第72回診療放射線技師国家試験 午前 2/2

 問題および画像はすべて厚生労働省HPより引用しております
 正答と発表されたものを黄色マーカーしてあります
 各問の参考となる対策ノートのリンクを問題下部に設置してあります
 当然解けるべき問題に関しては特にコメントしませんので、対策ノートを覚えてください

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基礎医学大要

50 性ホルモンが腫瘍の増殖に関わるのはどれか。2つ選べ。
1.腟癌
2.陰茎癌
3.尿道癌
4.子宮体癌
5.前立腺癌

腫瘍概論
腫瘍の概論 ・腫瘍の分類    上皮性 非上皮性 良性  腺腫、乳頭腫 筋腫、脂肪腫、軟骨腫、血管腫 悪性 癌腫 肉腫、白血病 *肉芽腫は腫瘍ではなく、炎症反応 ・腫瘍 :自律増殖する細胞群をいい,上皮性,非上皮性,良性,悪性の総てを含む ・上皮細胞 :体の表面や管腔臓器(消化器,呼吸器,泌尿器・生殖器,乳房など)の表面を覆う細胞 ・非上皮性 :皮細胞以外の体の組織(筋肉,脂肪,血管,骨・軟骨,血液など)を構成する細胞 ・良性 :自律増殖はするものの,周囲組織への浸潤や離れた臓器への転移をしない ・悪性 :周囲組織への浸潤や離れた臓器への転移をする性質ないし状態のこと ・がん :上皮性,非上皮性を問わず,悪性の腫瘍のこと ・主な良性疾患  (65.14) 「脂肪腫」「平滑筋腫(代表:子宮筋腫)」 「血管腫」「腺腫(代表:甲状腺腫・下垂体腫)」 「嚢腫(代表:卵巣嚢腫)」「骨腫(類骨腫・骨軟骨腫)」 「神経線維腫」「神経鞘腫」 ・主な悪性腫瘍 「骨髄腫」「神経芽腫」 「ホジキンリンパ腫...

 

51 永久塞栓物質はどれか。
1.金属コイル
2.自家凝血塊
3.油性造影剤
4.ゼラチンスポンジ
5.高濃度ヨード造影剤

造影検査とIVR
注腸造影  (70pm89、68am87、67pm87、62.31) :逆行的に造影剤を投与し、二重造影法が主流で、充満法、粘膜法、圧迫法も行われる  Brown法が主流で、Fischer法、Welin法なども行われる  Brown法では前日に低脂肪、低繊維食をとる  多量の水分を摂取する ・前投薬 :抗コリン薬 *Apple core sign  (67pm93) :大腸進行がんの代表的な悪性所見 消化管領域のIVR ・拡張術 (66.77)  胆管拡張術:ステントなどを用いる、胆がんなどが適応  ・ステント留置 ・イレウスチューブの挿入 ・内視鏡的結石除去術  (63.79)  バスケットカテーテルを使用  :結石等を挟み込んで体外に排出する道具 胆道・膵臓造影検査 (72am85pm90) ・PTC(Percutaneous transhepatic cholangiography) :経皮経肝胆道造影  PTCD(D:drainage)   :経皮経肝胆道ドレナージ ・ERCP(Endoscopi...

 

52 副腎が産生するホルモンはどれか。
1.アンジオテンシン
2.インスリン
3.グルカゴン
4.ノルアドレナリン
5.レニン

内分泌系 正常解剖
胸管  (71am57、68pm54、66.10)  下半身と左上半身のリンパを集めるリンパ管(残りは右リンパ本管へ)  第二腰椎付近から始まり、左鎖骨下静脈と内頚静脈の合流点(左静脈角)で静脈に入る 胸腺 ・重さ :思春期まで発育(30~40g)し、その後小さくなり、成人では大部分が脂肪組織に置き換わる ・位置 :胸腔内で、心臓の上前方、胸骨の後面に位置する ・構造 :左葉と右葉からなる(互いに癒着し単一器官のようにみえる) ・働き :T細胞の分化・成熟の場であり、細胞性免疫に関与  T細胞の分化・成熟はサイモシンの内分泌による 内分泌腺とホルモンの主な作用  (72am52、71am61pm59、70am60.pm56、69am55.56、68am50.am62.pm61、65.11、64.13、63.20、60.11.14) 内分泌腺 ホルモン 主な作用 脳下 垂体 前葉 ★成長ホルモン(STH、GH) ★甲状腺刺激ホルモン(TSH) ・成長促進...

 

53 診療放射線技師の業務として正しいのはどれか。
1.造影CT において静脈路を確保した。
2.造影CT において静脈路と造影剤注入装置を接続した。
3.造影CT開始前に静脈路が閉塞していたので生理食塩液を注入し開通させ
た。
4.下部消化管検査のため肛門カテーテルを15 cm 挿入した。
5.画像誘導放射線治療のため肛門カテーテルを挿入し空気を注入した。

放射線技師としての・・・問題
(72am53.89pm85、71am83.92、71am25、70am25.pm84、69am25.83.pm84、68am83、67am83、66.68.am49、65am65pm68、64pm68.am49.69、63am49、62.68、61.68) 検査の流れ ・患者確認 :検査前に、自ら名乗ってもらう   名乗れない場合は患者タグやネームバンドで確認をする ・検査説明 :介護者にも説明 ・CTでは該当部位の金属、X線撮影時には+プラスチックなどを外す ・MRでは禁忌チェックを行う 検査実施  医師の指示に基づいて撮影を行う  ポジショニングは体表ポイントを参考にする  病室でのポータブルは対象以外の人は可能な限り移動させる  外傷部位を触らずにポジショニング、頸椎損傷ネックカラーは外さずに検査  放射線技師による穿刺、造影剤などの薬剤投与、ゾンデの使用は禁止  検査中に急変があった場合は医師の指示を受ける  移動の介助等も行う 感染・清潔操作  検査前に情報確認する  感染患者への対応はマスク、手袋、エプロンを着用し、その前...
法改正について
 放射線安全管理学では法規に関する問題が多く出題されます  法律というものは年々更新されるものであり、こうした法改正に関する問題も出題される可能性は大いにあります  このページではこうした法改正について簡易にまとめてありますので、ご一読されることをお勧めいたします 診療放射線技師法  平成26年に「診療放射線技師法」の一部改正があり、これらを基に今後、過去問では対応できないであろう出題が予想されます  既に2017年には改正を把握していなければ完答するのに難儀する問題が出題されております  そこで本ページにて、要点をまとめておきます ・「画像診断装置を用いた検査の業務」の追加  技師法第二十四条第二項の一の改正  放射線を照射する装置{以外}に、画像診断装置として「核医学診断装置」が追加され、 ・磁気共鳴画像診断装置 ・超音波診断装置 ・眼底写真撮影装置 ・核医学診断装置(NEW)  の四つとなった ・診療の補助としての業務範囲拡大 (72am53pm96)  技師法第二十四条第二項の二の改正  以下の行為が医師の指示下において認められるようになった...

 

54 成人に対する一次救命処置について正しいのはどれか。
1.積極的に医薬品を用いる。
2.心臓マッサージは左鎖骨中線上で行う。
3.口内に異物があればできる範囲で除去する。
4.患者の状態が安定したのを確認したうえで応援を呼ぶ。
5.心臓マッサージは140〜180 回/分を目安に圧迫を繰り返す。

細胞 / 組織 / 臨床医学概論、公衆衛生学
細胞の構成要素と特徴  (71am50、69am51、68pm51、67am50、65.2、64.1、60.2) ・核  細胞の機能を制御する     ・構成 :核膜、核基質、クロマチン、核小体 ・遺伝情報を蓄える器官であり、核膜により細胞質との境界を有している ・細胞質 ・細胞膜  外界と細胞内を仕切る膜     半透明で、選択的透過性がある    主成分はリン脂質  タンパク質が埋め込まれたリン脂質二重層によって構成される ★ミトコンドリア  酸素を使い(好気呼吸)、糖や脂肪を分解し、ブドウ糖と酸素からATPを合成する(酸化的リン酸化) ★小胞体  物質の運搬の通路  粗面小胞体  :表面のリボゾームでタンパク質を合成する    滑面小胞体  :脂肪、リン脂質、コレステロールの合成など脂質の代謝 ・リボソーム  タンパク質合成の場 ★リソソーム  物質を加水分解して、異物を排除する ★ゴルジ体  細胞内で合成された物質を濃縮して一時的に蓄え、細胞外へ分泌または排出する ・中心小体  1対...

 

55 ショック時に見られる徴候として正しいのはどれか。2つ選べ。
1.過呼吸
2.意識消失
3.顔面紅潮
4.四肢熱感
5.脈拍触知不能

その他 臨床病理
褥瘡  (60.29)  患者が長期にわたり同じ体勢で寝たきりの場合、体とベッドの接触局所で血行不全となり周辺組織が壊死する 主要死因別にみた死亡率(2018年)  (69pm64、62.29、60.25) 1位:悪性新生物 2位:心疾患  3位:脳血管疾患 4位:老衰 男性に多い病気 :「血友病」「食道癌」  「心筋梗塞」「脳血管性認知症」 アレルギー  無害な抗原に対して免疫系が過剰に反応し、種々の症状を起こすこと  一般にいうアレルギーは1と4 Ⅰ型アレルギー  IgE抗体の働きによる即時型のアレルギー (67pm65、68am57、61.28)  反応が激しく全身に起こる場合には、急激な血圧低下が見られショック状態(アナフィラキシーショック)になることもある ・処置 :「アドレナリン注入(即効性が高い)」  「気道確保」「高流量酸素投与」  「生理食塩水輸液」 ・例 :「気管支喘息」「花粉症」  「食物アレルギー」「アレルギー性鼻炎」 Ⅱ型アレルギー  IgE、IgM、補体貪食細胞による細胞溶解反応 ・例 :異...

 

56 脳脊髄液が存在するのはどれか。
1.板間層
2.硬膜外腔
3.硬膜下腔
4.軟膜下腔
5.くも膜下腔

神経系 正常解剖
中枢神経系 (71am63) ・脳(前脳[大脳+間脳]+脳幹)+脊髄 *脳:大人の脳の重量は約1300g(62.4) 大脳半球の区分 (69pm55、67pm21.22、66.41、62.3.48) ・前頭葉  運動に関する中枢  人格にかかわる領域 ・頭頂葉  体性感覚中枢  視覚性言語中枢  知覚中枢 ・側頭葉  聴覚中枢  感覚性言語中枢  嗅覚中枢  味覚中枢 ・後頭葉  視覚中枢 ・島  外側溝の深部  島を覆う各葉を弁蓋という ・辺縁葉 ・中心溝(ローランド裂)(61.15)  前頭葉と頭頂葉の境界 ・外側溝(シルビウス溝)  前頭葉と側頭葉の境界 大脳基底核  (72pm52、64.11、60.12.pm82) ・構成 :「線条体(尾状核・被殻) 」  「レンズ核(淡蒼球・被殻) 」 ・役割 :随意運動のコントロール  骨格筋の緊張度の調節  円滑な運動の遂行 ・傷害時の疾患 :ハンチントン舞踏病  パーキンソン病 脳幹 :中脳・橋・延髄をまとめた名称 ・中脳 ...

 

57 手根骨を構成しないのはどれか。
1.基節骨
2.月状骨
3.三角骨
4.舟状骨
5.有鉤骨

骨格系正常解剖
頭蓋骨  (71am56、69am53、60.3) 眼窩  (70am52) ・構成 「前頭骨」「頬骨」「篩骨」 「蝶形骨」「涙骨」 「上顎骨」「口蓋骨」 副鼻腔  (71pm91、65pm79、60.5、61.81) ・構成 「前頭洞」「し骨洞」 「上顎洞」「蝶形骨洞」  脊椎  (70pm22、68pm90、67am90、66.42、63.4、60.4) ○頸椎(第一、二頸椎) ・横突孔には椎骨動脈と椎骨静脈が通る ・第1頸椎(環椎) :椎体と棘突起を欠き,輪状形態をなす  上関節窩は後頭骨の後頭窩と関節をなし, うなずき運動に働く ・第2頸椎(軸椎) :歯突起を特徴とする  火葬の際にノドボトケとしてあつかわれる  歯突起を軸として頭蓋を回旋する ○頸椎(第三~七頸椎) ・椎体が小さい ・横突孔には椎骨動脈と椎骨静脈が通る ・第5頚椎 :喉頭隆起がある ・第7頸椎 :頸を前方へ屈曲したとき,棘突起が皮膚の上から触る  隆椎という ○胸椎 ・第3胸椎 :「胸骨角」 ...

 

58 筋原線維を構成するのはどれか。2つ選べ。
1.アクチン
2.ケラチン
3.ミエリン
4.ミオシン
5.ハイドロキシアパタイト

 ここ十数年出題されてなかった系問題
 筋肉の構成くらいは常識として言っていても良いか
 

骨格系正常解剖
頭蓋骨  (71am56、69am53、60.3) 眼窩  (70am52) ・構成 「前頭骨」「頬骨」「篩骨」 「蝶形骨」「涙骨」 「上顎骨」「口蓋骨」 副鼻腔  (71pm91、65pm79、60.5、61.81) ・構成 「前頭洞」「し骨洞」 「上顎洞」「蝶形骨洞」  脊椎  (70pm22、68pm90、67am90、66.42、63.4、60.4) ○頸椎(第一、二頸椎) ・横突孔には椎骨動脈と椎骨静脈が通る ・第1頸椎(環椎) :椎体と棘突起を欠き,輪状形態をなす  上関節窩は後頭骨の後頭窩と関節をなし, うなずき運動に働く ・第2頸椎(軸椎) :歯突起を特徴とする  火葬の際にノドボトケとしてあつかわれる  歯突起を軸として頭蓋を回旋する ○頸椎(第三~七頸椎) ・椎体が小さい ・横突孔には椎骨動脈と椎骨静脈が通る ・第5頚椎 :喉頭隆起がある ・第7頸椎 :頸を前方へ屈曲したとき,棘突起が皮膚の上から触る  隆椎という ○胸椎 ・第3胸椎 :「胸骨角」 ...

 

59 肺真菌症の原因となるのはどれか。
1.結核菌
2.肺炎球菌
3.アスペルギルス
4.黄色ブドウ球菌
5.マイコプラズマ

 初出題問題
 基礎医学のこれ系はあきらめて知ってたらラッキーくらいで良い

呼吸器系 臨床病理
肺塞栓症  (70am59、68pm59、66.27、64.17)  長期臥床や長距離旅行によって生じた下肢深部静脈血栓による塞栓  ・治療法 :「血栓溶解術」  「下大静脈フィルター」 慢性閉塞性肺疾患  (67am59)  肺気腫、気管支喘息、慢性気管支炎などのこと ・肺気腫 (63.45、66.28)  慢性閉塞性肺疾患の1つ  胸部X線写真において透過性の亢進  気管支や肺胞の組織が破壊され、肺胞どうしがくっつき合い、肺胞嚢が異常に大きくなった状態  肺の弾力性がなくなり、吸気はできるが呼気が十分にできないため肺の中に空気が残り、肺が持続的に膨らんでいる状態 ・原因 :「喫煙」  「大気汚染」 ・診断 :「吸気と呼気相における胸部単純X線画像を用いる」  → 所見:「横隔膜が下がる」 無気肺 :肺の含気量の減少により肺容量が減少した状態 (66.19) ・原因 :「気道の閉塞(肺癌など)」  「肺の周囲からの圧迫(肺癌、胸水、気胸など)」 肺水腫 :肺胞内に水がたまってしまった状態  肺水腫の患者は起座呼吸...

 

60 冠動脈の造影3D – CTを別に示す。
右冠動脈はどれか。
1.ア
2.イ
3.ウ
4.エ
5.オ

循環器系 正常解剖
脳血管 (72am18、70am23、69am23、69pm20、67am89、66.40、65.39、64.44、62.83、61.32、60.81)   ・Willis動脈輪(大脳動脈輪)  脳底部の動脈の吻合による輪状構造  視神経交叉・下垂体・乳頭体を取り囲み、外観はほぼ五角形である ・構成 :「内頚動脈」「前大脳動脈」  「前交通動脈」  「後大脳動脈」「後交通動脈」  「(中大脳動脈)」「(脳底動脈)」 ・この動脈輪を形成する動脈の分岐部は、壁が弱いため動脈瘤をつくりやすく、クモ膜下出血をきたしやすい 総頸動脈 (70am61、69pm54、65.80) =内頸動脈(眼動脈+前大脳動脈+中大脳動脈+後交通動脈)  + 外頸動脈  椎骨動脈 (68am54) = 硬膜動脈 + 前後脊髄動脈  + 後下小脳動脈 + 脳底動脈 (左右の前下小脳動脈+上小脳動脈+後大脳動脈) ・脳幹の栄養血管 :脳底動脈 (60.21) 頸部動脈 (66.47、62.11) (72am88、68pm93、67am91) 心臓 ...

 

61 子宮動脈が分枝するのはどれか。
1.上殿動脈
2.内陰部動脈
3.内腸骨動脈
4.膀胱動脈
5.卵巣動脈

循環器系 正常解剖
脳血管 (72am18、70am23、69am23、69pm20、67am89、66.40、65.39、64.44、62.83、61.32、60.81)   ・Willis動脈輪(大脳動脈輪)  脳底部の動脈の吻合による輪状構造  視神経交叉・下垂体・乳頭体を取り囲み、外観はほぼ五角形である ・構成 :「内頚動脈」「前大脳動脈」  「前交通動脈」  「後大脳動脈」「後交通動脈」  「(中大脳動脈)」「(脳底動脈)」 ・この動脈輪を形成する動脈の分岐部は、壁が弱いため動脈瘤をつくりやすく、クモ膜下出血をきたしやすい 総頸動脈 (70am61、69pm54、65.80) =内頸動脈(眼動脈+前大脳動脈+中大脳動脈+後交通動脈)  + 外頸動脈  椎骨動脈 (68am54) = 硬膜動脈 + 前後脊髄動脈  + 後下小脳動脈 + 脳底動脈 (左右の前下小脳動脈+上小脳動脈+後大脳動脈) ・脳幹の栄養血管 :脳底動脈 (60.21) 頸部動脈 (66.47、62.11) (72am88、68pm93、67am91) 心臓 ...

 

62 Alzheimer(アルツハイマー)型認知症で萎縮するのはどれか。
1.海馬
2.黒質
3.下垂体
4.乳頭体
5.小脳虫部

中枢神経系のシンチグラフィ
脳循環動態(rCBF)と脳血流  (65.51、63.61、62.6)   123I-IMP 99mTc-HMPAO 99mTc-ECD 131Xe*1 トレーサーの型 蓄積型 蓄積型 蓄積型  拡散性 解析方法 (絶対的定量法)  Microsphere法*2 ARG法*2  Patlak plot法  Patlak plot法 内頚動脈注入法 吸入法 前処置 安眠 甲状腺ブロック 安眠 安眠 安眠 血液脳分配係数 極めて高い  低い 中間  低い 脳内での代謝 代謝(脂溶性のまま)  早く水溶性に代謝 早く水溶性に代謝 無 *1:脳循環動態(rCBF)のみ測定可能 *2:採血が必要 ・薬剤の集積機序  (68pm30、64.61、61.52)  BBBを自由に通過する拡散型と、通過後に脳組織に留まる蓄積型に分けられる  高集積部位として灰白質や基底核、視床、小脳がある ・Patlak plot法  (69am31、68am28、6...

 

63 日和見感染症はどれか。
1.梅毒
2.アニサキス症
3.潰瘍性大腸炎
4.マイコプラズマ肺炎
5.ニューモシスチス肺炎

感染症
感染成立の3条件 (64.28) :「感染源の存在」  「感染経路の存在」  「宿主の感受性」   経口感染  (69am58) ・代表例  腸チフス、パラチフス、細菌性赤痢、アメーバ赤痢、コレラ、A型肝炎、急性灰白髄炎(ポリオ、小児麻痺) 、クリストスポリジウム症、病原性大腸菌感染症、エキノコックス症、食中毒など ・リウマチ熱 :心臓弁膜の障害や他の心臓病が発生 ・食中毒  有害物質に汚染された飲食物を摂取することで起こる急激な中毒症状ないしは急性感染症状を発現すること   病因物質は以下のようなものがある。 ① 細菌(カンピロバクター・サルモネラ属菌・腸炎ビブリオ)、 ・病原性大腸菌 :O-157は腸管出血性大腸菌で、日本では最も多い血清型である  他の型としてO-26、O-111、O-14がある ② ウイルス性(ノロウイルス)  ③化学物質 ④自然毒 経気道感染(飛沫感染、空気感染) ・代表例 (72am59、66.15、63.11)  「麻疹(はしか)」「風疹」「インフルエンザ」「ジフテリア」「流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)...

 

64 横紋筋組織が存在するのはどれか。
1.胃
2.気管
3.虹彩
4.子宮
5.心臓

 今年の基礎医学の出題者は筋肉組織フェチ

循環器系 正常解剖
脳血管 (72am18、70am23、69am23、69pm20、67am89、66.40、65.39、64.44、62.83、61.32、60.81)   ・Willis動脈輪(大脳動脈輪)  脳底部の動脈の吻合による輪状構造  視神経交叉・下垂体・乳頭体を取り囲み、外観はほぼ五角形である ・構成 :「内頚動脈」「前大脳動脈」  「前交通動脈」  「後大脳動脈」「後交通動脈」  「(中大脳動脈)」「(脳底動脈)」 ・この動脈輪を形成する動脈の分岐部は、壁が弱いため動脈瘤をつくりやすく、クモ膜下出血をきたしやすい 総頸動脈 (70am61、69pm54、65.80) =内頸動脈(眼動脈+前大脳動脈+中大脳動脈+後交通動脈)  + 外頸動脈  椎骨動脈 (68am54) = 硬膜動脈 + 前後脊髄動脈  + 後下小脳動脈 + 脳底動脈 (左右の前下小脳動脈+上小脳動脈+後大脳動脈) ・脳幹の栄養血管 :脳底動脈 (60.21) 頸部動脈 (66.47、62.11) (72am88、68pm93、67am91) 心臓 ...

 

放射線生物学

65 放射線の生物学的影響の説明として正しいのはどれか。
1.線量率は生物学的効果に影響しない。
2.間期死は誤修復によるものが最も多い。
3.分裂死はRNAの損傷によるものが最も多い。
4.高LET 放射線では間接作用が直接作用よりも多い。
5.フリーラジカルによるDNA損傷は酸素存在下で増強する。

物理的・化学的レベルの影響
反応過程の時間的スケールまとめ  (68pm65、66.31、65.31、62.33) ・物理的過程  10-19~10-13秒   照射~電離・励起~ ・化学的過程  10-12~10-4秒  ~ラジカル生成・反応~ ・OH(ヒドロキシラジカル)が間接作用で主な作用を示す (他には・Hなど) ・生化学的過程  10-3~10-1秒   ~DNAの損傷~ ・生物学的過程  100~秒   ~DNAの修復~ ブラッグピークのある放射線  (64.71、63.80)  「陽子線」「α線」「重イオン線」  → 優れた線量分布の治療計画を行える LET(Linear Energy Transfer)線エネルギー付与 (71pm68、70am65.am69、69am68、68pm69、67am64、65.40、62.32.40、61.39、60.31) :放射縁が媒体中を通過する際に媒質に与える単位長さあたりのエネルギー  放射線の線質の違いを表す指標として用いられる ・低LET放射線 :「X・γ線」「β線」「電子線」「陽子線」...

 

66 胎児被ばくによって精神発達遅延が最も生じやすい受精からの時期はどれか。
1.0〜2週
2.2〜8週
3.8〜15 週
4.15〜25 週
5.25 週以降

耐用線量・閾値 / 血球・胎児・腫瘍の被ばく / 被ばくの統計
耐用線量 (リスク臓器)  (72am67pm39、71am42、70am43、69am66、67pm41、66.82、64.37、63.84.33、62.84、62.85.62、61.34) TD5/5 判定基準 体積 1/3 2/3 3/3 ★骨 大腿骨 - 52Gy 壊死 下顎骨 65Gy 60Gy 開口障害 肋骨 50Gy - 病的骨折 皮膚 100cm3 50Gy 毛細血管拡張 70Gy 60Gy 55Gy 壊死、潰瘍 脳神経 脳 60Gy 50Gy 45Gy 壊死、潰瘍 脳幹 60Gy 53Gy ...

 

67 放射線治療において、水晶体のTD5/5( 5年間で5%以下の障害が生じる線量)に最も近い線量[Gy]はどれか。
1.10
2.30
3.45
4.60
5.80

耐用線量・閾値 / 血球・胎児・腫瘍の被ばく / 被ばくの統計
耐用線量 (リスク臓器)  (72am67pm39、71am42、70am43、69am66、67pm41、66.82、64.37、63.84.33、62.84、62.85.62、61.34) TD5/5 判定基準 体積 1/3 2/3 3/3 ★骨 大腿骨 - 52Gy 壊死 下顎骨 65Gy 60Gy 開口障害 肋骨 50Gy - 病的骨折 皮膚 100cm3 50Gy 毛細血管拡張 70Gy 60Gy 55Gy 壊死、潰瘍 脳神経 脳 60Gy 50Gy 45Gy 壊死、潰瘍 脳幹 60Gy 53Gy ...

 

68 放射線感受性の最も低い組織はどれか。
1.胸腺
2.腎臓
3.精巣
4.脊髄
5.皮膚

耐用線量・閾値 / 血球・胎児・腫瘍の被ばく / 被ばくの統計
耐用線量 (リスク臓器)  (72am67pm39、71am42、70am43、69am66、67pm41、66.82、64.37、63.84.33、62.84、62.85.62、61.34) TD5/5 判定基準 体積 1/3 2/3 3/3 ★骨 大腿骨 - 52Gy 壊死 下顎骨 65Gy 60Gy 開口障害 肋骨 50Gy - 病的骨折 皮膚 100cm3 50Gy 毛細血管拡張 70Gy 60Gy 55Gy 壊死、潰瘍 脳神経 脳 60Gy 50Gy 45Gy 壊死、潰瘍 脳幹 60Gy 53Gy ...

 

69 増殖が速い腫瘍の制御と正常臓器の障害緩和を目的とした分割照射方法はどれか。
1.寡分割照射
2.多分割照射
3.加速分割照射
4.通常分割照射
5.加速多分割照射

分割照射 / IMRT / 定位照射
分割照射 ○標準的分割法(通常分割法) :1回2Gyを週に5回 ○一回大線量小分割法 :1回4Gy、週に2~3回 ○1日多分割照射法(過分割照射法) (72am69、70pm40、69pm69、68am69.pm68、67pm70、64.84、61.81)  1日2回(6時間以上あける)  週に10回、1.2Gy:過分割照射法  週に10回、1.5Gy:急速過分割照射法 *正常組織と腫瘍組織とのわずかな感受性の差と回復力の差を利用し、その差を拡大させる  正常組織の急性障害はやや強く出るが、晩発障害の減少と腫瘍抑制の向上が期待できる   → 治療可能比を高めることが出来る *全照射期間を長くすると腫瘍細胞で加速増殖が起こる ○分割照射における生物学的等価量 (70pm66、69pm65)   LQモデル:S/S0=exp(-αD-βD2)  早期反応(腫瘍)のα/β=10Gy     晩期反応のα/β=3Gy  生物学的等価量 BED  BED(E/α)=D×(1+d/(α/β))  d:分割線量   D:総線量 ↓α/βについて詳しく...

 

放射線物理学

70 電荷をもつ電離放射線はどれか。2つ選べ。
1.光子
2.電子
3.中性子
4.陽電子
5.ニュートリノ

荷電粒子と物質の相互作用
相互作用の種類  (72pm72、71am78) 相互作用  相互作用の相手 電子のエネルギー 発生するもの 弾性散乱 原子(核) 不変 なし 衝突損失(電離,励起) 軌道電子 減少  特性X線,オージェ電子 放射損失  原子核 減少 制動X線 チェレンコフ効果  原子 減少  青色光 ・弾性散乱  衝突によって相手粒子の内部エネルギーを変化させない散乱 *ラザフォード散乱 :ごくまれな確率で原子核と衝突しておこす大角度の散乱 ・非弾性散乱  衝突によって相手粒子を励起状態にする場合の散乱 ・制動放射 (63.45)  荷電粒子が原子核の電場により制動を受け、そのエネルギーを光子として放出する現象 ・電子対消滅 (67am72)  陽電子と電子が対消滅し、その全静止エネルギー(1.022MeV)を180度対向に放出される2つの光子のエネルギー(0.511MeV)として放出する現象 ・チェレンコフ放射 (68pm73、63.47、60.48)  荷電粒子が...

 

71 ある放射性同位元素の放射能を測定したところ1時間後に測定開始時の1/10 となった。
この放射性同位元素の半減期[分]はどれか。
ただし、log102=0.30とする。
1. 6
2.10
3.15
4.18
5.26

放射性壊変 / 核分裂
放射性壊変 ○放射性壊変と放射能  (72am71、66.44、65.43、64.44、63.2) ・放射能A    A = -dN/dt = λ×N ・壊変定数λ  λ = 0.693/T ・原子数N   N = w/W×6.02×1023  w:放射性物質の質量  W:対象物質の原子量 ・分岐比λ   λ=λ1+λ2+λ3+……  λ1,λ2,λ3:部分半減期  分岐比 → λ1:λ2=T2:T1 ・平均寿命τ  τ=1/λ=1.44×T ・放射線壊変図(72am3) ○放射平衡  (64.2) ・放射平衡  娘核種の放射能A2、原子数N2 $$A_{ 2 }=\frac { λ_{ 2 } }{ λ_{ 2 }-λ_{ 1 } } ×A_{ 1 }^{ 0 }×({ e }^{ -λ_{ 1 }t }-{ e }^{ -λ_{ 2 }t })+A_{ 2 }^{ 0 }×{ e }^{ -λ_{ 2 }t }$$ $$N_{ 2 }=\frac { λ_{ 1 } }{ λ_{ 2 }-λ_{ 1 } } ...

 

72 診断領域X 線のエネルギースペクトルを図に示す。
正しいのはどれか。
1.Aの管電圧は60 kV である。
2.AとB のターゲットは異なる。
3.AとB の出力線量は同じである。
4.Aにフィルタを付加するとB の形状に近づく。
5.AとBにL殻への遷移による特性X線が認められる。

放射線の分類 / 壊変形式
放射線の分類  (72am70、71am65.70.74、70am70.pm83、68am65、65.41、64.41、61.42.43、60.42) ・非電離放射線 :電波、紫外線、可視光、(紫外線)など ・電離放射線  ― 直接電離放射線:荷電粒子    ― 間接電離放射線:光子、中性子、(紫外線) ・電磁放射線 :光子線(γ線*1、特性X線*1、制動X線*2、消滅X線*1) ・粒子放射線 :α線*1  β線*2  電子線*2(オージェ電子*1、内部転換電子*1)  陽電子線*2  陽子線*2  重粒子線*2  中性子線*2 *1:単一スペクトル放射線  *2:連続スペクトル放射線  放射性同位体の壊変形式  (71pm71、70am1、68am1、67am1、61.1) α壊変  (67pm72)  (A,Z) → (A-4,Z-2) + α ・親核種からα粒子が飛び出す ・壊変条件 :Q>0  Q値={M親-(m娘+α)}×C2  M親:親核種の質量   m娘:娘核種の質量  C:光速 ・α粒...

 

73 重荷電粒子の質量衝突阻止能で正しいのはどれか。
1.物質の質量に比例する。
2.物質の原子番号に反比例する。
3.入射粒子の質量に反比例する。
4.入射粒子の電荷数に比例する。
5.入射粒子のエネルギーに反比例する。

荷電粒子と物質の相互作用
相互作用の種類  (72pm72、71am78) 相互作用  相互作用の相手 電子のエネルギー 発生するもの 弾性散乱 原子(核) 不変 なし 衝突損失(電離,励起) 軌道電子 減少  特性X線,オージェ電子 放射損失  原子核 減少 制動X線 チェレンコフ効果  原子 減少  青色光 ・弾性散乱  衝突によって相手粒子の内部エネルギーを変化させない散乱 *ラザフォード散乱 :ごくまれな確率で原子核と衝突しておこす大角度の散乱 ・非弾性散乱  衝突によって相手粒子を励起状態にする場合の散乱 ・制動放射 (63.45)  荷電粒子が原子核の電場により制動を受け、そのエネルギーを光子として放出する現象 ・電子対消滅 (67am72)  陽電子と電子が対消滅し、その全静止エネルギー(1.022MeV)を180度対向に放出される2つの光子のエネルギー(0.511MeV)として放出する現象 ・チェレンコフ放射 (68pm73、63.47、60.48)  荷電粒子が...

 

74 1MHz の超音波を入射したとき、超音波の減衰が最も大きいのはどれか。
1.肺
2.肝臓
3.筋肉
4.血液
5.脂肪

超音波検査の概要 / 物理的性質
超音波検査の概要  (61.42) ・特徴 「被曝がなく非侵襲的なので繰り返し行える」 「リアルタイムに観測が可能」 「比較的小型・安価であり、移動も可能」 「ドプラ法で血流の評価が可能」 「断層面を自由に選択できる」 「術者の技量による影響が大きい」 ・超音波とMRIの比較  (63.31)  超音波で検査可能な部位は侵襲度や簡便性から超音波検査が薦められる ・使用されている周波数  (71pm13、67am19、63.26)  3.5~5MHzが多く、用途に応じて1~20MHz程度を用いる  乳房:5~10MHz    体表:7.5~10MHz  腹部:5~10MHz ・超音波の発生原理  (63.24)  圧電効果(ピエゾ効果)を利用し、極性を切り替えて送受信を行う   → 圧電物質に外力が加わることで、その表面に歪みが生じて表面に正負の電気が生じること  振動子の近傍では平面波で、遠くでは球面波となる 物理的性質  (72am21.74、71pm72、70pm74、69am19、67pm13.pm75、66.26、64.49、61...

 

医用工学

75 1種類のキャリアのみを有する半導体の導電率が102 S・m-1、移動度が0.36 m2・V-1・s-1であるとき、キャリア濃度[m-3]に最も近いのはどれか。
 ただし、キャリアの電荷量を1.6 ×10-19 C とする。
1.4.4 ×1016
2.5.8×1019
3.1.7×1021
4.2.3 ×1021
5.6.4 ×1023

 これ系の問題は意味が分からなくても単位を見れば解けるものが多い

抵抗・コンデンサ・コイル / 直流回路 / 並列回路
抵抗・コンデンサ・コイル 抵抗R  (72am75、65.56、64.52、63.53、62.55)  単位:Ω(オーム)=1/S(ジーメンス)  電流の流れにくさを表す  電流の流れやすさはコンダクタンスという  抵抗R=ρ×長さl[m]÷断面積S[m2]     ρ:抵抗率(比抵抗)[Ω・m] コンデンサ ・静電誘導   導体外部からの電界により電荷が導体表面に移動する現象 ・静電容量 (71am75、70pm75、69pm75、68pm76、67am74、61.51)  単位:F(ファラド)  二つの導体(コンデンサ)に電圧Vを印加すると+q、-qの電界が誘起される  静電容量C = q / V[F=A・s/V=C/V]  蓄積されるエネルギーW = CV2×1/2 ・平行平板コンデンサの静電容量C[F]  (72am77)  C[F]=ε×S[m2]÷d[m]  ε:誘電率 ・交流回路では電圧Vの位相は、電流Iに対して90°遅れる  Vc = 1/wc × I0 × sin(wt-π/2) コイルL ・電磁誘導  コイル内の...

 

76 図の回路にL=0.5HのコイルとR=100 Ωの抵抗が直列につながれ、電圧の実効値Ve=100 V、周波数f=50 Hzの正弦波交流電源がつながれているとき、抵抗の両端の電圧[V]に最も近いのはどれか。
1.35
2.45
3.55
4.65
5.75

交流電力 / 変圧器 / 時定数 / 鉄心 / 真空管
交流電力  (68pm76、67pm77、66.53、65.53、61.55)  一周期にわたる瞬時電力pの平均値を交流電力という ・交流電力P   P=VIcosθ[W]  VI:皮相電力  cosθ:力率 ・無効電力P   P=VIsinθ[W] ・実効値=最大値(瞬時値)/√2 ・平均値=2/π×最大値(瞬時値) ・消費電力P(電力の瞬時値の時間平均)  P=V×I×cosθ  V:実効値  I:実効値   cosθ:位相差 変圧器の原理  (72am5、70am77、69am77)  a= V2/V1   = N2/N1    = I1/I2  一次等価抵抗R1=r1+r2/a2  二次等価抵抗R2=r2+a2×r2  定格容量P=V2×I2=V1×I1 変圧器の損失  (72pm76) RC回路  (66.54、62.57) ・時定数T=C×R(sec)  初期値V0/Rに対して約36.8[%]の値 スイッチとコンデンサ  (71pm76、68pm76、60.55) ・スイッチを閉じて...

 

77 図のように極板面積Aの平行板キャパシタ(コンデンサ)の極板距離のうちd1 が比誘電率ε1、残りのd2 が比誘電率ε2 の誘電体で満たされている。
 このキャパシタの電気容量(静電容量)C を表す式はどれか。
 ただし、電気定数(真空の誘電率)はε0とする。

 正直よくわかりません

抵抗・コンデンサ・コイル / 直流回路 / 並列回路
抵抗・コンデンサ・コイル 抵抗R  (72am75、65.56、64.52、63.53、62.55)  単位:Ω(オーム)=1/S(ジーメンス)  電流の流れにくさを表す  電流の流れやすさはコンダクタンスという  抵抗R=ρ×長さl[m]÷断面積S[m2]     ρ:抵抗率(比抵抗)[Ω・m] コンデンサ ・静電誘導   導体外部からの電界により電荷が導体表面に移動する現象 ・静電容量 (71am75、70pm75、69pm75、68pm76、67am74、61.51)  単位:F(ファラド)  二つの導体(コンデンサ)に電圧Vを印加すると+q、-qの電界が誘起される  静電容量C = q / V[F=A・s/V=C/V]  蓄積されるエネルギーW = CV2×1/2 ・平行平板コンデンサの静電容量C[F]  (72am77)  C[F]=ε×S[m2]÷d[m]  ε:誘電率 ・交流回路では電圧Vの位相は、電流Iに対して90°遅れる  Vc = 1/wc × I0 × sin(wt-π/2) コイルL ・電磁誘導  コイル内の...

 

放射線計測学

78 気体検出器の印加電圧と出力電流パルスの関係において、ガス増幅が起こり始める領域はどれか。
1.境界
2.再結合
3.電離箱
4.比例計数管
5.GM 計数管

気体の電離を利用する検出器
印加電圧と収集電荷の関係  (72am78、66.66、60.62) ①再結合領域    ②電離領域   エネルギー測定可能 ③比例領域   エネルギー測定可能 ④境界領域     ⑤GM領域   エネルギー測定不可 ⑥連続放電領域 エネルギー測定不可 電離箱 ・自由空気電離箱  光子の照射線量の絶対線量の測定 ・空洞電離箱  (69pm80、62.64)  光子またはβ線(グリッド付きでα線も)の吸収(照射)線量の測定  印加電圧:電離領域   → 高線量かつエネルギーの測定ができる     感度は低い ・校正,補正  (68pm82、65.62、64.61.63、61.61)  1,校正定数  2,大気補正係数kTP     kTP=(273+T)/(273+T0)×P0/P    気圧が大、気温が低で電離が多くなる  3,極性効果    円筒型 < 平行平板型   4,イオン再結合    初期再結合はLETに依存する   一般再結合は線量率、印加電圧、電極間隔、電極サイズ、スペクトルに影響される ↓より詳細...

 

79 確率分布が平均値μ、標準偏差σのGauss(ガウス)分布に従う放射線計測において、測定値がμ 案σ に入る確率に最も近いのはどれか。
1.34%
2.50%
3.68%
4.75%
5.96%

その他検出器 / γ線スペクトル / 計数値の統計
その他検出器 化学線量計  (69am79) ・鉄線量計(フリッケ線量計)  (69pm80、67pm80、63.64)  酸化反応 を利用する  空気か酸素を飽和させて使用する  G値:15.5 ・セリウム線量計  還元反応 を利用する  G値:2.4 *G値 :溶液が100eVのエネルギーを吸収したときの原子の変化数  イオン濃度と線量率には影響されず、LETには依存する 熱量計(カロリーメータ)   (69pm82、68am80、62.59)  放射線による温度上昇によって放射能を測定する ・水の比熱:4.2 (J/g・K)  1℃=1K-273.15   飛程検出器 ・霧箱 (68am80、63.61)  過飽和状態のアルコール気体中に荷電粒子が走行し、その飛程に沿って電離が起こり、このイオンを核として、霧が生じ、その飛程を光で照らして観察を行う ・原子核乾板 (63.61、61.64)  ガラスに厚さ500μm程度にハロゲン化銀を湿布したもので、現像すると荷電粒子の飛程に沿って黒化像として記録される ・固体飛程検出器(CR-...

 

80 診断用X線の半価層計測で正しいのはどれか。
1.吸収体として鉛を用いる。
2.小型の空気電離箱を用いる。
3.吸収体と検出器を密着させる。
4.純度50%以上の吸収体を用いる。
5.照射野を吸収体の大きさに合わせる。

 無理ゲー
 半価層の測定について詳しく問われたのは初
 ちゃんと覚えようとすると大変なので、対策ノート未対応
 今後もう一度出題されたら対応する予定

 

81 物理量と単位の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
1.カーマ  C・kg-1
2.シーマ  J・kg-1
3.吸収線量  C・kg-1
4.照射線量  J・kg-1
5.質量阻止能  J・m2・kg-1

放射線基本量の単位 / 検出効率
放射線基本量の単位  (72am81、71am79、70am78.pm79、69am78.pm79、68am78、67am78.pm44、66.60.65、65.58.59.64、64.58.59、63.59.60.65、61.41、62.58.60、61.58.59、60.58.59) 名称 単位 定義 ★フルエンス m-2 単位断面積当たりの球内に入射する粒子数 ★フルエンス率 m-2・s-1 単位時間当たりのフルエンスの増加分 ★エネルギーフルエンス率 J・m-2・s-1 単位時間当たりのある断面積の球内に入射した放射エネルギー ★断面積 m2 入射した荷電粒子あるいは非荷電粒子によって生じた特定の相互作用に対するターゲット物質そのものの断面積 =(1個のターゲット物質との相互作用を起こす確率)÷(フルエンス) 線減弱係数 m-1 ...

 

82 定位放射線治療の線量計測で正しいのはどれか。2つ選べ。
1.側方電子平衡は無視できる。
2.電離空洞は小さい方がよい。
3.出力係数の測定が必要である。
4.フィルムは検出器として用いられない。
5.電離箱線量計のステム効果は無視できる。

 これは難問
 考えれば解けないことはないと思うが、学生には厳しい
 対策ノートも未対応
 今後も類似問題があれば対応するが、この辺は現場レベルでも悩むことがあるのでどこまで対応するかは要検討

 

X線撮影技術学

83 X線が複数の線減弱係数の異なる組織を透過することによって生じるX線写真の陰影変化を説明するのはどれか。
1.重積効果
2.接線効果
3.ヒール効果
4.部分容積効果
5.Groedel(グレーデル)効果

 重積効果は初登場
 まぁ無理ゲーとしても良いか
  消去法で消そうにも接線効果も初登場のため確率は1/2
 まぁ問題文からなんとなくとけなくもないか
 対策ノート対応済み

X線撮影の基礎
写真効果、撮影条件計算 ・X線強度(蛍光量)E  (72pm88、66.70、65.69、63.69) $$E=\frac { 「管電圧」^{ 2 }×「管電流」×「照射時間」 }{ 「撮影距離」^{ 2 } } $$ ・半影と拡大率  (71am85、67pm86、61.69)  半影の大きさH  H = (M-1)×f    M:拡大率  f:焦点の大きさ  拡大率M   M = (a+b)/a    = 1+b/a  a:焦点被写体間距離  b:被写体受像面間距離  a+b:撮影距離 ・重積効果  (72am83)  2つ以上の構造が重なって存在する場合、それらの減弱係数の相違によって、画像として描出が不可能な場合がある ・接線効果  被写体の隣り合う構造にその境界面を挟んであるレベル以上の減弱係数の差がある場合、その境界面に接点を持つようにエックス線速が入射されるとその構造の輪郭が明瞭に描出される効果 被曝と散乱線  ・散乱線の多くなる因子  (68am84) 「被写体の減弱係数:高い」 「被写体の厚さ:厚い」 「照射面...

 

84 デジタルトモシンセシスについて正しいのはどれか。
1.CR受像器を用いる。
2.多方向から撮影する。
3.受像器に垂直な断層像を得る。
4.断層面の数と同数の撮影を繰り返す。
5.スライス厚分解能は投影角度には依存しない。

X線特殊撮影装置:乳房撮影用 / 集団検診用 / 歯科用 / 可搬形 / 断層撮影
乳房撮影用X線管  (71am14、70am6.am72、67am9、67pm8、66.18、65.10、64.18、62.15.pm70、61.14、60.15) 1、軟部組織の撮影のために必要な軟X線を発生させる低管電圧用X線管(30kV)を用いる 2、X線放射口(窓) :発生X線を低減するためにベリリウムを使用 3、ターゲット(焦点部分) :主にMoを用いる  特性X線を利用のためMoフィルタと組み合わせる 4、付加フィルタ :乳房の大きさや乳腺の状態に合わせて以下のような組み合わせを用いる ターゲット Mo Rh W Kα 17.4 20.2 59 Kβ 19.6  22.7 67 K吸収端 20.0 23.2    *W:最近利用され始めた ・付加フィルタの組み合わせ 「Rh陽極+Rhフィルタ」「W陽極+Rhフィルタ」 「Mo陽極+Moフィルタ」「Mo陽極+Rhフィルタ」  *乳腺含有率の高い場合、乳房圧の厚い場合:Rhフィルタを使用する 5、...

 

 

85 順行性と逆行性の両方の造影検査があるのはどれか。
1.食道
2.膵管
3.卵管
4.耳下腺
5.総胆管

造影検査とIVR
注腸造影  (70pm89、68am87、67pm87、62.31) :逆行的に造影剤を投与し、二重造影法が主流で、充満法、粘膜法、圧迫法も行われる  Brown法が主流で、Fischer法、Welin法なども行われる  Brown法では前日に低脂肪、低繊維食をとる  多量の水分を摂取する ・前投薬 :抗コリン薬 *Apple core sign  (67pm93) :大腸進行がんの代表的な悪性所見 消化管領域のIVR ・拡張術 (66.77)  胆管拡張術:ステントなどを用いる、胆がんなどが適応  ・ステント留置 ・イレウスチューブの挿入 ・内視鏡的結石除去術  (63.79)  バスケットカテーテルを使用  :結石等を挟み込んで体外に排出する道具 胆道・膵臓造影検査 (72am85pm90) ・PTC(Percutaneous transhepatic cholangiography) :経皮経肝胆道造影  PTCD(D:drainage)   :経皮経肝胆道ドレナージ ・ERCP(Endoscopi...

 

86 頭部X線写真を別に示す。
この撮影で観察目的となるのはどれか。
1.下顎管
2.顎関節
3.視束管
4.内耳道
5.蝶形骨洞

椎体、顔面、頭部の単純撮影法
頸椎撮影 (72pm92) ・頸椎 正面撮影  (66.82、65.71)  3~7頸椎と椎間の形状観察、ルシュカ関節 ・体位 :下顎骨と後頭結節が重なり合うように顎を上げる ・中心線 :X線は水平から尾頭方向へ10~15°射入させる ・頸椎 開口撮影  (65.71)  環椎-軸椎の観察 ・体位 :上顎の前歯と後頭結節を結ぶ線をフィルムに垂直にする ・頚椎 側面撮影(中間位、前・後屈位)  (65.71)  1~7頸椎と椎間の形状観察、機能撮影  後縦靭帯骨化症や圧迫骨折、アライメント(椎体配置)の観察 ・頚椎 斜位撮影   (65.71、63.74、61.82)  椎間孔、ルシュカ関節などの観察 ・体位 :非検側をフィルムに対して前額面を50°斜位、軽度上方を向かせる。 ・中心線 :尾頭方向に10°で斜入 胸椎撮影 ・上位胸椎側面撮影(スイマー法) :椎体骨と椎間の形状観察 腰椎・仙椎・尾骨撮影  (61.74、60.72)  基本的に呼気撮影  中心は腸骨稜上縁(第三腰椎)  カセッテに対して垂直に入...

 

87 胸部X 線側面写真を別に示す。
後縦隔の領域に含まれるのはどれか。
1.ア
2.イ
3.ウ
4.エ
5.オ

消化器系 正常解剖
消化液とその作用  (71am60、65.7、64.20、62.2、61.9) 消化液(pH) 分泌腺 作用場所 ★酵素名 加水分解作用 唾液 (6~7) 1~1.5L/day 唾液腺 口腔  プチアリン (アミラーゼ) デンプン→麦芽糖 ★胃液 (1~2) 3L/day  胃腺 胃 内因子、塩酸、ガストリン、 レンニン、ペプシン リパーゼ、ペプシノーゲン 蛋白質と脂肪の分解 食物の殺菌、胃粘膜の保護 ★膵液 (6.7~8) 1.5L/day 膵臓 小腸 トリプシン、マルターゼ キモトリプシン ペプチターゼ ステアプシン(リパーゼ) アミロプシン(アミラーゼ)  ポリペプチドとアミノ酸 脂肪、デンプン、デキストリン 麦芽糖などの分解 腸液 (5~8) 2.4L/day  腸腺 十二指腸 小腸 ペプチターゼ(エレプシン) マルターゼ、サッカラーゼ、 ラクターゼ ポリペプチドと麦芽糖、ショ糖、乳糖などの分解 胆汁 (6.9~8.6) ...

 

88 食道造影写真Aと胸腹部造影CTBを別に示す。
Aの直線に一致する水平横断像はBのうちどれか。
1.ア
2.イ
3.ウ
4.エ
5.オ

循環器系 正常解剖
脳血管 (72am18、70am23、69am23、69pm20、67am89、66.40、65.39、64.44、62.83、61.32、60.81)   ・Willis動脈輪(大脳動脈輪)  脳底部の動脈の吻合による輪状構造  視神経交叉・下垂体・乳頭体を取り囲み、外観はほぼ五角形である ・構成 :「内頚動脈」「前大脳動脈」  「前交通動脈」  「後大脳動脈」「後交通動脈」  「(中大脳動脈)」「(脳底動脈)」 ・この動脈輪を形成する動脈の分岐部は、壁が弱いため動脈瘤をつくりやすく、クモ膜下出血をきたしやすい 総頸動脈 (70am61、69pm54、65.80) =内頸動脈(眼動脈+前大脳動脈+中大脳動脈+後交通動脈)  + 外頸動脈  椎骨動脈 (68am54) = 硬膜動脈 + 前後脊髄動脈  + 後下小脳動脈 + 脳底動脈 (左右の前下小脳動脈+上小脳動脈+後大脳動脈) ・脳幹の栄養血管 :脳底動脈 (60.21) 頸部動脈 (66.47、62.11) (72am88、68pm93、67am91) 心臓 ...

 

89 診療放射線技師の対応として適切なのはどれか。
1.車椅子の患者を立位で撮影するため、介助者を待って撮影した。
2.異性の患者と人きりにならぬよう撮影室ドアを開放して撮影した。
3.胸部X線撮影後に異常所見を発見したため、自己判断で腹部X線撮影を追加した。
4.検査オーダーは右膝X線撮影であったが、患者の依頼で両膝X線撮影を行った。
5.入院患者のリストバンドが汚れていたので口頭での氏名確認のみで撮影を行った。

放射線技師としての・・・問題
(72am53.89pm85、71am83.92、71am25、70am25.pm84、69am25.83.pm84、68am83、67am83、66.68.am49、65am65pm68、64pm68.am49.69、63am49、62.68、61.68) 検査の流れ ・患者確認 :検査前に、自ら名乗ってもらう   名乗れない場合は患者タグやネームバンドで確認をする ・検査説明 :介護者にも説明 ・CTでは該当部位の金属、X線撮影時には+プラスチックなどを外す ・MRでは禁忌チェックを行う 検査実施  医師の指示に基づいて撮影を行う  ポジショニングは体表ポイントを参考にする  病室でのポータブルは対象以外の人は可能な限り移動させる  外傷部位を触らずにポジショニング、頸椎損傷ネックカラーは外さずに検査  放射線技師による穿刺、造影剤などの薬剤投与、ゾンデの使用は禁止  検査中に急変があった場合は医師の指示を受ける  移動の介助等も行う 感染・清潔操作  検査前に情報確認する  感染患者への対応はマスク、手袋、エプロンを着用し、その前...

 

90 上部消化管造影の圧迫撮影で、観察が難しい部位はどれか。
1.胃角
2.噴門部
3.幽門部
4.胃体下部
5.十二指腸球部

上部消化管造影検査
胃の造影検査(上部消化管造影)  (64.80、62.79、60.76)  ・蠕動運動と胃液分泌の抑制のため鎮痙攣剤(抗コリン薬:副交感神経遮断のため)を筋肉注射する  胃泡には消泡剤を使用する ・体位変換の目的 :「胃粘液の除去」  「造影剤付着の向上」  「造影剤を広く薄く広げる」 ・撮影後処置 :「水分を多量に取らせる」 ・胃の解剖学的構造 *ポイント  上部が背側方向、下部が腹側方向に傾いている  胃角部で下端となる ・二重造影法  (71am89、70pm89)  発泡剤(陰性造影剤)により胃壁を進展させ、胃小区を描出する方法 ↑ 腹臥位正面 (65.81)  :前庭部・胃角部の前壁  ↑ Schatzki位(半立位第二斜位) (71am89.69pm89) :噴門部・穹窿部 ↑ 左半立位像  (63.84) ・背臥位正面 :胃角部・前庭部の後壁・幽門部の観察 ・背臥位第1斜位 :胃体中・下部、胃角部、前庭部、十二指腸球部の観察  造影剤は穹窿部 ・背臥位第2斜位 ...

 

91 骨盤の造影写真を別に示す。
正しいのはどれか。
1.尿管が描出されている。
2.造影時間後の撮影である。
3.不妊症の検査として行われる。
4.アレルギー歴の確認は不要である。
5.経尿道的にカテーテルが挿入されている。

造影検査とIVR
注腸造影  (70pm89、68am87、67pm87、62.31) :逆行的に造影剤を投与し、二重造影法が主流で、充満法、粘膜法、圧迫法も行われる  Brown法が主流で、Fischer法、Welin法なども行われる  Brown法では前日に低脂肪、低繊維食をとる  多量の水分を摂取する ・前投薬 :抗コリン薬 *Apple core sign  (67pm93) :大腸進行がんの代表的な悪性所見 消化管領域のIVR ・拡張術 (66.77)  胆管拡張術:ステントなどを用いる、胆がんなどが適応  ・ステント留置 ・イレウスチューブの挿入 ・内視鏡的結石除去術  (63.79)  バスケットカテーテルを使用  :結石等を挟み込んで体外に排出する道具 胆道・膵臓造影検査 (72am85pm90) ・PTC(Percutaneous transhepatic cholangiography) :経皮経肝胆道造影  PTCD(D:drainage)   :経皮経肝胆道ドレナージ ・ERCP(Endoscopi...

 

92 乳房X 線撮影で正しいのはどれか。
1.標準的な圧迫圧は250 N 程度である。
2.大きな乳房では、より高格子比のグリッドを用いる。
3.X 線管のターゲットとしてタングステンは使用されない。
4.マンモトームの病変の座標設定にトモシンセシスが必要である。
5.MLO方向撮影はCC方向撮影に比べブラインドエリアが少ない

マンモグラフィ / 骨塩定量検査
マンモグラフィ ・MLO撮影  (72am92、70pm87、68am86、63.75、61.75、60.71)  乳がん好発部位である外側・上部が写しこみやすく、一枚で乳腺全体を描出しやすい  乳頭が完全な側面像で描出される ・体位 :立位あるいは座位、カセッテホルダは外側に向ける ・撮影方法 :水平に対して60~70°程度(大胸筋の走行にあわせて)撮影台の角度を決定する  カセッテ面に対して直角に照射  大胸筋は乳頭の高さまで描出する、胸筋が入りすぎると圧迫不足になりやすい ・撮影距離 :65cmと短い ・圧迫 :通常100~120N程度の圧迫を正中側から行う   以下に主な理由を挙げる ① 乳房厚が均一になり、乳腺全域が適切な画像濃度となる ② 散乱線が減少してコントラスト及び分解能が向上する ③ 乳腺構造組織が分離され、組織間コントラストが向上する ④ 低いX線エネルギーの使用によりコントラストが向上する ⑤ 乳房が固定され、動きによるボケの防止 ⑥ 被曝が減少する ⑦ 被写体―受像器間距離が短くなり、幾何学的ボケが小...

 

画像工学

93 アパーチャ幅dのデジタル検出器の幅方向のMTF(u)を表す式はどれか。
 ただし、検出器応答は完全な矩形関数で与えられるものとし、幅方向の空間周波数をu; u≧0とする。

 無理ゲー
 画像情報や画像工学はこうした無理ゲーを必ず毎年ぶち込んでくるので無視しましょう

 

94 X線CT再構成画像のWiener(ウィナー)スペクトルの特徴で正しいのはどれか。
1.直流成分は原理的に0になる。
2.再構成アルゴリズムの影響を受けない。
3.曲線下の面積は検出器入射線量に比例する。
4.空間周波数の増大とともに単調に減少する。
5.測定は投影データを二次元Fourier(フーリエ)変換する。

ノイズ特性(粒状性)
ノイズ特性(粒状性) 粒状性 (65.89、60.89)  低コントラスト分解能(低周波領域)に影響を及ぼす  粒状性悪:低コントラスト分解能悪 ・DR系のノイズ (72am46、61.89) 「X線量子モトル(量子ノイズ)」 :最も大きな影響で入射X線量に依存する 「光量子ノイズ(CR)」 :入射X線量に依存する 「システムノイズ」 :構造モトルや電気系ノイズ   → 固定ノイズ 「量子化ノイズ」 ・DR系のノイズへの影響因子 「サンプリングアパーチャのMTF」 「サンプリング間隔」 「画像処理のMTF」 「画像表示のMTF」 ウィナースペクトル(WS):NPS (72am94、71am95、64.91、63.90、62.89、61.91)  面積の次元を持ち、ノイズ量を空間周波数ごとに示す  自己相関関数(濃度変動)をフーリエ変換する方法と、波形を直接フーリエ変換する方法がある  $$ウィナースペクトルWS(u,v)=\frac { ⊿x×⊿y }{ N×M } ×{ |F(u,v)| }^{ 2 }$$  F(u...

 

95 デジタル撮影システムAとB のデジタル特性曲線を図に示す。
システムの特性として正しいのはどれか。

1.MTF はAの方が高い。
2.X 線コントラストはB の方が高い。
3.ダイナミックレンジはAの方が広い。
4.比露光量の対数が2.0 の時のグラディエントはB の方が高い。
5.同じ被検体を撮影した場合の画像コントラストはAの方が高い。

入出力特性(コントラスト)
入出力特性(コントラスト) ・コントラスト  =フィルムコントラスト×被写体コントラスト ・フィルムコントラスト :ガンマであり、特性曲線に依存する ・被写体コントラスト :logE1-logE2  「管電圧」「被写体厚」「減弱係数」「照射野」に左右される ・コントラスト分解能 :デジタル系>増感紙フィルム系 特性曲線 (72am95pm46、63.88) ・ディスプレイの特性曲線  縦軸:輝度 (単位:Cd/mm2)  横軸:画素値 ・オーバーオール特性曲線    縦軸:最終出力値(ディスプレイでは輝度)   横軸:相対X線強度の常用対数 ・検出器自体の特性曲線  縦軸:X線量    横軸:発光量または電圧など 得られる情報  (69am47、64.92、63.95、60.93) 1、最低濃度(Dmin:かぶり濃度+ベース濃度) 2、フィルムコントラスト(ガンマ)    3、寛容度(ラチチュード)  ≒ ダイナミックレンジ 4、最高濃度(Dmax)平均        5、階調度(グラディエントG) 6、相対感...

 

放射線安全管理学

96 線量を直接読み取れるのはどれか。
1.蛍光ガラス線量計
2.電子式ポケット線量計
3.熱ルミネセンス線量計
4.フィルムバッジ線量計
5.光刺激ルミネセンス線量計

中性子 / α線の検出器 / 個人線量計
中性子の検出器 ・熱中性子の検出 (1)核反応を利用したもの       (2)核分裂を利用したもの   (3)放射化を利用したもの         ・高速中性子の検出 (1) 反跳陽子を利用したもの 1H(n,n`)        (2) 放射化を利用したもの     (3) 半導体を利用したもの   (4) 核分裂を利用したもの   ・減速型線量当量計(レムカウンタ)    (68pm80、67am79)  熱中性子検出器をポリエチレン製減速材で覆ったもので、線量当量値が直読みできる       ・ホニャックボタン α線の検出器  (65.65)    放射能測定 エネルギー測定 ★シリコン表面障壁型半導体検出器(SSBD) 可能 可能 ★4πガスフロー比例計数管 可能    ZnS(Ag) CsI(Tl) 無機シンチレータ 可能 可能 液体シンチレータ 可能  可能 ★グリッド付電離箱  ?  可能 ...

 

97 18F – FDG に対し鉛防護壁を設置する場合、放射線量を1,000 分の1にする防護
壁の厚さ(cm)に最も近いのはどれか。
 ただし、ln 10=2.3、線減弱係数は1.7 cm-1とし、散乱線は考慮しないものとする。
1. 2.0
2. 4.2
3. 8.5
4.12
5.16

光子と物質の相互作用
光子と物質の相互作用  (68pm39、68am70、67pm73、64.46、61.47、60.46) 相互作用 反応相手 光子のエネルギー 二次電子 トムソン散乱 自由電子 不変 なし レイリー散乱 軌道電子 不変  なし 光電効果 軌道電子 消滅  光電子 コンプトン散乱 自由電子、最外殻電子 散乱 反跳電子 電子対生成 原子核 消滅  原子、陽電子 三電子生成 軌道電子 消滅  原子、陽電子 光核反応 原子核  消滅  なし 弾性散乱  (69pm71) ・光子の波動性を示す反応 ・トムソン散乱  自由電子との相互作用  光子のエネルギーは変化せず、進行方向が変化する ・レイリー散乱(干渉性散乱)  軌道電子との相互作用    光子のエネルギーは変化せず、進行方向が変化する 光電効果  (68am72) ・光子のエネルギーEe  Ee=Er‐Eb     Er:光子のエネルギー   E...

 

98 放射線による表面汚染の管理で正しいのはどれか。
1.間接測定法は固着性汚染の測定に適する。
2.直接測定法は遊離性汚染の測定に適する。
3.表面汚染の測定はJIS規格に規定されている。
4.表面密度限度以下の物品は管理区域外に持ち出してもよい。
5.α線を放出する放射性同位元素の表面密度限度は40 Bq/cm2である。

 表面汚染の測定方法ってJIS規格なのは知らなかった
 消去法で十分に対応可能

汚染検査 / RIの使用・処理・除染
汚染検査 サーベイメータ、測定機器  (66.99、64.99、61.99) ・β線の表面汚染 :広口GM計数管 ・γ線の表面汚染 :GM計数管、Si半導体検出器 ・手足の汚染 :ハンドフットクロスモニタ ・広範囲の測定 :フロアモニタ ・管理区域の空間線量率測定 :NaIシンチレーション式サーベイメータ ・漏洩線量測定 :電離箱式サーベイメータ 水中の放射性核種の濃度測定 (1)測定法(72pm99、69pm98、61.99) ・排水を直接「液体・プラスチックシンチレータ(最適)」や「GM計測管」で測定する方法 ・サンプリングした試料を「ウェル型シンチレーション」や「液体シンチレーション」で測定する方法 ・イオン交換樹脂でRIを吸着して測定する方法 (2)希釈法による排水 (72pm100、69am100)  放射能が排水中の濃度限度を下回るようにする  また複数の核種が存在する場合、各核種の濃度と濃度限度の比を足し合わせ、この総和が1を下回るようにする  (核種Aの濃度/核種Aの濃度限度)+(核種Bの濃度...

 

99 放射線同位元素による汚染の除染作業について正しいのはどれか。
1.傷口の汚染は多量の温流水で洗い流す。
2.除染に使用したガーゼ類は直ちに廃棄する。
3.皮膚の除染剤としてアルコールを使用する。
4.除染剤は化学的活性度の高いものから優先して使用する。
5.床面は汚染レベルの高い方から低い方に向かって除染する。

 不適切問題
 放射”性”同位元素

汚染検査 / RIの使用・処理・除染
汚染検査 サーベイメータ、測定機器  (66.99、64.99、61.99) ・β線の表面汚染 :広口GM計数管 ・γ線の表面汚染 :GM計数管、Si半導体検出器 ・手足の汚染 :ハンドフットクロスモニタ ・広範囲の測定 :フロアモニタ ・管理区域の空間線量率測定 :NaIシンチレーション式サーベイメータ ・漏洩線量測定 :電離箱式サーベイメータ 水中の放射性核種の濃度測定 (1)測定法(72pm99、69pm98、61.99) ・排水を直接「液体・プラスチックシンチレータ(最適)」や「GM計測管」で測定する方法 ・サンプリングした試料を「ウェル型シンチレーション」や「液体シンチレーション」で測定する方法 ・イオン交換樹脂でRIを吸着して測定する方法 (2)希釈法による排水 (72pm100、69am100)  放射能が排水中の濃度限度を下回るようにする  また複数の核種が存在する場合、各核種の濃度と濃度限度の比を足し合わせ、この総和が1を下回るようにする  (核種Aの濃度/核種Aの濃度限度)+(核種Bの濃度...

 

100 医療安全に関する用語と事例の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
1.アクシデント:撮影条件の誤りに気づいて検査実施前に修正した。
2.インシデント:画像検査中に患者が装置から転落して負傷した。
3.ヒヤリハット:診療放射線技師が使用済み注射針を自らに誤って穿刺した。
4.フールプルーフ:適切な薬剤のみが接続されるように設計された形状のコネクタを使用した。
5.フェイルセーフ:気泡の検出と連動する自動停止機能が備わった造影剤注入装置を使用した。

 4,5の選択肢を知らなくとも消去法で解ける

放射線技師としての・・・問題
(72am53.89pm85、71am83.92、71am25、70am25.pm84、69am25.83.pm84、68am83、67am83、66.68.am49、65am65pm68、64pm68.am49.69、63am49、62.68、61.68) 検査の流れ ・患者確認 :検査前に、自ら名乗ってもらう   名乗れない場合は患者タグやネームバンドで確認をする ・検査説明 :介護者にも説明 ・CTでは該当部位の金属、X線撮影時には+プラスチックなどを外す ・MRでは禁忌チェックを行う 検査実施  医師の指示に基づいて撮影を行う  ポジショニングは体表ポイントを参考にする  病室でのポータブルは対象以外の人は可能な限り移動させる  外傷部位を触らずにポジショニング、頸椎損傷ネックカラーは外さずに検査  放射線技師による穿刺、造影剤などの薬剤投与、ゾンデの使用は禁止  検査中に急変があった場合は医師の指示を受ける  移動の介助等も行う 感染・清潔操作  検査前に情報確認する  感染患者への対応はマスク、手袋、エプロンを着用し、その前...

 

以上、第72回診療放射線技師国家試験 午前 2/2

 難問無理ゲー不適切問題
午前1/28問3問2問
午前2/23問
4問
2問
午後1/2 10問0問  1問
午後2/2 3問 2問 0問
 24問 9問5問 

*当サイト調べ

第72回診療放射線技師国家試験の目標点数は
160点前後
それ以上は取れなくて良い!

続きはこちら↓

第72回診療放射線技師国家試験 午前 1/2

第72回診療放射線技師国家試験 午前 1/2
 問題および画像はすべて厚生労働省HPより引用しております  正答と発表されたものを黄色マーカーしてあります  各問の参考となる対策ノートのリンクを問題下部に設置してあります  当然解けるべき問題に関しては特にコメントしませんので、対策ノートを覚えてください 放射化学 1 ペーパークロマトグラフィに関係がないのはどれか。 1.Rf 値 2.原点 3.カラム 4.スポット 5.展開溶媒 2 核種について誤っているのはどれか。 1.68Gaは安定同位体である。 2.14Cと14N は同重体である。 3.123Iは放射性同位体である。 4.99mTc と99Tc は核異性体である。 5.133I と135Cs は同中性子体である。  14C、14N、68Ga、99mTc、99Tc、123I、133I、135Cs  全て既出 3 壊変図について正しいのはどれか。 1.縦に質量数を表す。 2.横にエネルギー準位を表す。 3.γ 壊変は右下方の矢印で表す。 4.β安壊変は左下方の矢印で表す。 5.分岐壊変を表すこと...

第72回診療放射線技師国家試験 午前 2/2

第72回診療放射線技師国家試験 午前 2/2
 問題および画像はすべて厚生労働省HPより引用しております  正答と発表されたものを黄色マーカーしてあります  各問の参考となる対策ノートのリンクを問題下部に設置してあります  当然解けるべき問題に関しては特にコメントしませんので、対策ノートを覚えてください 基礎医学大要 50 性ホルモンが腫瘍の増殖に関わるのはどれか。2つ選べ。 1.腟癌 2.陰茎癌 3.尿道癌 4.子宮体癌 5.前立腺癌 51 永久塞栓物質はどれか。 1.金属コイル 2.自家凝血塊 3.油性造影剤 4.ゼラチンスポンジ 5.高濃度ヨード造影剤 52 副腎が産生するホルモンはどれか。 1.アンジオテンシン 2.インスリン 3.グルカゴン 4.ノルアドレナリン 5.レニン 53 診療放射線技師の業務として正しいのはどれか。 1.造影CT において静脈路を確保した。 2.造影CT において静脈路と造影剤注入装置を接続した。 3.造影CT開始前に静脈路が閉塞していたので生理食塩液を注入し開通させ た。 4.下部消化管...

第72回診療放射線技師国家試験 午後 1/2

第72回診療放射線技師国家試験 午後 1/2
 問題および画像はすべて厚生労働省HPより引用しております  正答と発表されたものを黄色マーカーしてあります  各問の参考となる対策ノートのリンクを問題下部に設置してあります  当然解けるべき問題に関しては特にコメントしませんので、対策ノートを覚えてください 放射化学 1 放射性核種の分離に関する組合せで正しいのはどれか。 1.電気泳動法:イオン化傾向 2.昇華・蒸留法:担体 3.電気化学的置換法:外部電源 4.ラジオコロイド法:粒子 5.カラムクロマトグラフィ:有機相 2 放射化学的純度の検定で使われるのはどれか。2つ選べ。 1.電気泳動法 2.イオン交換法 3.放射化分析法 4.γ 線スペクトロメトリ 5.高速液体クロマトグラフィ 3 原子炉を利用する分析法はどれか。 1.PIXE 法 2.蛍光X 線分析法 3.光量子放射化分析法 4.中性子放射化分析法 5.オートラジオグラフィ 4 半減期10 分の核種を加速器で製造することとした。 10分間照射した生成放射能(A1)に対する20分間照射し...

第72回診療放射線技師国家試験 午後 2/2

第72回診療放射線技師国家試験 午後 2/2
 問題および画像はすべて厚生労働省HPより引用しております  正答と発表されたものを黄色マーカーしてあります  各問の参考となる対策ノートのリンクを問題下部に設置してあります  当然解けるべき問題に関しては特にコメントしませんので、対策ノートを覚えてください 基礎医学大要 50 腎臓の解剖について正しいのはどれか。 1.腹腔内臓器である。 2.皮質は主に集合管からなる。 3.髄質は主に糸球体からなる。 4.髄質は皮質の外側に位置する。 5.右側は左側よりも低位であることが多い。 51 卵円孔を走行するのはどれか。 1.眼神経 2.下顎神経 3.滑車神経 4.上顎神経 5.動眼神経 52 線条体を構成するのはどれか。2つ選べ。 1.視床 2.被殻 3.尾状核 4. 桃体 5.視床下部 53 眼球運動に関係するのはどれか。 1.眼輪筋 2.外側広筋 3.内側広筋 4.下斜筋 5.上頭斜筋 54 Basedow(バセドウ)病において正しいのはどれか。 1.GRH が...

 

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