対策ノート

基礎医学大要

神経系 臨床病理

脳梗塞(73pm89)・ある脳血管に狭窄・閉塞が起こり、その血管の支配領域における虚血の結果として現れる疾患・脳梗塞の原因となった閉塞血管を、責任血管という・脳梗塞は、個々の責任血管の支配領域に一致して発生する頭蓋内血腫(74am92pm57、69pm62)・硬膜外血腫:頭部外傷骨折により起こりやすい 凸レンズ状血腫として描出される・硬膜下血腫(63pm85,61pm84):慢性硬膜下血腫は老人に起こりやすい・脳室内血腫・くも膜下出血 原因:「脳動脈瘤の破裂(全体の60%)」(66pm87、64pm87、66.23、64.23)・脳室内出血・脳実質内出血(74pm55、65.22、61.30) CTでは出血巣脳実質よりも高い吸収域となる   原因:「高血圧」 高血圧性脳出血の好発部位 :被殻(40%)、視床(30%)、  皮質下(10%)、小脳(10%)、脳幹(10%)若年性認知症:65才までに発症した認知症 (73pm57、72am62、67pm64、63.30)「脳血管性認知症」「アルツハイマー病」・症状:妄想、記憶障害、異常行動、見当識障害・画像所見:海馬の萎縮*レビー小体型認知...
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骨格系正常解剖

頭蓋骨 (77am43、73am87、71am56、69am53、60.3)眼窩 (70am52)・構成「前頭骨」「頬骨」「篩骨」「蝶形骨」「涙骨」「上顎骨」「口蓋骨」副鼻腔(75pm51、71pm91、65pm79、60.5、61.81)・構成「前頭洞」「し骨洞」「上顎洞」「蝶形骨洞」 脊椎(77am90、70pm22、68pm90、67am90、66.42、63.4、60.4)頸椎(第一、二頸椎)・横突孔には椎骨動脈と椎骨静脈が通る・第1頸椎(環椎):椎体と棘突起を欠き,輪状形態をなす 上関節窩は後頭骨の後頭窩と関節をなし, うなずき運動に働く・第2頸椎(軸椎):歯突起を特徴とする 火葬の際にノドボトケとしてあつかわれる 歯突起を軸として頭蓋を回旋する頸椎(第三~七頸椎)(74pm88)・椎体が小さい・横突孔には椎骨動脈と椎骨静脈が通る・ルシュカ関節:椎体上部外側の縁が上方に突出して上部頸椎と形成する関節・第5頚椎:喉頭隆起がある・第7頸椎:頸を前方へ屈曲したとき,棘突起が皮膚の上から触る 隆椎という胸椎・第3胸椎:「胸骨角」・第10胸椎:「剣状突起」・上肋骨、下肋骨窩、横突肋骨窩...
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骨格系 臨床病理

骨粗鬆症 (77am41、65.17、60.29)・骨を構成している有機物(骨基質)と無機物(骨塩)の絶対量が減少する疾患 下部胸椎から上部腰椎にかけて骨折することが多い・男:女=3:7・分類1.原発性 a.「老人性」:加齢によるもの b.「閉経後」:閉経後の女性ホルモンの減少 c.「若年性」2.続発性 a.遺伝因子 「家族歴」「体格」:痩せ型や小型におおい  b.ライフスタイル 「偏食」「カルシウム不足」 「運動不足」「日照不足」 「寝たきり」「過度の喫煙」 「飲酒」「ストレス」  c.疾患に起因 「卵巣摘出」「胃腸切除」 「内分泌障害」(「性機能低下症」「副・甲状腺機能亢進症」「クッシング症候群」「糖尿病」) 「腎不全」「副腎皮質ステロイド剤の長期投与」「先天性疾患」骨軟化症 骨量は健常人と同じであるが、有機物(骨基質)が増えた状態骨折・眼窩吹き抜け骨折 (72pm60、69am60、68am59、67pm62、66.18) 頻度:「上顎洞」>「篩骨洞」 症状:複眼、鼻出血、眼窩気腫、視力障碍・圧迫骨折:腰椎が多い・老人の大腿骨骨折:骨頭頸部が多い・疲労骨折:最も中足骨で起こりやす...
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循環器系 正常解剖

脳血管(77am91pm8、75pm16、72am18、70am23、69am23、69pm20、67am89、66.40、65.39、64.44、62.83、61.32、60.81)(67am89,65pm80,62pm83:頭部血管)Willis動脈輪(大脳動脈輪) 脳底部の動脈の吻合による輪状構造 視神経交叉・下垂体・乳頭体を取り囲み、外観はほぼ五角形である・構成:「内頚動脈」「前大脳動脈」 「前交通動脈」 「後大脳動脈」「後交通動脈」 「(中大脳動脈)」「(脳底動脈)」・この動脈輪を形成する動脈の分岐部は、壁が弱いため動脈瘤をつくりやすく、クモ膜下出血をきたしやすい頭部静脈(73am23)総頸動脈(70am61、69pm54、65.80)=内頸動脈(眼動脈+前大脳動脈+中大脳動脈+後交通動脈) + 外頸動脈 椎骨動脈(75am17、68am54)= 硬膜動脈 + 前後脊髄動脈 + 後下小脳動脈 + 脳底動脈(左右の前下小脳動脈+上小脳動脈+後大脳動脈)・脳幹の栄養血管:脳底動脈 (60.21)頸部動脈(77pm54,76pm55,75am57pm86,73pm92,72am88...
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循環器系 臨床病理

心タンポナーデ 心膜腔に大量の液体貯留や出血が起こり、そのために心臓が圧迫されて循環不全を生じる・原因:ウイルス感染による心膜炎ファロー四微症(TOF:tetralogy of Fallot) (72pm62、67pm59、63.15) 肺動脈狭窄、心室中隔欠損、大動脈の右方転位、右室肥大を主徴とする先天性奇形・症状:チアノーゼ、運動制限、無酸素発作・胸部単純写真:木靴型心陰影として現れるチアノーゼ 血液の酸素飽和度の低下によって皮膚と粘膜が濃い青紫色になる状態。・部位:「耳たぶ」「鼻尖」「頬」「指爪」「口唇」「指趾」など・原因:「呼吸器疾患(肺気腫、無気肺、肺線維症)」  「心疾患(ファロー四微症、右室不全)」中隔欠損症(71pm57、65.20)・心室中隔欠損症(VSD:ventricular septal defect)/心房中隔欠損症(ASD:atrial septal defect) 中隔に孔があいており、肺と心臓を通る血液が多くなり全身を回る血液が少なくなる 心室中隔欠損症は先天性心疾患の5割以上を占める・症状:「発育障害」「呼吸困難」 「疲れやすい」「不全」 「室の容量負...
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呼吸器系 正常解剖

頸部(77am92、76pm22、75am88、73am92、72pm87、69pm93、68am91、65.82、62.85)口腔・咀嚼に用いる筋肉 (68am53)頭頚部の構成(頭側から) (68pm53、67pm53、66.4、63.21、62.13)・上咽頭 鼻の奥でのどの上の方・軟口蓋 嚥下時の上咽頭への誤飲防止・中咽頭 口をあけたときに見える場所 上壁:軟口蓋 側壁:口蓋扁桃     扁桃:腺ではなく免疫器官、リンパ器官 前壁:舌根 後壁:のどちんこのところ・下咽頭      ・喉頭蓋 食道の入り口   :嚥下時の気道への誤飲防止 左右:梨状陥凹 喉頭のすぐ背中側 ・声門上部 :「輪状後部」  :舌骨+甲状軟骨・声門部:声帯・声門下部:輪状軟骨・甲状腺気管 (75am52、74pm59、70pm53、62.9)・気管支→「気管支」→「細気管支」 →「終末気管支」→「呼吸細気管支」  →「肺胞道」→ 肺胞・気管:食道は気管よりも背側に位置する・気管支:右気管支が太く短く急傾斜(20度) 異物が入りやすい 左気管支が長く細く緩い傾斜(50度)・肺胞:総表面積 50~60m2 肺...
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呼吸器系 臨床病理

肺塞栓症 (70am59、68pm59、66.27、64.17) 長期臥床や長距離旅行によって生じた下肢深部静脈血栓による塞栓 ・治療法:「血栓溶解術」 「下大静脈フィルター」慢性閉塞性肺疾患 (67am59) 肺気腫、気管支喘息、慢性気管支炎などのこと・肺気腫(63.45、66.28) 慢性閉塞性肺疾患の1つ 胸部X線写真において透過性の亢進 気管支や肺胞の組織が破壊され、肺胞どうしがくっつき合い、肺胞嚢が異常に大きくなった状態 肺の弾力性がなくなり、吸気はできるが呼気が十分にできないため肺の中に空気が残り、肺が持続的に膨らんでいる状態・原因:「喫煙」 「大気汚染」・診断:「吸気と呼気相における胸部単純X線画像を用いる」 → 所見:「横隔膜が下がる」無気肺:肺の含気量の減少により肺容量が減少した状態 (66.19)・原因:「気道の閉塞(肺癌など)」 「肺の周囲からの圧迫(肺癌、胸水、気胸など)」肺水腫:肺胞内に水がたまってしまった状態 肺水腫の患者は起座呼吸するようになる・原因:肺炎・刺激性ガスの吸入・尿毒症・心臓疾患水胸・血胸・気胸・膿胸:何らかの原因で胸腔内に水分・血液・空気・膿...
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消化器系 正常解剖

消化液とその作用(74pm61、71am60、65.7、64.20、62.2、61.9)消化液(pH)分泌腺作用場所★酵素名加水分解作用唾液(6~7)1~1.5L/day唾液腺口腔 プチアリン(アミラーゼ)デンプン→麦芽糖★胃液(1~2)3L/day 胃腺胃内因子、塩酸、ガストリン、レンニン、ペプシンリパーゼ、ペプシノーゲン蛋白質と脂肪の分解食物の殺菌、胃粘膜の保護★膵液(6.7~8)1.5L/day膵臓小腸トリプシン、マルターゼキモトリプシンペプチターゼステアプシン(リパーゼ)アミロプシン(アミラーゼ) ポリペプチドとアミノ酸脂肪、デンプン、デキストリン麦芽糖などの分解腸液(5~8)2.4L/day 腸腺十二指腸小腸ペプチターゼ(エレプシン)マルターゼ、サッカラーゼ、ラクターゼポリペプチドと麦芽糖、ショ糖、乳糖などの分解胆汁(6.9~8.6)0.5L/day 肝臓小腸 酵素なし脂肪を乳化してステアプシンの働きを受けやすくする脂肪酸と結合して吸収されやすくする蛋白質を凝固させ分解されやすくする  腹部臓器・腹腔内臓器:腹膜に覆われており、間膜を有する(66.3、63.7、61.25) ...
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消化器系 臨床病理

胃潰瘍 (68am60) 粘液の不足、胃液の過多で、自己消化により胃壁がびらん → 潰瘍となる「ヘリコバクターピロリ菌」が関連するメッケル憩室(73pm61) 胎生期の臍(へそ)腸管の腸管側が生後完全に閉鎖しないために生じる憩室 男性に多い 回腸に存在する肝炎 (72pm64、63.28) ・原因:ウイルス・アルコール・薬物・自己免疫ウイルス感染経路特徴A型 経口(飲料水・食物)予後良好で1度かかると生涯免疫ができるB型血液(輸血、入れ墨、針刺し事故など)、唾液・尿・便・体液(精液・膣液、性行為)、垂直感染 急性肝炎が慢性化することはないが、まれに劇症肝炎になる肝硬変、肝癌に進行することもある垂直感染に対するワクチンが存在C型血液(輸血、入れ墨、針刺し事故など)垂直感染(まれにおこる)慢性肝炎になることが多い肝硬変・肝癌に移行することが多い・肝硬変(74am60、64.19) 肝炎などの肝障害のために肝臓が何度もくり返してダメージを受けると、組織の線維化が生じて肝臓全体に広がり、肝臓の表面がでこぼこと変貌してしまう状態 肝臓癌のほとんどが肝硬変から発生する・原因:「慢性肝炎(C型肝炎に...
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泌尿器・生殖器系 正常解剖 / 臨床病理

泌尿器・生殖器系 正常解剖腎臓・腎臓の構成(77pm53、76pm61、73pm16、72pm50、66.2) 皮質+髄質(腎錐体)+小腎杯+大腎杯+腎盤(腎盂)+(尿管へ) ・皮質:腎小体(ボーマン嚢+糸球体)+近位尿細管・髄質:ヘレンループ+遠位尿細管+集合管・ネフロン:腎小体と尿細管で構成 腎臓の構造上・機能上の単位・機能(64.10):「血圧・体液量・塩酸基平衡の調整」 「老廃物排出」 ・位置:右が下、左が上・重さ:130g×2・尿の生成(67am55、68pm55、62.16、60.10) 腎動脈 :腎静脈の後方に位置する   ↓ 腎血流量:1200ml/min  ↓  腎小体(糸球体からボーマン嚢へ) :血液をろ過し原尿にする  ↓(血液から血球や高分子蛋白を除いたもの)  ↓ 原尿:100~150ml/min  ↓    150L/day  ↓                 近位尿細管(毛細血管へ) :ブドウ糖(100%)と水分・無機塩類の大部分の再吸収  ↓ (能動輸送)  ↓             ヘンレループ(毛細血管へ) :水分(10~20%)の再吸収  ↓ ...
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