33)・物理的過程 10-19~10-13秒照射~電離・励起~・化学的過程 10-12~10-4秒 ~ラジカル生成・反応~・生化学的過程 10-3~10-1秒  ~DNAの損傷~・生物学的過程 100~秒  ~DNAの修復~DNA損傷の種類・直接作用:DNAの構成原子が放射線に電離・励起され、直接DNA損傷を引き起こす作用・間接作用:水分子が放射線に電離・励起され、フリーラジカルが形成され、これによりDNA損傷が引き起こされる作用・OH(ヒドロキシラジカル)が間接作用で主な作用を示す(他には・Hなど)LET(LinearEnergyTransfer)線エネルギー付与(75am69pm68.69、74am69、73pm68、71pm68、70am65.am69、69am68、68pm69、67am64、65.40、62.32.40、61.39、60.31):放射縁が媒体中を通過する際に媒質に与える単位長さあたりのエネルギー 放射線の線質の違いを表す指標として用いられる・低LET放射線:「X・γ線」「β線」「電子線...

 

66 Bergonié-Tribondeau(ベルゴニエ・トリボンドー)の法則が示す放射線感受性の高い細胞の特徴はどれか。
1.未分化である。
2.細胞周期が長い。
3.分裂の頻度が低い。
4.分裂の回数が少ない。
5.核/細胞質比が小さい。

正答

細胞の感受性 / DNAの反応
ベルゴリー・トリボンドーの法則(75am67、72am68、71am66、70pm65、69pm67、68am68、67am65、62.35)・放射性感受性が高い細胞の特徴 分裂活発な(細胞周期の短い)細胞 将来長期にわたり細胞分裂を継続する細胞 未分化な細胞*高感受性の細胞はアポトーシスを起こしやすい幹細胞 (62.37) 分裂して自分と同じ細胞を作る能力と、別の種類の細胞に分化する能力を持ち、際限なく増殖できる細胞 → 高感受性細胞周期による感受性の変化(75pm67、73pm69、71pm66、69pm68、68am52.am65、66.39、64.3、63.39、62.39、61.31)・M期:分裂期・G期:間期・S期:合成期*最高感度はM期の最初*1細胞当たりのDNA量はG2期にかけて増え、M期で半分になる・分裂遅延:分裂を行っている細胞群に対して放射線が当たると最も早期に起こる 照射線量に比例して、G2期が長くなり、10Gyまでは1Gy当たり1時間遅れる・G0期:非常に長いG1期初期とも考えられ、正常細胞にも腫瘍細胞にもある・細胞周期チェックポイント・毛細血管拡張性運動失調...

 

67 細胞にγ線を4Gy照射する場合、1回で照射するより、2Gyずつ12時間の間
隔をおいて照射した方が細胞生存率は高くなる。
この現象を説明するのはどれか。
1.回復
2.再増殖
3.再分布
4.再酸素化
5.線量率効果

正答

細胞の回復と死 / 生存率曲線
細胞の回復・亜致死損傷回復(SLD回復、Elkind回復)(73am68、70am69、69am68、65.38) 1回の照射で死に至らなかった細胞の回復は 低LET放射線で多く、線量率効果がある 高LET放射線はほぼない、線量率効果はほぼない 12時間程度で回復*線量率効果:低線量率の方が回復量は多いという効果・潜在的致死損傷回復(PLD回復) (63.40) 照射後の環境条件によって生存率の上昇が見られる回復 低栄養、低酸素、低pH、接触増殖阻害、定常増殖などの細胞を増殖抑制の起こる環境で発生 反対に通常修復されるPLDが修復されずに致死損傷として固定される場は高・低調液、カフェイン、βアラビノフラノシルアデニン、ヒドロキシウレア、ある種の抗がん剤などがある 1時間以内で回復するものと2~6時間で完了するものがある・逆線量率効果 一部の細胞では特定の線量率(5mGy/min)でGブロックにより致死効果が上がる細胞死・分裂死:増殖死ともいわれ、数回分裂して死に至る 無限の増殖能を失った状態 巨細胞を生じる「芽細胞」「がん細胞」などが行う・間期死:「神経細胞」「末梢リンパ」などが行う・...

 

68 放射線による晩期反応として正しいのはどれか。2つ選べ。
1.食道炎
2.腎不全
3.心膜炎
4.皮膚炎
5.白血球減少

正答

人体レベルの影響
放射線の影響の分類 (69pm66、64.35)影響閾値線量依存性防護目標例発生率重篤度確定的影響有有有防止下記以外確率的影響無有無防護発がんと遺伝的影響(遺伝子突然変異・染色体異常)確定的影響(63.37、62pm94) 発生率は線量に依存する 重症度は線量に依存する 閾値は存在する確率的影響(73pm67、71am69、64.36、63.93) 発生率は線量に依存する 重症度は線量に依存しない 閾値は存在しない・がん(75pm65、67pm68、64.34、61.38、60.36) 原爆被爆者で、発がんの増加が確認されている 白血病はLQモデル 他の固形がんはLモデルに適合・潜伏期:白血病では最小2年、ピークは6~7年 他の固形がんでは最小10年・リスク(74am68、72pm67、71pm65) 白血病は絶対リスク予測モデル(線量に比例) 他の固形がんは相対リスク予測モデル 絶対リスク:単位線量当たりの発生数 →相加予測モデル  年齢にかかわらず影響は一定  相対リスク:被ばく集団発生率÷コントロール集団発生率→相乗予測モデル 高齢で高リスク*過剰リスク:放射線被ばくに関連したあ...

 

69 骨盤内臓器への放射線治療後に生じ得る合併症のうち確率的影響はどれか。
1.骨盤骨折
2.子宮肉腫
3.直腸出血
4.膀胱萎縮
5.小腸イレウス

正答

人体レベルの影響
放射線の影響の分類 (69pm66、64.35)影響閾値線量依存性防護目標例発生率重篤度確定的影響有有有防止下記以外確率的影響無有無防護発がんと遺伝的影響(遺伝子突然変異・染色体異常)確定的影響(63.37、62pm94) 発生率は線量に依存する 重症度は線量に依存する 閾値は存在する確率的影響(73pm67、71am69、64.36、63.93) 発生率は線量に依存する 重症度は線量に依存しない 閾値は存在しない・がん(75pm65、67pm68、64.34、61.38、60.36) 原爆被爆者で、発がんの増加が確認されている 白血病はLQモデル 他の固形がんはLモデルに適合・潜伏期:白血病では最小2年、ピークは6~7年 他の固形がんでは最小10年・リスク(74am68、72pm67、71pm65) 白血病は絶対リスク予測モデル(線量に比例) 他の固形がんは相対リスク予測モデル 絶対リスク:単位線量当たりの発生数 →相加予測モデル  年齢にかかわらず影響は一定  相対リスク:被ばく集団発生率÷コントロール集団発生率→相乗予測モデル 高齢で高リスク*過剰リスク:放射線被ばくに関連したあ...

 

放射線物理学

70 直接電離放射線はどれか。
1.γ 線
2.δ 線
3.中性子線
4.特性X線
5.消滅放射線

正答

放射線の分類 / 壊変形式
放射線の分類(75pm74、73am65、72am70、71am65.70.74、70am70.pm83、68am65、65.41、64.41、61.42.43、60.42)・非電離放射線:電波、紫外線、可視光、(紫外線)など・電離放射線 ― 直接電離放射線:荷電粒子  ― 間接電離放射線:光子、中性子、(紫外線)・電磁放射線:光子線(γ線*1、特性X線*1、制動X線*2、消滅X線*1)・粒子放射線:α線*1 β線*2 電子線*2(オージェ電子*1、内部転換電子*1) 陽電子線*2 陽子線*2 重粒子線*2 中性子線*2*1:単一スペクトル放射線 *2:連続スペクトル放射線 放射性同位体の壊変形式(74am71、71pm71、70am1、68am1、67am1、61.1)α壊変 (67pm72) (A,Z) → (A-4,Z-2) + α・親核種からα粒子が飛び出す・壊変条件:Q>0 Q値={M親-(m娘+α)}×C2 M親:親核種の質量  m娘:娘核種の質量 C:光速・α粒子のエネルギーEα Eα=m娘/(m娘+mα)×Q→α線は線スペクトルのエネルギーをもつ →Eαはトンネル効果(...

 

 

71 密度11.3 g・cm-3の鉛にγ線が入射したときの質量減弱係数は8.8×10-2 cm2・g-1であった。このときの平均自由行程(cm)に最も近いのはどれか。
1.0.70
2.0.99
3.1.01
4.1.43
5.2.32

正答

 平均自由行程は初出題
 無理ゲーかと思いきや、単位を見れば意味が分からなくても解ける系問題
 一応難問としておく

放射線物理学 基礎
粒子としての挙動・運動量P P = M×V ・運動エネルギーT(74am73,62.41) T = 1/2×M×V2  (J=N・m=kg・m2・s-2)・粒子の加速 E(72am70.73、71am76、69am70) E = e×電位差V  =  1/2×M×V2   -光速度に近いとき-相対論的力学・運動量P$$P=\frac{M×V}{\sqrt{1-V^{2}/C^{2}}}$$・全エネルギー(70am74) 全エネルギー = T+MC2         = √(P2C2+M2C4) T:運動エネルギー  (一般的に放射線のエネルギーEとされるものと等しい)  MC2:静止エネルギー$$E={M′C}^{2}-{MC}^{2}={MC}^{2}×(\frac{1}{\sqrt{1-v^{2}/C^{2}}}-1)$$・相対論的質量m′$$P=\frac{M}{\sqrt{1-V^{2}/C^{2}}}$$ M:静止質量・相対論的速度v′$$v′=c×\sqrt{1-{(\frac{{Mc}^{2}}{E+{Mc}^{2}})}^{2}}$$・波長λ:ド・ブロイ波 = h/P ...

 

72 単位体積当たりの原子の個数(cm-3)を表す式はどれか。
ただし、原子番号をZ、原子量をA、アボガドロ定数をNA、密度をρ(g・cm-3)とする。
1.NA・ρ/A
2.NA・ρ/Z
3.A・Z・ρ/NA
4.NA・Z・ρ/A
5.NA・A・ρ/Z

正答

荷電粒子と物質の相互作用
相互作用の種類 (72pm72、71am78)相互作用 相互作用の相手電子のエネルギー発生するもの弾性散乱原子(核)不変なし衝突損失(電離,励起)軌道電子減少 特性X線,オージェ電子放射損失原子核減少制動X線チェレンコフ効果原子減少 青色光・弾性散乱 衝突によって相手粒子の内部エネルギーを変化させない散乱*ラザフォード散乱:ごくまれな確率で原子核と衝突しておこす大角度の散乱・非弾性散乱 衝突によって相手粒子を励起状態にする場合の散乱・制動放射 (63.45) 荷電粒子が原子核の電場により制動を受け、そのエネルギーを光子として放出する現象・電子対消滅 (67am72) 陽電子と電子が対消滅し、その全静止エネルギー(1.022MeV)を180度対向に放出される2つの光子のエネルギー(0.511MeV)として放出する現象・チェレンコフ放射 (68pm73、63.47、60.48) 荷電粒子が透明な誘電物質中(屈折率n)を通過するとき、物質中での光の速度(c/n)を超えた速度(v)で移動した場合に、分極によって位相が重なり、可視光(青色)が放出される現象 屈折率nの大きい物質で発生する 発生時...

 

73 電子と物質の相互作用について正しいのはどれか。
1.線衝突阻止能は物質の密度に比例する。
2.原子番号が大きくなると放射損失は小さくなる。
3.衝突損失は臨界エネルギーを超えると放射損失よりも大きくなる。
4.電子の運動エネルギーが大きくなると密度効果の影響は小さくなる。
5.水中でCherenkov(チェレンコフ)放射のしきいエネルギーは2.5 keVである。

正答

荷電粒子と物質の相互作用
相互作用の種類 (72pm72、71am78)相互作用 相互作用の相手電子のエネルギー発生するもの弾性散乱原子(核)不変なし衝突損失(電離,励起)軌道電子減少 特性X線,オージェ電子放射損失原子核減少制動X線チェレンコフ効果原子減少 青色光・弾性散乱 衝突によって相手粒子の内部エネルギーを変化させない散乱*ラザフォード散乱:ごくまれな確率で原子核と衝突しておこす大角度の散乱・非弾性散乱 衝突によって相手粒子を励起状態にする場合の散乱・制動放射 (63.45) 荷電粒子が原子核の電場により制動を受け、そのエネルギーを光子として放出する現象・電子対消滅 (67am72) 陽電子と電子が対消滅し、その全静止エネルギー(1.022MeV)を180度対向に放出される2つの光子のエネルギー(0.511MeV)として放出する現象・チェレンコフ放射 (68pm73、63.47、60.48) 荷電粒子が透明な誘電物質中(屈折率n)を通過するとき、物質中での光の速度(c/n)を超えた速度(v)で移動した場合に、分極によって位相が重なり、可視光(青色)が放出される現象 屈折率nの大きい物質で発生する 発生時...

 

74 放射性壊変について正しいのはどれか。2つ選べ。
1.β+壊変では陽電子が放出される。
2.内部転換では原子番号が変化する。
3.核異性体転移により質量数が変化する。
4.β-壊変では反ニュートリノが放出される。
5.α粒子のエネルギースペクトルは連続分布である。

正答

放射線の分類 / 壊変形式
放射線の分類(75pm74、73am65、72am70、71am65.70.74、70am70.pm83、68am65、65.41、64.41、61.42.43、60.42)・非電離放射線:電波、紫外線、可視光、(紫外線)など・電離放射線 ― 直接電離放射線:荷電粒子  ― 間接電離放射線:光子、中性子、(紫外線)・電磁放射線:光子線(γ線*1、特性X線*1、制動X線*2、消滅X線*1)・粒子放射線:α線*1 β線*2 電子線*2(オージェ電子*1、内部転換電子*1) 陽電子線*2 陽子線*2 重粒子線*2 中性子線*2*1:単一スペクトル放射線 *2:連続スペクトル放射線 放射性同位体の壊変形式(74am71、71pm71、70am1、68am1、67am1、61.1)α壊変 (67pm72) (A,Z) → (A-4,Z-2) + α・親核種からα粒子が飛び出す・壊変条件:Q>0 Q値={M親-(m娘+α)}×C2 M親:親核種の質量  m娘:娘核種の質量 C:光速・α粒子のエネルギーEα Eα=m娘/(m娘+mα)×Q→α線は線スペクトルのエネルギーをもつ →Eαはトンネル効果(...
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医用工学

75 静電容量の単位はどれか。
1.A・s・V-1
2.A・m-1
3.C・s-1
4.V・m-1
5.J・C-1

正答

抵抗・コンデンサ・コイル / 直流回路 / 並列回路
抵抗・コンデンサ・コイル抵抗R (72am75、65.56、64.52、63.53、62.55) 単位:Ω(オーム)=1/S(ジーメンス) 電流の流れにくさを表す 電流の流れやすさはコンダクタンスという 抵抗R=ρ×長さl[m]÷断面積S[m2]    ρ:抵抗率(比抵抗)[Ω・m]*倍率器(73pm77)コンデンサ・静電誘導  導体外部からの電界により電荷が導体表面に移動する現象・静電容量(74pm77、71am75、70pm75、69pm75、68pm76、67am74、61.51) 単位:F(ファラド) 二つの導体(コンデンサ)に電圧Vを印加すると+q、-qの電界が誘起される 静電容量C = q/V[F=A・s/V=C/V] 蓄積されるエネルギーW = CV2×1/2・平行平板コンデンサの静電容量C[F] (72am77) C[F]=ε×S[m2]÷d[m] ε:誘電率・交流回路では電圧Vの位相は、電流Iに対して90°遅れる Vc = 1/wc × I0 × sin(wt-π/2)コイルL・電磁誘導 コイル内の磁束の変化によって起電力が誘導される現象・レンツの法則 (68am75...

 

76 電位差Vで加速された荷電粒子が一様な磁界に、磁界の方向と垂直に入射したときに働く力Fを考える。磁界の大きさを変えずに加速電圧をV1からV2に変えたとき、この荷電粒子に働く力がF1からF2 となった。
 V2がV1の2倍のとき、F2/F1はどれか。
1. 0.5
2. 1
3.√ 2
4. 2
5. 4

正答

 無理ゲー
 類似問題は頻出なので解けるようになっても良いが、効率を考えるならもっと他に覚えることがある
 対策ノートは対応済み

放射線物理学 基礎
粒子としての挙動・運動量P P = M×V ・運動エネルギーT(74am73,62.41) T = 1/2×M×V2  (J=N・m=kg・m2・s-2)・粒子の加速 E(72am70.73、71am76、69am70) E = e×電位差V  =  1/2×M×V2   -光速度に近いとき-相対論的力学・運動量P$$P=\frac{M×V}{\sqrt{1-V^{2}/C^{2}}}$$・全エネルギー(70am74) 全エネルギー = T+MC2         = √(P2C2+M2C4) T:運動エネルギー  (一般的に放射線のエネルギーEとされるものと等しい)  MC2:静止エネルギー$$E={M′C}^{2}-{MC}^{2}={MC}^{2}×(\frac{1}{\sqrt{1-v^{2}/C^{2}}}-1)$$・相対論的質量m′$$P=\frac{M}{\sqrt{1-V^{2}/C^{2}}}$$ M:静止質量・相対論的速度v′$$v′=c×\sqrt{1-{(\frac{{Mc}^{2}}{E+{Mc}^{2}})}^{2}}$$・波長λ:ド・ブロイ波 = h/P ...

 

77 Cockcroft-Walton(コッククロフト・ウォルトン)加速器の原理図を示す。
変圧器電圧の最大値がVのとき、コンデンサC4の両端の電位差はどれか。
ただし、整流器での電圧降下は0とする。

1. V
2.2 V
3.3 V
4.4 V
5.5 V

正答

 無理ゲー
 光の速度で次の問題に取り組んべき

放射線計測学

78 陽子線と物質の相互作用で誤っているのはどれか。
1.核反応
2.制動放射
3.Coulomb(クーロン)散乱
4.Compton(コンプトン)散乱
5.Rutherford(ラザフォード)散乱

正答

荷電粒子と物質の相互作用
相互作用の種類 (72pm72、71am78)相互作用 相互作用の相手電子のエネルギー発生するもの弾性散乱原子(核)不変なし衝突損失(電離,励起)軌道電子減少 特性X線,オージェ電子放射損失原子核減少制動X線チェレンコフ効果原子減少 青色光・弾性散乱 衝突によって相手粒子の内部エネルギーを変化させない散乱*ラザフォード散乱:ごくまれな確率で原子核と衝突しておこす大角度の散乱・非弾性散乱 衝突によって相手粒子を励起状態にする場合の散乱・制動放射 (63.45) 荷電粒子が原子核の電場により制動を受け、そのエネルギーを光子として放出する現象・電子対消滅 (67am72) 陽電子と電子が対消滅し、その全静止エネルギー(1.022MeV)を180度対向に放出される2つの光子のエネルギー(0.511MeV)として放出する現象・チェレンコフ放射 (68pm73、63.47、60.48) 荷電粒子が透明な誘電物質中(屈折率n)を通過するとき、物質中での光の速度(c/n)を超えた速度(v)で移動した場合に、分極によって位相が重なり、可視光(青色)が放出される現象 屈折率nの大きい物質で発生する 発生時...

 

79 非荷電粒子のみに定義される量はどれか。
1.断面積
2.吸収線量
3.フルエンス
4.質量阻止能
5.質量減弱係数

正答

放射線基本量の単位 / 検出効率
放射線基本量の単位(75am81、74am81、73am78.80、72am81、71am79、70am78.pm79、69am78.pm79、68am78、67am78.pm44、66.60.65、65.58.59.64、64.58.59、63.59.60.65、61.41、62.58.60、61.58.59、60.58.59)名称単位定義★フルエンスm-2単位断面積当たりの球内に入射する粒子数★フルエンス率m-2・s-1単位時間当たりのフルエンスの増加分★エネルギーフルエンス率J・m-2・s-1単位時間当たりのある断面積の球内に入射した放射エネルギー★断面積m2入射した荷電粒子あるいは非荷電粒子によって生じた特定の相互作用に対するターゲット物質そのものの断面積=(1個のターゲット物質との相互作用を起こす確率)÷(フルエンス)線減弱係数m-1 ★質量減弱係数m2・kg-1非荷電粒子がある密度の物質中のある距離を通過する間、作用を起こす割合★質量エネルギー転移係数m2・kg-1非荷電粒子が、ある密度の物質中のある距離を通過する間、相互作用により荷電粒子(二次電子)の運動エネルギーに付与...

 

80 固体の電離電荷を測定する放射線検出器はどれか。
1.電離箱
2.GM 計数管
3.半導体検出器
4.シンチレーション検出器
5.ラジオクロミックフィルム

正答

シンチレータ / 半導体検出器
発光を利用した検出器 (68am79)無機シンチレータ・検出原理1,価電子帯の電子にエネルギーが付与される2,電子は伝導帯へ移動し、電子正孔対を作る3,正孔が活性化物質を電離する4,伝導帯の電子が電離された活性化物質に行く5,活性化物質は励起状態に上がる6,基底状態に遷移する際に可視光を放出する*純粋な結晶では禁止帯が大きいため、少量の不純物を添加する種類密度(g/cm3)最大波長(nm)減衰定数(ns)相対効率(%)用途および特徴★NaI(Tl)3.6410230100γ線、潮解性、高エネルギー分解能CsI(Tl)4.554068045α線、γ線CsI(Na)4.542064080α線、γ線、吸湿性6LiI(Eu)4.1470140035γ線、中性子BGO7.148030010γ線、高検出効率、加工が容易CdWO47.9470110017~20γ線ZnS(Ag)4.1450200130α線、中性子有機シンチレータ種類密度(g/cm3)最大波長(nm)減衰定数(ns) 相対効率(%)用途および特徴アントラセン1.2 450 30 100 α線、β線、昇華性スチルベン1.1 410 4....

 

81 Bragg-Gray(ブラッグ・グレイ)の空洞理論で正しいのはどれか。2つ選べ。
1.二次電子の飛程は空洞より小さい。
2.δ 線を除外した阻止能比を用いている。
3.空洞内の電離電荷から媒質の吸収線量が求められる。
4.質量衝突阻止能比がエネルギーで大きく変化しない。
5.媒質と空洞壁材の質量エネルギー吸収係数は同一である。

正答

 計測学のこれ系の問題は難しいとは思いますが、技師として必要な知識だと思うのでできれば習得しておきたい

気体の電離を利用する検出器
印加電圧と収集電荷の関係 (75pm80、72am78、66.66、60.62)①再結合領域   ②電離領域   エネルギー測定可能③比例領域   エネルギー測定可能④境界領域    ⑤GM領域   エネルギー測定不可⑥連続放電領域 エネルギー測定不可電離箱・自由空気電離箱 光子の照射線量の絶対線量の測定・空洞電離箱 (69pm80、62.64) 光子またはβ線(グリッド付きでα線も)の吸収(照射)線量の測定 印加電圧:電離領域  → 高線量かつエネルギーの測定ができる    感度は低い・校正,補正 (73pm79、68pm82、65.62、64.61.63、61.61) 1,校正定数 2,大気補正係数kTP    kTP=(273+T)/(273+T0)×P0/P   気圧が大、気温が低で電離が多くなる 3,極性効果   円筒型 < 平行平板型  4,イオン再結合   初期再結合はLETに依存する  一般再結合は線量率、印加電圧、電極間隔、電極サイズ、スペクトルに影響される↓より詳細はこちらのページで「対策ノート:標準計測法12」 (2次)電子平衡の利用とその条件(ブラッググレイの空...

 

82 蛍光ガラス線量計について正しいのはどれか。
1.放射線照射により蛍光中心が生成される。
2.TLD と比較してフェーディングの影響が大きい。
3.1回読み取りを行うと照射された線量情報を失う。
4.放射線のエネルギーに対する依存性は無視できる。
5.放射線照射後、紫外光を当てると青色の蛍光を発生する。

正答

中性子 / α線の検出器 / 個人線量計
中性子の検出器・熱中性子の検出(1)核反応を利用したもの   (2)核分裂を利用したもの (3)放射化を利用したもの     ・高速中性子の検出(1)反跳陽子を利用したもの 1H(n,n`)    (2)放射化を利用したもの  (3)半導体を利用したもの (4)核分裂を利用したもの ・減速型線量当量計(レムカウンタ)  (68pm80、67am79) 熱中性子検出器をポリエチレン製減速材で覆ったもので、線量当量値が直読みできる   ・ホニャックボタンα線の検出器 (65.65)  放射能測定エネルギー測定★シリコン表面障壁型半導体検出器(SSBD)可能可能★4πガスフロー比例計数管可能 ZnS(Ag) CsI(Tl) 無機シンチレータ可能可能液体シンチレータ可能可能★グリッド付電離箱 ? 可能? 可能固体飛程検出器可能? ★イメージングプレート×? フィルムバッチ×? 個人線量計(74am79、73pm82、72am96pm79pm98、71am82、70am79、69am81.pm80、68am68pm80、66.64、63.64.pm100、62.61.66.pm98、60.64)...

 

X線撮影技術学

83 診療放射線技師の対応として適切なのはどれか。
1.病院の待合室で知人を見かけたため電子カルテで詳細を閲覧した。
2.研究のため患者個人情報をUSB メモリに保存して自宅に持ち帰った。
3.意識不明の入院患者だったのでネームバンドで本人確認をしてX線撮影を行った。
4.医師の撮影指示は右膝であったが、患者が左膝痛を訴えていたため自己判断で左膝を撮影した。
5.上部消化管X線造影中に患者を支える必要があったので、看護師に透視のスイッチを押してもらった。

正答

放射線技師としての・・・問題
(74am86、72am53.89pm85、71am83.92、71am25、70am25.pm84、69am25.83.pm84、68am83、67am83、66.68.am49、65am65pm68、64pm68.am49.69、63am49、62.68、61.68)検査の流れ・患者確認:検査前に、自ら名乗ってもらう  名乗れない場合は患者タグやネームバンドで確認をする・検査説明:介護者にも説明 CTでは該当部位の金属、X線撮影時には+プラスチックなどを外す MRでは禁忌チェックを行う・検査実施:医師の指示に基づいて撮影を行う ポジショニングは体表ポイントを参考にする 病室でのポータブルは対象以外の人は可能な限り移動させる 外傷部位を触らずにポジショニング、頸椎損傷ネックカラーは外さずに検査 放射線技師による穿刺、造影剤などの薬剤投与、ゾンデの使用は禁止 検査中に急変があった場合は医師の指示を受ける 移動の介助等も行う感染・清潔操作 検査前に情報確認する 感染患者への対応はマスク、手袋、エプロンを着用し、その前後に手指衛生を行う 空気感染(結核など)患者にはN95マスクを着用 易感...

 

84 DXA法の骨密度測定で正しいのはどれか。
1.T スコアの算出はできない。
2.SXA法と比較して精度が劣る。
3.測定部位として腰椎が用いられる。
4.授乳中女性の骨密度は大幅に増加する。
5.50 歳以上での骨密度の減少は男性で著しい。

正答

Tスコアは初登場の単語か
正答に関しては過去問で十分に対応可能

マンモグラフィ / 骨塩定量検査 / Ai
マンモグラフィ・MLO撮影 (72am92、70pm87、68am86、63.75、61.75、60.71) 乳がん好発部位である外側・上部が写しこみやすく、一枚で乳腺全体を描出しやすい 乳頭が完全な側面像で描出される・体位:立位あるいは座位、カセッテホルダは外側に向ける・撮影方法:水平に対して60~70°程度(大胸筋の走行にあわせて)撮影台の角度を決定する カセッテ面に対して直角に照射 大胸筋は乳頭の高さまで描出する、胸筋が入りすぎると圧迫不足になりやすい・撮影距離:65cmと短い・圧迫:通常100~120N程度の圧迫を正中側から行う  以下に主な理由を挙げる①乳房厚が均一になり、乳腺全域が適切な画像濃度となる②散乱線が減少してコントラスト及び分解能が向上する③乳腺構造組織が分離され、組織間コントラストが向上する④低いX線エネルギーの使用によりコントラストが向上する⑤乳房が固定され、動きによるボケの防止⑥被曝が減少する⑦被写体―受像器間距離が短くなり、幾何学的ボケが小さくなる・AEC:カセッテ後面の位置とする・ブラインドエリア:「内側上部」「下部」・MLO画像 (71pm85、69a...

 

85 X線管焦点サイズがFで拡大率がMの場合、半影の大きさを表すのはどれか。
1.F・M
2.F・M-1
3.F-1・M
4.F・(M-1)
5.F-1・(M-1)

正答

 この選択肢の書き方は分かりずら過ぎる、見ずらい

X線撮影の基礎
写真効果、撮影条件計算・X線強度(蛍光量)E (72pm88、66.70、65.69、63.69)$$E=\frac{「管電圧」^{2}×「管電流」×「照射時間」}{「撮影距離」^{2}}$$・半影と拡大率 (75am90、74am93、73pm85、71am85、67pm86、61.69) 半影の大きさH H = (M-1)×f   M:拡大率 f:焦点の大きさ 拡大率M  M = (a+b)/a   = 1+b/a a:焦点被写体間距離 b:被写体受像面間距離 a+b:撮影距離・重積効果 (72am83) 2つ以上の構造が重なって存在する場合、それらの減弱係数の相違によって、画像として描出が不可能な場合がある・接線効果 被写体の隣り合う構造にその境界面を挟んであるレベル以上の減弱係数の差がある場合、その境界面に接点を持つようにエックス線速が入射されるとその構造の輪郭が明瞭に描出される効果被曝と散乱線 ・散乱線の多くなる因子 (68am84)「被写体の減弱係数:高い」「被写体の厚さ:厚い」「照射面積:広い」「管電圧:高い」「被写体-検出器間距離:短い」・被曝の低減方法(74am83、...

 

86 X線撮影において被写体コントラストに関係が深いのはどれか。2つ選べ。
1.管電流
2.管電圧
3.照射時間
4.整流方式
5.焦点サイズ

正答

X線撮影の基礎
写真効果、撮影条件計算・X線強度(蛍光量)E (72pm88、66.70、65.69、63.69)$$E=\frac{「管電圧」^{2}×「管電流」×「照射時間」}{「撮影距離」^{2}}$$・半影と拡大率 (75am90、74am93、73pm85、71am85、67pm86、61.69) 半影の大きさH H = (M-1)×f   M:拡大率 f:焦点の大きさ 拡大率M  M = (a+b)/a   = 1+b/a a:焦点被写体間距離 b:被写体受像面間距離 a+b:撮影距離・重積効果 (72am83) 2つ以上の構造が重なって存在する場合、それらの減弱係数の相違によって、画像として描出が不可能な場合がある・接線効果 被写体の隣り合う構造にその境界面を挟んであるレベル以上の減弱係数の差がある場合、その境界面に接点を持つようにエックス線速が入射されるとその構造の輪郭が明瞭に描出される効果被曝と散乱線 ・散乱線の多くなる因子 (68am84)「被写体の減弱係数:高い」「被写体の厚さ:厚い」「照射面積:広い」「管電圧:高い」「被写体-検出器間距離:短い」・被曝の低減方法(74am83、...

 

87 体表基準と脊柱の位置との組合せで正しいのはどれか。
1.喉頭隆起第2頸椎
2.肩甲骨下端第5胸椎
3.剣状突起第1腰椎
4.肋骨弓下縁第3腰椎
5.恥骨結合第3仙椎

正答

X線撮影の基礎
写真効果、撮影条件計算・X線強度(蛍光量)E (72pm88、66.70、65.69、63.69)$$E=\frac{「管電圧」^{2}×「管電流」×「照射時間」}{「撮影距離」^{2}}$$・半影と拡大率 (75am90、74am93、73pm85、71am85、67pm86、61.69) 半影の大きさH H = (M-1)×f   M:拡大率 f:焦点の大きさ 拡大率M  M = (a+b)/a   = 1+b/a a:焦点被写体間距離 b:被写体受像面間距離 a+b:撮影距離・重積効果 (72am83) 2つ以上の構造が重なって存在する場合、それらの減弱係数の相違によって、画像として描出が不可能な場合がある・接線効果 被写体の隣り合う構造にその境界面を挟んであるレベル以上の減弱係数の差がある場合、その境界面に接点を持つようにエックス線速が入射されるとその構造の輪郭が明瞭に描出される効果被曝と散乱線 ・散乱線の多くなる因子 (68am84)「被写体の減弱係数:高い」「被写体の厚さ:厚い」「照射面積:広い」「管電圧:高い」「被写体-検出器間距離:短い」・被曝の低減方法(74am83、...

 

88 脊髄腔造影について誤っているのはどれか。
1.穿刺針は棘突起を避け刺入する。
2.イオン性ヨード造影剤を用いる。
3.脊髄くも膜下腔に造影剤を注入する。
4.検査後数時間は頭部を上げた状態を維持する。
5.髄液より造影剤の比重が大きいことを利用して目的部位へ造影剤を誘導する。

正答

 脊髄腔造影について詳しい問題は近年初
 ただし、正答に関しては過去問で十分に対応可能
 もう一度出題されたら、脊髄腔造影に関しても対策ノートの対応を検討します
 MRIでいいと思うが

造影剤
Ⅰ.ヨード系造影剤 ・構造(1)イオン性モノマー:副作用の頻度が多いため、使用が減少 胆道系、ろう孔の造影に使用(2)非イオン性モノマー(71am88):最も多く使用されている 脳室・脳槽・脊髄腔の造影にも適する (3)イオン性ダイマー  (4)非イオン性ダイマー・比較(74pm92、66.75) ヨード濃度:高いほどX線吸収率が高い 浸透圧:イオン性>非イオン性       モノマー>ダイマー 粘稠度:ダイマー>モノマー 造影効果:ダイマー>モノマー   ★副作用:イオン性>非イオン性・禁忌(71am91、70am87、69am88、66.30、62.69)・絶対禁忌:「ヨード過敏症」 「重篤な甲状腺機能亢進症」 「重症筋無力症」・原則禁忌:「気管支喘息」 「重篤な心・肝・腎疾患をもつ患者」 「急性膵炎」 「マクログロブリン血症」 「多発性骨髄腫」 「褐色細胞腫」 「テタニー病」*使用前に「eGFR」や「クレアチニン値」、「ヨード過敏症の有無」などを確認する・副作用(74pm64、71pm90、64.30、62.78) 発生率に重篤度はほぼ反比例する・発生率 悪心>熱感>蕁麻疹>痒み...

 

89 胃噴門部に異常が疑われた場合の上部消化管X線二重造影で、適切な撮影はどれか。2つ選べ。
1.右側臥位像
2.背臥位正面像
3.背臥位第1斜位像
4.背臥位第2斜位像
5.半立位第2斜位像

正答

上部消化管造影検査
胃の造影検査(上部消化管造影) (64.80、62.79、60.76) ・蠕動運動と胃液分泌の抑制のため鎮痙攣剤(抗コリン薬:副交感神経遮断のため)を筋肉注射する 胃泡には消泡剤を使用する・体位変換の目的:「胃粘液の除去」 「造影剤付着の向上」 「造影剤を広く薄く広げる」・撮影後処置:「水分を多量に取らせる」・胃の解剖学的構造*ポイント 上部が背側方向、下部が腹側方向に傾いている 胃角部で下端となる・二重造影法(70pm89) 発泡剤(陰性造影剤)により胃壁を進展させ、胃小区を描出する方法背臥位正面(73am83):胃角部を中心として、幽門部~前庭部の後壁(造影剤は穹窿部)背臥位第1斜位:胃体中・下部,胃角部,前庭部,十二指腸球部 (造影剤は穹窿部)背臥位第2斜位:胃体部,小湾,大湾を観察(造影剤は穹窿部,前庭部に振り分け) (60.77)半立位第二斜位(Schatzki位)(74pm93,69pm89):噴門部・穹窿部の観察(69pm89)腹臥位正面(65.81):前庭部・胃角部の前壁  (65.81)左半立位像:穹窿部、噴門部の観察可能 (63.84)右側臥位(71am89):胃噴...

 

90 血管撮影をシングルプレーンからバイプレーンにすることによって低減可能なのはどれか。
1.被ばく線量
2.X 線管負荷
3.画像データ量
4.造影剤投与量
5.アーチファクト

正答

X線映像装置
X線TV装置{イメージインテンシファイアを用いたもの}X線TV装置の構成 (67am7)①イメージインテンシフアイア(I.I.):人体透過X線を明るい可視像に変換②タンデムレンズ:I.I.の出力像を忠実にTVカメラに入力する光学レンズ③撮像管・固体撮像素子(CCD):I.I.の可視光(像)を電気信号に変換④映像回路:電気信号から電子ビームを走査するための映像信号を作成⑤TVモニタ:映像信号により電子ビームを走査して動画像を表示I.I.の構造 (72am14、66.13、64.15、61.91)  電圧を切り替えることによって入力視野を小さくすることにより、出力像を拡大表示できる 集東電極=フォーカス電極、陽極≒加速電極など、問題ごとに言い方が変化する・内部:高真空・入力窓:硼珪酸ガラス,アルミニウム,チタニウム・入力蛍光面:CsIの微細柱状構造(厚み400μm) 横方向への光散乱防止 蛍光体にはCsI:Naを用いる・出力蛍光面:硫化亜鉛系(Zn、Cd)S:Ag・入力蛍光面・出力蛍光面が厚いと → 高感度になりX線-光変換効率が向上する  → 光の拡散によるボケ増加で、空間分解能が低下I...

 

91 検査を受ける患者で確認が不要なのはどれか。
1.造影MRIでの腎機能
2.造影CTでの喘息の既往
3.MRI での人工関節の材質
4.胸部X線撮影でのネックレスの装着
5.頭部CTでのカラーコンタクトレンズの装着

正答

造影剤
Ⅰ.ヨード系造影剤 ・構造(1)イオン性モノマー:副作用の頻度が多いため、使用が減少 胆道系、ろう孔の造影に使用(2)非イオン性モノマー(71am88):最も多く使用されている 脳室・脳槽・脊髄腔の造影にも適する (3)イオン性ダイマー  (4)非イオン性ダイマー・比較(74pm92、66.75) ヨード濃度:高いほどX線吸収率が高い 浸透圧:イオン性>非イオン性       モノマー>ダイマー 粘稠度:ダイマー>モノマー 造影効果:ダイマー>モノマー   ★副作用:イオン性>非イオン性・禁忌(71am91、70am87、69am88、66.30、62.69)・絶対禁忌:「ヨード過敏症」 「重篤な甲状腺機能亢進症」 「重症筋無力症」・原則禁忌:「気管支喘息」 「重篤な心・肝・腎疾患をもつ患者」 「急性膵炎」 「マクログロブリン血症」 「多発性骨髄腫」 「褐色細胞腫」 「テタニー病」*使用前に「eGFR」や「クレアチニン値」、「ヨード過敏症の有無」などを確認する・副作用(74pm64、71pm90、64.30、62.78) 発生率に重篤度はほぼ反比例する・発生率 悪心>熱感>蕁麻疹>痒み...
安全管理
1、臨床用MRIが人体に及ぼす作用マグネットの力学的作用 (71am91pm19、65.35)・禁忌:「人工内耳」「ペースメーカ」 「強磁性体」「脳動脈クリップの一部」 「1970年以前の人工心臓弁」高周波による加温 (75pm24、74am63、73pm21、71am17pm19、70pm12、69am15、66.25、65.21、65.31.pm55) RFによって人体に生じた渦電流のジュール熱で、SAR(質量あたりの熱吸収比:W/kg)で評価する・SAR SAR∝(電気伝導度)×(半球)2×(静磁場強度)2×(フリップ角度)2×(RFパルス数)×(スライス枚数) SARの低減方法 :「低磁場」  「TRを大きくする」   「ETLを少なくする(高速SEのとき)」・QD型送信コイル:約1/2倍のSARで、√2倍のSNRとなる・火傷の危険性:リード線などの導電金属がループを作ると火傷する場合あり、同様に患者が手や足を組んで電流 ループができないようにする 入れ墨,金属を含む湿布なども注意する変動磁場による刺激と騒音(末梢神経,心臓)(74pm12、70am13、61.38) 高速撮像...

 

92 院内感染の予防に最も重要視されるのはどれか。
1.手指衛生
2.清潔な白衣
3.撮影室の清掃
4.頻回のうがい
5.空調のフィルタ掃除

正答

 感染対策についての問題
 こういった問題は珍しいのでは
 一応難問認定
 対策ノートも未対応
 別に技師の国家試験として出さなくても良いと思うが

 

画像工学

93 X線受像器の1画素当たりに検出される全光子数の50%が散乱光子の場合、散乱線の寄与による出力信号のSN比の損失割合に最も近いのはどれか。
 ただし、散乱線はPoisson(ポアソン)分布に従う付加雑音として検出されるものとする。
1.10%
2.25%
3.30%
4.50%
5.70%

正答

 無理ゲー
 各単語は認識できるだろうが答えを求めるのは無理だろう

その他検出器 / γ線スペクトル / 計数値の統計
その他検出器化学線量計 (69am79)・鉄線量計(フリッケ線量計) (69pm80、67pm80、63.64) 酸化反応を利用する 空気か酸素を飽和させて使用する G値:15.5・セリウム線量計 還元反応を利用する G値:2.4*G値:溶液が100eVのエネルギーを吸収したときの原子の変化数 イオン濃度と線量率には影響されず、LETには依存する熱量計(カロリーメータ) (69pm82、68am80、62.59) 放射線による温度上昇によって放射能を測定する・水の比熱:4.2 (J/g・K) 1℃=1K-273.15  飛程検出器・霧箱 (68am80、63.61) 過飽和状態のアルコール気体中に荷電粒子が走行し、その飛程に沿って電離が起こり、このイオンを核として、霧が生じ、その飛程を光で照らして観察を行う・原子核乾板 (63.61、61.64) ガラスに厚さ500μm程度にハロゲン化銀を湿布したもので、現像すると荷電粒子の飛程に沿って黒化像として記録される・固体飛程検出器(CR-39) 絶縁性固体で飛程に沿って生じたエッチピットを測定する・イメージングプレート (72am7、66.6...

 

94デジタルX 線画像検出器のアパーチャMTF を図に示す。
 検出器の開口幅(mm)はどれか。

1.0.25
2.0.5
3.1
4.2
5.4

正答

 難問

解像特性(鮮鋭度)
解像特性(鮮鋭度)影響因子「焦点サイズ」:小さいほうが良い        「被写体フィルム距離」:短いほうが良い「X線入射角度」:小さいほうが良い       「焦点フィルム距離」:長いほうが良い「感度」:高感度増感紙では悪い「被写体コントラスト」:高いほうが良い*空間分解能 増感紙フィルム系>デジタル系MTFによる評価 (75pm94、74am48) MTF(ModulationTransferfunction)とは点または線像強度分布をフーリエ変換の関係を用いて空間周波数領域に変換した関数で、ボケの度合いを表すことが出来る 「線形性」と「位置不変性」を満たしていることが条件となる デジタル系では「位置不変性」が成り立たない 鮮鋭度の評価には2cycle/mmを良く用いる・MTFへの影響因子 「散乱X線」 「サンプリング間隔 → エリアシング」・エリアシングの影響を含まないMTF 「プリサンプリングMTF」 「アパーチャMTF」 「X線検出器のMTF」 「ディスプレイMTF」 「画像処理フィルタのMTF」構成要素とそれぞれのMTF(73pm95、71am94、70pm94、64.90...

 

95 デジタルX線画像システムの画質特性を表す指標で、値が低いほど低コントラスト分解能が高いのはどれか。
1.CNR
2.DQE
3.MTF
4.NEQ
5.NPS

正答

ノイズ特性(粒状性)
ノイズ特性(粒状性)粒状性(65.89、60.89) 低コントラスト分解能(低周波領域)に影響を及ぼす 粒状性悪:低コントラスト分解能悪・DR系のノイズ(72am46、61.89)「X線量子モトル(量子ノイズ)」:最も大きな影響で入射X線量に依存する「光量子ノイズ(CR)」:入射X線量に依存する「システムノイズ」:構造モトルや電気系ノイズ → 固定ノイズ「量子化ノイズ」・DR系のノイズへの影響因子「サンプリングアパーチャのMTF」「サンプリング間隔」「画像処理のMTF」「画像表示のMTF」ウィナースペクトル(WS):NPS(75am95、74am95、73am94、72am94、71am95、64.91、63.90、62.89、61.91) 面積の次元を持ち、ノイズ量を空間周波数ごとに示す 自己相関関数(濃度変動)をフーリエ変換する方法と、波形を直接フーリエ変換する方法がある $$ウィナースペクトルWS(u,v)=\frac{⊿x×⊿y}{N×M}×{|F(u,v)|}^{2}$$ F(u,v):濃度変動のフーリエ変換   ⊿x⊿y:x,y方向のサンプリング間隔 N,M:横、縦のマトリ...

放射線安全管理学

96 放射線防護体系における考え方で正しいのはどれか。
1.医療被ばくに線量限度が適用される。
2.線量拘束値は行為の正当化に利用される。
3.線量限度は線量拘束値より低値に設定される。
4.防護の最適化では経済的・社会的要因を考慮しなければならない。
5.放射線被ばくを伴う行為は防護の最適化を最初に考慮しなければならない。

正答

防護量 / 実用量 / 被ばく量 / 防護の原則
防護量の単位と定義(75am98、72pm97、71pm99、68pm98、64.100、62.99)名称単位定義線量当量J・kg-1=Sv =(ある点における吸収線量)×(線質係数)★等価線量J・kg-1=Svある組織・臓器にわたって平均し、線質について加重した吸収線量=Σ((ある組織・臓器の一点における吸収線量)×(放射線加重係数))★実効線量J・kg-1=Sv =Σ((等価線量)×(組織加重係数))預託等価線量 RI摂取後にある期間に与えられる等価線量の時間積分値期間が不明な場合、成人は50年、子供は摂取時から70年とする預託実効線量 等価線量率の代わりに実効線量率をとったもの摂取した放射能×実効線量係数実用量の単位と定義(73am99、71pm96)名称単位定義周辺線量当量Sv ある一点に全方向から来る放射線を整列・拡張した場にICRU球を置いたとき整列場方向に半径上の深さdmmにおいて生ずる線量当量方向性線量当量Sv 線量計の角度依存性を表すのに用いられる線量当量個人線量当量Sv スラブファントムを用いて測定する人体上のある点における軟組織の深さdにおける線量当量防護量の計画...

 

97 医療法施行規則で放射線診療従事者等に適用される水晶体の等価線量限度(mSv/年)はどれか。
1. 1
2. 15
3. 50
4.150
5.500

正答

 水晶体に関しては近年ホットな話題なので今後も頻出か

線量限度、線量測定 / 健康診断
医療法施行規則・RI規制法装備等及び場所の測定項目、測定対象及び回数のまとめ(74am100、70pm97)項目測定場所測定時期放射線の量「使用施設」「詰替施設」「(廃棄物)貯蔵施設」「廃棄施設」「管理区域境界」「事業所内の居住区域」「事業所の境界」(1)作業開始前(2)作業開始後 ①1か月以内に1回 ②密封RIまたは発生装置を固定し、  遮へい物が一定の場合は6か月に1回 ③下限数量1000倍以下の密封RI  のみの場合は6か月に1回汚染の状況「作業室」「廃棄作業室」「汚染検査室」「管理区域境界」場所の線量限度、濃度限度、密度限度(75am96、68am99pm97、66.97、63.97、62.96、61.96) 外部線量(実効線量) 空気・排気中濃度排水中濃度表面密度使用施設内の居住区域(人が常時立ち入る所)≦1mSv/週一週間平均濃度≦空気中濃度限度 ≦表面密度限度管理区域の境界≒管理区域の定義≦1.3mSv/3か月3ヵ月平均濃度≦1/10空気中濃度限度 ≦1/10表面密度限度病室≦1.3mSv/3か月   病院・診療所の居住区域≦250μSv/3か月   病院・診療所の敷地の...

 

98 国際放射線防護委員会(ICRP)2007 年勧告における陽子の放射線加重係数はどれか。
1. 1
2. 2
3. 5
4.10
5.20

正答

ICRP勧告
1990年勧告放射線防護の目標・便益をもたらす被ばくを伴う行為を、不当に制限することなく人の安全を確保する・個人の確定的影響の発生を防止すること・確率的影響の発生を容認できるレベルに抑えること放射線防護体系「行為」:被ばくを増加させる人間活動のこと「介入」:被ばくを減少させる人間活動のこと放射線防護の三原則とその順序(上から)(73pm99、67am94、66.93、65.93、64.93)・行為の正当化  「行為」はそれによって生ずる放射線障害を相殺するに十分な便益が必要 → 十分な便益を伴う診療行為がこれにあたる・防護の最適化 (71am9) 被ばく線量を潜在被ばくも含め、経済的・社会的要因を考慮した上で、合理的に達成できる限り低く抑える *この原則はALARAの原則といわれる → 被ばく低減の工夫がこれにあたる・個人の線量限度 被ばくグループとその子孫が、最終的に被る害の全体の尺度をデトリメントという概念で表す → 被ばくの管理がこれにあたる被ばくの区分 (71am100、70am67、69am96.pm100、61.93)・医療被ばく (67am89) 直接の医療行為以外にも「...

 

99 放射性同位元素による表面汚染について正しいのはどれか。
1.α線放出核種の表面密度限度は40 Bq/cm2である。
2.β 線放出核種の表面密度限度は4Bq/cm2である。
3.スミア法は遊離性汚染の測定に適する。
4.スミア法のふき取り面積は10 cm2である。
5.バックグラウンド値の高い場所では直接測定法を用いる。

正答

汚染検査 / RIの使用・処理・除染
汚染検査サーベイメータ、測定機器(74pm98、66.99、64.99、61.99)・β線の表面汚染:広口GM計数管・γ線の表面汚染:GM計数管、Si半導体検出器・手足の汚染:ハンドフットクロスモニタ・広範囲の測定:フロアモニタ・管理区域の空間線量率測定:NaIシンチレーション式サーベイメータ・漏洩線量測定:電離箱式サーベイメータ水中の放射性核種の濃度測定(1)測定法(72pm99、69pm98、61.99)・排水を直接「液体・プラスチックシンチレータ(最適)」や「GM計測管」で測定する方法・サンプリングした試料を「ウェル型シンチレーション」や「液体シンチレーション」で測定する方法・イオン交換樹脂でRIを吸着して測定する方法(2)希釈法による排水 (72pm100、69am100) 放射能が排水中の濃度限度を下回るようにする また複数の核種が存在する場合、各核種の濃度と濃度限度の比を足し合わせ、この総和が1を下回るようにする (核種Aの濃度/核種Aの濃度限度)+(核種Bの濃度/核種Bの濃度限度) <1表面汚染の濃度測定 (72am98、69pm99、68am99、65.101、64.1...

 

100 被ばくの分類について正しいのはどれか。
1.IVR 術者の被ばく医療被ばく
2.航空機の客室乗務員の被ばく公衆被ばく
3.患者の介護を行う家族の被ばく職業被ばく
4.医学研究における志願者の被ばく職業被ばく
5.母体が受けた医療行為に伴う胎児の被ばく医療被ばく

正答

ICRP勧告
1990年勧告放射線防護の目標・便益をもたらす被ばくを伴う行為を、不当に制限することなく人の安全を確保する・個人の確定的影響の発生を防止すること・確率的影響の発生を容認できるレベルに抑えること放射線防護体系「行為」:被ばくを増加させる人間活動のこと「介入」:被ばくを減少させる人間活動のこと放射線防護の三原則とその順序(上から)(73pm99、67am94、66.93、65.93、64.93)・行為の正当化  「行為」はそれによって生ずる放射線障害を相殺するに十分な便益が必要 → 十分な便益を伴う診療行為がこれにあたる・防護の最適化 (71am9) 被ばく線量を潜在被ばくも含め、経済的・社会的要因を考慮した上で、合理的に達成できる限り低く抑える *この原則はALARAの原則といわれる → 被ばく低減の工夫がこれにあたる・個人の線量限度 被ばくグループとその子孫が、最終的に被る害の全体の尺度をデトリメントという概念で表す → 被ばくの管理がこれにあたる被ばくの区分 (71am100、70am67、69am96.pm100、61.93)・医療被ばく (67am89) 直接の医療行為以外にも「...

 

以上、第71回診療放射線技師国家試験 午前 2/2

 

 難問無理ゲー不適切問題
午前1/23問3問0問
午前2/26問
4問
1問
午後1/24問0問 2問
午後2/26問3問0問
19問10問3問 

*当サイト調べ

第71回診療放射線技師国家試験の目標点数は
168点前後
それ以上は取れなくて良い!

続きはこちら↓

第71回診療放射線技師国家試験 午前 1/2

第71回診療放射線技師国家試験 午前 1/2
 問題および画像はすべて厚生労働省HPより引用しております 正答ボタンを押すと答えの選択肢が表示されます 各問の参考となる対策ノートのリンクを問題下部に設置してあります 当然解けるべき問題に関しては特にコメントしませんので、対策ノートを覚えてください放射化学1元素記号と元素名の組合せで正しいのはどれか。1.Ce:セシウム2.La:ランタン3.Pd:鉛4.Pu:プロメチウム5.Ra:ラドン正答2天然放射性核種はどれか。1.19F2.31P3.40K4.59Co5.99mTc正答3核反応における原子番号の変化と質量数の変化との組合せで正しいのはどれか。 核反応:原子番号の変化:質量数の変化1.(n,p):-1:02.(γ,n):0:+13.(n,γ):0:+14.(p,n):0:-15.(d,n):+1:0 正答4クロマトグラフィで正しいのはどれか。1.薄層クロマトグラフィはカラムを用いる。2.ガスクロマトグラフィはカラムに固定相を充塡する。3.ペーパークロマトグラフィは吸着剤にアルミナを用いる。4.イオン交換クロマトグラフィは固定相にシリカゲルを用いる。5.ペーパークロマトグラフィは薄層...

第71回診療放射線技師国家試験 午前 2/2

第71回診療放射線技師国家試験 午前 2/2
 問題および画像はすべて厚生労働省HPより引用しております 正答ボタンを押すと答えの選択肢が表示されます 各問の参考となる対策ノートのリンクを問題下部に設置してあります 当然解けるべき問題に関しては特にコメントしませんので、対策ノートを覚えてください基礎医学大要50細胞内でATPを産生するのはどれか。1.核小体2.ゴルジ体3.リボソーム4.リソソーム5.ミトコンドリア正答51後腹膜腔に含まれるのはどれか。1.肝下腔2.腎周囲腔3.傍結腸溝4.横隔膜下腔5.Douglas(ダグラス)窩正答 臓器ではなく腔自体を問われたのは初 後腹膜臓器を覚えていればわかるが難問としても良いか52内腔の粘膜上皮が円柱上皮でないのはどれか。1.胃2.小腸3.大腸4.胆管5.尿管正答 割と頻出問題だが、こういったことを技師の国家試験に入れ込むの本当にやめてほしい53リンパ球となる前駆細胞が分化・成熟するのはどれか。1.下垂体2.肝臓3.胸腺4.腎臓5.副腎正答54扁平骨に分類されるのはどれか。1.腸骨2.上腕骨3.舟状骨4.大腿骨5.膝蓋骨正答 基礎医学の答えられなくて別に良いシリーズその155構成要素として...

第71回診療放射線技師国家試験 午後 1/2

第71回診療放射線技師国家試験 午後 1/2
 問題および画像はすべて厚生労働省HPより引用しております 正答ボタンを押すと答えの選択肢が表示されます 各問の参考となる対策ノートのリンクを問題下部に設置してあります 当然解けるべき問題に関しては特にコメントしませんので、対策ノートを覚えてください放射化学1標識化合物と合成法の組合せで正しいのはどれか。1.3H標識化合物 ー Wilzbach(ウイルツバッハ)法2.14C標識化合物 ― クロラミン-T法3.18F標識化合物 ー Bolton-Hunter(ボルトン・ハンター)法4.99mTc標識化 ー 合物生合成法5.125I標識化合物 - スズ還元法正答2ある放射性溶液に131I-が60kBq、Na123Iが30kBq、131IO2-が10kBq含まれていた。131Iの放射性核種純度はどれか。1.50%2.60%3.70%4.86%5.100%正答3放射性標識化合物の分解で正しいのはどれか。2つ選べ。1.放射線分解は比放射能に依存しない。2.α線はβ線よりも放射線分解を起こしやすい。3.ラジカルが生成されると放射線分解が抑制される。4.小分けして保存することで放射線分解を低減できる...

第71回診療放射線技師国家試験 午後 2/2

第71回診療放射線技師国家試験 午後 2/2
 問題および画像はすべて厚生労働省HPより引用しております 正答ボタンを押すと答えの選択肢が表示されます 各問の参考となる対策ノートのリンクを問題下部に設置してあります 当然解けるべき問題に関しては特にコメントしませんので、対策ノートを覚えてください基礎医学大要50胸部を走行する神経はどれか。つ選べ。1.顔面神経2.三叉神経3.舌下神経4.反回神経5.迷走神経正答51急性期の膿瘍内部に主に観察されるのはどれか。1.好酸球2.好中球3.形質細胞4.好塩基球5.リンパ球正答一応難問認定対策ノート対応済み52原因がウイルスでないのはどれか。1.梅毒2.風疹3.麻疹4.C型肝炎5.帯状疱疹正答 細菌性なのかウィルス性なのか寄生虫なのかってどうでも良くないですか と思う現役技師53癌とそれに関連する腫瘍マーカーの組合せで正しいのはどれか。1.大腸癌 ― AFP2.卵巣癌 ― PSA3.子宮体癌 ― SCC4.前立腺癌 ― CEA5.肝細胞癌 ― PIVKA-Ⅱ正答54膝関節痛の原因とならないのはどれか。1.腱板断裂2.半月板損傷3.変形性膝関節症4.前十字靱帯損傷5.内側側副靱帯損傷正答 無理...

コメント

  1. より:

    71回AM68の問題、厚生労働省HPの試験問題では2つ選べになってますので、確認を宜しくお願いします。

    • 対策ノートの人 より:

      ご指摘ありがとうございます
      訂正させて頂きました
      よろしくお願い致します

 

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 例:(71pm72、67pm13.pm75、66.26)とある場合
 71pm72 → 第71回の午後72問
 67pm13pm75 → 第67回の午後13問と午後75問
 66.26 → 第66回のその教科がある方の26問
(放射化学から医用画像情報学までは午前、基礎医学大要から安全管理学までは午後)
*第66回までは午前午後で出題される科目が分かれていたため

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